L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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思いつきだけで、いい作品は書けません!

ライトノベルオフをやっている関係で小説家志望者の作品やプロットを読む機会が多いのですが
特に感じることが多いのが「思いつきだけで書いてない?」という疑問なんですね。
そして書いた本人に確認してみると、やっぱり思いつきのアイデアで書いたと答えてきます。

思いついたアイデアを作品にして、どこがいけないのかと思う人もいるでしょう。
でも、ダメなんだからしかたありません。だっておもしろくないから!

どうしておもしろくないかというと、作者がおもしろいと思って書いてないんですよ。
思いつきだけで作品を考えたり、書く人というのは
「おっ、このアイデア、まだ誰もやってないんじゃないか! 斬新じゃん!」
みたいなノリだけで書いている人が大半なんですね。

「で、その思いついたアイデアって自分でおもしろいと思う?」とか
「そのアイデアって、本当に自分で書きたいもの?」とか自問してないんですよ。
だから、アイデアだけが上滑りして、作者自身が扱いきれていないんです。
だから、まったくおもしろくない。
だって本人に「自分の作品のおもしろさはどこ?」「アピールポイントは?」なんて訊いても
首を傾げて「うーん、特にないですね」とか言われてしまうと、こちらとしても対処できません……

まあ、それ以前に実際は本人が知らないだけで、すでに作品化されているアイデアだったり
作品には使えそうもないゴミみたいなアイデアであることも多いですけどね。

とにかく自分がなにを書きたいのか、どういうものをおもしろいと思うのか、
ということをしっかり信念をもって貫いてください。
精神論ではないですが、信念のない作品というのは軸がブレまくってしまって
なにを伝えたいのか、さっぱりなことが多いのです。

あなたは信念をもって作品にとりくんでいますか?


<追伸>

あしたはAKR48も本格始動ということで、初の対面ミーティングを実施します。
いつもの先生と生徒ではなく、師匠と弟子ですから、厳しすぎて泣かしてしまうやもしれません。
しかし通常の3倍の早さで実力をつけてもらうらめには、心を鬼にして泣いても手はぬきませんよ。
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AKR48メンバー紹介

きょうはAKR48メンバーとしては初の顔合わせ&第1回ミーティングということで
都内某所という名のカラオケボックスで、AKR48の第1期弟子メンバーと実際に会ってきました。

少年向け、少女向けとめざす作品の方向性はたがえど、いずれも1次選考突破以上の実力者にして
うら若き黒髪の文学乙女の弟子が、我が日昌晶の門下生として参集したのでありました!
ということで、まずは弟子の紹介をしたいと思います。

ところが、う~ん、何枚も写真撮影したのですが光量不足の手ぶれしまくりで使える写真がない!
どうにかサイズを小さくして手ぶれをソフトフォーカスだと強引に言いきって掲載にこぎつけました。
本当はもっとちゃんとした写真を用意してあげたかったんですよ……ごめんなさい。

で、弟子が顔の前にかざしている「誓約書」は、もちろん私の弟子となることを誓う悪魔の誓約書ですw
この誓約書があるかぎり、弟子たちの生殺与奪の権は私にあるのですよ!(妄想的な意味で)
そして誓約書が邪魔だなと思った方にも朗報です。次回以降、顔が隠れてないバージョンも公開します。


照子02

弟子番号壱番
夢見照子 ゆめみてるこ

  ・出身:千葉県
  ・星座:さそり座
  ・血液型:A型
  ・趣味:妄想 イラスト 読書
  ・特技:暗記 プログラミング
  ・好き:BUMP OF CHICKENと藤原基央さん ハリポタとシリウス・ブラック
      幕末(特に高杉晋作と土方歳三) カフェイン
  ・嫌い:食事 睡眠
  ・初恋:5才のとき、幼なじみと
  ・投稿歴/実績:投稿歴3年 えんため大賞1次通過
  ・目標:えんため大賞受賞


弟子求ム!の募集に一番に連絡をくれた照子は、見た目的にはクールでおとなしい印象なのに
彼女の胸のうちに秘めたる熱い情熱は作家になるという夢をかなえるために邁進中。
でも睡眠と食事が嫌いということで、師匠はやや健康問題が気になってしかたありませんが。


でし夜02

弟子番号弐番
葛那でし夜 くずなでしよ

  ・出身:千葉県
  ・星座:てんびん座
  ・血液型:A型
  ・趣味:ゲーム(RPG) 読書
  ・特技:剣道二段
  ・好き:ブロッコリー 燕青(彩雲国物語) ケーキ キムチ(自家製)
  ・嫌い:ダイエット
  ・初恋:8才のとき、ふしぎ遊戯の柳宿(ぬりこ)と
  ・投稿歴/実績:投稿歴1年 ビーンズ大賞選考中(1次通過確定)
  ・目標:ビーンズ大賞受賞


2次元をこよなく愛する笑顔の弟子でし夜ですが、その裏に潜む”なにか”は未知数。
まだ執筆歴1年ながらすでに長編を3作品も投稿している速筆の猛者だったりします。
しかも仏教哲学など難しい学門にも精通する才女でもあるらしいですよ。


ということでブログで安易に募集しただけなのに、期待以上の出来のよさそうな弟子ができました。
これから彼女たちの才能を磨くべく、びしびしと鍛えて新人賞受賞をめざしてゆく過程を
ドキュメンタリータッチな手法を駆使しつつブログで配信していく予定です。

ブログを盛りあげるべくAKR48(および師匠の日昌晶)の応援をよろしくお願いします!
全国の作家志望の男子諸君からのファンレターや質問などもお待ちしてますよw
もちろん女性からのファンレターだって大歓迎です!(特に日昌晶宛を!)

照子、弟子になる AKR48作家修業日記(1)

【こんにちは、照子です】
初めましてこんにちは、夢見照子という者です。日昌晶師匠に弟子入りした、夢を見ている少女です。
ちなみに下の写真を見てればわかるかもしれませんが、本当は少女と評するのが割とキツイ年齢です。
今回は某レーベルに投稿するまでを日昌晶師匠に徹底指導してもらえるという幸運に見舞われました。
ありがとうございます師匠!
スパルタ教育に今から脅えているチキンでございます。
デビュー目指して師匠と弟子の二人三脚を日記風にレポートしていきますのでご愛読よろしくお願いします。

照子01

【第一の試練】
早速第一の試練をレポートに記します。
スカイプで日昌晶師匠と今後のやり取りを確認したのは、今は懐かし9月22日のことでございます。
その日のうちに課題が出されました。早速の課題。やる気満々の私は密かに燃えます。
「自分の好きな作品ベスト10を作ってください」
よし、大丈夫! 私には「好きな小説ベスト7」と「好きな漫画ベスト5」があるから
それにちょっと足してちゃかちゃか編集を交えれば楽勝さ! 私は高を括っておりました。
まさか、その直後に師匠が「それを作るために候補を少なくとも100は出してください」
と仰るなどとは夢見照子ですら夢にも思わずに……。
顔文字だと半濁点とロシア字のデーで表現されます。半角カタカナで「エ?」とも書いておきましょう。
とにかくオモシロイ顔になりました。
(ひゃく……ひゃくだと……。いやいやこれも試練だ、頑張ろう)

師匠は続けます。
「次に、どこが好きなのかを具体的に数十字くらいで書く。
その上で20までに絞ってランキングをつけてください。
ちなみに照子さんが挙げる作品をみんなが知っているわけではありませんので、
どこが好きなのか、作品を知らない人にも分かるように書いてください」
何気にランキング数が倍になってますよ師匠。
(――だが、負けない!)
照子の挑戦。その第一歩が踏み出された瞬間でした。
そしてそう、そこに待ち受けていたのは……地獄でした。

ワードを50×50に書式設定をしてスタート。ちなみに作品を1行ずつ書いていけば、
ワード2枚を越えた時が最低ラインを越えた時……。そんな目論見を企てて行った書式変更です。
ちなみに文字数まで50にした意味は特にありません。照子さんは何となくで無意味な行動をする生物です。
さあ、書くぞ! キーに指を這わせ、カッと目を見開く照子。
次の瞬間にはディスプレイに文字が生まれては変換され、改行されては新たなる文字が生まれ。
カタカタという音がmyPC・プロキオンから小気味よいリズムを作ります。
私は専門学校の情報学部にいた経歴を持つ女です。タイピングが三度の飯より好きなのです。
指に伝わる心地好い感触に酔いながら、大好きな作品達をワードに入力します。
ハリポタ、銀魂、陽気なギャング。それはとどまる事を知りません。ワード1枚を楽々とクリアしました。
しかしその照子無双は長くは続かなかったのです。

60まではすらすらと浮かぶ作品達も、70辺りで雲行きが怪しくなり、
そして80を越えた辺りで十の指はそわそわと空を切ります。
出てこない。好きな作品が一向に出てこない。
何とかせねばと残りの2割を埋めるため、小さくて皺のないつるんつるんな脳みそをフル回転させました。
しかし成果は芳しくありません。
ここで私は常日頃から感じていた「もっと小説読まなきゃ。アニメ見なきゃ。
映画鑑賞しなくっちゃ。いつか自分にツケが返ってくる」という危機感が、
具現化して襲ってくるというピンチを味わう事に。意外と刺客の登場は早かったのです。
私は限りなく「深く狭く」の人間です。
1巻(もしくは3巻)だけしか読んでいない作品をリストに挙げる事はできます。
それっぽい理由をつけるのも比較的楽でしょう。
だがしかし! ここで逃げたら誰が戦うというのでしょうか!
逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ。

それ以降、私は「楽をしたら負けだ。楽したら負け、楽したら負け」と念仏のようにリピートさせました。
ちなみに実家はカトリックです。
「楽=負け」の方程式が照子界で新たな公式として認定されたため、
途中までしか読んでいない作品、途中からしか読んでいない作品は却下されました。妥協は許さない――
これを読み「この女はドMなのか?」と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。
私はただの「加虐対象が自分にまで及んだドS」です。

とにかくひたすら唸り、唸り、唸り。意識が朦朧としてきましたが何とか95作品まで選出できました。
しかし、真の地獄はここからでした。残り5作が微塵も浮かばないのです。
その苦しみは、頭を抱え「許して下さい許して下さい私が悪うございました」とガタブルする始末です。
その後も「いっそ殺してくれえ! 楽に死なせてくれえ!」
「殺せえ! 殺せよぉぉ!」「誰か私をぬっ殺してくれえええええええ!」と呻き、
ただひたすら「殺」という文字が脳内を侵して行きました。
どうやって残りの5作を生み出したのか……今となっては思い出せません。最早エニグマです。
さてさて、100の作品が出たところで、初日は終わりました。9月23日の真夜中のことでした。

翌日――と格好つけたいところですが、日付は変わらない23日、二日目。
好きな箇所を書いて書いて書いて、最初は2~3行だった文章も徐々に長くなっていきます。
さも成長しました風に書きましたが実はあまりいい兆候ではありません。
テイルズオブジアビスについて370字以上語っている自分は頭がおかしいのではなかろうかと、
2日連続でガタブルを体験しました。
三日目、24日。ウィキペディアの魔力に引きずられながらもちゃかちゃか課題は進みます。
この日は「早めに切り上げて、次の日の早い時間から再開しよう」という魂胆でした。
それがまさか……時の流れを忘れて、ふと時計を見たら日付はとっくのとうに過ぎていただなんて……。
そしてこれが翌日に悲劇を生みます。

四日目 9月25日
それでも「朝早くから作業」は実行しようと、携帯のアラームを全開にして目を覚ましました。
ですが流石に朝5時半は早かったため、私は二度寝を決意。
そして次に目を覚ましたのは――16時50分でした。
『テルコの脳内に、死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬの選択肢が現れました』
どれを選んでもデッドオアダイなコマンドに勇者テルコは崩れ落ちました。
むしろセーブしたところからやり直したい。リセットボタンはどこですか。

五日目 9月26日
寂しがり屋のお父上が構ってちゃんになったため丸一日潰れる。
六日目、27日。
忙しくてPCに触れない。

七日目 9月28日
日昌師匠から励ましのメールが。
ここで「『好きなところを具体的に書く』という課題なのに
『この作品はこういう内容でこういうところが魅力です』というレビューみたいな文集になっています」と訊ね
「もっとマニアックに『このキャラのこのシーンのこの台詞が好き!』のほうがいいのですか」と質問します。
日昌師匠の回答は後者でした。これにより私の23日から28日までの行為が人魚姫と同じ末路をたどることに。

八日目 9月29日
課題を出されて一週間が経ちました。この日も忙しくてあまりPCに触れず……。
そこで私は次の日にかけました。

九日目 9月30日
アラームをじゃかじゃか鳴らし、私は目を覚ましました。二度寝もせずお目目ぱっちりです。
という事で制約のないフリーな1日を与えられた私はPCにかじりつきます。
えげつない数値のためここでは発表出来ないクラスの量を片付け、
なんと102作品のライクポイントを全て書いたのです!
ただし若干レビュー風の文章も。
(明日修正して、そのまま同日に日昌師匠へ送るぞ!)
そう決めた私にメールが届きました。日昌晶師匠です。
「課題は進んでいますか? もう姉妹弟子の葛那でし子は明日提出することになっていますよ」
ぬあああああ……! わ、私だって、私だって明日に提出するつもりだったのに、先に言われたあ!

十日目 10月1日
月をまたいでしまった……。しかし本日は最終日。
ネムネムでしょぼしょぼする目玉を開き、好きな作品リストの最終確認。
駄目だこれ……絶対やり直しさせられる……。テルコはガタブルした。
そしてレポートを書きます。下書きの時点ではもっと長かったのですが、
いやこれはいらないとばさばさカットしました。
多分それでも長くて日昌晶師匠に短くするよう言われそうですが。ハハハハハ。
取りあえず第一稿としてここまで書いておきます。

よし、師匠に連絡を取って提出だ!

<次回、照子が心血を注いで挑んだ課題の全貌が明らかになる!>

第1回課題「マイベスト20を作れ!」(夢見照子の場合)

【第1回課題】
自分の好きな作品のベスト20を作れ。
ただし最低100作以上の候補を挙げ、それぞれについて、どこが面白いのかコメントをつけること。
さらに当該作品を知らない人にもわかるように書くこと。

◆ベスト20

1位 ハリー・ポッター J・K・ローリング 小説(児童書)
作りこまれた世界観は作者が何年もかけて作ったもので、それだけで本が何冊も出せるレベル。ブラック家という一族に至っては何世代も遡った家系図が作られているほどの緻密な設定。魅力ある登場人物の活躍は胸がすく感動があり、それぞれが抱える葛藤は人間くささに溢れている。予想を裏切る展開は毎回衝撃を味わう。見事にはられている伏線は、読み返して初めて分かる些細なものまで多数。どれをとっても大好きな小説。

2位 銀魂 空知英秋 漫画
抱腹絶倒のギャグがとても魅力的。台詞回しが巧みで、漫画としては若干読み辛く思うほど文字が多い。それについては賛否両論だが、面白いので私は「賛」である。ボケと突っ込みの応酬は最高のやり取り。ぐだぐだ感すらも病み付きになる。一方で、涙を誘う人情話も。いつもとのギャップもあるが、素直に泣かせてくれる。キャラクターは頭のネジが吹っ飛んだ馬鹿ばかりで、どれも大好きになれる。

3位 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎 小説
強烈なキャラクターはライトノベルに通じる、もしくは越えているかもしれない魅力的な人物ばかり。ギャングのメンバー、完璧無欠の「成瀬」、お笑い要因の主体である「響野」、言動がどこか可愛い少年「久遠」、さばさばとしたかっこいい女性「雪子」の他、端役にも骨抜きになる。次々と起こる事件が軽妙な文章で進み、痛快なラストまで飽きさせず読ませてくれる。張り巡らされた伏線は「あれもこれも伏線だったのか!」と隙のない構成に身震いする。読者目線で楽しめるのは勿論、書き手志望としての目線からでも惚れ惚れする作品。

4位 テイルズオブジアビス ナムコ ゲーム
主人公の度を越した自分勝手ぶりは多くの人に「途中で見たくなくなった」とも言われてしまうレベルだが、そこから立ち直る彼の生き様はとても感動的で熱いものがこみ上げてくる。また、彼の周りのキャラクターも一筋縄ではいかない人物ばかり。時には本人すら知らない驚愕の真実が隠されており、意外な人間関係が明らかになることも。物語の後半以降は悲しい別れ・すれ違いが連続して起こり、あまりの切なさに大声を上げて泣いてしまうほど。EDはとても悲しくて、それでもとても美しい。

5位 下妻物語 原作/嶽本野ばら・監督/中島哲也 映画
ロリータファッションが趣味の桃子とレディースの少女イチゴの友情を描く、笑えて泣ける感動大作。究極に馬鹿馬鹿しいギャグ映画と思いきや、所々に人生の教訓にさえなりえる名台詞・名シーンがはさまれ、更には涙してしまうエピソードまで、色んな要素がぎゅっと詰まっている作品。初恋の男性が自分の恩人の恋人だったと知り、涙は人に見せるなという彼女の教えを忠実に守っていたイチゴが「なあ桃子、女は人前で泣いちゃいけないんだよな」と呟いたのに対し、桃子が「うん。でも……ここには、誰もいないよ」といないふりをして泣かせてあげるシーンは強く胸を打たれる。他にも名台詞は数え切れないくらいに存在し、どれも深い。

6位 黄泉がえり 原作/梶尾真治・監督/塩田明彦 映画
死んだはずの人間が次々と姿を現す中、ヒロイン・葵の死別した恋人は何故か黄泉がえらない。必死に恋人・俊介を求める葵の姿は痛々しいほど悲しい。そして葵を想い、彼女が死んだ人間を忘れられない事に複雑な思いを抱く主人公・平太。しかし物語の最中に葵自身も黄泉がえりだという驚愕の事実が明かされる。彼女の「平太へ会いたい」という想いに、葵の恋人を黄泉がえらせようと奔走する平太は気付かない。自分が消えそうになっている事に気付いた葵が平太に携帯で呟くシーンは、これが役者に演じられたものだとは思えないくらいの切実さを感じる。メイン二人以外にも突然の再会と悲しい別れが数多く描かれ、鑑賞を終えた時には涙の流しすぎで頭ががんがんと痛くなるほど。

7位 ヴァンパイア十字界 原作/城平京・作画/木村有里 漫画
起承転結の「転」が何重にも繰り広げられる展開が魅力。また、主人公の壮絶な生涯が明かされたとき、その救いのなさに言葉を失った。自分の作品創りでキャラクターに枷をつけることをこだわりにしている私は、これ以上の枷を生み出せないと圧倒され、しかし自信を失うよりも原作者を尊敬する気持ちの方が大きかった。

8位 DEATH NOTE 原作/大場つぐみ・作画/小畑健 漫画
主人公とライバルの見事な頭脳戦は、バトルも派手な動きもない作品でありながらも常に興奮してしまう最高のエッセンス。また、「犯罪者を殺して理想の世界を創る」という主人公の志については、それについての善悪を考えてしまう、単なる勧善懲悪やピカレスクロマンでは収まらないテーマである。

9位 堀さんと宮村くん HERO 漫画
色々な形の愛情・友情が描かれている漫画。登場人物の笑いあり涙あり、共感できて考えさせられるやり取りは一級品。こころのどこかがちょっぴり痛い、そんな青春を描いた名作。

10位 傷-KIZ/KIDS- 乙一 ライトノベル
他人の傷を自分に移動させられ、またその傷を他の人間にも移動させられる能力を持つアサトという少年と、父親に虐待された上に母親が失踪してしまった、心に傷を抱えた主人公のお話。「切なさの達人」とも言われる作者の腕が痛々しいまでにふるわれている。夫を殺し息子までも殺しかけた母親に対して「お母さんは僕がいらなかったのかな……」と呟くアサト。顔の火傷をアサトに「三日間だけ預かってもらう」約束をした大好きな女性がそのまま姿を消してしまったことで悲しみの底に落ちてしまった彼の「なぜこんなに、生きるってことは苦しいの……?」という台詞は、私の大好きな言葉でもある。ラストは決して大団円ではない。姿を消した火傷の女性は帰ってこない。主人公の母親も帰ってこない。アサトの母親の罪は消えない。それでも、温かい最後がある。温かい切なさというものに触れられる、名作。

11位 ミミズクと夜の王 紅玉いづき ライトノベル
ライトノベルらしからぬ作風で、痛々しさが美しいほど切ない作品。主人公・ミミズクの壮絶な人生と、彼女を疎ましそうに扱う裏で優しさを与えていた夜の王。他にも「王国」の王様と王子、騎士とその妻。登場するキャラクターは全て、誰かを想う心を持っている。最後は大団円で、その美しさはどこか切ないまでのもの

12位 〝文学少女〟シリーズ 野村美月 ライトノベル
本を「食べてしまう」ほど愛している自称文学少女・天野遠子は、文字そのままに本をちぎって食べてしまう。彼女の文学へ対する熱い思いは読書意欲を高めてくれ、彼女の「想像」で表現され例えられる食材の味は本当においしそう。そんな遠子先輩に振り回される「今は普通の高校生」井上心葉が物語の主人公。彼らの周りに、文学作品に酷似した事件が起こる。誰かの絶望や葛藤、残酷な真実を知る度に、心葉と一緒に言葉にしがたい悲しさを味わう。だが、文学少女が語る「想像」で明らかになる本当の真実に救われ、ただただ涙を零すばかり。そこには美しいばかりではない人間の醜さや皮肉にすれ違う運命が存在して、どこか心がひりひりと痛む。本編のラストは余韻の残る、透明感溢れる最高のエンディングである。

13位 容疑者xの献身 東野圭吾 小説
弾みで別れた夫を殺してしまった妻とその娘。彼女を密かに想う隣人の男性が貫いた究極の「無償の愛」の物語。東野圭吾「ガリレオ」シリーズの主人公・湯川学のお話を、犯人側から描くミステリ小説。だが、犯人である石神の仕掛けたアリバイトリックの破り方は読者にも知らされず、ただただ首を捻るばかり。それこそが最大のトリックだと気づいた時、彼の悲しい愛情に心を打たれてしまう。どこにも救いがない真実は、心を締め付ける。映画化された際に付け足されたエピソードは、その痛みを少しだけ和らげてくれる名シーン。

14位 フルーツバスケット 高屋奈月 漫画
主人公の少女と、神様と十二支と猫の「呪い」を抱える「草摩一族」を描いた少女漫画。草摩一族の人間達が持つ深い心の傷を癒してくれる主人公に、読者も一緒に救われた気持ちになる。彼女もまた心に傷があるキャラクターであり、彼女の前向きなひたむきさにも励まされる。人を強く思うことの温かさを知る作品。数多いキャラクター達はどれも個性豊か。心の底から愛している故にすれ違う人間関係は、やるせないもどかしさを味わう。それらは全てが必ず実るとは限らない。悲しいままで終わってしまうものも多いが、それでも感動する。

15位 初恋限定。 河下水希 漫画
オムニバス形式のラブコメ漫画。中・高校生達の初恋をテーマにした作品。微笑ましい初恋から、「何故そうなる!」と突っ込んでしまう変な恋路、そして涙がぽろぽろ零れる切ない失恋話まで、様々なエピソードがある。登場人物の想いが密接に関わり、メインキャラの相関図が物凄く複雑になったほど。読むと思わず恋がしたくなる青春ストーリー。

16位 バクマン。 原作/大場つぐみ・作画/小畑健 漫画
漫画家の主人公達が挑む魅力的な作品作りや、アンケート至上主義である過酷なジャンプ連載とその編集者たちがメインに描かれ、漫画に限らず物語の創り方において非常に参考になる作品。個人的に一番の教訓は「自分が楽しいだけの(読者を楽しませる努力をしない)作品を書きたいなら同人誌でやればいい」

17位 キノの旅 時雨沢恵一 ライトノベル
短編形式で綴られる、キノと喋る二輪車・エルメスの旅。「世界は美しくなんかない。そしてそれ故に美しい」というキャッチフレーズのままに、お綺麗なだけではない国や人たちとキノが出会う。シュールで物悲しく、それでも楽しいお話。それぞれ変わった風習や価値観を持った国が登場し、時には理不尽な扱いを受ける事もあり、その「変わった国の変わった人々」との出会いが見所である。キノ以外にも、自分が暮らせる国を探して旅する元王子・シズとその連れ、キノの師匠の若い頃などの旅も収録されている。キノのクールでドライな性格、シズのやる事が裏目裏目に出る不器用な性格、師匠とその弟子の殺伐とした世界をあっさりと受け流す図太い性格など、キャラクターにも大きな魅力が。

18位 狂乱家族日記 日日日 ライトノベル
「破壊神の子供かもしれない存在」が集まって家族生活を送るという、奇抜な設定の家族もの。家族達も一筋縄ではいかないキャラクターばかりで、神として育った猫耳娘、オカマの極道などはまだ甘い方。戦闘サイボーグや喋るライオン、はたまた謎のクラゲと、人外も家族としてカウントされる。彼らは心の何処かに傷を抱えていて、家族としてそれらを乗り越えていく。どうしようもない状況を「母」である凶華がひっくり返す「宴(凶華命名)」なるものは読んでいて爽快。軽妙な文章も魅力的なキャラクターやストーリーを支えている。

19位 鋼の錬金術師 荒川弘 漫画
絶妙なスピード感に息を飲まされるバトルの連続は、派手で豪快な肉弾戦以外にも、錬金術漫画である事を思い出させる頭脳戦が。そして突然訪れる悲しい死。賑やかな登場人物たちは、どれも喜怒哀楽を激しく魅せてくれる。愉快な声を上げてしまうギャグシーンと、涙溢れる悲しい場面は、キャラクターが生き生きとしているからこそ映えるもの。

20位 わたしたちの田村くん 竹宮ゆゆこ ライトノベル
二人の少女と恋をしたり恋をされたりする「田村くん」の可笑しくて悲しいラブコメディ。「故郷の月に帰る」と主張する電波な少女・松澤には、実は事故で家族を亡くしていて、夢の中で月にいる家族が自分に手を振っていたから、という悲しい事情があった。また、ツンドラ系美少女の相馬は、中学時代に虐めにあって不登校になっていて、校舎の壊される様子が見える高層ビルで「ざまあみろ」と呟く悲しい日課があった。もう中学時代には戻れないと知った相馬が「もう、あそこに帰れないよ!」と泣くシーンはこちらまで涙する。彼女達のどちらを選ぶのか? 田村くんのヘタレで情けない、だけど苦しんでいる人を見過ごせないキャラクターも魅力。

◆その他(83作品)
【ライトノベル】
「君のための物語」「涼宮ハルヒ」「スレイヤーズ」「デュラララ!!」「とらドラ!」「ヒメカミ覚醒。~マツロイの剣~」「まるマシリーズ」
【小説】
「アヒルと鴨のコインロッカー」「暗いところで待ち合わせ」「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」「GOTH」「砂漠」「死神の精度」「週末のフール」「重力ピエロ」「大好きやったんやで」「チルドレン」「不思議の国のアリス」「ふたり」「ポテチ」「魔王(伊坂幸太郎著)」「南の島のティオ」「モダンタイムス」「黄泉がえり」「ラッシュライフ」「ラブレター」
【小説(児童書)・童話】
「ハウルの動く城」「ごん狐」
【漫画】
「赤ずきんチャチャ」「犬夜叉」「ヴァンパイア十字界」「VAMP!?」「宇宙の果てからこんにちは」「EREMENTAR GERAD」「臆病色にひかるキャンパス」「賢い犬リリエンタール」「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」「君と僕。」「今日の猫村さん」「黒執事」「Get Backers-奪還屋-」「ここだけのふたり」「GIANT KILLING」「ジャングルはいつもハレのちグゥ」「女王騎士物語」「スパイラル~推理の絆~」「SLAM DUNK」「ソラニン」「だんでらいおん」「ツバサ」「トップ オブ ザ ワールドな人たち」「のだめカンタービレ」「BLEACH」「ヘタリア」「ホイッスル!」「封神演技」「保健室の死神」「星は歌う」「ぼのぼの」「xxxHOLiC」「魔方陣グルグル」「山田さん」「闇は集う」「幽☆遊☆白書」「夢見なサイキック」「らんま1/2」「るろうに剣心」「レイアース」「ワーキング娘」「ONE PIECE」
【アニメ】
「エヴァンゲリオン」「機動戦士ガンダムSEED」
【映画】
「君にしか聞こえない」「グリーンマイル」「スター・ウォーズ」「ただ、君を愛してる」「誰も守ってくれない」「博士の愛した数式」「フィールド・オブ・ドリームス」
【ドラマ】
「魔王(金曜ドラマ)」「マザーアンドラバー」「ヤンキー母校に帰る」
【絵本(ブックレット)】
「星の鳥」


<日昌晶師匠からのコメント>

以上が夢見照子さんの初めての課題発表になります。
全部で自分の好きな作品を103作も列挙して、それぞれにコメントをつけてもらったのですが、
ブログ掲載分では、ベスト20選外の作品についてはタイトルだけにとどめさせてもらっています。
とはいえ、けっして無駄なことではなく、かえって、この選外のコメントを書くことによって
自分がどんな方向性の作品を好んでいるのかということが具体的にわかったと思います。
ということで、もったいないから一般読者のみなさんには門外不出ということでヒミツです。

それに課題は自分でやってみないと意味がないですしね。
好きな作品を100作以上も挙げるのは難しいし、その全てにコメントを書くのはさらに大変ですよ。
でも、この大変な作業をしたことで、今まで頭の中ではなんとなくしか考えていなくて漠然としていたり、
ついつい直近に読んだ作品に感化され、ころころ変わっていたりしたような
自分の「好き」が浮き彫りのように、はっきりと鮮明に浮かびあがってきます。

自分がどんなものを好きなのか、あるいはおもしろいと思っているのかを知っていれば
アイデアを考えるときも作品を執筆するときも、ブレたり迷ったりしにくくなります。
孫子兵法の「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」の「己を知ること」ですね。
まず自分を知らなければ、他人をおもしろがらせたり感動させたりする作品なんて書けません。
もしあなたが執筆中に自分の作品が「これって本当におもしろいかな?」と迷うようなことがあるなら
ぜひこの課題に挑戦してみてください。きっとあなたの書きたい作品の方向性が見えてきますよ!

でし夜の弟子入り AKR48作家修業日記(2)

課題ラウンド1

初めまして。ボクは葛那でし夜といいます。女性向け作家的弟子1号さんです。
おにゃの子に萌えとキュンを♪ 頑張るでござる!

でし夜01

ってなことで、【第1ラウンド】いっくよーヽ( ・∀・)ノ

!ミッション 
「自分の好きな作品(何でもOK)をピックアップし、何処が好きだったのかをはっきりさせる」ため、
「計100作品+ベスト20作品を挙げよ!」

重なる部分=ボクの趣味=ボクが今後書きたいもの
そう……全ては、【インナー読者の趣向を想定する】ために!


100作品+20作品……だと?
そもそも、ボクに「好きな作品」が100もあるのか?
しかも、その内20作品には50~60文字の「あらすじ」をも添えなければならない……
つまり、あらすじだけで、1万字も書かなきゃならないんだ!! たったの7日以内に。

……とにかく、7日間の予定を立てねば始まらぬ。
1日目:思いつくまま作品をピックアップし、面白かった所を書いてゆく
2日眼:思いつくまま作品をピックアップし、面白かった所を書いてゆく
3日目~7日目 5作品ずつ、あらすじを書く。提出する。

   (´・ω・`)

   ……まぁ、具体的じゃないけど、いっか。

予想外のことに、一日で140作品ほどピックアップが完了し、
「なんだ、なんだ~意外と楽なんじゃね??」と、思ったのも束の間だった。

  ○疑問1
そもそも、ここで挙げた作品を、今読み返してベストだと思えるのだろうか。

ベスト20に選んだ作品は、確実にボクの構成要素だ。でも、何度も読み返し鼻水すすったのは、随分と前の話。
ボクは、急に不安になった。

  回答→読み返したらいんでね?

ということで、ママンに電話。実家に置きっぱなしにしていた数作品を、送って貰うことにした。
以下、ボクと母の会話↓↓↓

僕「もしもし、ママン? あのぉ、漫画を数冊送って欲しいんですけれども」
母「どれ? ママンは分かりませんよ、あんたの漫画は」
僕「えっと……パソコンの右隣にある……はぁ、ちょっと大きめの本なんですけれども」
 ボクは一生懸命、実家の本棚を思い出しつつ言葉を続ける……
僕「えっと、その辺にある○○なんだけど」
母「うーん……よく分からないなぁ」
僕「だよねぇ」
母「あ、あった、あった!」
僕「え、マジ?!」
母「なっつかしいなぁ。あんたの大好きな『テニスの王子様』だよ」
僕「テニプリ? ……東京に全部、持って来てるけど」
 ……? 大判のテニプリ?
母「えー……でも確かにこれ、そうだよ。宍戸さんだもん」
僕「しかも氷帝? そんなんあったかなぁ……」

テニプリの大判コミック? なんぞ?

記憶を辿ること数分……

……ぎゃひっ! Σ(´Д`;)

あったよ。あった。テニプリの大判コミック。
正確にはテニプリじゃない。テニプリの

           ア ン ソ ロ ジ ー や。 

僕「んんんななななな、何でそんな奥の方の引っ張り出しちゃってんの?!
パソコン右隣の棚だっつったじゃないですかああああああ!」
それは、パソコン机の引き出し、一番下の奥にしまってあったはずのブツだった。

▼解説しよう!
パソコン机の一番下の引き出し……そこは、正しく腐海。
アンソロから同人誌、同人ゲーなど、あらゆる年齢制限のブツがぶっこまれている秘所なのだ。

母「ぶふっ」 ;:゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ッブ
僕「何吹き出しちゃってんの?!」
母「あんた……こんなの読んでたんだ…………あぶふふぅっ」 ;:゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ッブ
僕「ひぃぃぃぃぃぃぃ:((´゙゚'ω゚')): いや、あの、へぇ、そんな趣味がござって」
母「ぶ……で、これ送ればいいの?」
僕「全然違うよ! ってか、読むなよ! いい、いい、音読しなくていい、それじゃない、
  分かった、分かったから、ね、た、たの、頼むから……頼むからしまってくれえええええええええええ」

▼でし夜の精神に100のダメージ!
▼ずっとママンのターン!
▼ずっとママンのターン!
▼でし夜は死亡した!
▼でし夜は灰になっちゃった!!

        ~ZINSEI TSUNDA~

……漫画が届いたのは、それから2日後のこと。
屈辱を晴らすかのように、獰猛に読み漁ったボクは、以前感じた不安は杞憂だったのだと気づく。
人生に影響を与えたベスト20作品は、やはり、変わらず楽しいと思える作品だったのだ。
まぁ、「照れる照れる照れるぅぅぅっ、おっほ、ほびょびょびょびょ!!」と、
顔面に熱を感じることはあったけれど。
 でも、当たり前と言えば、当たり前なのかもしれない。
これらの作品に出会えたから、今のボクはこんな風になっちゃってるのだし。
ただ、惚れたキャラクターだけは、幾人か違っていたのだった。
この辺は、やはり読者年齢とチューニングを合わせなければならない部分なのだろう、
などと偉ぶったことを言ってみて、ミッション1のレポートはおしまい。

( ゚ё゚)< ちなみに、あらすじの字数は、1万字じゃなくて1千字だよ!

ちゃ、ちゃんと、提出前には気づいたんだからねっ(^p^)

第1回課題「マイベスト20を作れ!」(葛那でし夜の場合)

【第1回課題】
自分の好きな作品のベスト20を作れ。
ただし最低100作以上の候補を挙げ、それぞれについて、どこが面白いのかコメントをつけること。
さらに当該作品を知らない人にもわかるように書くこと。

<ベスト20>
1位 名もなき花 四鵬マユミ コミック
親友の自殺のせいで心を閉ざしてしまった少女・絢が、絶滅した狼の記憶を持つ少年・崇と出会い、心を取り戻してゆくお話。狼の正体を突き止めようと動く二人は、やがて、人類滅亡を夢見るクライン医師の陰謀に巻き込まれていく。
物語を、語られるメッセージを、愛してます。まっすぐ過ぎる話だけれど、どこまでも優しさがあふれている。
好きなキャラは全員です。が、特に挙げるならば、陸央くん。ヤンチャキャラなんだけど、ひたむきにクライン先生を愛してるところが、とてつもなく可愛らしく、切ない。クライン先生も好き。愛するがゆえにいきすぎて狂ってしまった。笑いながら人殺しの夢を見る、可哀想な人。うあー好きだ。

2位 エレクトリック・マーメイド 桃川春日子 コミック
自身に宿る心を信じられない、連続ロボット破壊犯の人型ロボット・カラスと、生まれたばかりで世界に怯えるヒューマノイド・すずめのお話。カラスはすずめと心を通わせてゆくうちに、心を認め、すずめは他人の痛みを理解していく。
とにかく、物語が好き。心の悩みが氷解していく課程に、共感しつつ羨ましくもあり。希望を貰った。好きなキャラクターは、カラス。優しいが故にロボットを破壊し続け、自らも廃棄処分を望む彼が好きだった。また、格好イイ彼が、奴隷機能のせいですずめちゃんに振り回される様が哀れで萌えた。話は変わっちゃうけども、同時収録されている「青空をあなたに」の姫様も特に好き。男の子口調で、純真で、汚れなく、優しい。彼女が大好き。

3位 聖女ジャンヌと悪魔ジル ミシェル・トゥルニエ 小説
ジャンヌ・ダルクと青髭ジル・ド・レの生き様。一途に愛に狂わされた、聖女と殺人鬼の対照的な姿を描く。
狂信的な愛の様が素晴らしい。好きなキャラはジル。愛故に狂ったわけじゃなく、愛が単なるきっかけだった。そうゆうリアルというか、汚らしいところも含めて、ダメ男っぷりが切なくて好きだった。また、ジャンヌの、突っ走った神への愛に共感した。あれほど全身全霊をかけて、愛せるって素晴らしいと思う。

4位 銀の勇者 渡辺祥智 コミック
「最強パーティを組んで、二人で世界を救おう」親友・リチェルカーレと約束したビートだったが、リチェは、魔王の手先となっていた。リチェを説得しようと赴いたビートは、魔物たちの優しさに触れ、魔物と人間の共存のため新しく歩み始める。
何にせよ、リチェが可愛い。超絶美人さんで、理知的かと思いきや考えるのが苦手で、ボーッとしてて、でも男らしく頑固者。また、魔王たんも、「ですぅ」調で可愛すぎた。世界観からして可愛い。でも、物語は愛憎入り乱れて切ない。好きなキャラクターは他に、アルさん。ぼーっとしてるんだけど、思慮深く、強い人。

5位 残酷な神が支配する 萩尾望都 コミック
義父の性的虐待によって病んだジェルミと、彼を助けるため奔走する義兄イアンの愛情物語。
恋愛観が溜まらなく好きだった。イアンの悩む様には言葉もない。格好つけ、大人なイアンが、どうしようもない壁にぶちあたり、それでも、なんとかジェルミを助け続け、愛そうとする所に心が打たれた。

6位 風の谷のナウシカ 宮崎駿 コミック
行き過ぎた文明による環境破壊が、腐海を生み出し、人類はそれに脅かされ生きている。風の谷の族長の娘・ナウシカは腐海と人間の共存の道を探ってゆく。
壮大な世界観が好き。キャラの一人一人が自身の運命と対決し、未来へ向かって模索し続ける様が好き。キャラとしては、オーマ、クシャナ、ユパ様、ナウシカ。誰とも選べない。みんな強く、一途で、それぞれの正義があり、弱さをひた隠しに悩み苦しみ、前に進んで行こうとする姿に勇気を貰った。

7位 輝夜姫 清水玲子 コミック
岡田晶は、養母に引き取られる以前の記憶を持っていない。ある日、幼なじみであるという二人の少年に誘拐された晶は、過去を知るため米軍キャンプに参加することになる。
世界観、物語ともに好き。だけれども、面白いっていう感情の振れ幅はマイナスに傾いた。たぶん、恋愛観の不一致。とにかく、中盤以降の晶が気に喰わなかった。嫉妬? 好きなキャラクターはミラーさん。美形なのに口も振る舞いも悪く、クールなんだけど、晶を一途に愛する姿に惚れた。あと好きだったのは、まゆちゃん。彼女の自分勝手で、自分の命を盾に脅迫しちゃったり、リスカしたり、罪悪感で人を縛ろうとするムカつく姿は、痛々しくて可愛らしくて、愛おしかった。

8位 遠征王シリーズ 高殿円 ライトノベル
女であることをひたすらに押さえつけて生きる、男装の女帝・アイオリアの物語。女であること、王であることの間で悩み続ける彼女は、敵国の将軍であり元夫のミルザから寄せられる愛憎に、全てを捨てる決意をする。しかし、時代が二人の幸せを許さない。
まず、個々の物語、例えば王宮の謀略や、ぐっちゃぐちゃの恋愛が読んでいてあうあうする。姉弟愛、略奪愛、主従愛、百合愛、父娘愛……等々。男に捨てられた妊婦を愛するジャックの話は、特に感動した。好きなキャラクターは、キティです、キティ!! クーデレ。自分を愛していると言って憚らないアイオリアを冷たくあしらい、自身の想いを隠し続け、ひたむきにクールに死ぬまで王を愛し続けたキティが大好きです。女を捨てきれないアイオリアも好きだけど。次点は、女王を愛するヘタレ騎士ナリス。格好良いし頭もきれるし、強いしで、完璧な男なのに、アイオリアに鼻であしらわれている無様さにギャップ萌え。ミルザの誘拐監禁など痛々しい愛も好きでした。

9位 炎の蜃気楼 桑原水菜 ライトノベル
 現代に怨霊となった戦国武将が蘇り、天下統一を求めて再び戦が始まる。その名も〈闇戦国〉。上杉景虎の喚生者である高耶は、闇戦国を止めるために立ち上がる。
高耶の部下・直江さんが、主人の強大な力への嫉妬と愛の狭間で悩む姿が好き。愛とは何か、を考えさせられる。キャラクターというよりも、語られる悩みが好き。敢えて好きなキャラを挙げるなら、直江さん。高耶さんに惚れて、ぐちゃぐちゃに悩んで死にかけて、おろおろする格好良い彼が好きです。高耶さんは、格好良くて強くて、王子様で、憧れた。また彼は、直江を愛するがゆえに愛に応える訳にはいかなかった凛々しいお姿に脱帽。あとは、小次郎が好き。自分の心の動きが分からず、恋していると自覚した時、自分は高耶に望まれた存在ではないと知った彼は、余りに切なかった。

10位 彩雲国物語 雪乃紗衣 ライトノベル
女であるために官吏になれない秀麗は、それでも夢を諦められないでいた。彼女は暗君・紫 劉輝の根性をたたき直すために、教育係として後宮へ入る。女性官吏への挑戦が始まる。頑張る秀麗ちゃんを応援したい。物語もキャラクターも文句なしで大好き。
最も好きなキャラは燕青。ボケっとしてるんだけど、格好よくて、優しくて、大らかで〈厳しい〉。たぶん、この厳しいっていうのが、一番重要ポイントなのかもしれない。あと、恋心をひたすら隠してる所とか。想いを隠しつつ、主人公を支え続ける姿に、惚れます。本当に、「惚れる」っていう言葉が当てはまる。萌えとかじゃないんです。あとは、もう、選びきれないほど萌えキャラがいます。まず、静蘭。彼は美形腹黒、暗い過去を引きずった王子様。でも主人公にはデレデレで可愛い。「お嬢様」とか呼ぶところが、またいい。いい! 次いで、絳攸。彼は頭の切れるクールキャラだったのに、方向音痴設定のおかげで、かなり可愛い子になりました。クールなのに、短気っていうギャップも良いです。楸瑛さんは、大人~な人なんですが、兄弟たちからいじられたりして、かーなーり、ヘタレで、そのギャップや良し! 悠舜は優しい顔して腹黒様で、凄いハラハラします。黎深はクール、王様キャラなのに、実は親馬鹿で姪っ子ストーカーというギャップが萌えます。クールなのに、好きな人の前だとデレッデレ。霄は、腹黒、頭切れキャラなくせに、大好きな親友への執着度合いが相当キモくて良かったです。葵 皇毅さんは、鬼畜な上司なのに、実はちょこっと優しいところが良かったです。陸 清雅様は、偉そうなんですけど、努力家で必死で、寂しい人で、萌えます。榛 蘇芳くんは、普通に好き。へらへらしてるくせに、意外と考えてるってところとか。この作品中、一二を争う大人っぷり。杜 影月は、燕青の次に好きなキャラです。穏やかで優しくて、弱々しいのに強い。茶 鴛洵は、とにかく格好イイ。自分の望みのためなら、自身すらいとわず、やりとげようとする。ツンツンしまくってるのに、霄の前じゃデレるってところがまた、可愛いじーさま。茶 克洵は、弱々しくて、でも、芯は強くて、おたおたと奥さんを愛する様が可愛い。茶 朔洵は、イキっぷりがいい。狂ってるくせに、主人公への愛でまともになっちゃって、自ら身を引く弱さが好き。藍 龍蓮は、馬鹿で天才で、優しくて大らかで、完璧な男。女性キャラクターでは、秀麗が好き。頑張る彼女をどうして嫌いになれますか! むしろ、彼女の仕事を邪魔する男陣を許せない。邪魔すんなっ! あとは、春姫が好き。けなげで強い。一人をしっかり愛してて、旦那さんを甘やかさない人。最後に、英姫ばあさま。強すぎる。だけど、もろい女性的な部分がある。

11位 遥かなる時空の中で コーエー ゲーム
時空を超えた主人公が、白龍の巫女となり、八葉と呼ばれる8人の男性に守られながら、世界を救う話。1は平安時代に似た異世界へ飛び、人間と鬼との共存を模索する。3では、源平合戦に巻き込まれる。
特に3の「好きな人の命救うため時間を行き来し、過去をやり直す物語」が好き。好きなキャラクターは、1では泰明さん。彼のお母さんになりたいと思う。3では、景時さんが好き。「一緒に逃げてくれないか?」と言っちゃうヘタレっぷりに萌えた。また、知盛のヤンデレ加減も好き。

12位 超訳百人一首 うた恋い。 杉田圭 歌集 
タイトル通り、百人一首の超訳。恋歌をピックアップし、それぞれにまつわる話が描かれる。
専門知識、解釈、キャラ、ギャグ共にすき。自分の目指す作品がここにあると思っている。好きなキャラを挙げるなら、陽成院。馬鹿で捻くれてて、偉そうで、でも奥様の尻に敷かれちゃってて、ツンデレで可愛いです。物語としては、紫式部のお話が好きだった。女であり様々な制限を加えられながらも、強く生きる紫式部の姿に心を打たれた。

13位 Wall-e ピクサー 映画
地球にうち捨てられた、孤独なゴミ処理ロボット・Wall-eは突然現れた最新ロボット・イヴに恋をする。その想いが、地球から逃げた人類に、母星への帰郷を促す。
原人の解釈が素晴らしかったと思う。好きなキャラクターはもちろん、イーヴァ、ウォーリー! イヴのツンデレ、ウォーリーのひたむきな愛情にはノックダウン。動かなくなったイヴをウォーリーが甲斐甲斐しく世話をし続けるシーンでは、切なくて胸がきゅんきゅんした。

14位 裁きの血シリーズ 十波妙子 コミック
短命の一族・ビスキューが、子供の頃忍び込んだ王城で恋に落ちたお姫様は、実は国王だった。騎士となった彼は、長命なために孤独で、優しい王に惹かれていく。
世界観が好き。雰囲気が好き。ビスキューが語るお母さんの思い出話一つ一つが、優しくて厳しくて、勇気をくれる。ほのぼの~としながら、全然幸せな話ではない。でも、胸が温かくなる話ばかり。好きなキャラはナイトリー。彼の直向きに主人を愛するところが好き。いっつもクールでデキル犬なのに、主人の前だけではデレる。

15位 天使禁猟区 由貴香織里 コミック
無道刹那は、愛する実妹を失い、天使として覚醒する。妹を蘇らせるために黄泉へ旅立った刹那は、やがて、天使と悪魔の戦争に巻き込まれ、神の陰謀を打ち砕く。
壮大な世界観が好き。残酷なのに美しい物語が好き。好きなキャラクターは、加藤先輩。ダメで、捻くれてて、ヤク中で、でも誰よりも気遣いができる優しい人。ルシファーも好きだった。格好良くて、何でも出来て、でも、本当に欲しいものは一つも手に入らない。クールに狂ってる様が素敵でした。マッド・ハッターも好き。壊れ方がグゥ。淫乱で、残酷で、愛に一筋で、することなすこと、切なくなった。

16位 グラビテーション 村上真紀 コミック 
ボーカリスト新堂愁一(♂)は、人気小説家由貴瑛里(♂)と出会い一目惚れする。恋人の座をゲットした愁一だったが、暗い過去のせいで心を病む由貴に翻弄され続けながらも、想いを貫き通す。恋に仕事に一生懸命な愁一の物語。
下品で激しいギャグに骨抜きにされた。
秀一の真っ直ぐさは、恋する乙女共通、彼の馬鹿さが大好き。あれだけ人を愛せたら、怖い者なしだ。でも、いっちゃん好きなキャラクターはKさん。ぶっ飛びすぎの一言につきる。

17位 Under the Rose 船戸明里 コミック
19世紀英国、ロウランド伯爵家の人間模様を描いた作品。冬の部では、伯爵の愛人グレースを巡った息子たちの話。春の部は、生真面目なガヴァネスが、ロウランド家の歪みを矯正しようと試みるも、自らも堕落していくお話?
どっぷりと英国貴族の生活にはまれる深さが好き。物語も、リアリティがあって、人間の本質を追究するもので、容赦がない。その辺も好き。好きなキャラクターはウィルくん。一見して柔和な少年なのに、裏ではエゴのために、他人を傷つけ、犯す、酷い人。レイチェルが快感を知り、堕ちてゆくさまが耽美で好き。

18位 HUNTER×HUNTER 冨樫義博 コミック
死んだと聞かされていた父親が実は生きており、ハンターであると聞いたゴンは、ハンターを目指すと同時に、父親に会うことを夢みて旅立つ。
世界観も物語も好き。バトル物で、強さのインフレが余りおこらないのが良い。好きなキャラはキルア。初めての友達のゴンにデレるツンツンヤンチャキャラには死ぬほど萌えました。可愛い。でも、第一位は、クロロ様。残酷で、でも優しくて、ちょっと抜けてる彼が大好きです。もう、大好きです! ヒソカのイっちゃてる感じも大好き。

19位 ふしぎ遊戯 渡瀬悠宇 コミック
夕城美朱は図書館で見つけた『四神天地書』という書物の中へ吸い込まれてしまう。彼女は、朱雀七星士たちと共に、本の世界を救うため朱雀と巫女となる。
親友と一人の男を取り合ったり、男性陣にモテまくったり、羨ましいこと限りない。好きなキャラクターは、亢宿&角宿。亢宿の優しいながらに、好きになっちゃうと何やらかすか分からない危ない所とか、角宿の兄への想いや、一途に唯ちゃんを愛すところが好き。連載当時は、柳宿さんに狂ってた。

20位 テニスの王子様 許斐剛 コミック
テニスの申し子・越前リョーマが、テニスの名門校青学に入学し、テニス部に入部し、全国大会優勝を目指す話。
物語は脇においといて。キャラクターが飛び抜けて良い。というか、人生を狂わせられた。好きなキャラクターは、最初は、不二先輩だったんですけど、例に漏れず氷帝登場で人生アボーン。跡部様に惚れて、財産削りました。でも、一番好きだったのは、宍戸さん。宍戸さんと鳳くんの恋愛の先輩後輩関係にやられました。何だ、あの公式。で、鳳くんのヤンデレ設定が大好きです!(腐)


<その他作品>
【アニメ】
Cowboy Bebop 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムseed 少女革命ウテナ 新世紀エヴァンゲリオン s.CRY.ed 天空のエスカフローネ 無限のリヴァイアス
【映画】
エコール 王は踊る オペラ座の怪人 紅の豚 さよなら子供たち 千と千尋の神隠し トイ・ストーリー モンスターズ・インク
【ゲーム】
ヴァルキリープロファイル 幻想水滸伝 SHADOW HEARTS すみれの蕾 ゼノギアス 戦国BASARA ペルソナ4
【コミック】
あかく咲く声 悪魔のオロロン イタズラなKiss エスペランサ おおきく振りかぶって 大人の問題 お迎えです。 風光る からくりサーカス ガラスの仮面 空の帝国 彼氏彼女の事情 木島日記 寄生獣 きらきら馨る 銀魂 金田一少年の事件簿 黒鷺死体宅配便 黒の太陽銀の月 紅茶王子 氷の魔物の物語 これらすべて不確かなもの 金色のガッシュ!! 最遊記 純情かぐや姫 少年残像 ジョジョの奇妙な冒険 新撰組異聞PEACE MAKER SLAM DUNK 西洋骨董洋菓子店 聖☆おにいさん SEX PISTOLS 地球へ… 同細胞生物 トーマの心臓 トライガン ドラゴンボールニューヨーク・ニューヨーク のだめカンタービレ 花ざかりの君たちへ 花咲ける青少年 BANANA FISH 花よりも花の如く 美少女戦士セーラームーン 百鬼夜行抄 ファンタジスタ フルーツバスケット 封神演義 ホームスイートホームシリーズ ホムンクルス 摩利と新吾 目隠しの国 もやしもん 弥次喜多 幽☆遊☆白書 ライジングインパクト リストランテ・パラディーゾ リョウ ルナティック雑技団 魔術使いシド&リドシリーズ ONE PIECE
【ライトノベル】
足のない獅子 英国妖異譚 オペラ・エテルニタ 影の王国シリーズ かぜ江シリーズ 奇談シリーズ ざ・ちぇんじ! されど罪人は竜と踊る 十二国記 四龍島シリーズ スレイヤーズ ちょーシリーズ トリニティ・ブラッド なんて素敵にジャパネスク デュラララ!! パラダイスルネッサンス フルメタル・パニック! 毎日晴天!シリーズ マグダミリア三つの星 魔術士オーフェ まるマシリーズ 水空の「青」―1st・フレンド やさしい竜の殺し方 竜の眠る海シリーズ
【その他】
あしながおじさん 仮面ライダー電王 後宮小説 作家アリスシリーズ 蒼穹の昴 デミアン 人間失格信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス 薔薇の名前 ハリーポッター 百鬼夜行シリーズ 勾玉シリーズ 嗤う伊右衛門



データ内約 計142作品

<志向別>
 女性志向作品:72
 男性志向作品:34
 中間    :28
 児童向け  :8

<媒体別>
 コミック:76
 ラノベ :27
 映画  :9
 アニメ :8
 ゲーム :8
 その他 :14


<日昌晶師匠からのコメント>

夢見照子にひきつづき、今回は葛那でし夜のマイベスト20となります。
課題としては最低100作品と指示をだしておきましたが、でし夜の候補作品数は142作品と
やる気を見せてくれて師匠としてはうれしいです。言われた以上のことをやってこその修行ですよね。
照子が少年向けレーベルをめざしているのに対して、でし夜は少女向きレーベルなので
やはり好きな作品に差がでていますよね。また同時に重複する作品があることにも注目です。
男性で少女レーベルを狙っている人には、かなり参考になるかと思います。

でし夜曰く、課題を書いているときは「まる裸にされているみたいで恥ずかしい」という
感想を漏らしていましたが、まさにそれが今回の課題の目的だったわけですね。
こういうことでもしないと「どんな作品が書きたいの?」と質問しても
普段は漠然としたことしか考えていないから、たいしたことが答えられない。
大まかすぎて使えないんですね。細かいところまで考えるには、
こうして具体的に作品と好きな点を書きだしてみて、それを全体として眺めたとき
今まで気づかなかった自分が作品を好きになるポイントが見えてくるわけです。

さらに統計をとってみると、さらに客観的に自分の好みがわかってきます。
実はでし夜は上の結果から統計・分析もとっているので次回はそれを特別に公開します。
はたして、でし夜はどんな結果に至ったのか、乞うご期待!

ラノベ世界を実現する方法>AKR48弟子補完計画 【連載小説第1回】

小説『ラノベ世界を実現する方法>AKR48弟子補完計画』は
通常の弟子視点による作家修行日記ではなく、日昌晶師匠視点からのノンフィクション小説です。

現実と小説ではタイムラグが一週間ほど生じますが、基本的にリアルタイム進行!
さらに登場人物たちも随時この作品を読むため、常に現実と小説とが相互に影響をおよぼし、
メタノンフィクションともいうべき重層構造を持つ実験的な作品となっています。
また小説本文だけでなく、ラノベりあんのブログ記事すべてが渾然一体となって、
ひとつの作品となっていますので、より作品を楽しむにはブログ記事との併読をお薦めします。
では、本編をどうぞ!


序章 私の弟子がこんなに可愛いわけがない (1)

「ライトノベルみたいな生活をしたいんだぁぁぁぁっ!」
 絶望と妥協によって渾然一体となったリアルの洪水に溺死しかけている私の心の叫びだった。
 ひとくちにライトノベル世界を実現したいといっても、自分には超能力も特殊能力もなければ、異能の血をひく一族の末裔でもない。そもそも根本的にラノベ主人公の定番である中高生でもなく、いい年した大人なのである。
 しかも生まれてこのかた、剣と魔法の異世界に召喚されたこともなければ、怪物に襲われたこともないし、まして美少女が空から降ってきたこともない。
 であるからして、どうにか物理的に、あるいは予算的に実現できそうなものをと取捨選択してゆくと、やはりラブコメしかないのではなかろうか。
「強大な魔物と戦って命を落とす危険のあるサバイバル生活はまっぴらごめんだ。美少女に囲まれてのむふふな生活こそ向いているのさ」
 私は誰にともなく、うそぶいた。ここで虚しいと思ってしまったら負けだ。
 そしてラブコメはラブコメでも、あっ晴れ、日本男児の本懐を遂げんとするならば、とことん夢は大きくハーレムである。色とりどり美少女たちに囲まれた甘い生活――考えただけで大脳新皮質がチーズのようにとろける。
 しかしながら一歩まちがえると、ラノベではなくエロゲーになってしまう。ここは心を引き締めていかなければならぬと、拳を握りしめる。
 さて、ラブコメなら学園が舞台なのは鉄板だが、さすがに舞台を学園にするには年齢的に苦しすぎるのではないかと。
「なんという光陰矢のごとし! なにもかも遅すぎた……」
 私は、はたと当惑し、そして愕然としたのだった。
 しかし、こう見えても私もライトノベル作家の端くれである。
 ない頭をフル回転させて、どうにかして無理を通して道理をひっこめるか三日三晩、思案に思案を重ねた結果、たしかに主人公である私とヒロインである生徒は同級生としては無理がある。しかし教師と生徒という立場であれば、どうにかなるのではないかという結論に至ったのだった。
 そして毎日の日課としてライトノベルの書き方を綴っている「創作教室ラノベりあん」なる私のブログで、ものは試しにとネットで弟子を募集してみることにしたのだ。
 そうしたら、どうだろうか。なんと苦もなく、ふたりも弟子ができてしまった。
 それもうら若き乙女である。
 私のブログ読者は男ばかりだというのに、これぞライトノベル的神展開といわずして、なんという。ライトノベルの神は私は見捨てはしなかったのだ。
 しかし、さえないライトノベル作家の弟子になろうなんて物好きな、そして騙されやすい弟子たちだ。
 師匠として弟子たちが将来、悪い大人に騙されないかと、今から気を揉んでいるしだいだ。
 そんな奇特な弟子の名は、夢見照子と葛那でし夜といった。
 照子はショートカットのよく似合う華奢な一番弟子で、どこかほっとけない守ってあげたくなるような子だった。容姿といい性格といいエヴァンゲリオンでいえば綾波レイといったことろだ。
 でし夜は眼鏡っ娘な二番弟子で、しとやかな見た目とは裏腹に快活で常に私の予想を越えた奇行がお茶目なのだ。同じくエヴァにたとえるなら真希波・マリ・イラストリアスだろう。劇場版見てないけど。
 そして私は碇ゲンドウとして、このふたりを育成シミュレーションゲームよろしく新人賞受賞に導くというのを建前にして、あんなことやこんなことをしてしまうのである。
 しかし、あくまで法の許す範囲での行為なので警察への通報はかんべん願いたい。
 ああ、弟子に応募してきたのがむさ苦しい男でなくてよかった。
 下手したら『プリンセスメーカー』や『卒業』が、あやうく『シーマン』になるところであった。


この物語はほぼノンフィクションであり、登場する人物および団体はほどよく実在しています。



【このノンフィクション小説の登場人物】

日昌晶プロフ
日昌晶(ひよしあきら)
照子とでし夜の師匠。しがない小説家。ラノベ界の秋元康を自称して弟子にAKR48なるグループを強引に結成させる。伝説の四十八弟子を集めて現実世界にラノベ的世界"美少女ハーレム"建設という野望を抱いている。(画像はイメージ)


照子プロフ
夢見照子(ゆめみてるこ)
見た目はクールながらラノベに対する熱い情熱を持つ一番弟子。えんため大賞をめざしている。はかなげなのに健気な姿がいじましい。体が弱いだけ? エヴァンゲリオンでいうところの綾波レイのポジション。

でし夜プロフ
葛那でし夜(くずなでしよ)
ボクっ子で無類の二次元好きな二番弟子。無駄に高学歴でビーンズ大賞をめざす奇特な子。おでことメガネがチャームポイント。かなりの変わり者? エヴァンゲリオンでいうところの真希波・マリ・イラストリアスのポジション。

第3の弟子プロフ
第3の弟子
まだ見ぬ第三の弟子にして新AKRメンバー予定。日昌晶は外国人あるいはハーフ、クォーターを希望しているらしい。 エヴァンゲリオンでいうところの式波・アスカ・ラングレーのポジション。(画像はイメージ)

ワナビレンジャープロフ
創作戦隊ワナビレンジャー
邪悪な日昌晶の野望を打ち砕かんと日夜戦う戦隊ヒーロー。主に2ちゃんねるなど掲示板から日昌晶を攻撃する。巨大変形合体ロボは所有していないようだ。(画像はゴレンジャー)

第1回日昌晶掌篇文学賞 9月期選考結果発表

今回で3回目となる9月期の結果発表です。
9月期の応募総数は、先月よりやや少ない36作品でした。
数は少ないし選考も少しは楽になるかなと、ちょっとタカをくくっていたのですが
驚くほど格段に投稿作全体のレベルが上がっていたために選考はかなり難航しました。
前回、前々回は一読すれば、金賞や銀賞の出来は頭ひとつ飛び抜けていたのですが
正直、今回の金賞受賞作と佳作の差は本当に僅差でした。
今後もっと良作が数多く投稿されることが予想されるので
選考委員長の私も、もっと気を引き締めていかないといけないなと思いました。
それでは各賞の発表です。

【金賞(9月期月間賞)】(副賞:720円ギフト券)
『君(僕)の終わりを僕(君)は知らない』 おっとー

転校による男女の別れというテーマ自身は、それほどありきたりではないのですが
透明感がありつつも壊れやすいガラスのような青春らしさにあふれた情感が
とても小気味よく伝わってくる作品にしあがっていました。
作品に添えられたコメントを読むと、実際に作者が感じていた気持ちを作品として
そのまま書くのではなく、巧く作品として昇華できているなと思います。
※もちろん作品以外のコメントは評価に含まれていません。

<受賞者コメント>
ありがとうございます!金賞を戴いて、書くモチベーションがグッと上がりました。次も参加しますっ!

【銀賞】
『遠そうで遠くない、ちょっと遠い恋路』 日暮レ

金賞と同じく銀賞も青春期の恋愛ものとなりました。
こちらは情感よりも男女間の心の機微と齟齬によるすれちがいがテーマでした。
掌篇小説は日常の一コマを切りとって、それを作品にすることが多いのですが
たいがいの人が通ってきたであろう共通体験というのは共感できますよね。
結末が予定調和というのは掌篇なので気にならないところなのですが
ちょっとした表現や演出の差で、一歩およばず銀賞とさせてもらいました。

【佳作】
『戦士の伝説』 ゼミ長 
『幸せになりたくて……』 ミカ
『シュガーレスライフ』 玲レイ
『さくら』 ぺんぎん
『ルール』 飄凛然
『めしばな』 雷鳥
『あなたには会いたくない』 ジャイ
『後書き ~ご協力いただいた勇者に感謝します~』 さやにゃ
『僕の名前』 劉樹
『小さな魔女のいたずら』 あかさたな
(以上10作品、投稿順)

『戦士の伝説』は展開やオチ共にライトノベル風で軽妙で読みやすかったです。
実は中学生のときに私も経験ありますが、同じく先生に怒られた人も多いのでは?
『幸せになりたくて……』は怪談話の典型で「累ヶ淵」の類型ではあるのですが
いろいろと趣向も凝らされていたのと、ホラーで良作が少ないので選出しました。
『シュガーレスライフ』は恋人同士のちょっとした痴話げんかを描いていて
そのほほえましさがよかったです。あと結末にもう一工夫あればよかったですね。
『さくら』はシンプルそうで意外とテーマや内容が濃密なのに800字以内でよく書けていました。
結末など、もう少しキーワードとなる「旅」に絡めるとよりよくなるでしょう。
『ルール』は前半の鬱々とした重たい文章に対して、後半のオチにあたる軽い文章とが
よく対比されていて面白く書けていました。ただ前半の会話文がラノベっぽいのが残念。
『めしばな』は着想も面白いし、よく書けていましたが、あともう少しなんですが
主人公の心理を巧く描ききっていれば、より上位を狙えたでしょう。
『あなたには会いたくない』は良くも悪くもお手本になるような良作なんですが、
欲をいえば、もっと作者の個性をだしてアクのある作品でもよかったですね。
『後書き ~ご協力いただいた勇者に感謝します~』はアイデアを評価したのですが
どうしても掌篇では収まりきれないスケールなので読者が置いて行かれがちになっています。
ショートショートではないので、あまり技巧的に走らないほうがいいと思います。
『僕の名前』は聖書の創世記に題材をとった作品になっているわけですが
童話風の素朴な文章表現とあいまって、効果的に演出できていました。
『小さな魔女のいたずら』は、時期的にもタイムリーですし、作品としても良作です。
さらに上をめざすなら登場人物の個性がよくわかるように書けるといいですね。

《総評》
結果を発表するのも3回目となりましたが、受賞者の名前を見ていくと
いわば常連となるような人たちも出てきたようです。
やはり文章の基礎ができていると人、物語のなんたるかがわかっている人と
そうでない人では実力差が如実にあらわれてくるんですよね。
ですから基礎を身につけた人は、コンスタントに一定以上の評価できる作品を
書き続けることができるということなのでしょう。
とはいえ基礎力さえつければ、長編より容易に上を狙えるのが掌篇の魅力です。
慢心されても困りますが、何度も選出される人はそれなりに実力があると思っていいですよ。
またいくら書いてもなかなか選ばれない人は、作品云々よりも、
まず基礎を身につける努力をしたほうが、掌篇だけでなく投稿用長編のためにもいいでしょう。
今回選ばれた人も選ばれなかった人もまたよろしくお願いします。



<受賞作品全文掲載>

君(僕)の終わりを僕(君)は知らない  おっとー著

 よく晴れた日の昼下がり、僕とちはるは学校を抜け出した。ちはるの手を引っ張りながら、何故抜けだしたのか、何処に向かっているのか、今さらそんなことを考えた。
「結構、大胆なんだね」
 初めて来た小さな公園のブランコに座ると、ちはるは普段と全く調子を変えずに言った。
「憧れてたんだ。好きな人と抜けだすの」
 精一杯格好を付けたし、今の僕にとって一世一代の告白だったのに、ちはるはさりげない表情でブランコを漕ぎ始める。僕のお気に入りの、ちはるの後ろで二つに結んだ髪が宙で波打つ。
「ちはるって興味がないと無視するタイプの人間?」
「どうしようもないことは無視するタイプの人間」
「ははは」
 頑張って笑みを湛えてはみたけれど、胸は粘り気のある泥水でも流し込まれたように重苦しいし、泣きたいし、叫びたい気持ちでいっぱいになる。
 ちはるはブランコから「ほいっ」と跳躍して降りると、徐にフェンスのある方へと歩く。俺もその後ろ姿を追うようにフェンスの方へ歩む。
「住宅街もこうやって見ると、割と良い景色だよね」
「あ、うん。そうだな」
 公園は高台に位置していて、住宅街を俯瞰から見渡すことが出来た。
「こんなに広い世界で、また会うことってあるのかな~」
「あるだろ。電話も手紙も、パソコンだってあるし」
「そんなんじゃなくて、〝このままで〟って意味」
「ふ~ん?」
 良く意味が分からずにちはるを見たが、ちはるは街から視線を外さなかった。
 ちはるは繋いでいた僕の手を一瞬、ギュッと強く握ったあと、優しく手を解いた。
「ばいばい」

 翌日、ちはるはこの街を去った。親の都合で転校。
 お別れ会の後に二人で学校を抜けだしたことは長々とからかわれ続けた。けれど、ちはるが転校して一年、俺に彼女が出来た。ちはるも向こうで彼氏が出来たらしい。
 その時に俺はやっと〝このままで〟の意味が分かった気がした。
 二十年三十年経っても、会うことはないんだろうな。ということも。



遠そうで遠くない、ちょっと遠い恋路 日暮レ著

「気持ちってのは言葉にしなきゃ伝わらないよ。感謝でも謝罪でも、相手が察してくれるのを待ってちゃキリがないもの」
 それが彼女の口癖だ、そして俺も概ね同意見である。

 ――だがしかし、それが出来たら苦労などしないというのも確固たる事実だ。
 彼女に一言「好きだ」と伝えられたなら、「俺の女になれ」なぁんてワイルドにキメられたのなら……。
 現実は皮肉であり、悲惨でしかない。
 俺が少しでも好印象を残そうと四苦八苦したところで、彼女は何の反応も見せないのだ。
 彼女がとことん鈍いのか、それとも俺のアプローチが地味なのか。……男として見られていないという可能性はこの際捨て置くとする。
 先はあまりに長い、果たしてこの不毛な恋が実る日は来るのだろうか……?



「……はぁ」
 その日、珍しく彼女が溜息を吐いた。
 いつも鉄仮面で機械の如く働く彼女にしては、あまり見られない光景である。
「どうかしたんですか?」
「あー、ちょっとね」
「悩みごととか?」
「いや、悩みってほどじゃないんだけど、……世の中そう思うようには行かないなぁってさ」
 少し意外だった。
 彼女はもっとこう、『パーフェクト』な部類の人間だと思っていたのだ。
「伝えたいことがあっても伝えられないとか。一言で良い筈なのに、その一言がどうしても出て来ないとか」
「ああ、解ります。そういうコトってありますよね」
「何でだろ?」
「……きっと臆病になるんでしょうね。傷付いたり、傷付けたりするのが怖くて踏み込めなくなるんですよ」
「じゃあ臆病者は相手が何とか気付いてくれるまで、遠くから祈り続けるしかないのかな?」
「そうですね、でも……」

 ――あくまで希望に過ぎない。

「じっと眼を逸らさなければ、いつか相手だって気付いてくれますよ、きっと」

 ――けれど、期待するのは自由だ。

「……うん、そうだと良いね」
 俺と彼女は少しの間お互いの顔を見つめ合い、やがてどちらからともなく笑い合うと、二人して深い溜息を吐いた。

きみもプライド捨てたら?

何事にも言えることですが上達にとって最大の障害は「プライド」です。
ことわざにも「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということがあるくらいなのですが
どうしてもプライドが邪魔してしまって、素直になれない人って多いんですよね。

プライドがまったくないというのも問題となってしまうのですが
過剰なプライドほど小説創作活動に邪魔なものはありません。
プライドというのは自尊心ですから、己のうちにある心情ではありますが
あなたが社会的に評価されないうちは、単なる虚栄心に堕してしまうのです。

プライドが虚栄心になってしまっている実例は腐るほどありますよね。
お隣のK国の人たちは自尊心の塊みたいなところがありますが
普通の日本人から見れば、K国人たちのふるまいは虚栄心と見栄張りばかりに映ります。
さらに己のプライドを保つために自己保身の嘘をつくことによって
嘘まみれとなり、最終的に自分で自分の嘘を真実だと信じてしまう……
そんな民俗気質があるため、2ちゃんねるや日韓交流掲示板では
それを恒常的に揶揄され、軽蔑されているわけです。

そして、それはなにも隣国だけではなく日本にも多くいます。
擬似的な匿名制の2ちゃんねるなどの掲示板では、その傾向が強いですよね。
なにせ匿名なら自分のことを棚にあげて、いくらでも語ることができるわけですから。
ネットを介することで現実というクビキから解き放たれた自我が増大し
虚栄と慢心がはびこって、悪意ある攻撃が繰りかえされることになるのです。

私は以前からワナビという言葉が嫌いです。
実際、私がこの言葉の存在を知ったのが作家デビュー後だったので
最初から自分がワナビであるという概念がなかったからかもしれません。
ここで知らない人のために説明すると、日本でいう「ワナビ」というのは
特に作家志望者が自分たちを自虐的に指すものとして用いている言葉です。
元々の語源はネイティブアメリカンに憧れる白人を指していたそうですけどね。
ということで自虐的な自称という意味あいなのかもしれませんが
そう名乗る、または呼ばれるようなネットに遍在している人たちというのは
得てして上に挙げた隣国人のような実績のないプライドに凝り固まっているので
見ていて、とても心苦しいんですよ。

ネット上では自分のことをワナビ、ワナビとか言っているんですが
内心では「俺は才能がある。おまえらとはちがう」と思っているところが
ありありと読みとれるところが、また痛ましいのです。哀れを誘うというか。
結局、ネットで得られるのは誰かを見下すことで得られる優越感だけで
それを得るために誰かを批難したり罵倒したり、そのくせ嫉妬してしまうのです。
百害あって一利なしとはこのことです。
2ちゃんねるなどで油を売っている暇があれば原稿書けよと。
まあ、私も原稿からの現実逃避で2ちゃんねるなどに書きこんだりもしましたけどね。
いやあ、あれはあれで楽しいんですよね。後から考えると虚しいばかりですが……

ということで、裏付けのないプライドならかなぐり捨てましょうということです。
漫画でもよくありますよね。天才肌の主人公がプライドを捨てることで一皮むけるみたいな。
もちろん、そういうワナビ根性に最初から染まらなければ問題ないんですけどね。
でも作品を執筆するためのモチベーションや作家をめざす夢を維持する必要性から
いったん変なプライドを持ってしまうと、麻薬中毒のようになかなか抜けでられません。
プライドを失ったら、もう書けなくなるような気がするし、実際にそうなることが多いです。
ジャンキーがやがて廃人となるのと同じく、ワナビもいつか絶望を感じて挫折者となります。
ですから一日も早く足を洗ってほしいものです。

自分に無駄なプライドがあるかどうか判定するのは簡単です。
誰かの発言を「上から目線」だと感じて腹立たしく思うことがあるのなら
まず間違いなくあなたには無意味なプライドに心を支配されていますよ。

常に自分より格上だとか格下だとか気にしている時点で、あなたは負け組候補です。
本当の勝ち組は、そんなことまったく気にしません。余裕があるから鷹揚なのです。
切羽詰まって心に余裕がない人ほど狭量になり、ちょっとしたことで怒ったり
常にイライラしていたりするんですよね。
心の余裕は、自他共に認められた評価を根拠とした真のプライドを持っているか
周囲の評価というしがらみから抜け出せたときに生じることになります。
ちなみに私は後者のほうです。

今のあなたは心に余裕をもっていますか?


余談ですが、きょうは弟子の指導と有料版の講義録を書く予定です。
やっぱり女の子の弟子がいる師匠ライフには潤いがありますねw

学校では教えてくれない小説文章作法 【9月ライトノベルオフ講義録その1】

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