L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

【韓流捏造】高岡の乱の猛威

先日、自局の利権から韓国偏重だったフジテレビの放送姿勢をツイッターで批判した高岡蒼甫が
所属プロダクションを解雇されたことにはじまった騒動はまだまだ収まらないようですね。
現在はネットユーザー(韓国風にいうとネチズン)が大挙してフジテレビにコマーシャルを出している
スポンサー企業に電話(電凸)して担当者を追求したり、不買運動を展開しているようですよ。
このような水面下での燎原の火のごとき拡大はネット時代ならではです。

しかし時代は変わったものです。
かつての電話攻撃といえば、在日韓国(朝鮮)人の専売特許でしたからね。
ちょっとでもテレビや新聞などマスメディアが韓国や北朝鮮に否定的な論調の報道をしたとたん
韓国民団や朝鮮総連によって組織化された電話部隊が朝から晩までクレームの電話をしまくって
テレビ局として日常業務が行えないようにしたり、社屋前で何日もデモをしたりと
「人種差別」を大義名分に圧力をかけていたんですね。
さらにデモやクレームを避けるために各テレビ局は在日雇用枠まで設けて優先的に入社させて
日本特有の事勿れ主義を守ってきたわけですが、日本人上司は日本人部下も在日部下も区別しないけど
在日上司はひたすら在日部下のみを評価して出世させるので、結果的に幹部に在日が増えてゆき
テレビ局の方針に大きな影響を及ぼしているなんて話も聞きますよね。

とはいえ、その風潮も北朝鮮のテポドン発射や拉致事件が事実として認められた結果、
それまでの本国主導の在日勢力による抗議活動は鳴りをひそめて、
ついには『嫌韓流』といった暴露本の刊行まで可能になったわけです。

そうなったときに在日勢力は従来のクレーム飽和攻撃から対マスメディア戦略を変更して
韓国系が主流の消費者金融企業や9割が北朝鮮系のパチンコ企業が大量にコマーシャルを出すことにより
傍若無人なクレーマーとしてではなく、気前のいいスポンサーとして世論を誘導しようとしたわけですが
これも消費者金融が法規制強化でCMを出せないくらい弱体化したりしていたところに
最近の韓流ドラマとK-POPによって盛りかえしてきていたところだったんですよね。

『冬のソナタ』のヒットで初期の頃は、かなり高騰していた韓流ドラマの放送権料も
韓国政府の国策としての積極的輸出政策によって政府が資金を出してでもドラマの放送権を安く抑えて
日本のテレビ局に提供するなどして巧みに日本市場にかなり食いこんできてます。
K-POPも利権の一部を日本のテレビ局に与えることで片棒を担がせたりと努力もしてたんですけどね。

ここに来て捏造と言われてもしかたがない作られたブームの真実が明らかになったいま、
もうこの国粋主義への道は後戻りはできないのかもしれません。
世界的な不景気を背景に民族主義やファシズムが台頭してくるのは世の常ですからね。
戦後日本の自虐史観教育からの揺り戻しから、その反動で激動するかもしれませんよ。
どんなに差別はいけないことだと言おうとも、欧米人は潜在的にユダヤやイスラムを下に見ているように
日本人が中国や朝鮮を下に見る性行はそうそう変えられません。

「グローバリズム」なんてスローガンを声高に叫ぶ必要があるのは現実がそうではないからです。
そして結局、グローバリズムなんてものはアメリカ方式による統一でしかなかったように
世界が均質に標準かされるなんていうのは夢のまた夢なのはノルウェーでのテロ事件でも明らかです。
世界平和はみんなが仲よくなることで達成できるのではなく、必要以上に交流しないことで保たれるのです。
つきあいが疎遠でお互いのことに無関心ならケンカなんて起きませんよ。
そろそろ気付いてもいい頃というか、偉い人はとっくに気付いているんだけれど
なにかと多額のカネが絡んでいるので、なかなか実行はできないんですよね。
できればイスラム諸国とは付き合いたくないが石油はほしいし、
商品価格を下げるためには低賃金で働いてくれる途上国とつきあわざるをえないわけです。

Chechttp://lanovelien.blog121.fc2.com/blog-entry-522.htmlk
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自分の恥ずかしいこと書けますか?

アマチュア作家とプロ作家の作品を比べたときに、もっとも顕著なのが
どこまで自分の恥ずかしいところをさらけだすことができるかです。

アマチュア作品は、たいてい気取っていて、いい子ちゃん的な作品なんですね。
でもプロの作品の多くは、かなりあけっぴろげにここまで書いていいのかっていうところまで書いています。
当然ながら優等生的な作品というのは、たいてい退屈です。
そして人は他の人の恥ずかしい秘密の話が大好きなのです。

芸能人もそうですがゲスな言い方をすればプライベートの切り売りができるかどうか
そこのところが分かれ目となっているんですね。
なので人気作家のエッセーを読んでみてもらうと、よくわかると思いますよ。
子供時代のドジな話、学生時代の甘酸っぱい失敗談など、いろいろな話が書かれています。

あなたは、まだまだカッコつけて作品を書いていませんか?
それでは読者はついてきません。
カッコわるい自分の内面をさらけだすような作品を書いてください。
そこで、はじめて読者はあなたに共感を覚えてくれるでしょう。

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海外作品に目を向けていますか?

みなさんは海外作品を意識して目を通していますか?

映画や小説はもっとも海外作品に触れる機会が多いかと思いますが、その他は意外と機会がないんですよね。
最近は過剰な韓流ドラマの放送が問題になっていますが、韓国のアニメやマンガを読んだことがありますか?
平均的日本人より韓国に精通している私でも韓国産アニメやマンガは断片的な知識しかありません。

DVDで持っているのはマジンガーZっぽいロボットアニメ『テコンV』くらいですし
他に知っているアニメといえば、ザブングルかイデオンっぽい『スペーステコンV』とか
バルキリーが巨大ネズミやコウモリと戦う『スペースガンダムV』とかヤマトっぽい『宇宙亀船』とか
ああ、黒いシャアなんだけど仮面をとると素顔がアムロになる『宇宙黒騎士』なんてものもありましたね。
つまりはネタでしか知りません。マンガにいたっては長編マンガは読んだこともないです。

まあ、韓国に限らずとも『バットマン』や『スパイダーマン』『Xメン』なんかは映画で観たけど
アメコミで読んだという人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
さらに日本の「マンガ」とアメリカの「コミック」に次ぐフランスの「BD」(バンド・デシネ)なんて
ほとんど日本人は存在すら知らないんだろうなと思うしだいです。
大昔の作品ですが『タンタン』くらいは本ではなくグッズとして知っている人はいるかもしれませんね。

いちおう不定期ながらBDを複数連載していた雑誌で「ユーロマンガ」というのがあったんですが
6号でひとまず休刊になってしまいましたね。ちなみに私は全冊買いましたよ。
(今後のBD日本展開は雑誌ではなく1作品をまるごと単行本化することにしたようです)
BDはアメコミと同じくオールカラーで値段が張るので、なかなか購入に踏みきれないかもしれませんが
日本のマンガでもない、そしてアメコミでもない、ヨーロッパ的な作風は非常に参考になりますよ。
たとえば名作『AKIRA』の大友克洋はBD界の大御所メビウスにかなり傾倒していて
『AKIRA』にも背景の描写などかなり大きな影響を受けていますよね。
独特の作風で知られる『ジョジョ』の荒木飛呂彦もBDファンで影響を受けてますよね。
ほかにも有名作家には結構BDに注目している人はいるんですよ。
でも、たいていの漫画家志望者は「BD? ブルーレイディスク?」って感じで
この時点でインプットの段階で絶対的な差が生じているわけです。

結局、こういう情報を知っている人は知らない人よりも有利に立てるわけです。
こういうのは画風だけでなく、ストーリーや文章表現なんかにも応用できるわけですから
ライトノベル作家志望者も「自分には関係ない」と思わず、積極的に採りいれてほしいところです。
異なる文化に基づく異なる感性というのは、常に斬新であり、そのまま模倣するだけでも、
あなたはそのジャンルにおいて先駆者になることすら可能なのです。(最近は難しいですが)
とは言っても、やる人というのは、たいていとっくに情報を入手していてやっているし
やらない人というのは、なにかと理由をつけてやらないものなので言ってもしかたないかもしれませんが。

あなたは海外のライトノベルを読んだことがありますか?
海外作品ではライトノベルというジャンルはありませんがティーン向けノベルというのは存在していて
日本のライトノベルと共通するところも多々あるんですよ。相互に影響を受けてますからね。
もしも1冊たりとも読んだことがないし、タイトルさえまったく知らないというのであれば、
それだけ出遅れているといっても過言ではありません。日頃の情報収集方法を再度検討してください。

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あなたは何フェチですか?

なにげなく雑誌テレビブロスを読んでいたら『押井守の「ぶった斬り」夏休み映画』という特集記事がありまして
そこでは『ハリー・ポッター』と『コクリコ坂から』のすごく個人的な映画評があったんですね。
コクリコ坂の年代設定が1963年に設定変更されているのは、すべてプロデューサーの鈴木敏夫のためで
登場する青年はどれも鈴木Pの分身であり、鈴木Pのための自伝的ファンタジー映画なんだそうですよ。
でなければシニア映画でもないのに東京五輪の時代設定にする必要がないとか、いろいろと。

この記事の中で最後の最後に語られていることなんですが
「あとは(宮崎吾朗は)監督としてフェティッシュな部分がないのも弱点」であり
描写がサラッとしすぎていて、父親の宮崎駿とは正反対だとコメントしているんですね。

そこで思い当たったのが、そういえばフェチ要素のない作品っておもしろくないというか
作者のフェチが見えない作品ってまずないですよね。
以前のブログ記事にも書きましたが、小川洋子の作品なんて常に同じモチーフというか
フェチの固まりみたいな作品が多いですし、江戸川乱歩とかも屍体へのこだわりが偏執的ですよね。
しかし、このフェチな部分が読者には強烈に記憶に焼きつけられることが多いんですよ。

フェチっていうのは作者の「こだわり」ですからね。
ただテーマとかじゃなくて、性癖や趣味趣向の部分でのこだわりという解釈ですけど。
こういうものを抑圧して書いてしまうと、道徳教本みたいなお行儀のいい作品になってしまい
おもしろいかどうかという面では、はっきりいってつまらない作品になってしまうわけです。

私のフェチはなんでしょうね?
改めて考えてみると、ちょっと悩んでしまいましたが、基本的には触感ですね。
私が価値を見いだすものは、必ず手に触れられるものに限られます。
だから触れないものにはあまり関心を抱きません。
だから音楽とかはほとんど教養としての知識以上に関心はないですし
コンサートとか観劇、遊園地、旅行にいたるまで体験的なものにも、ほとんど価値を見いだせません。
そのくせどんなに小さなものでも手で触れるものに関しては執着しますね。

女性の好みについても、アイドルとか手の届かない女性には昔から無関心で
基本的に実際に手に触れる可能性のある人にしか関心を持ちませんでした。
もちろん2次元はアイドル以上に触れないので無関心です。
私は学生時代に某有名芸能人とひょんなことから勢いでキスはしたことはありましたが
未だ2次元世界の美少女キャラとはキスしたことはありませんからw
あとは肌とか髪の質感とかこだわるというのもありますね。
まだまだ数えあげればキリがないので、このへんで終わりにしましょうか。

そういうわけで、あなたのフェチはなんですか? 自覚していますか?
そして自分の作品のなかに濃厚に影響していますか?

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多忙のときには

最近なにかと忙しい日昌晶です。
ようやくビジュアルノベルの仕事も一段落しましたが、日昌晶掌篇文学賞の選考もあるし
それでいて自分の原稿もあるので、どうにも時間がたりません。

忙しいことはヒマよりはいいのかもしれませんが、根がのんびりしているのが好きなので
やっぱり忙しすぎるのは、あまり好ましくない状況です。
ということで、どうすればこのような状況を解消できるかを考えてみるわけですが
ひとつずつこなしていく意外に解決方法はないんですよね。

あとはいかに効率よくやっていくかという工夫になってくるわけですが
いかんせんクリエイティブな仕事というのは、効率最優先では上手くいかないのも事実。
なかなか難しいものですね。

それでも、たった1つだけ創作のクオリティを落とさずに効率よく作業する方法があります。
当たり前といえば、当たり前ですが、やはり「集中力」に限りますよね。
ところで、みなさんは集中してどれだけ執筆できますか? 10分ですか? 30分ですか?

どだい人間というものには限界があります。
集中力にも限界がありますから、そうそう持続力はありません。
ですから集中する時間と、リフレッシュする時間の繰り返しが求められるんですね。
そうなると、どうすれば次の作業時間までにリフレッシュするかが重要となります。

ということで、どうでしょうか。
結局、上手く仕事をするためには、上手く休憩をとるのがコツとなります。
では、あなたはどんなふうにリフレッシュしていますか?
自分にとって頭の切り替えを素早くできるリフレッシュ方法を持っているといいですよね。
どれがいいとかいうのは、個人差があるでしょうし、その手の実用書がいくらでもあるので
それを参考にしてみてください。このブログでも有料記事で紹介したこともありますし。

それでは次につながる良いリフレッシュを!

Chechttp://lanovelien.blog121.fc2.com/blog-entry-527.htmlk

国粋主義の流れはとまらない

日本では韓流推し抗議デモなんていう生やさしい感じですんでいますが
世界的にはノルウェイの一男性による反移民テロにはじまり、
今度はロンドンでマイノリティを中心とする貧困層の暴動が起きています。

いずれも積極的な移民政策あるいはなしくずし的な追認によって生じた歪みが
世界的不景気を契機に世界中にくすぶっていた火種が次々と連鎖的に暴発しています。
これは20世紀の世界恐慌でも見られた傾向であり、根本的な解決方法が未だないため
この流れは世界的な潮流として、まだまだ続いていくでしょうね。

大衆の扇動や若者の暴発といったものから世界は思わぬ方向へと大きく舵を切ることになります。
けっしてまちがいばかりではないのですが、その反動は大きく既成概念は吹っ飛びます。
これも時代の過渡期であり、厳しい時代に突入しそうです。

さて作家を志すならば、この時代や世相をどう反映させて作品を描きますか?
なにも時事ネタを書けというのではありません。
この時代を生きる人の奥底にある情念を描ききれますかということです。
普遍的である人の心を真に描ききることができれば、あなたの作品は時を越えるでしょう。

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体育教師には一生わからないように

みなさんは運動が得意ですか?
たいてい作家なんてものを志望する人は9割がた苦手だったんじゃないでしょうか。
かくいう私もクレー射撃ではかろうじて全日本学生4位になりましたが、一般的なスポーツは苦手でしたよ。
学校の体育の時間は苦痛で苦痛で。サッカーとかならいいんですが、特にマラソンとか死にそうでした。

そういう私だからわかることなんですが、体育の先生(小学校なら担任)っていうのは運動が苦手な子
いわゆる運動音痴の子に対する指導がまったくできないんですね。
基本的に運動のできる子を前提としているので、まるっきりなっていないわけです。
たいていは繰り返し練習すれば自然にできるように思っているんですが大まちがいです。
運動の苦手な子というのは、たいていは身体の扱い方がわかっていない場合が大半なんですよ。
どういうふうに体を動かしていいかわからないから、わからないまま暗中模索で練習させても
独学でなんとかしろみたいなことになってしまって、ほとんど効果がないわけです。

たとえば小学区での体育の関門のひとつに「さかあがり」がありますよね。
これもたいてい教師の指導はいつも同じです。
「おもいっきり足で地面を蹴って踏みきれ!」
だいたいこんなことを言われるわけですが、できない子はそんなこと言われてもいっこうにできません。
なぜならもっと大切なこと、つまり教師にとっては「当たり前」だと思ってしまっていることを
まるで説明していないので根本的にできないわけです。
それは「鉄棒から体を絶対に離さないこと」なんですよ。
問題は足ではなく腕です。腕の力でいかに鉄棒とヘソをくっつけ続けていられるか
ここのところを教師は、さらっと流すか、まったく指導しません。
なぜなら先生や出来る子にとっては当たり前のことだからですね。
当たり前だから、そこは省略して次の段階となる「足の動き」について指導してしまう。
でも出来ない子は「腕の動き」ができていないから、足をいくら注意しても無駄なんです。
できない子は足にばかり集中して、手はぶらんとしてしまうので体が鉄棒から完全に離れてしまい
さかあがりというよりも足の力だけで大車輪をしようとするかのようなポジションになってしまうのです。
足の蹴あがりだけで大車輪なんて体操選手でも無理じゃないでしょうか。
でも教師はできない子にそれを強要しようとするんですね。

ほかに足の遅い子に対しても、腕の振りを大きくとか、腿をあげろとか指導しますがまったく無意味です。
そもそも足の遅い子はたいていドタドタ走っていることが多いわけで、それはなぜかというと
走るときにカカトを完全に地面に着地させてしまってるからなんですね。
だから、まずは走るときにはカカトを地面につけない、あるいはベッタリとはつけないようにということを
まず練習させておかないことには、いくら手を振ろうと、腿をあげようと遅い子は遅いのです。
水泳でもクロールで手をパーの形にして泳いでる子とか普通にいるのですが
そういう子に指は閉じて泳ぐようになんていうことは、まず指導されないんですね。

できる人にとっては、ごく自然であり、当たり前のことをわざわざ指導するってことは
まず気付くのが難しいし、さらには当たり前を説明するのはとても難しいことなんですね。
だから名選手が名監督になれないのも、そのあたりが関係してきます。

小説についても同じです。
はっきり言って書ける人は、今まで読んできた小説から全てを学びとって
誰に教えられるまでもなく、淡々と書けてしまい、プロになってゆく人がいるわけです。
しかし誰もがそんなセンスはないので、私のように教える講師がいます。
私自身は特に誰かに教わることもなく、受賞レベルまでは書けてしまった口ですが
デビュー後から苦労してきたので、できない人のどこができないかはだいたいわかるんですね。
それは自分ができていなかったところ、弱かったところを、そういうところだったりします。
つまり自分の経験を当てはめて教えることになります。

ところがまったくできない人というのも稀にいます。
才能がないわけでもないんでしょうが、いくら教えても習得してもらえないんですね。
これは自分の指導に限界を感じてしまうときでもあります。
たぶん私自身が理解できる「できない」よりも、もっと前段階の「できない」レベルにあって
それを上に引きあげるための指導方法が確立できていないんだと思います。
さかあがりの例でいえば、私の理解がおよぶのは「足の動き」までであり
それ以前の「手の動き」ができていないことについてまで理解できてないんですね。

しかしできないからといって、放置するわけにもいきませんから
私も指導にあたって、できるだけ基本を解体し、細分化して、再点検するようにしています。
いったい基本のどこでつまずきやすいんか、そしてどうすればわかってもらえるようになるのか
これは作家ではなく講師としての戦いだったりします。
おかげで自分自身についても基礎に立ちかえることができて、いろいろ学ぶことも多いですよ。

さて、あなたはどこまで自分ができているか、チェックできていますか?
自分の弱点はどこにあるのか、そして克服するにはどうすればいいのか?
なかなかひとりで執筆している人には気付きにくいことですよね。

また友達などに作品を読んでもらうにしても実力がない素人判断も危険です。
友達に評価してもらっても、せっかくのあなたの長所が潰されてしまったりなど、
誤った方向に誘導されてしまうことも多いんですよね。
友達や知り合いに評価してもらうにしても新人賞でいえば、3次選考突破以上くらいの人にしましょう。
それ以前の段階の人は「一読者」と同じだと思ってください。

以前ブログにも書きましたが、読者は「おもしろい」か「つまらない」かを判断するのは得意です。
しかし「どこがどうおもしろいのか?」については、かなりあやふやになってしまいます。
さらに「なにがつまらないのか? どこをどう直せばいいのか?」については、ほとんどわかっていません。
ですから読者には○か×かの判断以上のことをアマチュアに求めないようにしてください。

もしも友達に3次選考突破者なんていないよという場合は、私に訊いてみてください。
毎月、オフをやっていますので、作品のプロットか一部抜粋した原稿を持ってきてもらえれば
あなたにとって何が長所なのか、そしてどうすれば、よりよくなるかについて教えることができます。

Chechttp://lanovelien.blog121.fc2.com/blog-entry-529.htmlk

明日から夏コミ

明日から3日間、コミックマーケットが開催されますね。
きっとこれを読んでいる読者のなかにも参加する人が多いでしょう。

私はというと、去年はコミケ会場横で水鉄砲オフを開催したこともあって
目の前を通りすぎはしたんですが、中には入りませんでした。
今年は特別予定もないのと暑いのとでコミケには行かないと思います。

しかしながら行けば行ったで参考になることがたくさんあるでしょう。
それは作家志望であるなら、同人誌とか販売されているモノだけではなく
会場に行くまでの様子や雰囲気、また参加している人そのものなどにも意識して観察してください。
きっとあなたの作品に登場させるとおもしろそうなキャラの濃い人たちもたくさんいるでしょう。

また同人誌などについても、自分の興味あるジャンルだけではなく、
まったく興味はないジャンルにも意識を向けるといいですね。
あなたが興味あるジャンルについて、あなたはきっと知識もあり詳しいでしょうから
物欲を満たすこと以外に、それほど新しい発見というのはないはずです。
それよりも未知のジャンルのモノであるなら、それこそ何もかもが発見になるはずです。
そしてよさそうならちょっと購入してみるのもいいでしょうね。

こういうことが人に言われなくてもできるような人はアンテナが高いので
新鮮でおもしろいネタを見つけることができますよ!
それでは年に2度のお祭りを存分にたのしんできてください。
くれぐれも熱中症と脱水症状には気をつけて。

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第1回日昌晶掌篇文学賞 6月期選考結果発表

遅くなってしまいましたが、ついに第1回日昌晶掌篇文学賞の最終月となりました。
今回までの作品で過去1年間に選ばれた金賞作品の中から大賞が選ばれます。
大賞発表は、もう少し後になるかと思いますが、第2回もはじまっていますので、
引き続き掌篇小説をよろしくお願いします。

【金賞(6月期月間賞)】 (副賞:500円ギフト券)
『缶けり』 ハヤシ

6月になって最初の投稿作品が金賞受賞となりました。これははじめてかもしれませんね。
小説の特徴を活かしたオチがよくハマった作品でした。
一人称の話者である「俺」を通してモテない男の子に感情移入をさせるのと同時に
読者が「俺」に共感するように仕向けた技法などの使い方が巧みでしたね。


【銀賞】

『学食史 ~第二次大戦編』 日暮レ

こちらもなんともバカバカしい内容をもっともらしい歴史書風に描いた作品です。
短いながらよくまとまっていたので、今回は金賞にさせてもらいました。
ただ一点惜しかったのは、ネタの使い方にひねりがなかったところでしょうか。
言葉の使い方や命名法などにもう一工夫されると、もっとおもしろい作品になるでしょう。
ライトノベルでは特に上記のネタが重視されますので、よくよく吟味してください。


【佳作】
『次元脱出』 雷都
『勇者譚』 金色のミヤ
『水溜り、のちに』 鳩
『時を知らせない時計』 ポニィ。
『正しい××教育』 ミカ
『正義の下に~私説 さるかに合戦~』  4E
(以上6作品、投稿順)

『次元脱出』は、なぜか先月あたりから見られるようになってきたメタ小説です。
筒井康隆の『朝のガスパール』みたいな展開でおもしろいのですが、惜しむらくは内輪ネタになってしまうので
何も知らない人が読んでもおもしろみが全部伝わらないということで佳作とさせてもらいました。

『勇者譚』は、ファンタジー風味な芥川龍之介の『薮の中』的な作品で着想はよかったのですが
それぞれのインタビュー内容でクロスしたり矛盾したりするところの扱いが弱かったのが惜しかったので
もう一工夫してもらえると、おもしろさがより引き立ったかと思います。

『水溜り、のちに』は、ありていに言えばよくある話ですが、短い文章の中で
よくまとまっていて情感も出ているので佳作とさせてもらいました。
今後はオリジナリティも含めてストーリーを考えてもらえると、より高評価になるでしょう。

『時を知らせない時計』は、なぜかエドガー・アラン・ポーのような叙情を感じさせる
ちょっとゴシックな雰囲気を評価させてもらいました。動と静の関係性への言及もいいですね。

『正しい××教育』
オチの展開が、あまり見ないタイプでおもしろかったですね。
全体としてほのぼのとした雰囲気ながらも内容はシビアなところもいい感じでした。
掌篇小説のアイデアとして非常にいいかたちでネタが昇華できていましたね。

『正義の下に~私説 さるかに合戦~』は、太宰治の『御伽草子』を彷彿とさせる
昔話を解体して、現代風な語り口でつづってゆく作品で、おもしろかったです。
どうしても字数制限のため語りきれないところが多いのですが、
少し表面的になってしまっていたので、もっと内面的に突っこんで書くともっとよくなったでしょう。


《総評》
いやはやようやく1年分の全作品の選考を終えることができました。
これも投稿してくれるみなさんのご協力の賜です。
最初の月と今月の作品を比べると、手慣れてきたなという印象があり
どれも掌篇小説としての体裁が整ってきているのを実感させられます。
一時的には、それが小さくまとまってしまい、停滞してきた時期もありますが
最近は体裁をわきまえつつも、メタ小説など新境地を開拓しようという気概も感じされて
選者として非常にうれしいかぎりです。
第2回は私さえも思いもおよばない新しいタイプの掌篇小説を期待しています!


『缶けり』 ハヤシ

 散歩をしていると、右手に幼稚園が見えた。園児たちの楽しそうな声が聞こえてくる。どうやら先生も交えて庭で缶けりをやっているようだった。俺は懐かしくなり足を止めた。
 園の庭はバスケットコート半分ほどの広さがあったが、隠れるスペースはそんなにないように思われた。先生は「いーち、にーい、さーん」とゆっくりカウントをとり、園児たちはキャーキャー騒ぎながら隠れる場所を探している。

 ふと庭の隅に目をやると小さな物置小屋があった。小屋の裏には既に男の子が一人隠れており、遅れて一人の女の子がやってきた。
「わたしもここに隠れさせて?」と女の子。
「ここはオレが先に見つけたからダメだよー」と意地悪をする男の子。
 そんなやり取りを微笑ましく見ていると、近くの木に隠れていた別の男の子が「よかったらここ空いてるからおいでよ」と女の子に声を掛けてきた。
「わーありがとう」
 女の子はすぐに誘ってくれた男の子と一緒に木の裏に隠れ、身を寄せ合っていた。
「あ……」
 小屋のほうの男の子は、まさか展開に呆然と立ち尽くしていた。
 多分、二人の男の子はその女の子の事が好きなんだろう。
 生まれてから此方、彼女のいない俺はモテないやつの味方だ! 今はつい意地悪して失敗したけど、お前なら彼女のハートを捕まえる事ができる! 頑張れ! と心の中で小屋の男の子を応援した。
 しかし小屋の男の子は彼女のハートを捕まえるどころか、鬼役の先生に見つかってしまい、逆に捕まってしまった。
 とことんツイてないやつだな……。俺はなぜか必要以上に感情移入をしてしまい、小屋の男の子と自分を重ねて見ていた。
 次は頑張るんだぞ。もう一度心の中でエールを送り、俺が歩きだそうとすると、目の前に同じ服を着た大柄の男性が二人立っていた。

「君、さっきから園の中を覗いて何をやっているのかな? ちょっと近くの交番まで来てもらえるかな?」

 そうして、俺も、捕まった。



『学食史 ~第二次大戦編』 日暮レ

「メニューのうどんとそばをどちらかに一元化する」

 全ては学生食堂の主、オバチャンの一言から始まった。
 不景気、少子化、投機による物価高騰、もしくはただ面倒だったからであろうか理由こそ定かでないが、これにより学内は混乱を呈し血で血を……否、出汁で出汁を洗う動乱の世を迎えるに到ったそのことに変わりはない。
 これぞ後世語り継がれる戦いの引き金、『学食事変』である。


 始めは極々小規模の抗争から始まった。
 それまで冷麺状態を保ってきた両派閥の対立は一気に表麺化、これによって学内のいたるところで日常的に衝突が起こるようになると、抗争はやがてその規模を増して全麺戦争へと発展することとなる。
 当初こそ『二八』の名の示す通り八割方そば派の圧勝かと思われていたが、うどん派は持ち前のコシと粘り強さを生かしてじわじわと巻き返し、両者の力関係は徐々に拮抗していった。


 そうして二者の戦争が次第に長期化の兆しを見せ始めたころ、膠着する戦局を打開すべく進軍を開始したのは遠く伊達男の国よりやって来たスパゲティ、マカロニを中心とする強大なパスタ連合一派であった。
 これによりそばうどん両陣営から多数の離反者が出たことは言うに及ばず、また彼らに便乗する形で両陣営に従属させられていたチャンポン派、沖縄そば派、素麺派等の少数勢力が叛乱を起こし、戦争はかつてない大戦争へと突入した。
 これが世に言う『第二次大戦』である。


 ……戦争は六年続いた。
 スパイ、拷問、洗脳、大量破壊兵器……ありとあらゆる非人道的行為が横行する学内。
 熾烈な戦いの中で多くの同志が力尽き、志半ばに卒業していった。
 ――しかしながら、ここにきて戦争は最終的に決着が着かないまま沈静化の兆しを見せ始める。
 人々は皆、既に疲弊しきっていたのだ。
 やがて三者の間では停戦協定が結ばれ、純然たる多数決によって最後の審判を下すことが定められたのであった。






 投票の結果、ラーメンが学食を支配した。

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今週土曜に8月ライトノベル創作オフをやります!

告知がだいぶ遅くなってしまいましたが、もう今週末にオフをやることになってますので
スキルアップに、同じ夢を持つ仲間さがしに活用してください。

オフは創作講義と交流会の2本立てとなっています。
8月の講義内容は【定番キャラ創作演習】です。
キャラクター創作についての講義は何度かやっていますが
どうも定番というかテンプレをよく理解できていない人も目立つので
「ここは押さえてほしい」という定番をタイプごとに説明して
それを応用して魅力的でオリジナリティのあるキャラを
ワークショップで作っていきましょう!

少年向け、少女向けライトノベル作家志望者が中心ですが
漫画家志望者、一般小説作家志望者の方も参加しています。
毎回初参加者は3割、女性参加率も2~3割となっていますので
初めての参加者にも女性参加者にもやさしいオフとなっています。
 
日時:8月20日(土)13:00~19:00
会場:貸教室・貸会議室「内海」1階教室
持ち物:筆記具
定員:最大45名(募集は50名まで)
その他:途中入退出自由
会費:3000円(一律)

参加資格
参加資格は特にありませんが、社会常識とマナーのある方に限ります。
暴力や暴言、交流を拒否するなどオフに相応しくない言動の方は
主催者権限で即刻、退場していただきます。

参加特典
★オリジナル帆布ブックカバー
★投稿グッズ:特大クリップ、綴じ紐、原稿保護ケース

作家さん&編集者さんもぜひどうぞ!
ラノベ業界関係者の参加者さんも多くなってきましたが
プロ作家さんや受賞者さん、編集者さんが参加してくれると
作家志望者の皆さんもお話をぜひ聞きたいわけですし
作家さん編集者さん側としても読者の生の意見を聞けたり
相互交流などをはかっていただければと思っていますので
ふらっと交流会だけに遊びに来てくれるのを心よりお待ちしております!

次回のオフの予定は9月25日(日)です。

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