L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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諦めるな! 見切りをつけろ!

夢を諦めたら、そこで終了です。
しかし成果が出ないのに、いつまでもぐずぐずと惰性で続けても意味がありませんよね。

作家を志すなら「書くこと」に対して諦めてはいけません。続けていればこそ希望があります。

ただし1つの作品やアイデアにこだわってはダメです。
ダメな作品を改稿しても効率は悪いし、ほぼ確実に成果はでません。
基礎工事が欠陥だったり、地盤が軟弱だから家が傾くのに、壁や柱をいくら直しても家はしっかり建たないものです。
それこそ見切りをつけて、次の作品の執筆にかかるのが得策ですし、未来があります。

少なくともなかなか書き上がらないとか、評価されない作品をいつまでもいじるのはいったんやめにして
新しい作品に挑戦して作品を完成させることに傾注しましょう。
そうすれば、いつしかお蔵入りさせていた作品を書くときが訪れるかもしれません。

一点だけ注意してほしいのは、なんでもかんでも途中で放棄してひとつも完成させられないことです。
これは最悪の事態なので、できるだけ完成させることを念頭に執筆していきましょう。
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これが江南スタイルのロボットアニメなのか!?【パチモノ】

パクリ大国南朝鮮というサイトを久しぶりに見たんですけど、いつのまにか充実してました。

特に興味深かったのが知られざる!? 韓国ロボットアニメの歴史のコーナーだったんですが
韓国内で放映あるいは放送された作品はほぼ網羅されているんじゃないでしょうか。
韓国では2000年代になってもテレビ番組はあまり多くなく映画のほうが主流なんですね。

それにしても、どのロボットも何かしら日本アニメのロボットやキャラに似てるんですね。
私が見た限りオリジナルだなと思えるのは、全体の1割以下ですかね……
ただ私が原作を知らないだけでパクリ元があるのかもしれませんけど。
打ち切りになったアクロバンチなどの地味な敵ロボとかも混じってるんですよ、これがw

マジンガーZのパクリで有名なテコンV(1976)はよほど人気だったのか
1990年代になっても流用されてゆくわけですが、細かいデザインやら脇役・敵役のロボットについては
だいたい数年遅れで導入されているんですよね。
韓国が日本アニメの下請けをするようになると、即パクられることもありますし
中にはレザリオンみたいにセル画を盗用されて韓国オリジナル作品として上映されたものもありましたしね。

しかし、もっとも驚いたことがありました。
1980年代後半にもなると、韓国作品は経費節約も兼ねてロボットシーンはアニメでも
キャラが登場するシーンは特撮ものみたいに実写で撮影するなんて作品も多くなってきます。
しかも、この当時は日本の玩具会社の下請け工場がありましたので
そこから流れて(盗まれて)きた金型で作られた超合金やプラモデルがたくさんあったわけです。

そして、当然の帰結だったのか、韓国で作られた違法コピーのオモチャ<パチモン>たちが
こともあろうに韓国作品の特撮シーンにそのまんま出てくるんですよ。
映画用にミニチュアを作るとかではないようです。そのまま超合金やガンプラが
スクリーン狭しと大活躍するんですね。
静止画でしかわからないので、ストップモーションで撮影したのか
見えないところで手で動かしたり、糸で吊ったのかはよくわからないんですけど。

『テコンV』のDVDなんかは持ってたりしますし、いくつか韓国アニメを観てきているので
総じて作品としての完成度としては期待できないんですが、やっぱり興味ありますよね。
しかしながら韓流ドラマをこれだけ放送してるんだから、たまには韓国アニメも放送してほしいものです。

識字障害があっても作家になれるんだから

このほどスティーブン・スピルバーグ氏がディスクレシアであることを告白しました。

ディスクレシアというのは難読症、識字障害などと呼ばれる障害であり、
いろいろな原因はあるようですが知的欠陥はないのに文字や単語、文章を正しく把握できない障害です。
もともと音声である言語を記号である文字に相互変換しつつ内容を理解するというのは
ものすごく高度な機能であり、複雑な脳の働きが関係しているので、そこに少しでも異常があると
正しく文章を読めない、書けない、意味が理解できなくなってしまうわけです。

しかも、この障害は欧米では10~20%の人に何らかの異常が認められるくらいポピュラーな障害で
出現率は左利きよりも多いんじゃないでしょうか。
日本は表意文字の漢字を用いているなど文字文化がちがうので欧米の半分くらいだそうですが少なくありません。
アルファベット文化圏――特にスペルと発音が乖離している英語圏、フランス語圏で顕著のようです。
日本語は読めるけど英語は読めない、逆に英語は読めるけど日本語は読めないといったケースもあって
脳のどの機能に異常があるかによっても症状はちがってきます。

しかし、こうした障害があるということは一見すると勉強するにも不利だし
文章を書くことが仕事の作家なんてできそうもないんですが
スピルバーグも脚本家から映画監督になっているくらいでディスクレシアでも文筆業を多く輩出しています。
相対性理論のアインシュタインもディスクレシアだったとされています。
日本でも菅直人元総理もおそらくディスクレシアだといわれていますよね。
国会答弁の原稿で「国会」という簡単な漢字にも「こっかい」とふりがなを振っているくらいですから。

ディスクレシアでも努力しだいで、一流大学にもいけるし作家や一国の総理にもなれわけです。
そして普通とは世界の見え方や捉え方が異なることを活かして芸術方面に進む人が多いようです。

美術でも色覚障害(赤緑色盲)を持つ有名画家のほうが多いくらいですからね。
みなさんが画家といって思い浮かべる一流画家の8割9割は色彩感覚に障害を持っていたそうです。
実は私もほとんど自覚症状はないのですが色覚障害があるのですが、どうも色の区別が曖昧らしいのです。
正常な人の目で景色を見たことがないので、どこがどう変わってるかはわかりません。
ただ色の区別より濃淡や陰影に敏感になるようで、美術では色彩よりも陰影のほうが重視されたり
普通の人にはできないような思いきった色づかいもできるので、かえって有利になるようです。

だからディスクレシアの人であっても文字とか文章にとらわれない自由な発想やアイデアで
おもしろい作品を書き上げることは不可能ではないんだと私は思います。

もしもディスクレシアやその他の障害があっても、それゆえにあなたの長所となりえます。
まったくもって障害がないならもっとさいわいです。不自由なく好きに書けるのですから。

会話文が上手くなるためには

きょうは初心にかえって基本的なことをもう一度確認しておきましょうか。

小説を書く人は2つのタイプに分類されると思います。
一つは「地の文が得意な人」、もう一つは「会話文が得意な人」です。
今回は地の文は得意なんだけど、会話文がどうも苦手という人に向けての記事です。

まずもっとも簡単なことは書いた会話文を音読してみましょう。
これでセリフ回しのリズムが具体的にわかるので、よい確認になります。
言いにくいとか、どうもリズムとか流れが悪いようなら変えてみましょう。

どういうセリフ回しがいいのかというと、ライトノベルであるならテンポが小気味いいほうがいいですね。
ポンポンとセリフが飛び交う、漫才なんかをイメージしてもらえるといいでしょう。
古典的に落語や講談を参考にしてみるのもいいと思います。
話芸はテンポ、リズムを重視していますので、本当に勉強になります。

ただし文字による文章と音声による発話では、だいぶ事情が異なってきます。
音声でしか表現できない、声色、音量、抑揚、間などは文字でそのまま表現することはできません。
そこのところは工夫して文章で表現しないとけいないわけです。
そして通常は会話文を邪魔しない程度に挿しはさむ地の文で調節するのが基本となりますよね。

あと実際の日常会話ではないことをよくよく頭に入れておいてください。
日常会話というのは、話者たちは会話の前提条件を共有した段階で話すので
説明的な情報が当然のこととして欠落していることが多く、第三者が聞いてもわからないことがあります。
試しに電車内とかレストランで会話している見知らぬ人たちの会話に耳を傾けてみてください。
しばらく聞いてないと彼らが何について話しているのかまずわからないことのほうが多いですよね。
小説もやはりキャラクターである当事者ではなく読者という第三者が読むものですから
そのこのところは第三者が聞いてもわかるような会話、ときに不自然になってしまっても
小説特有の情報に過不足のない会話となるようにしましょう!
もちろん説明だらけの会話文はNGですけどね。

日本人の恐いもの、欧米人の恐いもの

映画なんかを観ていると、日本人の感覚と欧米人の(特に米国人の)感覚というのは
文化のちがいもあって微妙にちがうなって思うことが多々あります。

「恐い」というのも、そんなちがいのひとつじゃないでしょうか?
日本人的に観ると恐怖を感じるものっていうと、とにかく巨大で強大な抗えない力なんですよね。
これは怪獣映画にはじまり、スーパーロボットでもそうですが
恐怖の裏返しとして、畏怖とか格好いいとかそういう対象にもつながっていきます。

ひるがえってアメリカ映画とかで観ると、恐怖の対象は巨大っていうのもあるにはあるんですが
より根源的には「うじゃうじゃ」してるものにより強い恐怖を感じているように見えます。

ハリウッド版『ゴジラ』なんてビルより大きな巨大な一頭のゴジラでは間が持たなかったのか
クライマックスは無数に生まれた人間と同じくらいの子ゴジラの群れが襲ってきましたからね。
『ジュラシックパーク』でも単体のティラノサウルスよりヴェロキラプトルの群れのほうが
より恐ろしい存在として描いているし、『エイリアン』もシリーズが進むにつれて数が多くなっていくし
『グレムリン』なんてのは一匹は弱いけど無数の群れをなすと恐くなるって代名詞ですしね。
まさにアメリカ生まれのモンスターであるゾンビの映画なんて最たるものですし。

そういう意味では、アメリカのフィクション世界では大きいものがあまり好まれない。
スーパーヒーローだってほとんどが等身大で、巨大ロボットなんて登場しませんからね。
現実世界だと国は広いし、原子力空母とか巨大兵器を山のように持っているわりには
そんなに「巨大さ」に対しての畏怖とか憧れってないように思えます。

リアルで大きいものを持っているために、かえって大きいものに抵抗感がなく恐怖を感じないのかもしれません。
それよりも人海戦術のように群をなして攻撃してくるもののほうに驚異を感じてしまうのでしょうか?

これがヨーロッパやそれ以外の地域だともっとちがうものを恐れているのかもしれませんが
私は浅学なので、傾向とかさっぱりわかりません。
ですが西ヨーロッパ人(カトリック系)は悪魔の存在を身近に感じているけど天使の存在には懐疑的なのに対して
ロシア人(正教系)は逆に天使の存在は身近に感じているけど悪魔の存在には懐疑的という傾向があるそうです。
キリスト教徒ではない日本人にはどっちも身近には感じられないわけですがね。

あなたの作品において真の恐怖とはどんなものでしょうか?

環境によって求められているものはちがいます

今クールのテレビドラマが続々と第1回目の放送をしてきましたね。
ラノベ作家志望者だとアニメ作品のほうのチェックに忙しいかもしれませんが
ドラマや映画もチェックしておくと、いろいろといいことがあるのでおすすめしておきます。

さて、そんな今期ドラマで最大の目玉作品なのがキムタク主演ドラマを押しのけて宣伝しまくった
是枝裕和監督、阿部寛主演『ゴーイングマイホーム』だったわけですね。
初回2時間拡大放送(次週サッカーで中止のためもあって)という気の入れようで
キャストも視聴率男の阿部寛、ドラマ復活の山口智子ほか映画主演クラスの俳優女優がゴロゴロと
制作費的にもすごいことになっていそうなんですが……結果の視聴率は芳しくありませんでした。

原因は独特の作品で評価の高い是枝監督の作品であるけれど、元々が事件が起こらず日常を淡々と描く作風と
テレビドラマで求められるのが軽妙なテンポに対して、ゆったりした邦画のテンポで終始したこと、
そもそも映画だって2時間で完結するのに、連続ドラマのため2時間で導入部だけというのは
あまりにも時間の流れが視聴者と食いちがってしまったのが最大の原因だったんじゃないでしょうか?

もともと阿部寛主演ということで『結婚できない男』みたいなコメディを期待していた層が多かったんですよね。
是枝作品好き、邦画好きの人にはかなり好評だったみたいですが、ごく一部のマニア的な人気に終始しそうです。

反対にマニア的な視聴者層しか狙っていないのが山田孝之主演の『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』です。
深夜ドラマ枠という以上に衣装もセットも新規にほとんど用意せず、倉庫にあったアリモノですますなど
徹底的な低予算で制作されているわけですが、そのチープなコンセプトがウケて
今回は『勇者ヨシヒコと魔王の城』の続編なので、さらに初期投資が少なくなってます。

どちらの視聴率が高いかいえば『ゴーイングマイホーム』のほうが現時点では圧倒的に高いんでしょうが
時間帯とか利益率などを考えれば、ヨシヒコは容易に黒字化できるでしょうが
おそらく『ゴーイングマイホーム』は最終的に赤字濃厚なんじゃないかと思われます。

同様に小説であっても、本格的な大作巨編よりも、チープなラブコメのほうが売れることもままあります。
昨今は権威ある芥川賞、直木賞作品よりも本屋大賞のほうが売れるわけですしね。
作品は受け手がいてこそ、はじめて意味をなすものです。誰かに読まれなければ落書き以下です。

あなたは作品を書くときに誰をどのように悦ばせようとして作品を書いていますか?
そこがわかっていないと独り善がりで内容がよくても評価されないままに終わりかねませんよ。

資金ゼロからゲームや映画そして書籍を作る方法

小説を出版しようとすると、通常は出版社を通して出版するわけです。
そして小説を書きたい人は山ほどいるので、その全ての人を出版社は相手をしてくれません。
基本的に新人賞を受賞するか、もしくは似た分野で実績があれば紹介もありえます。

それ以外は自費出版か同人誌で刊行するしかないんですね。
自費出版だと滅多に一般書店で取り扱ってくれないし、そもそも数十万とか百万とかお金がかかります。
電子ブックで自費出版も費用があまりかからず、楽に一攫千金を狙えるなんていわれたのが数年前ですが
まだまだ日本での電子書籍は未発達の段階です。
同人誌で儲けるにも人気作品の二次利用エロマンガでもないと、ウハウハ儲かるレベルには達しません。

ですが「ボードゲームが120万ドルを集めた秘訣」なんて記事がありまして
アメリカではコンピューターゲームではなく、紙とプラスチックでできたボードゲームの開発資金として
100万ドル以上、つまり日本円で億単位のお金を手にすることも可能となっているんですよね。
記事を読むとKickstarterというサイトを利用しているんですよ。
このサイトの仕組みは簡単で、ネットで企画書というかプレゼンして一般の人から資金提供を得るというもので
小口投資でもチリと積もれば山となる方式で、日本でもアニメとかでは同じシステムを利用してましたよね。

しかし小口だからといって普通の人はそうそう出資してくれるものじゃないわけですよ。
出資するしないは、やはり小口でも大口でもシビアなものです。
ただプロの投資家による利益目当てというよりも、その製品なり作品が欲しい、作って欲しいからの出資です。
ですので、いかに出資してもらえるように工夫するかが腕の見せどころということでしょう。

記事にあるボードゲームで120万ドルを集めたCool Mini Or Not社は従業員8人の零細企業です。
しかもミニチュアゲームが主力ということなので、テレビゲーム全盛の時代にあって
マイナーなボードゲームのさらにニッチなミニチュアゲームとなるとパイは小さいんですよね。
しかもミニチュアゲームというジャンルは私もやっているゲームズワークショップ社のウォーハンマーが
かなりのシェアを占有しているわけですから普通なら資金集めどころではないでしょう。

で、おもしろいなと思ったのが投資金額によって製品格差をもうけるという手法です。
つまり一定の額を投資すると「オマケ」がもらえるんですね。この場合はミニチュアフィギュアが。
そして最初は最低限のコンポーネント(内容)としてスタートしていくわけですが
資金調達の合計金額が一定のレベルを超えるごとに特典がついて豪華にもなっていきます。
10万ドルを超えたらフィギュアの数を増やすよ、15万ドル超えたら新モデルのフィギュアを足すよとか。
こうなると、そのゲームが本当にほしい人にとってはちょっとくらいの追加投資くらいなら
よりグレードアップされた豪華版のセット内容がほしくなるので、どんどん投資してくれるということらしいです。
もちろんいくらグレードアップしても小売り価格はそのまま据え置きですよ。

さらに購入時にも工夫がされていて、追加で10ドルだせばプロモフィギュア1体追加から始まり
さまざまな金額設定で専用ダイスセットがついたりとオプションが豊富になっていて
1500ドル追加で70体以上のゲーム用フィギュアがフルペイントになったりするんですね。
ゾンビサイドというゲームだと最高額の2000ドル(本体価格は100ドル)を出すと
その人の顔写真と希望の服装でオリジナルフィギュアを作成してくれるそうです。

ニッチなジャンルかつ小さな会社なだけに小回りがきくんでしょうね。
ですがテレビCMなど莫大な宣伝広告費などに予算がかけられないからこその工夫ですよね。
やっぱり大企業のメジャー製品ともなると、その価格の内そこそこの割合がCMの値段ですからね。

その製品が好きな人がより好きになるために作り手への応援としてより多くの資金提供するというのは
1円でも安いものを求めている世相にあってもより多くのお金を払って気持ちよくなる数少ない例です。

ライトノベルにもそういう工夫があると、また売れ方もちがってくるかもしれませんね。
1万部予約が入ったらイラストページ増量、5万部なら限定フィギュアをつける、
20万部ならアニメ化決定とかやると、その作品のファンにとっては、たまらないサービスでしょうね。

また資金ゼロで個人的にやる方法だってきっとあるでしょう。
残念ながらキックスターターは日本からだと資金提供できても資金募集はできないようですけど。

最近たのしませてますか?

自分が楽しむことは容易ですが、なかなかできないのが周りの人をたのしませることです。
そして作家とは読者をたのしませることが仕事なわけですよね。
 
だからこそ文章であろうと、まったくちがうことであろうと自分以外をたのしませていることはありますか?
そのうえで自分もたのしんじゃってますか?

周りのことなんて関係ないよという人は作家というサービス業には向きませんし
誰かをたのしませることを苦痛に感じたり、疲れたりする人にも厳しい仕事です。

あたりまえのように誰かれかまわず相手をたのしませることができるようになってください。
もしも人見知りで面と向かって話ができないというのであってもネット上でたのしませることだってできます。
これが当たり前のようにできるようになると読者の心情がわかってくるので作品のクオリティが格段にちがってきて
エンターテイメント性が向上してくることまちがいなしです。

万が一、自分には到底無理そうだというのであればライトノベルをはじめとしたエンタメ小説ではなく
自己表現の一環として自由に作品を描ける可能性のある純文学系作品を書いたほうがいいかと思いますよ。

尼崎コンクリ殺人事件と北九州監禁殺人事件との共通性はサイコパス

いま世間を騒がせている事件といえば尼崎コンクリ殺人事件なわけですが
その構図が徐々にではありますが被害者があきらかになってきて全容が解明されつつあります。
このブログを書いている現段階では被害者の氏名さえ全員わかっていないのですが
事件の性質としては2002年に発覚した北九州監禁殺人事件と同じではないかと思っています。

北九州の事件のことについては当初マスコミで初期のみ報道されましたが
あまりに凄惨な事件ということで報道規制されたんじゃないかとまでいわれるくらい
事件の顛末についてテレビを中心とするマスコミではほぼ触れられなかったので知らない人も多いかと思います。
ですが事件簿サイトなどに詳しく書かれているので興味のある人は参照してください。

そして両事件の共通項として主犯が典型的なサイコパスらしいというのが非常に似通っているわけです。
そのため犯行の手順がほぼ同じなんですね。
以下にその手順について書いてみたいと思います。

【1】婚姻・養子縁組(ときに性的関係)などにより関係を結んで資産家の家族に入り込む
 ※最初に結婚する相手(女性)はマインドコントロールで最大の犯罪パートナーとなってしまう

【2】親戚縁者となった者の弱み(たわいのない軽犯罪歴など)を握って支配権を握る
 ※サイコパスが非常に得意とする天賦の才能で、エセ法律などを根拠に言いくるめて人を支配する

【3】支配権を握ったところで暴力や恫喝を加えてターゲットを絶対服従させる
 ※このとき被害者家族は身内の問題なので世間体を気にして警察に通報することを躊躇してしまう

【4】サイコパス本人も暴力を加えるが、被害者同士にも暴力に加わるように強制する
 ※互いにリンチや制裁を加えさせることで家族同士を相互監視させ疑心暗鬼で団結させないようにする

【5】被害者に殺人(あるいは死に至る暴力)と死体処理を強制して強引に共犯関係にしてしまう
 ※被害者たちは家族を自らの手で殺したことで、警察に通報するなどしてサイコパスを裏切れなくなってしまう

【6】2の段階から資産家の預金や不動産などを根こそぎ奪い、多額の借金も負わせて全てを搾りとる

【7】絞りとる金が尽きると、つぎのターゲットとなる資産家を精力的に物色して1に戻る

というようなことを事件が発覚するまで繰りかえすのが、この手のサイコパスの手法です。
ここまで事件が拡大してしまう原因は4、5によってサイコパスが犠牲者をも加害者にして
共犯関係を築いて、絶対に逃れられないようにする点ですよね。
北九州のときは、監禁(同居)していた中学生の女子が逃亡したことで発覚したわけですが
この女子は父親を目の前で殺され、他の被害者の殺人や死体処理(バラバラにして排水溝に流すなど)を
手伝わされていたということですから、もう地獄絵図でしかないと思います。

それでも大人の被害者たちは支配されることに諦めてしまって思考力が極度に低下してしまうのと
犯罪の露見により自分自身が警察に捕まって裁かれることを非常に恐れてしまうわけです。

このような連続殺人は稀なケースかもしれませんが、サイコパスの寄生によって支配されて
身ぐるみはがれてしまった、あるいは現在進行形の被害者は少なくないと思うわけです。

物語を調合できる力はありますか?

図工や美術の時間に絵の具を使ったことがあるでしょう。
絵の具というと12色セットとかであって、その絵の具のまま絵を描く人はまずいなくて
必ず複数の絵の具を混ぜて色を調合していたと思います。

たとえば水色を作るなら青と白を同じくらい混ぜて作っていたんじゃないでしょうか。
ピンクなら赤と白、そしてよく迷うのは肌色で白に朱色、黄色などを加えて調整してましたよね。
意外と知られていないのはオリーブドラブ、軍隊でよく使われている濃い緑っぽいカラーですが
これは黒と黄色を同量で混ぜてできる色で、不思議と緑色は使わないんですよね。
軍用としても警告色である黒、黄という基本色で調合できるので利便性が高かったんでしょうね。

閑話休題。このように色を調合するには、その色の特性を知りつつ
混ぜたらどうなるかといった基礎知識と複雑な色味をだすための想像力が必要です。
これはストーリー作品にもいえることなんですね。
この設定にあの設定を加えたら、どんな反応を起こすかといったことを
ある程度は知識として、さらに深いところではセンスによって理解できないと
物語を作る際に混乱してしまうことになります。

どうなるかわからないけど出たとこ勝負でやってみようという方法もありますが
それはよくわからないけど適当に絵の具を混ぜ合わせて希望の色を作るのと同じような確率になってしまいます。
絵の具の調色ではわかっていることでも、こと小説となると完成したものの質が色よりもわかりにくいため
どうしてもわかっていない人が結構いるんじゃないかと思います。

複数の設定を混ぜて、いい化学反応を起こすか、それとも相殺してしまうか、
それを見極める力をぜひ身につけてください。
その力があれば、あなたの考えた設定はまちがいなくおもしろいものとなるでしょう!
HOMENEXT →
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