L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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【取扱注意】集中力を高めるクスリ

違法薬物に手をだすのはよくありませんが、合法的な薬物に頼るのはありだと思います。

執筆活動でどうしても作業効率があがらない、集中力に欠けてしかたがないときは
「カフェイン」の力を借りるのも手でしょう。

カフェインの効能はいまさら説明するまでもありませんよね?
コーヒーとか緑茶に多量に含まれている成分であり、栄養ドリンクにも添加されている化学物質です。

ただしお茶については同時に苦味成分のタンニンによってカフェインの体内への吸収が阻害されてしまうので
やはりドリンクとしてはコーヒーが最強でしょうね。
コーヒーの種類や煎れ方にもよりますが、1杯で100mgほど摂取することができます。
また栄養ドリンクも量こそコーヒーより少なめですがビタミンBによって効率よく吸収できるようになっています。

ですが欠点としては、コーヒーも栄養ドリンクも決して安くないという点です。
また好みにもよりますが、味や匂いがダメという人も少なくないでしょう。
私自身もコーヒーは嫌いではないですが、そんなに好きではないし
栄養ドリンクは定価で1本150円前後、ノンブランドの激安品でも50円はします。

もっと安価に、もっと手軽にカフェインを摂取できないかと思ったとき、見つけたのが錠剤です。
カフェインは錠剤としても売っているんですね。しかもかなり安いです。
国産品もありますが、アメリカのものだと1錠200mg含有のカフェイン錠剤が100錠で500円程度なんです。
つまりコーヒー2杯分、栄養ドリンク4本分のカフェインを約5円で摂取できるんですね。これはお得です!

ただし注意して欲しいのは、効果は個人差があります。
しかも多量の摂取は急性カフェイン中毒になりますし、死に至ることもあります。
Wikipediaによるとカフェイン中毒については下記のように書かれていました。

【急性中毒】
一般的な成人で1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、
3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は 100 % の確率で急性症状を発症する。
後者の場合、重症になる確率が高い。ただしこの症状は一時的に起きるものであり、
麻薬や覚醒剤のように不可逆性ではない(後遺症をきたさない)。
カフェインが体内から分解・代謝され、効力を失えば症状は改善する。
ただし、神経圧迫による視覚異常や聴覚異常は確認されている。
カフェインを分解する酵素(CYP1A2やモノアミン酸化酵素)を阻害する薬物などと併用した場合、
カフェインの代謝が遅れ、症状が長引いたり悪化することがある。
また、200 mg/kg 以上摂取した場合は最悪、死に至る可能性がある。

【精神症状】
落ち着きがなくなる・緊張感・感覚過敏・多弁・不安・焦燥感・気分高揚・一時的な不眠症を生じる。
重症になると、精神錯乱・妄想・幻覚・幻聴・パニック発作・取り乱す・
衝動性などが現れ、酷いと自殺行為に及ぶ場合まである。
神経質な人やうつ病・不安障害・パニック障害などを患っている人は重症化しやすく、症状の悪化をきたしやすい。

【身体症状】
胃痛・胸痛・吐気・嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加(時に不整脈)・
心筋収縮の促進・血流増大・動悸・呼吸が速くなる・頻尿など、循環器の症状。
また一時的な筋骨格の持久力増進・振戦・むずむず感を生じる。重症化すると、足がつるなどの痙攣を起こし、歩行が困難になる。
また、瞳孔拡大や顔が赤くなったり、頭痛を引き起こす。

【慢性中毒】
慢性中毒は常習的にカフェイン飲料やカフェイン製剤を摂取し続けた場合に起こる。250mg/day以上の摂取では、
焦燥感、神経過敏、興奮、睡眠障害、顔面紅潮、悪心、頻尿、頻脈などの症状が現れることがある。
100mg/day程度の摂取でも依存が起こることがある。
摂取を中断した場合の離脱症状としては頭痛が一般的であり、12~48時間以内に出現し、2~4日以内に消退する。
他の症状としては眠気、集中力の減退、疲労感、不安・抑うつ、運動遂行能力の低下、発汗、嘔気、
カフェイン摂取の渇望などがある。


使用については自分の体質などを考慮したうえで、適量を摂取してください。
平均的な体型の成人であれば200mg錠を一度に2錠飲むと、ほぼ確実に急性中毒になります。
もちろんコーヒーや栄養ドリンクの飲み過ぎでも急性中毒になるのは同じです。
缶コーヒー換算で3時間以内に6本も飲めば、それだけで急性中毒になってしまうでしょう。
缶コーヒー6本はちょっと現実味はないかもしれませんが、ファミレスのドリンクバーなんかだと
ついついコーヒーを飲み過ぎて、許容量を超えてしまうかもしれませんのでご注意を!

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パシフィック・リムは究極のオタク映画だという話

ギレルモ・デル・トロ監督のSF怪獣映画『パシフィック・リム』(Pacific Rim)が究極のオタク映画だと評価が高い。
日本では本格的怪獣映画が作られなくなって久しいわけですが、ここに来てハリウッドが本格的に怪獣映画を作ったということです。
とはいえ、アメリカ本国での興行成績はいまひとつらしいんですけどね。
逆に中国では大ヒット御礼というのは、中国のイェーガー(巨大ロボット)が登場するからでしょうか。
残念ながら日本のイェーガーは旧世代の伝説的名機として、ちらっと登場するのみで活躍するシーンはないようです。
あと女優、芦田愛菜のハリウッドデビュー作というのもありましたねw

それはともかくどこがオタク向けかというと、それはもう往年の怪獣映画をリスペクトして
そのオマージュをこれでもかと注ぎこんだのが本作だからだったりするわけです。
『原子怪獣現わる』(The Beast from 20,000 Fathoms)を嚆矢とする怪獣映画は特に日本で開花したわけで
怪獣映画世代のオタクにとっては元ネタさがしも楽しみのひとつになるでしょうね!

つまり怪獣とロボットが好きだった少年の夢がこの映画に詰まっているわけです。
同じように怪獣とロボットが好きな世代によって作られたのは『新世紀エヴァンゲリオン』ですから
どこか共通するものがあるでしょうし、当然ならが参考にされていることでしょう。
キャラ萌えに特化している人は別としてエヴァ好きな人にもまた世代が一巡して受け入れやすい素地があります。

惜しむらくは怪獣世代というのは私よりも若干上の世代であり、エヴァ世代は下なんですよね。
たしかに私が幼児の頃はまだ怪獣ブームが続いており、ウルトラマンやゴジラ、ガメラが盛んに再放送されていましたが
小学校高学年の頃には完全に下火になってしまい、ウルトラマンシリーズが不人気により断絶してしまいましたし、
同じく仮面ライダーシリーズも断絶し、代わって『宇宙刑事ギャバン』に始まるメタルヒーローの時代でした。
なによりも私の世代を直撃したのは特撮ではなくアニメであり、その中でも『機動戦士ガンダム』が絶大な人気を誇り
後世のオタク向け作品に多大な影響をおよぼす『うる星やつら』が台頭してくる時期だったんですよね。
ウルトラ怪獣のパチモンをテーマとしたイベント「パチモンサミット」なんかによく参加していましたが
実は現役世代からは微妙にずれていたりしたわけです……残念でなりません。

なので私の生きた同世代が社会的により上の立場になって、作品を広く世に出してゆくことになってゆくと
昨今の怪獣ものからガンダムに代表されるSFミリタリー作品が主流になってゆくのかなとか勝手に思ってます。
ガンダム直後のSFミリタリーはなかなか渋くて子供が容易に立ち入れない世界でしたからね。
ガンダムは対立する2大勢力の全面戦争を扱っていましたが、『太陽の牙ダグラム』になってくると
植民地から独立するレジスタンス(ゲリラ)という難しい政治的な話が中心に据えられていましたし
『装甲騎兵ボトムズ』になると、もう戦争の犬でしかない傭兵の殺伐とした話でしたからね。
こういった重いテーマを主軸とするロボット作品となると後年になって製作されたのは
『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズくらいで、なかなか量産されるほどではないようです。
当時も難解になりすぎて、やがてブームは収縮して二頭身ロボの登場やスーパーロボが復権しましたからw

現状、いま作品を作っている世代は怪獣映画世代です。やがてそれは移り変わってゆきます。
かつて機械工学の科学者や技術者が鉄腕アトムを作ろうとして「アシモ」など自律型ロボットを目指してきましたが
最近では「クラタス」に代表されるように内部で操縦できる兵器感覚のロボットへと興味が移りつつあるのは
開発の決定権を持つ世代が交代してきて、アトム世代からガンダム世代へと変わってきているからでしょう。

あなたが子供の頃に影響を受けた作品はどんなものでしたか?
そして、あなたが作り手となったときには、どういう作品を作ってみたいでしょうか?
きっとそれはあなたが子供の頃に好きだったものへの回帰が少なからずあると思いますよ。

ゲーム・オブ・スローンズがおもしろい

海外ドラマとしては珍しいファンタジー作品、それが『ゲーム・オブ・スローンズ』です。
アメリカで大人気ということで、現在シーズン3まで放送していて4も決定しているとか。

実は私も大人気と触れこみはあったものの、なんとなく絵的に地味なので(中世すぎる)
最初はそれほど注目していなかったし、1話を視聴したかぎりでは、あまりおもしろさを感じなかったんですよね。
とにかく群像劇のため主要登場人物は多いし、若いのも年寄りも長髪髭面が多くて区別がつきにくくて……
ただ、それを少し我慢すれば、だいたい誰が中心人物かわかってくる頃には非常におもしろくなってました。

このドラマはファンタジーはファンタジーでも「ダークファンタジー」なんですよね。
『ロード・オブ・ザ・リング』みたいなハイファンタジーのように善と悪がはっきりわかれているのではなく
どの人物も良い面と悪い面を持っていて清濁併せ持つ感じのキャラが非常に魅力的です。
ちょっと和製ファンタジー作品にはないタイプのキャラ設定なんですよね。
これは創作の参考になると思います。ただしラノベ読者にウケるかどうかはわかりませんがw

あと非常にエログロシーンが多いです。なので日本語版だとモザイク処理が入ります。
特にシーズン1は視聴者の人気を獲得するためにか金髪美人が惜しげもなく脱いで乱れてます。
なんせ女性の登場人物は王族でなければほぼ娼婦ですからね。なので子供とおばさん以外は全員脱いでます。
そして残酷シーンもスプラッタとまでは言いませんが、拷問シーンとか惨殺体とか露骨に表現されてました。
アメリカの放送コードは日本以上に厳しいはずなんですがケーブルテレビだといいんですかね?

原作はジョージ・R・R・マーティン著『氷と炎の歌』シリーズでドラマとしては原作に忠実ならしいですよ。
シリーズはまだ完結していないので、この先どうなるかはわかりませんけど日本語訳も出版されてます。

で、いちおうストーリーの概要も書いておくと
架空の大陸の七王国の物語で、それぞれ七つの国の領主が玉座を巡って権謀術数および軍略で争うというもの。
世界観的には世紀末的な世界の脅威あり、絶滅したドラゴンをめぐる話ありとファンタジーしてますが
ドロドロとした人間くささと血生臭さは従来作品には見られないものとなっています。

もしファンタジー作品を書きたいと思っている人は観て損はないドラマです。
どうも作家志望者の書くファンタジーは固定概念が強いのかワンパターンなキャラと展開が多いので
このドラマのような毛色のちがう作品に触れることで物語の可能性を拡げるようにしてください。



今も残る帝国海軍艦艇は何隻あるでしょう?

昔のものとして、お城に関しては全国に多く現存天守や復元天守があり観光地となっていますし、お城ファンも数多いかと思います。
私も子供の頃はお城が大好きで旅行で近くにいけば必ず見にいきましたし、プラモデルも数多く作りました。
最近ではお城マニアで有名な春風亭昇太師匠の著作『城あるきのススメ』に感化されて中世城郭にも興味がでてきました。
中世城郭というのは天守閣とか立派な建物などない戦国時代中期頃までの簡素な城砦のことで
石垣なんかもないくらいで、基本的には空堀と土塁くらいしか遺構が残ってないんですけどね。
つまり地面の凹凸だけの遺跡です。マニアックですよね。

同じくらいマニアックじゃないかと思うのが艦艇遺構じゃないかと思うのです。
日本は海洋国家ですから、それこそ無数の軍艦を建造してきました。
しかし軍艦というのは戦争をするための兵器ですから、その多くが撃沈されて海の藻屑となっています。
沖縄沖に沈む戦艦大和の残骸写真を見たという人も多いことでしょう。
大和型に次ぐ巨艦で連合艦隊旗艦だった戦艦長門なんかはビキニ環礁の核実験で標的艦とされて沈没してますしね。
なんと長門は2度の核爆発に耐え、4日間も沈まなかったというから凄いものです。
現在は放射能の影響もなくなり、人気ダイビングスポットとして海底に擱座した長門を見物できるそうです。
しかしマーシャル諸島のビキニ環礁まで行くのはなかなか大変です。
(ちなみに水着の「ビキニ」は原爆級の衝撃的な水着という意味でビキニと命名されたそうですよ)

日本国内で見学できる艦艇はというと、もっとも有名なのは戦艦三笠ですよね。
横須賀の三笠公園に記念艦として鎮座するのは日露戦争時の連合艦隊旗艦です。
戦中の金属不足で主砲などは供出されてしまい、現在はコンクリート製だったりしますが
唯一、当時の勇姿を拝める軍艦としては貴重な存在となっています。

戦闘艦ではないですが、お台場の船の科学館に係留されているのは特務艦の宗谷です。
戦時中の特務艦というよりも戦後の南極観測船としてのほうが有名ですけどね。
これは現在も船籍を有していて出航可能な状態で保存されている貴重な艦船です。

横浜に係留されている氷川丸は貨客船でしたが、戦中に徴用されて病院船として活躍しました。
同じく横浜にある帆船の日本丸は戦時中に帆走艤装をはずされて石炭運搬船として利用されたりもしていたようです。

しかし特出すべきは、北九州市にある軍艦防波堤でしょう!
ここのは日本海軍のなんと駆逐艦が3隻もあるのです。その駆逐艦とは、柳、冬月、涼月の3隻になります。
このうち冬月、涼月は戦艦大和の沖縄特攻作戦に随伴した駆逐艦だったりもします。
しかし、戦後に防波堤として利用すべく沈められたものであり、かつ冬月、涼月のあるところは
現在は完全に埋め立てられてしまったがために、googleマップをよく見ると、
うっすら地面の色が異なって2隻の艦影が確認できる程度しかないんですよね。
しかし柳はかろうじて艦体を確認できる程度には残っています。
とはいえ艦上構造物は金属泥棒の被害に遭ったり、風化したりしたので、何も残っておらず、
艦の周りもコンクリで補強してあるため、いわれなければ船とわからないんですよね……。
しかも桃型駆逐艦の柳は大正時代の建造で、太平洋戦争時には練習船としか使われてませんでしたし。

かえすがえすも惜しいのは、海防艦の志賀です。
志賀は鵜来型海防艦で小型艦艇ながら帝国海軍らしいフォルムを持っていたんですよね。
戦後は海上保安庁の巡視船こじまとして利用され、退役後は千葉市美浜のこじま公園に保存されてたんですよ。
長らく海洋公民館として利用されていましたが、老朽化を理由に1998年に残念ながら解体されてしまいました……
太平洋戦争に参加した帝国海軍最後の艦艇として展示目的なら、まだまだ利用価値はあったと思うんですけどね。
現在、志賀はわずかにいくつかのパーツが展示されているだけになってしまいました。
知っていれば、解体する前に見学に行ったのですが……私も現物は見たことがありません。

そんなわけで、実は国内には太平洋戦争に参加した軍艦は1隻もないのでした。
その前後の時代の艦艇や非戦闘艦なら三笠、宗谷、氷川丸、日本丸、柳の5隻はかろうじて見ることができます。

花粉症を緩和する健康食品とは?

ついに花粉症の季節到来です。
日本国民の5人に1人が花粉症ということなので、作家志望者もまた花粉症の人が多いはずです。
目がかゆくなったり、くしゃみがとまらなくなったりすると、もう執筆どころじゃないですよね。
私もそんなひとりだったのですが、去年あたりから症状がほとんどでなくなりました。
というのも、ある健康食品を食べるようになったからなんですけどね。
そもそも花粉症対策で飲み始めたわけでもなく、というか花粉症に効果があるなんて知らなくて
「そういえば今年は例年の10倍とか言ってるわりに花粉症があまりでないなぁ」なんて思っていたら
「これって花粉症に効かない?」と人から言われて、はじめて気がついたくらいでしたので
思いこみによるプラシーボ(偽薬)効果というわけでもなさそうなんですよね。

その健康食品とは「梅肉エキス」というやつです。
最近は深夜枠ながらテレビコマーシャルまでやりはじめましたよね。
どんなものかというと、ただ青梅を煮つめて作ったどろどろした黒い水飴状の液体です。
なので家庭でも作れますが面倒なうえに大量の梅からわずかの量しかとれないので買ったほうが早いでしょうね。
その味はというと主成分はクエン酸なのでひたすら酸っぱいだけです。レモンの10倍とかなんとか。

私は高血圧対策に血をサラサラにするというので飲みはじめたのですが、
ほかにもいろいろと効用があったようなのです。
まず血行がよくなるので冷え性とかなくなりましたね。
寝るとき足が冷えたりとか、冬の日に素手で歩くかじかんだりとかしていたんですが
どうも梅肉エキスを飲みはじめてからというもの、常に指先の末端までポカポカしてくるんですね。
他にも整腸作用(アルカリ食品だから)とか疲労(スポーツ後の砂糖レモンみたいに)にも効くらしいですよ。

そして、そんな万能な効能のひとつが花粉症の緩和らしいのです。
梅肉エキスの成分に抗ヒスタミン効果があるらしく、アレルギー症状を抑えてくれるんですね。
私の場合は、朝にスプーン1杯分をお湯に溶いて飲むと、だいたい12時間くらい効果が持続します。
夜になると、とたんにかゆみが出てくるので、ああ効果が切れたなと実感できますので。

とはいえ健康食品の効果なんて個人差があるでしょうし効かない人にはまったく効かないと思いますが
さして値段の高いものではないので、ものは試しにと一度試してみるといいと思いますよ。
もし私と同じくよく効く体質なら毎年の花粉症対策が安上がりなうえに苦痛からも解放されますよ。



花粉症に負けず、執筆がんばりましょう!

世界初のゴシック小説『オトラント城奇譚』の短編映画

このブログでも何回か登場しているゴシック小説の元祖『オトラント城奇譚』の短編映画があるので紹介してみましょう。
この映画『オトラントの城』(Otrantsky zamek,1979)はチェコの作品なんですが、原作をそのまま映像化するのではなく
なんとモキュメンタリー形式で作られているのが特長となっています。
モキュメンタリーとは何かというと、平たくいえば疑似ドキュメンタリーですね。
有名なところだと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とか『パラノーマル・アクティビティ』なんかですね。

元々、原作の『オトラント城奇譚』という小説からして、風流なイギリス貴族にして国会議員が書いたものなんですが
大昔のイタリア人が事実を基にして書いた物語を英語に翻訳したという体裁をとっているんですよね。
このあたりは『指輪物語』ととても似た形式ですね。

そういう作品だからこそ映画もモキュメンタリーがよく似合うというわけです。
映画では物語に登場するオトラントのモデルとなったのはイタリアではなくチェコだったという
大胆な仮説の元に進行してゆくストーリーとなっています。
肝心の物語パートは人形劇で有名なチェコらしく切絵人形劇風アニメによって表現されていて味がありますよ。





物語のあらすじはというと、城主マンフレッドの息子が結婚式直前に空から降ってきた巨大な兜の下敷きになって死亡。
予言を恐れるマンフレッドは跡継ぎが途絶えることに怯え、息子の花嫁を自分の妻にしようとするのだった……
古城を舞台に相次ぐ怪異……兜につづき巨大な脚鎧、手甲、剣などが出現しては物語は進展してゆく。
ゴシック小説の基礎を作った作品を約18分ほどで体験してみてください。

ガンプラでいじめを克服する小説があります!

ライトノベルではないのですが、なかなかおもしろい趣向の小説を読んだので紹介しようと思います。

それというのも、いじめられっ子の中学生が「ガンプラ」を作ることに目醒めることにより
やりがいとか自信とかを持つようになり、ついにいじめを克服、さらに淡い初恋までしてしまうという
それはもうモデラーには夢のような作品だったりするんですね。

その作品は今野敏著『慎治』です。
1999年に単行本で刊行され、文庫本になったのは2007年ですので、すでに単行本は絶版のようです。
単行本の表紙はガンダムの写真がデカデカと載っていて、まるでガンダム本のような体裁だったんですけどね。
文庫版は黄色を基調としたかなりおとなしい感じの表紙となっています。



肝心の内容ですが、一言で言えば映画『ベスト・キッド』(The Karate Kid)のガンプラ版ですね。
ベスト・キッドではうさんくさい老人に空手を習って、いじめっ子たちを試合でやっつけていく話ですが
この『慎治』では、あまり熱心とはいえない教師にプラモデル作りのイロハを教えてもらうんですね。
ガンプラでどうやって、いじめっ子をやっつけるのかというと、まあ、それは読んでからのお楽しみです。

余談ですが、気になったのが師匠となる担任教師のガンダムに関する信条なんですよねw
ガンダム好きならわかると思いますが、先生はガチガチのファースト原理主義者です。
もうね、宇宙世紀ものではない『Gガンダム』とか絶対に認めませんし
当時(作品上の現在)流行っている『エヴァ』なんか見向きもしません。
ひたすら初代ガンダムのMSをフルスクラッチで作製している筋金入りのガノタなんですね。
作中の序盤、数ページにわたってガンダムの歴史を語りまくる先生は熱いですよ!
きっと先生は作者の分身であり、この熱い思いは作者そのものなんじゃないでしょうか。

そんな師匠なので、弟子に最初に作らせるのは「1/100スケール・ガンダム」なんですね。
もちろんMGシリーズの最新モデルではなく、1980年発売の旧キットのガンダム……
これをエアブラシはもちろんのこと、パテで盛ったり、切ったりしながら作製させていくんですね。
(それにしても今となっては30年以上も前の旧キットが当時の価格のまま入手できるガンプラは凄いですよね)

ラノベじゃないけどラノベ以上にオタク趣味を駆使した作品なのです。
ガンダム好き、プラモデル好きな方はぜひご一読あれ!

設定にこだわるということの極限を指輪物語に見る

今週末、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚である『ホビット 思いがけない冒険』が公開になりますね。
関連して『指輪物語』に関する解説本を読んでいるんですが、トールキンの世界観というのはすごいですね。

言語学者であったことから、物語の世界は「まず言葉ありき」で創造されているわけですが
エルフの言語だけでも複数ありと、中つ国で使用されるいくつもの言語が詳細に設定されています。
だからこそ映画のなかでも、ちらっとしか映らないモリアにある壁に描かれた文字もでたらめのデザインではなく
トールキンの設定したドワーフ語でドワーフの歴史がびっしりと書かれていたりしているんだとか。

さらに物語や登場人物も世界中の神話のオリジナルとして構築されているんですよ。
つまり世界に散らばる神話や説話というのは、実際に史実として起きたことが曲解されて伝わった伝承であり
その起こった本来の出来事を綴った一遍が『指輪物語』なんですね。
だから『指輪物語』はトールキンの創作ではなく、ホビットが事実を元に書いた記録を英訳したという体裁なのです。
そういうわけですから『指輪物語』の登場人物や出来事はヨーロッパだけでなく遥かチベットの神話まで採取、研究したうえで
そこに共通する物語構造を再構成していることで、あらゆる神話の構造を内包しているわけです。
また名前や地名も古英語やケルトやゲルマン、北欧などに語源求めていて、必ず深遠な意味を持っています。

『指輪物語』は異世界ファンタジーではなく、この地球にかつてあった国々の先史時代の歴史としているんですね。
このほど世界観や設定を研究し尽くしているからこそ、今もってファンタジー小説のベースになっているのもうなずけます。
たしかに現代のライトノベルでファンタジーを書くうえでも必要はないとは思いますが
どこまでこだわれるかということを知りたい人は、ぜひ『指輪物語』を読んでみてください。
映画では省略されてしまっている緻密な設定の洪水に押し流されず、それを感じてみてください。

手引きとしては『図説トールキンの指輪物語世界 神話からファンタジーへ』を参考にするといいでしょう。
エルフの特徴や宿命とはいかなる神話を参考にして生まれたのか?
ドワーフやオークといった名詞の語源、そしてどんな古代詩や神話に依拠した命名なのか?
普段、ファンタジー作品では当たり前となっている初歩的な設定というものが
実は古来から普通に存在していたものでもなく、それでいてトールキンがゼロから創作したフィクションでもなくて
伝承をふまえてトールキンが研究や分析を加えることで再構成したものであることがわかってきます。

同人活動でどこまでできるのか?(英国編)

今回紹介するのは英国の同人作品です。
ファンタジー作品の古典にして傑作『ロード・オブ・ザ・リング』が好きすぎて
自分でも映画を撮りたいと思ってしまったファンのネット映画2本です。
LORといえば年末には続編『ホビットの冒険』も公開されますよね。

第1作『ハント・フォー・ゴラム』(40分間)は制作費は3000ポンド(45万円)という超低予算ながら
ぱっと見、本編と見まがうほどのできとなっています。
つづく第2作『ボーン・オブ・ホープ』(70分間)は1作目の好評を得て予算を獲得できたとはいえ
たった2.5万ポンド(350万円)で前作を越えるクオリティを実現しています。
俳優陣も映画版と雰囲気のよく似た配役となっているので違和感もありません。

カメラワークや俳優の演技、モンスターのCGに素人っぽさを感じることもわずかにありますが
そんなことはまったく気にならないほどファンムービー以上の出来映えとなっていますよ。
はっきりいってアメリカのB級映画や日本のVシネマの何十倍もよくできているといっていいでしょう。

当然のごとく全編英語となっていますが内容については『ロード・オブ・ザ・リング』を知っていれば
『指輪物語』の原作に準じているので難しいこともなく、たいていわかるようになっています。
ちなみに『ハント・フォー・ゴラム』は、映画の前日談としてのスピンオフになっていて
リングを見つけるためにサウロンに先がけてゴラムを探し出そうとするアラルゴンの活躍を描いています。
『ボーン・オブ・ホープ』はさらに時代を遡ってアラルゴンの父とアラルゴンの誕生を描いた話となっています。
もちろん、どちらの作品もネット公開限定ということで権利者の許可を得ている作品となっています。

それにしても同人活動としてここまでできるものなんですね!
日本でも同人活動は漫画を中心として盛んですが、ここまで大きなスケールの作品となると
まだまだないんじゃないでしょうか……。
やろうと思えば素人集団(スタッフには専門家もいるんでしょうが)でもここまでできるといういいお手本です。

あなたは自分の手で、どこまで自分の作品を表現することができますか?



世界観を自作する前に世界史を俯瞰してみようか

今回紹介する参考書はウィリアム・H・マクニールの『世界史』(全2巻)です。

学校で勉強する「世界史」というと、教科書に書かれたトピックごとに寸断されて習うことになるので
ヨーロッパ史と中国史が年代的にリンクしないなど弊害が多くて全体像をとらえにくいんですよね。
しかし古代文明がメソポタミア地方ではじまり、人や物や技術、知識といったあらゆるものが
エジプト、インド、中国と伝播し、さらに相互に作用することで歴史は作られてきたのは言うまでもありません。

本書はかなり昔の本ではありますが、それだけに30年以上も読み継がれているだけの価値があります。
人や物の移動を通して起こりうる歴史の必然性というものが教科書にはない切り口で説明されているので
歴史というものがどういうふうに”ひとつの世界”の中で動いていたかということがよくわかります。

たとえば中華帝国が騎馬民族を追い散らすことが原因でローマ帝国が滅亡してゆくことになるとか
それなのに途中にあるインド帝国はなぜに騎馬民族によって蹂躙されなかったのかとか
文明ごとの地域で区切ることなくユーラシア大陸全体を俯瞰して、それを論理的に解説しています。

そういうことだけでなくヒッタイトによる「鉄器」の発明は「青銅器」の武器よりも強力だったがゆえに
戦争に有利だったのではなくて、銅鉱石よりも鉄鉱石や砂鉄のほうが圧倒的に豊富であったがために
青銅製の武器のように貴族的戦士階級の装備から農民徴募兵も装備できるほど一般化したことが理由であるとか
日本的な常識とはちょっと違った観点からも書かれているところもおもしろいですね。

また著者は「白人」ですから、日本人ではない視点からの日本や有色人種への見解も知ることができます。
特に日本については19世紀まで閉鎖的で自己完結していた関係で、あまり記述は多くないのですが
それが妥当かどうかは置いておいて、欧米では日本はそのように見られているということを知ることは
たいへん貴重な経験になると思いますよ。

ライトノベルを書くにも異世界ファンタジーに挑戦したい人であるなら
作品にこの本に書かれたことを存分に活かそうとすることはありませんが
文章にはしない作者の見識という点で自分の作品の思想背景のひとつに加えてもらうと
コメディであっても地に足のついた深みのある作品になってくれるでしょうし
新たな視点をもって異世界を描けるかもしれません。
少なくとも従来作品をそれなりに真似ただけの「剣と魔法の世界」ではもはや通用はしません。
やっぱり確固たる裏付けなくしては読者を納得させることはできないと思いますよ。

ただ学生の学習本ではないので、すべての内容を理解するには
歴史だけでなく政治経済、倫理、地理を含めた社会科の一般教養が必要となってきます。
あと正直なところ日本訳にわかりにくい表現が少なからずあるので、そこは飛ばしてしまいましょう。
少しくらい意味がわからなくても、おおまかな世界史の流れがわかっていれば問題ありません。

HOMENEXT →
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