L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

夢があるなら自信を持て

今回は精神論ですので簡潔に書いてゆきます。

みなさんには夢があるはずです。作家になるという夢。作品を大ヒットさせる夢。
そういう夢があるからこそ、このブログを読みにきているはずです。
ならば自分自身に自信をもってがんばっていきましょう!

しかし根拠のない自信は、ただのカンちがいです。それは自信とはいえません。
しっかりと根拠のある自信をもってください。
これなら誰にも負けないという自負のあるモノを根拠に自信をもつのです。
いいモノをもっているのに、なかなかそれを活かしてきれないのは自信がたりないのです。
もっと自分に自信をもって邁進してください。
そうすることによってスキル以上に勢いのパワーもついてきて、実力以上のものがだせます。

もしもまだ自信をもてるようなものがないときは、今すぐにでも自信をもてるものを探してください。
きっとなにかあるはずです。ほんのささいなことでもいいのです。
世界一、日本一とまではいいません。ちょっとやそっとでは負けないと思えるくらいで充分です。
そういうモノを見つけて、世界一になれるよう常に努力を積み重ねていきましょう。
知識が増えたり、スキルが上達すれば、それだけ自信につながり相乗効果で実力がアップします。

それでも自分には誇れるモノはなにもない……というのでしたら、しかたありません。
夢はあきらめてください。自分自身が得意なモノもわからない、得意なモノを伸ばそうと努力もしない
そんな人には夢もって生きていくことは、つらすぎて不可能です。
できるだけ平々凡々に波風立てず人並みに暮らすことだけをめざしていったほうが幸福になります。
ですが、そんな人は100人中2、3人くらいだと思います。
少なくとも作家なんて困難な夢を抱いただけでも、自信に思っていいでしょう。

そして自分に絶対の自信をもっていれば、立ち塞がる困難にも堪えられます。
困難に直面しても怖じけず、これを乗り越えてゆく原動力となってくれるでしょう。
自信は継続のための重要なファクターなのです。

さらに自信のあるモノがあれば、それを活かしてアクションを起こすでしょう。
なにも不得手なモノを目指す人はそうそういません。
だからこそ自信をもっているものは、自分がどういうアクションを起こせばいいのか明確にわかっています。
自信によって、あなたの進むべき道、方向性が見えてくることになります。
先の見えない闇の中を進むよりは行く先が目に見えていれば、あなたの旅は精神的に楽になります。
しかも迷うことなく最短経路を進めるので、とても効率的でスピードもアップすます。

さあ、あなたには自信はありますか? 自信をもてるモノはありますか?

「太陽の下、南に向かって5キロ先のゴールをめざす」のを選ぶか、
「真っ暗闇の中、目的地も方向もわからぬままひたすら進む」のを選ぶか
それはあなたの心持ちしだいによって変わってきます。あなたはどちらがいいですか?

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新聞連載小説のように

新聞連載小説とは


たぶんこのブログ読者の中で新聞連載小説を欠かさず読んでいる人は少ないでしょうが
その存在くらいは、きっと知っているかと思います。
そうです。新聞の中ほど、下のほうの段に横に長細い欄に連載されてますよね。
たいてい毎回挿絵もあったりして、朝刊だけでなく夕刊にもしっかり別作品が掲載されています。
かく言う私もそんなに好んで読んだことはないんですけどね。

でも新聞連載小説として発表された名作というのも多いので、その代表作をいくつか紹介しておきましょう。
朝日新聞では、『こゝろ』『三四郎』『それから』など夏目漱石の主だった作品にはじまり
パソコン通信を用いた読者との双方向性の実験小説だった筒井康隆の『朝のガスパール』
谷崎潤一郎『痴人の愛』、浅田次郎『椿山課長の七日間』、吉川英治『宮本武蔵』など。
毎日新聞では現在読書中の吉川英治『私本太平記』や お昼のドラマでブームとなった菊池寛の『真珠夫人』
産経新聞では『坂の上の雲』『龍馬がゆく』と司馬遼太郎作品がありまして
日経新聞は渡辺淳一の『失楽園』や松本清張作品などが有名なところでしょうか。
数紙をまたいで連載されつつも未完の超大作となった『大菩薩峠』なんかもあります。
意外なところでは海外作品の『三銃士』とか『阿Q正伝』『ピノキオ』なんかも新聞連載でした。

これ以外にも有名な作品は多いのですが、ひとまずはこのくらいにとどめておいて
新聞連載についてもう少し詳しく見ていきましょうか。
新聞ですから滅多にない休刊日以外は毎日配達されていますから、当然ながら連載小説も毎日連載です。
日曜版については別の連載作品があったりしますが、それでも週6回掲載されるわけです。
そして1回の連載はというと、だいたい原稿用紙で2枚半から3枚くらいというのが標準です。
もっとわかりやすく言うと、ライトノベル文庫本体裁で見開き2ページといったところです。
もっと字が詰まった文庫本になると1ページちょっとくらいの文章量なんですね。


連載1回分は短いからこそ


1回分の原稿は少ないからと考えると、まあ結構、書くのも楽かなとも思えるわけですが、
いくら前倒し予定で原稿を書いているとはいえ、毎日原稿に追われるというのは
精神的にもかなりつらいものはあったりするわけですよね。
しかも全部書いてから推敲とかできません。書いた分からどんどん発表していきます。
そのプレッシャーもただならぬものがあるでしょう。
それだけに原稿料は雑誌連載より新聞連載のほうが格段に高いらしいです。

それだけではありません。書くほうとしては原稿用紙2、3枚でも四苦八苦かもしれませんが
普通に考えて読者にとって連載1回分で文庫本2ページというのはものたりないですよね。
それ以上に毎日読めるとはいえ、新聞なんて媒体はまとめて読むほどのものではないし
どうしても細切れ状態になってしまうんですよね。
そうすると読者は毎日読むには前の日の内容を覚えていないといけなかったりと大変ですよね。
それでも読者を毎日読書する習慣づけて引きこむための工夫がいろいろあるのです。


新聞連載小説の工夫


新聞連載のようになかなかつなぎとめにくい読者のハートを握るための工夫があれば
文庫本だとしても、最後まで飽きさせずに読ませることができると思いませんか?
読者を飽きさせないというのは、とても重要ですよね。
だいたい素人作品というのは読むのが退屈を通り越して苦痛であることさえあるのですから
最後まで気持ちよく読んでもらうというのは、ものすごく大変なことなのです。

さて、では実際にどういう工夫をしているのでしょうか?
ここで全てを解説してしまいたいところなのですが、今回ばかりは内緒にしておきます。
このブログは無料記事として書いていますが、今回はさすがにタダで教えてしまうには
非常に惜しいくらいにタメになることなので、この件については有料版にて書くことにします。
ちょうど12月オフの講義録はだいたい3回分くらいでまとめられそうだったので
4回目については、この新聞連載小説の読者を飽きさせない工夫をこっそり教えたいと思います。
有料版を購読している方は1/31付で、あと2回連載しますので、それを楽しみにしていたください。
無料版で充分だという人は、実際に新聞連載小説を読んで自分なりの答えを見つけてください。

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文化・風俗について考えよう

今日は節分にして旧正月(春節)でしたね。
みなさんも豆まきして、恵方巻はかぶりつきましたか?
もともと節分は、かつて大晦日の宮中行事であった追儺(ついな)の儀からの派生ということなので
江戸時代までの旧暦では、いま時分が新年だったんですね。
日本以外の東アジア圏は中華を含めて今日から正月ということで大盛り上がりしていることでしょう。

異世界の文化・風俗


ライトノベルというと、最近では少年向けでは学園モノがやや主流となっていますが
まだまだ人気を二分するのが異世界ファンタジー作品ですよね。
おそらく、このブログ読者も異世界ファンタジーを書きたい人や執筆中の人がたくさんいることでしょう。
きょうはそんな人たちに向けて書いてみたいと思います。

さてみなさんは異世界ファンタジーの設定を考えてゆくときに、どこまで思いを巡らしますか?
もちろん異世界特有の特徴である世界観設定について考えるのは当たり前として
そこからどこまで世界観設定の拡がりを考えていますか?
こうやっていちいち訊ねるのは、そういうことをあまり考えない人が多いからなんですね。
特に重要なのに無視されがちなのが文化や風俗についてです。
だって、特殊な世界なのに、一般の人々の暮らしは、現実とあまり変わらなかったりしてませんか?

ところ変われば文化・風俗も変わるもの


たとえば「空を飛べる」能力なり魔法なりが存在する世界があるとしましょう。
そういう特殊な世界観を設定したときに、さてその世界に暮らす人々の生活はどうなっていますか?
そういうことをシミュレーションしてみてください。

一般的に人が空を飛べるなら、まず人間は必ずしも玄関から外に出ませんよね?
おそらく2階とか屋上とか、そういうところに飛行時専用の出入口を作るはずです。
そして空を飛行するわけですから、上から俯瞰で景色を見ることが多くなります。
従って道しるべや標識といったものがあるなら空から見えるように描かれるはずです。
表札なんていうのは上空からでも見えるように屋上に大書きされているかもしれません。
もし貴族とか特権階級だけが飛行するなら、飛べない平民の家と飛べる貴族の家の構造は違ってきますよね。
つまり「空を飛べる」という人間の能力が変わるだけで建築様式さえ変わってくるのです。

そういわけですから、衣服についても変わってくるでしょうね。
スカートなんてものははかないんじゃないでしょうか?
その他、飛行に適した服装、そこから派生するファッションなどが生まれてきます。
他にも家事の方法も変わってくるだろうし、食生活もちがってくるかもしれません。
そうなると無形の宗教観や価値観、思考なども飛べない人とはちがってくるものです。
有形無形ほぼ全てのものが、空を飛べるか飛べないかという設定で変わってくるのです。

さすがにリアルを追求してイチから変えてしまうと読者にわかりにくくなってしまいますが
それなりに重要な部分については、しっかりと言及しなければいけないわけです。
特に少女向け作品を書きたい人に多い設定で「不老不死」や「不老長寿」の属性がありますが
はっきり言って、300年も生きている者が見かけが十代というだけで、
十代のような考え方や行動をとると思いますか? 思いませんよね?
でも、だいたい設定であがってくると、300才だけど体と一緒で頭の中身も17才とかいうのが非常に多いです。
それでは白痴みたいじゃないですか? 300年も生きてそれだけしか学習できないバカなのと?


世界観設定はどこまでもつづく


世界観設定を考えるときは、一部が変わるのではなくて世界まるごと変わってしまうものだと
そこに暮らす人間の頭の構造まですっかり変わってしまうものだということをよくよく考えてください。
ゆえに異世界ファンタジーというのは奥が深いんですね。
だからこそラノベでは『指輪物語』的、あるいは『ドラゴンクエスト』的なテンプレ世界観を
ついつい流用してしまって、新鮮みが乏しくなってしまっているわけです。
実は奥が深い設定がされているのに、先人のヒット作の表層を大概なぞり、一部を少しひねっただけで
それで「私のオリジナル世界観です」みたいなことをやってしまうわけです。
それでは読者もいい加減、同じような作品ばかりを読まされて飽きてしまうでしょう。

さらには読者的もイチから自分の知っている世界とはちがう世界を認識し、理解しないといけないこともあり
女子と較べると読解力の弱い男子を中心に大がかりな異世界ファンタジー作品よりも
自分の暮らすリアル世界とあまり変わらず、考える必要のない学園モノや
テンプレ世界観で通用するギャグ系異世界ファンタジーが人気を伸ばしているのかもしれません。


世界観の根幹は市井の暮らしにある


創作において異世界の設定を考えるときは、それは特徴的なところから考えると思います。
しかし作品としての完成度を高めるためには、特徴的なコアの部分だけ設定を練っていてはダメです。
世界観は世界の隅々まで行き渡っているべきであり、その末端にある庶民の暮らし、
ほとんど作品には登場しない無名の人々の生活についても思いを及ぼしているかどうかに
作品の深みが左右されることになることを忘れないでください。

しかし、もう一度言いますが凝りすぎも禁物です。
やりすぎて読者が理解しきれなくなっては元も子もありません。
特に若年層を読者対象としているライトノベルについてはバランスも重要なのです。

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文化・風俗ついて考えよう2

きのうの続きです。

異世界ファンタジー作品の世界観を考えるときに、なにが必要でしょうか?
まずはひらめきでしょうね。きらりと光るものがなければ、どうしようもありません。
やはりアイデアなしにいい作品は作れないのは、わかりきったことです。
そして、そのひらめき、アイデアを設定として確立するのに必要となってくるのが
文化や風俗に関する専門知識になってくるんですね。


専門書を読もう


ところで、あなたはどこの国でもいいですし、いつの時代でも構いませんが
文化や風俗について書かれた専門書を読んだことがありますか?
そしていろいろと文化とはなにか、風俗とはなにか、と考えたことがありますか?
もしも今まで1冊も読んだことがないというのであれば、ちょっと困りましたね。

世界観設定というのは頭でっかちも困りものですが、反対に頭がスカスカでも困りものです。
設定というのは知識の下支えがあってはじめて確立できるものですから
その土台となるべき知識がなくて、ずぶずぶと地盤沈下で沈んでしまうようなら
まともな設定が作れるかどうかは、推して知るべしだと思いませんか?

やはり自分が書きたいのが西洋異世界ファンタジーであれば、
中世ヨーロッパや近世ヨーロッパの文化や風俗について勉強してください。
中華異世界ファンタジーなら中華圏の文化や風俗ですね。
ここでちょっと注意を促しておきますが、歴史とか制度ではないので誤解しないでくださいね。
作家志望者にもその国や地域の歴史に詳しかったり、社会制度や政治制度、軍事制度などなど
そういうものについては、やたら勉強熱心で詳しい人も多いんですよ。
でも、ここで言っているのは文化や風俗なんですね。あるいは風習、民俗などと言ってもいいでしょう。
こういうものについて知らない人が本当に多いんです。興味がないというか気付かないんでしょうね?


創作に文化・風俗の知識を流用する


たとえば、自分が詳しいと思っている、とある地域のある時代について考えてみてください。
そこに暮らす人々はどのような暮らしをしていましたか?
日々の生活や風習にはどのようなものがありますか? どんな仕事して、なにを食べていますか?
日常の信仰形態は? 年間行事や祭礼にはどのようなものがあって、どういう意味がありますか?
異世界ファンタジーの場合、近未来的な世界観というのはまずないので、
たいてい昔の時代に準拠しているはずですから、生活の中心は宗教にありますよね。
どんな教義ですか? そして正式な教義と民間信仰との差異はどのくらい?
たとえばキリスト教では偶像崇拝は基本的に禁止しているけれど、実際は聖像を作ってますよね。
さらにカトリックでは古代宗教の大地母神信仰と混淆した聖マリア崇拝が濃厚だし
東方教会のギリシア正教やロシア正教では立体の聖像ではなく絵のイコンですよね。
ちょっと考えただけで、そういうことがいろいろとあるわけですが
あなたの考えた世界観では、このようなことはいったいどのように考えていて処理していますか?

たしかに考えたところで、その微細な設定を使う機会はあまりないのですが
こういうものを用意してあるのとないのとでは大違いなわけです。
そして、たとえそこまで設定を用意していなくても、知識としてリアル世界の知識を知っていれば
おおまかなところは流用してしまうなり、アレンジしておけば、たいてい通用させられます。
だいたい、こんな細かいところまでイチから作ってられませんよ。
あらかじめベースとなる知識を用意しておくほうが適切でしょう。


まとめ


要するに架空世界の設定には細かいところまで決めておかないと深みがでない。
しかし、そんな細かいところまでイチから設定していては時間がいくらあってもたりない。
ならば既存のモノを巧くアレンジして小さな穴もきっちり埋めてしまおう――ということです。

さしずめ専門書をまだ読んだことがない初心者に、おすすめなのは「知のビジュアル百科」シリーズとか
視覚的にわかりやすい図鑑形式の書籍がけっこう出版されていますので、それを眺めるだけでも
自然といろいろな知識がみについてきますので、図書館などでぜひ探して読んでみてください。

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あなたの作品はおもしろい?

本日分は、12月オフ講義録の振替日とさせてもらうので、ポストは1/31付で掲載されます。

とはいえ、なにも書かないのもどうかと思うので、今日は短くひと言だけ。

作者自身が死ぬほどおもしろいと思わない作品を読者がおもしろいと感じてくれると思うなよ!

根本的なことですが、これがわかってない人って本当に多いんですよね。
もし作者がたいしておもしろくないかなと思ってたのに読者にウケたとしたら
それは偶然でしかないし、作者のセンスが読者とズレているわけで
自らの無能さを証明しているだけです。
偶然のヒットではコンスタントにヒットを量産することは不可能ですよね。
自分が面白いと感じるものが、読者に認められてはじめて成功です。

それより問題なのは、読者ウケばかりを狙ってしまって
作者としては、たいしておもしろいと思っていない作品を書いてしまうことです。
たいていそういう作品は失敗するのでやめましょう。
読者に合わせてもおもしろさを引き出せるのは、かなりのベテランになってからです。
最初は自分がおもしろいと思っていないことを、読者におもしろく感じさせることは難しすぎるんですね。

さて、あなたがいま執筆中の作品、あるいは構想中の作品は心から死ぬほどおもしろいと思っていますか?

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でし夜はレッドブルを飲んで今夜もがんばる? AKR48作家修業日記(25)

こんにちは、半分死にかけなクズことでし夜です。
インフルエンザが猛威を振るっているようですが、みなさんはお元気ですか?
寒さも少し緩和されて来たせいか、ボクは春の気配を感じ取り、
毎日ウキウキワクワクさんです ←寝不足ハイ+現実逃避。

執筆の捗り具合をよく尋ねられますが、そこには触れないでくださいorz
落と……ゲフゲフゲフフンッ
頑張って、3月には間に合わせるもん! 間に合わせるんだもん!!
……まだプロットすら完成していませんが。

最近は楽しい事皆無なので、さっさとレポートに入る事といたします。

前回「質問力」が必要だ! と、まとめました。この一言に全て集約される訳ですが、
今回は前回足りなかった質問例を挙げたいと思います。
もうご存じの方ばかりだと思います。が、僕には「なるほど」の連続でした。
「あーほんっと、クズは何も知らねーのなε- (´ー`*)フッ」と鼻で笑ってくださると、
クズのM的気質が喜びに震えます。←


さて、先週のミーティングで師匠とお話した事は以下の四つ
1、人間外生物の設定
2、キャラの性格
3、シチュエーションから求める2’ 
4、必要不可欠な女性向けヒーローとヒロインのデフォルト設定

さくさくっと箇条書きしますね。

1人間外の生物の設定 質問群


・何を食べるの?
・寿命は?
・成人年齢は?
・いつ頃から老けるのか?
・精神年齢的にはいくつなのか? etc...

※長寿の生物を登場させる場合、40、50などおっちゃんの年齢にすると
「若作り」のイメージが先行してしまうため、80歳など思い切った年齢の方が良い。


2キャラの性格


ex.ヒーローは単純馬鹿。と、設定したとします。それに関して、

・どのような環境で、どのように育てられたら単純馬鹿になるのか?
・親(または、親代わり)は何故、そう育てたのか?

など、キャラクターと周囲の関係性が導かれます。


3シチュエーションから求めるキャラの性格


は、2と逆の方法です。

・ヒーローをどう育てるのか→ヒーローの性格は○○となる から出発します。
ex.「事件への関わり方」で性格付け

1) いたずらがばれてしまった時の対応法 ex.花瓶がが割れた等
2) 赤点を取ってしまった時の対応法
3) 親友と喧嘩しちゃった時の対応法

・ヒーローはヒロインにどのようなアプローチをするのか?
「事件への関わり方」で性格付け対応法を繰り返し考える。

1) ヒロインがいたずらをしてバレてしまった時、ヒーローはどう対応するのか?
ex.怒るのか、叱るのか、慰めるのか、一緒になってやるのか、隠蔽するのか etc...

2) ヒロインが赤点を取ってしまったのを知った時、ヒーローは(ry
ex.見なかった事にする、一緒に勉強する、教師を脅す、馬鹿にする etc...

3) ヒロインが親友と喧嘩しちゃった時、ヒーローは(ry
※質問の例としては、シチュエーションの雛形・子供の頃、陥りやすいピンチを使用する。
ストーリーに関わらない限り、よくある懐古シーンを利用し、出来るだけ一般的な物を利用するに努める。

→ヒーローとヒロインの関係性が浮き彫りになります。更に具体的に……

・ヒロインの言う事をヒーローはどの程度きくのか?
・ヒロインの言う事をヒーローがきくとしたら、それは何故か?
ex.契約、呪い、脅迫、涙を見たくないなど情緒的なこと、定め etc...


4必要不可欠な女性向けヒーローとヒロインのデフォルト設定


【ヒロインとヒーローは何故相思相愛ではないのか?】 (既出><)

今回、ミーティングで一番、ハッとした事でした。
多くの作品で、最初からヒーローとヒロインは相思相愛ではない。僕はそこの所を考えもしなかったんですね。
ストーリー上、ヒロインはヒーローに惚れていない状態からスタートをしているのに、
僕が提出したヒーローは「格好良すぎてヒロインは惚れてしまうよね」と指摘されてしまいました。
(ダメ男ばっかり提出していた僕にとっては誉め言葉ではあったのですが……)
どんなステキな男性でも【欠点がある】。それ故に、惚れない。
(………ん? これ、前にも同じこと言ったようなorz)

ex.ヒーローが幼すぎてムカつく、身分違いを自覚しそれ以上踏み入れない、守銭奴、二次元にしか興味がない、ヒロインが幼すぎて恋愛に興味がない etc...
これが、『人間味』で、共感を誘うんだそうです。


まとめ


今回は、とりわけシチュエーションから設定を考える事を学びました。
キャラの性格を考えるのに、ありきたりなシチュエーションを用意し、泳がせてみる。
そこで具体化していき性格を決定付ける。
「こんなの簡単じゃーん、あははん~♪」と思っていましたが、意外とやってみると動いてくれない。
奴らは僕に恨みでもあるのか、ボウっと突っ立ったまま。まるで僕。
なるほど、親に似たんですね、分かります。
「どう」と「なぜ」を駆使して、どのような突っ込みにも耐えられるよう考えておくのが必要なのだそうです。
その中でも作品中に出せる(使える)設定は氷山の一角(´;ω;`)
小説は奥深い! ……挫けそうヽ(´Д`;)ノアゥ...


以上、クズ的レポートでした。
風邪にも負けず、貧乏にも負けず、頑丈な心意気でもって、
締め切りまで全力投球でっす!
お互い完走いたしましょう。とりあえず、僕は何とか書き上げて投稿してみせるんだゼ……!
それでは。⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

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深く深くダイブせよ AKR48作家修業日記(26)

底が浅い


きょうはいつも弟子を指導していて、気になることを書いていきましょう。

一言でいうと、浅い!

もうね、この一言に尽きます。
弟子だから率直に言ってしまいますが、とにかく考えることの底が浅いんですよ。
でし夜だけでなく照子もそうだったんですけれど、キャラなり設定なりストーリーなり
およそすべてにおいて、あまり突っこんで考えてみないんですね。

だから師匠である私のちょっとした質問に詰まってしまうわけですし、
それ以前に表面しかなぞってこないから他の作品との差別化もつきにくいし、
作品の魅力を引きだすところまで物語を煮つめることができないわけです。


深い思考と広い思考


この底の浅さを自覚している人はまだいいんですが、自覚してない人も多いんですね。
もっと深く考えてといっても、なかなか指導どおりに考えられないわけです。
「深く」と言われてもどうすればいいのかわからない。
だから「広く」考えてきてしまう人もたくさん見てきました。
でも創作に必要なのは「広く」より「深く」なんですね。

深くとか広くとか言われても、いまいち観念的でわからないという人のために説明しておきましょう。
広くというのは、とりあえず設定の項目を増やすみたいなことです。
一見すると、設定が詳細になって深みが増しているようにも見えますが、これは裾野が広がっていくだけで
設定に深みが増しているというのとは、ちょっとちがうんですね。
深くというのは、1つの設定において因果関係をはっきりさせることにあります。
キャラ設定で「無鉄砲な性格」というのを設定したとしましょう。
このとき、どのくらい無鉄砲なのか、どうして無鉄砲なのかといったことを突きつめることが
設定を深くするということになります。

好例としては夏目漱石の『坊っちゃん』の冒頭部において、それが凝縮されています。
親譲りの無鉄砲さについて、子供の頃からの無茶な来歴が披瀝されていて、とてもわかりやすいですよね。
ナイフの切れ味を証明するために自分の指を切ったとか、二階から飛び降りたとか尋常じゃなありません。
読者としても「無鉄砲」と書かれていても、このようなエピソードが書かれていなかったら
まさかこれほどまで主人公が無鉄砲だとは思うわけもないわけですから、
無鉄砲な性格という1つの設定が深く掘り下げられ、しかも印象的になっています。

簡単に言ってしまうと、設定のひとつを裏付ける縦につながる設定を加えることが深く考えることです。
反対に広く考えるのは、設定同士が並列的に加えられてゆくことです。
実際にやってみると、どっちがどっちと言えないような微妙なものがありますが
感覚として縦につながる設定が「深い」で、横につながるのが「広い」となります。
ここに注意して自分物設定なり、世界観設定について考えてみてください。


知ったかぶりの思考停止


あと前々から注意していることですが、頭で知っているだけでわかっているつもりになってしまい
そこで思考を停止させてしまう人が少なからずいるので、これもよくよく改めてほしいですね。
知識というのは実践できて、はじめて実力となるもので、聞きかじりは無知も同じです。

たとえば歴史の講義で「大化の改新」というのが出てきたとしましょう。
小学校のカリキュラムを終えていれば、645年に中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺して云々ということくらい
知っていて当然なわけですが、だからといって「俺、そんなことくらい知ってるよ」といって
それ以上、なにも考えなかったらどうでしょうか?
そして「そうか、そうか。知っているなら話が早い。大化の改新について論文を書いてみてくれたまえ」と
先生に言われたりしたら、おやすい御用ですとすらすらと書けるでしょうか?
普通だったら書けないですよね。本気で論文としてまとめようとしたら日本国内の状況だけに留まらず
中原や朝鮮半島などとの外交問題や軍事的脅威といった当時の国際事情などにも言及しないと
そうやすやすと書けないことくらいは、歴史を選択していなかった人でもわかるでしょう。
この例で言うなら「俺、知ってるよ」と言えるのは、論文をすらすら書けてしまうくらいのレベルからです。
教科書に書いてある程度のことは知っているうちに入りません。
なぜなら、それを用いて何かを実践するということができないからです。
これでは、たんなる教養でしかありません。

小説創作についても同様です。安易に知っているからと思考停止してしまえば、それまでです。
ものすごく底の浅い作品しか書けなくなってしまいます。
ソクラテスではありませんが「無知の知」を自覚し、常に探求心をもって事に当たれば
「もう知ってるからいいや」なんてことはなくて、さらにその先を考えるクセがつくでしょう。
そういうことできるようになると、勝手に「一を聞いて十を知る」ことができるわけです。

あなたは常に深く考えるクセをつけていますか?
ちょっと知ってるだけで考えるのをやめて思考停止してませんか?


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心機一転につき新挑戦

このブログを開設して1年以上が経過し、毎日更新を続けて早10ヶ月となりました。
なんとも中途半端な時期なのですが、ここらで心機一転してみようと思いたちまして
思いたったが吉日ということで明日より新しいことに挑戦してゆきます。

新しい挑戦


何をするのかというとですね、普段のブログ記事や依頼されている原稿執筆以外に
新聞連載掲載分(原稿用紙2枚半)程度の原稿を月-金で書きためていこうと決意しました。
内容は今のところ内緒です。でも一般的なライトノベルではありません。
たった2枚半、1000文字とはいえ、小説となるとなかなか難しいものです。
私には会社員という表の顔もあったりするわけで、どうにか時間を工面していかないと
わずかな原稿量たりといえども執筆がままならないのです。

そこで今後は小説執筆をやりくりするためにブログ記事にメスを入れます。
今までは、いかに理解してもらおうかという思いから文章が長くなってしまいがちでしたが
これから、できるだけ簡潔をめざしていきます。理想としては800文字ですね。
一般的な人間の集中力というのは、流し読みでも意識を集中できるのは500字程度が限界だそうです。
しかしさすがに少し短すぎるため私が主宰する日昌晶掌篇文学賞の掌篇小説と同じ800字を目標にしました。


読みやすい文章、わかりやすい内容


読者には手抜きになるのかよと思うかもしれませんが、長々と書いて説明するのは意外と簡単なのです。
難しいのは要点だけをかいつまんで、しかも充分に理解を促すような書き方なんですね。
実際、ブログ記事の執筆時間は推敲時間などを加味すると、変わらないか最初は長くなるかもしれません。
それでも私自身の文章力鍛錬のためにも簡潔で読みやすい文章、わかりやすい内容をめざしていきます。
これからもどうか、ラノベりあんをよろしくお願いします。

で、だいたいこのくらいの文章量が800字みたいですね。なんと短いことか……
気を抜いて書いていると前振りだけで終わってしまいそうですが、がんばります!

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架空クラスの座席表を考えたことありますか?

今や少年向けライトノベル主流といえば学園モノとなっています。
さてさて作家志望であるみなさんは、その舞台となる学校で主人公が所属するクラスについて
主要キャラクター以外の同級生やその座席表についてまで考えたことがありますか?

小説の場合、そこまで考えなくても作品は書けるのですが、これが視覚的効果を伴う
ドラマや映画だとそうはいきません。セリフのない生徒たちも画面に映りますからね。
そして、これらの座席の位置については、ちゃんとした意味があることを知っていましたか?

そんな学園ドラマの代表格である『3年B組金八先生』シリーズを参考にして
今回はどのように生徒が配置されているかを分析してみましょうか。
教室内には優等生もいれば不良もいるという具合にいろいろなタイプが存在しています。
そして、そんなタイプごとに教室での指定位置がきっちりと決まっているのです。

最初に目立つのはお調子者の生徒です。
彼らは事あるごとに教室で騒いだり囃したてたりするタイプの生徒ですが
そんな彼らの指定席は、教室でもっとも廊下よりの縦一列になります。
カメラアングル的にはいちばん奥に映る位置なので、騒いで立ちあがったりしても
後ろは壁ですから他の生徒を隠してしまうということがないんですね。

それとは対照的に窓際には、真面目な生徒が集中して配置されることになります。
こうすることで動と静で二分される教室の対立模様を対照的に映しだすことができるんですね。
さらに窓よりの前のほうは常にガリ勉君の指定席となっていて、たいてい眼鏡の生徒が座っています。

教卓からもっとも離れている最後列は伝統的に不良悪ガキがいるのはお約束です。
ここで注意してもらいたいのは、先ほどの縦のお調子者ラインと横の不良ラインが交叉する場所
そこにはたいてい委員長が座っていることが多いんですよ。
「静かにしなさいよ!」と注意するシーンをとるときに、どちらに対しても画面の構図をとりやすいんですね。

教室の中央はというと、ここはクラスの中心的人物、まとめ役、世話役といった生徒の指定席です。
ここからなら廊下側のお調子者と窓側の真面目を仲裁できて、加えてクラス全体に話しかけやすいのです。
よく美少女の生徒がポニーテールを揺らしながら右に左にと顔を向けて力説するシーンとかありますよね。
この中心的生徒の周囲には、勉強が出来ない生徒素行に問題のある生徒がちらばっています。
中心的生徒は、そういう生徒の面倒見役としてのポジジョンを明らかにするのです。

教卓前は先生に従順だったりなついている親衛隊の女生徒が陣取っています。
廊下側の最前列には、おとなしい内向的な生徒がいて騒ぐ生徒に困ってしまう場面を浮き立たせます。
建前を言う女子の委員長の横(ひとりふたり置いて)には本音を言う不良っぽい女子がいたりするのも
両者の対立構図をわかりやすくするためには欠かせない配置ですね。

こんな感じでなんとなく席順なんて決めているようでいてそうではないんですよ。
各種のシチュエーションを想定していて撮影に都合がいいように配置されているんですね。
小説で画は必要ありませんが、あらかじめどのようなシチュエーションが考えられるか
そしてそのためにはどんな生徒をあらかじめ配置しておくべきかなど参考になると思います。
みなさんも漫然と学園ドラマを観るのではなく、撮影する側になって考えてみるだけでも実力が向上しますよ!

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『悪の教典』読了につき

直木賞候補にもなっていた貴志祐介『悪の教典』を読み終えました。
上下2巻800ページ超の大長編でしたが、思いのほか読みやすかったです。
ストーリーはというと、まあ『バトルロワイヤル』の再来といった感じでしょうか。
上巻は趣きがちがうのですが、下巻はバトルロワイヤル的な雰囲気が充満していました。

この小説は大人向けの一般エンターテイメント小説として書かれていますので
ライトノベル読者層とはだいぶかけ離れているかもしれませんが
いわゆる中二病なリアル中高生にはウケるんじゃないかなと思います。

この作品を一言で説明するなら「もし金八先生がサイコパスだったら」ですかね。
あるいは『バトルロワイヤル』で最強の敵だった桐山が生き残って教師になったらでもいいです。
とにかく設定の妙によって読者を興奮させてくれる作品となっています。
ただし物語を盛りあげるためにミステリーとしては粗が多いので、そこは目をつぶってください。
(余談ですが警察の徹底した科学捜査はミステリ小説を書きにくくしてしまいました……)

主人公がサイコパスでも舞台はあくまで学校内であり、学園モノとして進行しますから
いくら血飛沫が飛び散ろうが、脳みそが吹っ飛ぼうが、そこはお約束をはずさないようになっています。
きのうも触れましたが、やはり根本には『3年B組 金八先生』のセオリーが根底に流れているんですね。
『バトルロワイヤル』でも原作小説では、登場する教師は金八先生のパロディそのものでしたね。
なぜそうなのかというと、ストーリーが学園モノの常識を崩壊させる筋立てになっているがゆえに、
しっかりと学園モノのお約束を踏んでおかないと支離滅裂で空中分解してしまうからです。
お約束は船が波に流されないようにするための錨のような存在なのです。

ここで考えてほしいのは、突飛なことや今までの常識を覆すことをやろうとするならばするほど
既存作品とちがえばちがうほど、しっかりと定番の基本をおさえておく必要があるということです。
いくら斬新なことをやっても、基本との接点をしっかり読者に示しておかないと
まったく意味不明なものになってしまって、読者がおいてきぼりになってしまうのです。

つまり新しいことをやろうとすればするほど、古いことも知っておかないと意味がありません。
パロディなんてものは、まさにそうですね。しかしパロディだけに言えることではなく
ほとんどの作品が過去の作品の積み重ねの上に成り立っていることから考えれば
その土台をしっかりと固めて、足場を確保していなければ、
どんなに高い塔を築いても、ちょっとしたことで倒壊してしまうようなものです。

ところで、あなたはどんな作品を書こうとしていますか?
そして、その作品のベースとなる作品はなんであるか知っていて、その作品に関して熟知していますか?
作品を書く前段階で、いかに基礎となる土台部分を堅固にかつ広く確保できているかどうかで
作品の完成度に大きく左右されてくることになります。
もしも自分の足元がまだおぼつかないという自覚があるのなら、しっかり基礎を固めてください。
勉強も同じですが、基礎力なくして応用の成功はありませんよ。



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