L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ポータブルボードゲーム10 レビュー【5】

ポータブルボードゲームセット「マグネット付テンゲーム」の紹介もついにこれで最終回です。
最後に紹介するのは、ボードゲームの代表格であるチェスとチェッカーです。
チェスなんてわざわざ紹介するまでもないボードゲームかもしれませんが、ドラマ『相棒』の小道具としては知っていても
右京さんみたいにとは言いませんが、しっかりルールを理解してプレーできる日本人は非常に少ないでしょう……
今は将棋さえ娯楽の限られた昔みたいにみんながみんな駒の動かし方を知っているとは限りませんからね。

◆CHESS チェス
古代インドで誕生した戦争ゲーム「チャトランガ」が世界中に伝播してヨーロッパで成立したのがチェスです。
チャトランガの末裔にはタイ「マックルック」、中国「象棋」、朝鮮「チャンギ」、日本「将棋」などローカルなゲームが多いですが
世界的にもっとも競技エリアが多いのは西洋文明の席巻により圧倒的にチェスとなっています。
競技人口だけなら人口の多い中国の象棋のほうが多いようですが。

ルールについては簡単に説明しにくいので割愛しますが、その特徴をいくつか挙げておきます。
まず将棋好きな人に不評なルールは「取った駒を使えない」と「引き分けが多い」という点です。
とはいえ取った駒が使えるのは日本将棋のみで他は駒の色が敵味方ちがうので再利用ができないのは普通です。
それに将棋は半分以上の駒が後退できないので、持ち駒ルールがないと入玉での引き分けばかりになってしまいますから。
そしてチェスで実際に引き分けが多いのはプロの世界だけのことです。
プロの引き分けは「双方の合意」によって成立するもので、その理由は体力温存、気力維持のための戦略の一環です。
将棋より対局数の多いチェスはかなり気力と体力の消耗が激しく、また将棋と異なり持ち時間が切れたら即負けのため
たとえ有利な状況でも攻めきれないで時間を使い果たして負けになってしまったり、
その一局のために気力体力をすり減らして次回以降の対局に影響をおよぼしてしまい調子を崩さないようするためにも
引き分けという停戦を挟みつつ先手の白で勝利をつかみ、後手の黒では防戦して引き分けを狙っていくわけです。
死力を尽くして最後の最後まで戦う総力戦のごとき将棋は太平洋戦争中の旧帝国陸軍に通じるものを感じますが
チェスはより実際の戦争に近い感覚で引き際も考慮して休息や兵站を考えて戦略を練る必要があるゲームとなっています。
ただし素人のゲームではステイルメイトとして油断による凡ミスか捨て身の起死回生狙いでしか引き分けは生じません。

コンポーネントとしては日本で普通に売られているポータブルチェスとなんら遜色のない出来となっています。
チェッカーボードはケース外側の金属製で、駒はマグネット付きプラスチック製となっています。
ゲームをする上でもデザインや大きさなど視認性も高く、扱いやすいものとなっていていい感じです。
参考までに木製のトラベルチェスセットの写真も。こちらはボードは小さめですが駒は大きくなっています。
チェス専用ということならデザインなど選択肢は広がっていきます。この製品は下記リンク先からも購入できます。

チェス チェス2


◆CHECKER チェッカー
チェスと同じチェッカーボードを使うため海外製のチェスセットを買うとオマケでチェッカー用のコマが入っていることが多いですね。
海外ではかなりメジャーなゲームでチェスより手軽なゲームとして親しまれています。
ただし競技用としては「国際ドラフツ」という競技用チェッカーが主流で、通常とはボードの大きさとルールが異っていて
ボードは8×8マスではなく10×10マスと大きく、コマの動きは一般的なイギリス式ではなくスペイン・ドイツ・ロシア式となります。

Windowsのゲームにも入っているイギリス式のルールは、しごく簡単で相手のコマを全て捕獲したら勝利です。
すべてのコマは斜め前の左右2方向に1マスしか動かせません。よってボードの濃い色のマスにしか止まりません。
そして斜め前に相手のコマと隣接すればジャンプできます。連続ジャンプも可能です。
コマがボードの端まで到達した場合は「キング」になり、斜め後ろにも進めるようになります。
このときスペイン・ドイツ・ロシア式でのキングは1マスではなく角行やビショップのように何マスでも斜めに進めます。

コンポーネントとしてはコマが小さいのでチェスよりはじゃっかん扱いにくいですが、それ以外は特に問題ないですね。
キングと普通のコマとの区別は通常コマを裏返すと王冠のマークが描いてあるものか、
取られたコマを利用して2枚重ねて使う方法がありますが、マグネットのある裏面を使うより2枚重ねのほうがよさそうです。
気軽にチェッカーを遊ぶにはいい感じですね。

チェッカー



ポータブルボードゲーム10 レビュー【4】

マグネット付テンゲームの中の古典的ボードゲーム紹介の第4回です。
今回紹介してゆくのは世界最古の系譜を持つ2つのゲームだったりします。
確認されうる限り世界最古のボードゲームとして確認されるのは通称「ウル王朝のゲーム」と呼ばれるもので
あらゆる世界中に流布する「双六」の起源となっていて、以下のふたつはその末裔ということになります。
ただし現代日本では似て非なる「絵すごろく」をイメージしてしまう人が多いのですが、それとは違いますよ。
そもそも「双六」という単語の語源は「2個の6面さいころ」という意味なんですから!

◆BACKGAMMON (バックギャモン)
日本でも「盤双六」と呼ばれる古典ゲームです。
その歴史はメソポタミアで発生し、エジプト、ギリシア、ローマなどで改良されてゆき5世紀頃にはほぼ完成されます。
ほぼ同じルールの双六が日本に紹介されたのは奈良時代(または飛鳥時代)とされ、以後たびたび禁止令が出ますが
何度も禁止令が出ているということは一向に効果がないということで遊戯として、また賭博として盛んに遊ばれてきました。
しかし江戸中期に謎の衰退をしてしまい、代わりに東海道を模した絵すごろくが流行り現在に至ります。
ダイスにより運の要素もあるので実力差があっても遊べ、かつプロ競技者もいるという絶妙のバランスが素晴らしいゲームです。
またトルコなど中近東ではちょっと違ったルールで遊ばれていますが、ここでは割愛します。

基本ルールは15個のコマを6面ダイス2個の目に従い、すべてゴールさせることが目的です。
そして自分のゴールは相手のスタート、相手のゴールは自分のスタートであり、お互い逆方向に進むのが特長ですね。
さらに単純に進ませるだけならダイスの出目運しだいになってしまいますが、バックギャモンにはバトル要素があります。
1つのマスに自分のコマが1個のとき、相手のコマが入ってきたら盤外に飛ばされ再スタートさせられてしまうのです。
逆に自分のコマが2個以上あれば、相手のコマはそこに止まることはできません。
よって基本的な戦略としては、相手のコマをヒットして盤外に飛ばしつつ、1つのマスに2個以上のコマを置くようにします。
2個以上のコマを置くことをプライムといい、これを相手のスタートエリア(自分のゴール前)近くにたくさん作ると
相手はヒットされたコマを再スタートしにくくなって足踏み状態になってしまい、これが最大の攻撃となります!
そして20世紀初頭にアメリカで考案されたダブリングキューブ(2-4-8-16-32-64と数字の書かれたダイス)があり、
もし自分が有利だと思ったら勝利点を2倍にすることができます。相手はさらに2倍に……と繰りかえすことができます。

このゲームのコンポーネントではケース裏にボードが収録されています。
2個もダイスを振るゲームのゲームですからケースがいいダイス皿になってくれて便利ですね。
ただ駒とマスはかなり小さいので動かすのはちょっと不便になってしまいます。
個人的には「蛇とハシゴ」は省略し、ケースを開いたとき2面をバックギャモンに使うとよかったなと思いました。
通常のバックギャモンもカバンのようなケースを開いてボードに使うことになってるので。

バックギャモン


◆LUDO (ルード)
ルードというのはヨーロッパで改良、商品化した際の商品名で、その起源はインドの「パチーシ」です。
かつてムガール帝国のアクバル大帝が宮廷に巨大なボードを造営し、奴隷をコマにして遊んだという逸話が有名ですね。
チェスや将棋の起源「チャトランガ」もそうですが、インドのゲームは2人制の後に4人制のルールが生まれやすいようで
このゲームもおそらく中近東を渡ってきた双六が改良されて発生したのではないかと個人的には思っています。
しかし、このゲームの最大の特徴として非常に時間がかかる悠長なゲームということで現代では廃れ気味だったりします。
かつては日本でも同系列のゲーム「コピット」(帽子とり)というゲームがこの手のゲームセットに多く収録されていました。

ルール的には双六の1種ですが4人制で持ちコマは4つとなっています。
進行方向は巴状に同じ方向で進み、同じマスに止まったら相手のコマをスタート地点に戻すところはバックギャモンと同じです。
そしてダイスで6を出さないとスタートできないというのが非常に時間がかかる要素を生み出しています。
なのでテンポがよくなるように出目が2,4,6でスタートできるとか、ダイスを2個使うとかして工夫している人も多いようですよ。
ゴールは十字型のコースを一周回ってから中央に向かって進み、中央がゴールです。いち早く4個ともゴールしたら勝利です。

コンポーネント的には普通。ボードは付属の紙製で、コマはチャイニーズチェッカーと共用です。
ただしチャイニーズチェッカーは3色なので、ルード用に緑のコマが4つだけ追加されています。他の色は6つあります。
小さいボードのためかなり簡略されたものになっています。本来は各マスに色のついたものがあり、
駒とマスが同じ色ならばヒットされない安全地帯があるのですが、このバージョンにはありませんしマスの総数も少ないですね。
それと下の写真にダイスを入れるのを忘れてしまいました……

ルード


ポータブルボードゲーム10 レビュー【3】

携帯ゲームセット「マグネット付テンゲーム」紹介の第3回です。
今回紹介するゲームはまったく趣きが異なるゲームなのですが、同じ十字型のボードを使用します。
この十字型ゲーム盤はイギリス式とフランス式の2種類が存在していますが、このゲームで用いるのはイギリス式なんですね。
同じボードと駒で異なるゲームが遊べるということで、このようなゲームセットではほぼ必ずラインナップされてもいます。
ただし収録はされているもののルールがよくわからないなどで、それほど遊ばれていないというのが実情ですが
どちらも他にはないタイプの魅力的なゲームですので、ぜひやりこんでみてください。

◆FOX AND HENS フォックス&ヘンズ
直訳すると「狐と雌鶏」となり、より一般的には「狐と鵞鳥」と呼ばれている対戦ゲームです。
ほとんどの対戦ゲームは双方同一戦力というのが鉄則ですが、このゲームは一対多数で競われます。
その歴史は古く8ないし9世紀にはヴァイキングのあいだで遊ばれていたとのことで12世紀の叙事詩『サーガ』にも登場します。

このゲームの勝敗は先に一定数の雌鶏を食べるか、数の力で狐を動けなくさせてしまうかが双方の勝利目標となります。
どちらのコマもボードの線に沿って1マス動くことができ、狐コマは隣接する雌鶏1匹を飛び越えると食べることができます。
また雌鶏コマは後退(真後ろ、斜め後ろ方向)できません。
このゲームのように雌鶏13匹ルールでは圧倒的に狐有利のため雌鶏コマを増やしたバリエーションもあります。
他のゲームと異なるスタイルなので戸惑うこともおおいでしょうが何回かやってみるとコツのようなものがわかってきますよ。

コンポーネント的にはこのゲームのために狐と雌鶏の絵がプリントされた四角いコマが入っていましたが
説明書を読むとチェッカー用の赤と白のコマを使うように書かれていたので、あとから追加されたオマケなのかもしれません。
このゲームの英式十字盤は付属の紙製です。

フォックスアンドヘンズ


◆SOLITAIRE ソリティア
「ソリティア」とはトランプも含む一人用ゲームの総称で、このタイプのゲームは特に「ペグ・ソリテール」と呼ばれています。
本来はコマが杭状になっていてボードに空いた穴に挿して遊ぶものだったからのようですね。
明治40年に刊行された『世界遊戯法大全』にも「獨り遊び(Solitaire)」として紹介されています。

ルールはフォックス&ヘンズと似ていて下の写真の初期配置から任意のコマをジャンプで飛び越えさせるよう移動させます。
飛び越えられたコマをどんどん取り除いて飛び越えられなくなるまでくりかえして1個になるまで減らせれば成功です。
簡単そうに見えますが、なかなかどうして飛び越えるコマがなくなってすぐ身動きがとれなくなってしまいます……

コンポーネント的にチェッカー用のコマを流用しているため紅白に色分けされていますがゲーム的に差異はありません。
このゲーム集では唯一ひとりでも遊べるゲームですが、デジタルゲーム全盛の時代にわざわざやる人は少ないでしょうが
木製の凹みのある盤に丸い天然石のコマが並んだ専用ボードはインテリアには最適ですよ!
もちろん同時にフォックス&ヘンズも遊べてしまいます。たいていのものは狐コマ用に色の違う石が入っているようです。

ソリティア




ポータブルボードゲーム10 レビュー【2】

前回はマグネット付テンゲーム中のメジャーなボードゲームを紹介しましたが、今回は逆にドマイナーなゲームを解説していきます。
こういったゲームもあるんだなと思ってもらえるとうれしいですし、たいていスマホアプリにもあるので1人でも遊べますよ!

◆SNAKE AND LADDER (蛇とハシゴ)
一見して子供っぽい図柄ですが、そのとおり欧米では有名な児童向けの絵すごろくです。ちなみにインド起源です。
この絵すごろくの何がすごいかというと日本でよく見かけるタイプと異なり「ふりだしにもどる」とか「1回やすみ」といった
言語依存がいっさいないので文字が読めない子供や外国人でも簡単に遊べてしまうという点でしょう。

ルールはいたってシンプルです。マス目で区切られた大蛇の頭からスタートして尾にいち早く到達することが目的です。
ダイス1個を振って出た目の数だけマス目を前進させますが、その途中にハシゴと小さな蛇がまたがるマスがあるんですね。
このマス目に止まったらハシゴならもう一方のハシゴの先にワープして前進、小蛇なら逆に戻るよう進みます。

このゲームではボードは紙製なのでケースと一体化したスチール製盤の上に重ねて使います。
サイズ的に小さなサイズのすごろくでマス目は100マスになっています。
ハシゴを最大限有効に使えば、最少5ターンでゴールに到達できるくらいのボリュームですが、普通はもっと大きいですね。
コマはなんでもいいのですが前出のチャイニーズチェッカーのコマを利用するのが最適でしょう。
プレイ人数は2~4人推奨ですが5人以上でもまったく問題ありません。

蛇とハシゴ


◆NINE MEN'S MORRIS (ナイン・メンズ・モリス)
収録された10種のゲームのなかでも日本人には一二を争うほど知名度の低いゲームでしょうね。
しかし古代ローマ帝国の伝統ゲームのため欧米ではそれなりに知名度があり専用ボードも売られています。
別名「ミル」とも。どんなゲームか想像しにくいでしょうが、一言でいえば「変則的な3目ならべ」です。

基本ルールは配置と移動の2つのフェイズに分かれています。
まず各9個のコマをボードの交点に置いてゆく。全てのコマを置き終わったら空いている隣の交点に移動させる。
置くときと移動させたときに線に沿って3つコマが直線で並んだら相手のコマをひとつ取り除けます。
時計の振り子のようにコマを動かすたびにどちら側でも3つ並ぶパターンを作れると必勝です!
そうして相手のコマを2個に減らすと勝利なのですが、救済措置として自分のコマが3個まで減ってしまったら
隣の交点に移動させる代わりに任意の交点にジャンプさせられます。
すでにコンピュータ解析は終了していて先手勝利らしいのですが、そこまで極めている人はいませんし
配置フェイズから次の移動フェイズを先読みしないといけないので、かなり戦略的な3目ならべとなってます。

これもコンポーネントとしては2枚付属しているボール紙製ボードの1種です。
コマは赤と白のチェッカー用コマを使うよう説明書で指示されていますが、より大きなリバーシ用コマがよさそうです。
10種のなかで最短で遊べるお手軽ゲームとなっているのでおすすめです!

ナインメンズモリス





ポータブルボードゲーム10 レビュー【1】

何年か前に購入したものですが改めて見るとなかなかよくできているということで
今回は古典的ボードゲームセット「マグネット付テンゲーム」を紹介します!
最近はデジタルゲーム、それもスマホゲームが全盛であり、ボードゲームも人気ですが新作に目がいきがちですので
カードゲームUNOと同じくこういった古典的なゲームにも親しんでほしいものですね。

タイトルのとおりコンポーネントには10種類の代表的なゲームが遊べるよう盤と駒、ダイス等がセットになっています。
日本でもハナヤマから【ゲームスタジアム11】という同じコンセプトのゲーム集が発売されているわけですが
こちらは囲碁や将棋といった日本ならではのボードゲームを中心に構成されているのに対して
私のは輸入品なので欧米において代表的なゲームで日本にはあまり馴染みのないものが多く含まれています。
そこで今回から2種類ずつ5回にわたって各ゲームについて説明と解説を加えていこうと思っています。

◆REVERSI (リバーシ)
まずは現代日本人にとって最もなじみのあるボードゲームで唯一説明書を読まないでもプレーできるゲームですよね。
「オセロ」という名前は登録商標になっているため、この手のゲームでは本来の名称である「リバーシ」と呼称されます。
ただし19世紀イギリスで考案された当初は市松模様のチェス盤に赤白のコマで、明治時代に日本で発売された当初は
コマの色と形から「源平碁」と呼ばれていましたが、この緑の盤に白黒コマ、初期配置なんかオセロそのものです……

このポータブルゲームでもリバーシは10種のゲームのなかでもメインの一つになっているらしくケースの表面に盤があり、
直径に比してちょっと肉厚な64個の白黒コマはコンポーネントの中でも最もかさばる量となっています。
やはりポータブルサイズなので盤もコマも小さすぎ終盤になるとひっくり返しにくいところもありますが許容範囲でしょうね。

リバーシ


◆CHINESE CHECKER チャイニーズチェッカー
最近は知らない人も多いでしょうが「ダイヤモンドゲーム」の名で知られた古典ゲームです。
2~6人まで遊べる対戦ボードゲームという拡張性の高い特徴から、かつて日本の子供達のあいだで人気でした。
元々はイギリスで四角いボードで遊ぶタイプのものが考案されドイツでこの六芒星型のボードに改良されました。
一口にダイヤモンドゲームといってもバージョンはいくつかあり、このゲームに収録されている6コマ制の簡易版から
10コマ制、15コマ制と大型サイズ、さらに王コマの有無などいろいろなバージョンが流通しています。
ちなみに「チャイニーズ」とは名付けられていますが、なんら中国とは関係のないゲームなので誤解のないように!

ルールは自分のコマと同じ色の自陣から対岸にある同色の陣地に最初に移動し終えたプレイヤーの勝利です。
基本は交互に1マスずつ移動させますが自分か相手のコマと隣接している場合はジャンプできます。
勝利のコツはいかに相手のコマをタダ乗りして連続ジャンプしてゆくかにかかっています。

このゲームのコンポーネントでは内側の盤にボードが収録されています。やはりメインのひとつのようです。
このゲーム集ではプレー人数もよく考慮されていて1人から5人以上まで何人でも遊べるようラインナップされていて
唯一このチャイニーズチェッカーだけが3人用ゲーム(2人可)として異彩を放っています。
またリバーシの専用コマとは異なり、この3色のコマは他のゲームにも流用して使用されることになります。

ダイヤモンド






【MoM2】マンション・オブ・マッドネス第2版を入手!

クトゥルフ神話の本格ボードゲーム【マンション・オブ・マッドネス】の新版が12月に発売されました!
システム的には旧版を踏襲していますが、ゲーム的には格段に発展したものとなっているようですね。
元々がTRPGとボードゲームの中間的なゲームでしたが更にアナログとデジタルの中間的なゲームという側面を持つようになり、
カテゴリー的に正真正銘の「名状しがたい」ゲームとなっているようですね。

mom2

今回は旧版からの違いを5つのトピックで紹介していきましょう。

【1】ゲームマスター不要
【2】1人プレー可
【3】大幅な省力化
【4】高い拡張性
【5】旧版との互換性


スマホアプリ必須となり、もうアナログゲームといっていいのかわからなくなるくらい半デジタル化しているMoM2なわけですが
その最大の特徴はアプリがゲームマスター役をやってくれるのでプレイヤー全員が探索者としてプレーできるようになりました!

更にうれしいのはアプリ導入により、ついに1人プレーが可能になったのは最も大きな進化となりました。
このゲームは気軽に遊べるボリュームではない重たいゲームのため、セッティングやルールの把握などの関係もあり
遊ぶときはゲームの所有者がゲームマスターをやらざるをえないという宿命があったのですが、それも解消されました。

全てではないですがアプリが進行や面倒な処理の一部をサポートしてくれるので憶えることも少なく処理も楽になっています。
これにより大量のカードやタイル、トークンの数や種類も大幅に減って扱いやすくなりました。
とはいえ、それでもカードやトークンの数は普通のボードゲームに比べると格段に多いんですけどね……

シナリオはアプリによって管理されているので、今後の展開としてシナリオ追加が容易な環境になっています。
従来のミニ拡張版の代わりとなるのか有料による追加シナリオが逐次投入されるようです。
また既にモンスターのミニチュアモデルがコンポーネントされた大型拡張版の発売も既に決定しているとのことです。

拡張性としては旧第1版本体および旧大型拡張版2種のキャラとモンスター、マップをほぼ全て利用できます。
(新版と重複するモンスター(カルト信者たち)と各種カード、トークン、パズルは利用できません)
第2版本体にコンバージョンキットが標準で同梱されているので旧版ユーザーにもうれしい互換性となっています。
旧版があればシナリオ展開のバリエーションが豊かになり、旧版のみのシナリオ(日本語訳予定)が追加されます。

唯一のデメリットとしてはアプリ依存という特性上、数十年後にまた遊びたいと思ってもプレーはできないでしょう。
なので今このときを思う存分に遊び尽くせというゲームになっています。
ただし第1版も持っていれば、第2版としては遊べませんがMoMは半永久的に遊び続けられますよ!
人気があればゲームは更新し続けられるので、そういったことはないですが。




【UNO】ウノで恋活やりませんか?【東京】

UNO×恋活
UNOがリニューアルされて新ルールになったというわけではないですが、日本ウノ協会も新企画に挑戦します!
今回、恋活や街コンを多数企画開催しているルーターズ(Rooters)さんからアプローチがありまして
日本ウノ協会が協力のもとウノを楽しみながら仲間や彼氏彼女も作れてしまうという、そんなイベントをやることになりました。

最初はウノで恋活コンなんていうものが成立するのか、ちょっと半信半疑なところもありましたが、よくよく話を聞いてみると
すでに「大富豪×恋活」は結構な人気で何度も開催されているということなので、それならUNOでできないわけがないと!
なんといってもパーティゲームの王様、レクリエーションの超定番といえば昔からUNOでしたからね♪

予定では8月中の平日夜に開催する予定で企画を担当のIさんと練っているところです。
ただ普通にUNOをやるだけでなく、プレーすることで話のきっかけになるような
そんなオリジナルルールなんかも盛りこんだ大人のゲームが愉しめたらいいなと考えています。

もうだいぶ昔のことですが、別のところでお見合いパーティの余興としてUNOを紹介したことがあるのですが
やっぱりそのときも大いに盛り上がってくれたので、参加してもらえれば楽しさは保証します!
さすがにパートナーが見つかるかどうかまでは保証しかねますが、ただ会話するよりは話も弾んで
確率もアップしてくれるんじゃないでしょうかね♪

今後も詳細がきまりしだい、随時このブログで経過報告していこうと思いますのでお楽しみに!





UNOが45年目に新しくなって新ルールに! ルール誤訳を直して!

日本ウノ協会としてのエントリーです。

それにしても本日3月10日、ヤフーのトップ記事になりましたが、カードゲームUNOのルールが改定されます。
詳しくは下記のリンク先にある記事を読んでください。
カードゲーム「UNO」初のルール変更が発表、3月中旬より2種類の新カードを導入

それにしても初のルール改定ということで、日本ウノ協会でも情報を集めたところ、特に従来ルールに関して変更はないようです。
現在まで判明している変わった点は2つ。いずれも今までなかった新カードの追加となります。

★「とりかえっこワイルド」:1枚

手札を他のプレーヤーとそっくり交換してしまうという特殊ルールカードのようですが
手札全交換カードは姉妹品のウノアタックから存在している特殊カードなので、各種ウノをやりこんでいるマニアにとっては
それほど新鮮味を感じられないかもしれませんね。
パーティゲームとして、この全交換は非常におもしろいイベントなのですが、ウノアタックなどを通して遊んだ経験からだと
何度もこのカードが飛び交うと一発逆転すぎてゲームとして破綻してしまいがちというデメリットもあるんですよね。
なので1ラウンド1回のみの使用といったハウスルールを設けるといいのではないでしょうか。

★「白いワイルドカード」:3枚

前出の新カード同様、従来品の4色のブランクカード(いわゆるスペアカード)の代わりに封入されるカードのようです。
要はハウスルール推奨ということで、各自が考えたおもしろルールを書きこんでオリジナルルールを楽しもうというものでしょう。
昔から「ドロー100」などといったジョークカードをインターネットで見かけることもあったので、いろいろ試してみると
より盛り上がるバカゲーになってくれるのではないでしょうか!

さて、このあたりは普通の人が気になるルール改定の部分ですが、日本ウノ協会としては最も気になるところは別にあります。
それは日本ルールにある「誤訳」が訂正されるかどうか、その一点にあるんですよね!
たとえハウルスールが横行してないがしろになっているとはいえ、長年、公式ルールが誤訳のまま流通しているのは問題です。

では、どこに誤訳があるかというと、まずは公式の英語ルール原文を見てみましょうか。
下記はワイルドドローフォーに関する説明文です。特に青字の部分を読んでみてください。

Wild Draw Four Card - When you play this card, you get to choose the
color that continues play PLUS the next player must draw 4 cards from
the DRAW pile and lose their turn. However, there is a hitch! You may
only play this card when you do NOT have another card in your hand
that matches the COLOR on the DISCARD pile (but it is acceptable to
play this card if you have matching number or Action Cards).
If turned
up at the beginning of play, return this card to the deck and pick another
card.

青字の部分はドロー4を手札から出すの条件についてなのですが、よく見てください。
わざわざ'COLOR'は原文でも大文字かつ太字体で書かれていますよね。
これはドロー4を出すときの条件として「手札に場のカードと同じのカードがないときのみドロー4を出せる」と書いてあるのです。
そして補足として、場と同じ数字のカードや特殊カード(スキップやリバース)は関係ないとまで( )内で示されています。

ところが残念なことに日本版ルールでは、なぜか「他に出せるカードがないとき云々」としか書かれていなかったんですね。
つまり数字が一致していたり、他に出せるワイルドやリバースがあったときも、これを認めないと解釈されてしまうわけです。
この誤訳ルールで覚えてしまっている人も多いかもしれません。
まあ、日本だとチャレンジ(ドロー4返しルール)を知らない人も多いので、今まで気づかなった人も多いとは思います。

ちなみにドロー4を含め特殊カードを最後の1枚に残してあがるのも公式では問題ありません。
元々、UNOは数ラウンドをプレーして合計勝利ポイントで競うゲームとなっています。
このとき特殊カードはポイント的にペナルティが大きくゲーム終盤まで残しておくことにリスクがあるのですが
日本だと単に早上がり=勝利といったハウスルールがメジャーなためワイルドを最後まで持っていると
あまりにも有利すぎるので、たいてい制限されているのにすぎないんですね。

さあ、今回のルール改定で、ついに誤訳が修正されるかどうか、これが日本ウノ協会としての注目ポイントです。





来週はクトゥルフだらけのボードゲーム会

以前、紹介したクトゥルフオンリーボードゲーム会も来週土曜日(11月28日)開催の運びになりました。
諸事情により会場は新木場から池袋に変更になりましたが、それ以外は特に変更はありません。
参加者も順調に集まりまして、残り枠はあと1名になっていますので、先着順に受け付けます。

今回、メインにやっていこうと思っている【マンション・オブ・マッドネス】については以下の3本のシナリオを用意していく予定です。
このゲームはゲームマスターがいたりとTRPGライクなゲームなので、シナリオによってプレイ感覚も異なっていきます。

【リンチ家の崩壊】
依頼を受けて探索者たちが洋館を探索し、そこに隠された謎を解き明かす怪奇ものです。
基本セットで最初のシナリオということで、シンプルで初心者向けのシナリオとなっています。

【神聖なる場所】
秘密教団の施設に潜入し、囚われの女性を救い出し、かつ邪神の復活を阻止するアクションホラーです。
ゲームマスター側は召喚が多いのでモンスターがたくさん登場する派手なシナリオです。

【助けを呼ぶ声】
連続殺人事件の犯人を3人の容疑者から見つだす推理サスペンスホラーです。
拡張版ということでNPCが登場するよりTRPG的なシナリオになっています。


同じゲームでもシナリオが違えばプレイ感もまったく異なる印象になるんじゃないかと思うのですが
いかんせん私もプレイしたことがないので、どうなるかは当日になってみないとわかりません。

興味のある方、参加希望の方は以下のリンク先をご覧ください。

【11/28】クトゥルフオンリー ボードゲーム会【東京】

mansion_of_maddness






11/28(土) クトゥルフだらけのボードゲーム会やります!


【11/28】クトゥルフオンリー ボードゲーム会【東京】

最近、ふつふつとクトゥルフ熱が再燃してきまして、クトゥルフ神話TRPGなんかにも手を出しはじめました。
ファンタジー系のライトノベルを書いていたわりには、ヒロイックなファンタジーTRPGにはとんと興味がなかったので
今まで参加することがなかったのですが、ホラーというジャンルでついにTRPGデビューしました。
とはいえホラーというのはゾンビ映画でもわかるとおり、コメディとは紙一重、あまつさえ共存さえするものなんですけどね。
そういう怖いんだかおもしろいんだかわからない世界観というのが私のお気に入りなのです。

ということで、だいぶ前に購入した後は、さわりで1回しかプレーしたことのなかったクトゥルフのゲームを
クトゥルフ好きの人と一緒に遊びたいという思いで、TRPGイベントの一画を間借りしてボードゲーム会を開催することにしました。
最上段のリンク先にオフ会の詳細が書いてありまして、そのまま参加表明もできることになっています。
一応、最小限の1卓からスタートということで5人募集で、この記事を執筆時点で既に3名が集まっています。
ただし他のクトゥルフ系ゲームを持参&インストしてくれる人がいれば、卓はいくつか増やせるキャパがあります。

とりあえず、こちらで用意できるのは「マンション・オブ・マッドネス」を中心に「マンチキン」と「FLUXX」のクトゥルフ版の3種類。
マンション・オブ・マッドネスは、精巧なミニチュア駒が気に入って買ったのはいいもの、遊ぶ機会が少なかったんですよ。
ちゃんと遊ぶ機会があるのならウォーハンマーのようにもっと手をかけてペイントしてあげたいなと思っています。
ゲーム内容としては狂人やモンスターの徘徊する洋館などを探索して邪神の復活を阻止したりといったTRPGと似たような展開で
正気度(SAN)チェックなどのルールも似ているので、実際にTRPGイベントの一画でプレーされることもあるみたいですね。
mansion_of_maddness


もしもクトゥルフとかボードゲームに興味があるのであれば、参加してもらえればいいなと思っています。
ボドゲではなくTRPGを楽しみたいというのであれば、下記の本主催のイベントのほうに参加してみてはいかがでしょう。
どちらも未経験者、初心者対応となっていますので、今まで興味があったけど機会がなかったという人にはうってつけですよ。

第2回ゼロからクトゥルフ! 於 新木場

それにしても前回もそうだったのですが、会場はマリーナ(ヨットハーバー)なんですよね。
優雅なヨットがたくさん停泊していましたよ。ヨットのある港を眺めながらTRPGやボードゲームをやってしまうのが素敵でした。




HOMENEXT →
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