L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

ビルドファイターズを見ながらガンプラを作ろうオフ参加レポ

ツイッターで何度かつぶやいていましたが、きのう11月4日に代々木のROBO太で開催されたオフ会
『ビルドファイターズを見ながらガンプラを作ろうオフ』に参加してきました。
このオフに参加させまいという抵抗勢力にも負けず、いそいそとプラモの箱を持参したしだいです。

参加者は募集人数通りの10名ほどで、この手のオフには珍しく女性の参加者も2名いました。
さらにすごいのは『ガンダムビルドファイターズ』のOP曲『「ニブンノイチ/INFINITY』
を歌っているBACK-ONのGORIさんも普通に参加してましたよ。
もちろん第5話の本放送を本人の目の前で鑑賞してきました……と言いたいところですが
みんなプラモ作成に夢中であまり放送に注目できてませんでしたけど。
ちなみにGORIさんが製作したのは「MS-09ドム」と渋めのチョイスでした。

今回、私が持ちこんだのは「MS-06F2ザクⅡ 連邦軍仕様」という微妙なモデルでした。
設定としては、一年戦争後にジオン軍の主力だったザクが連邦軍に接収されたものを
訓練用として使用しているというものでOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』
の第1話と第2話に登場していたはずです。冒頭でジムとペイント弾で模擬戦やってました。
しかもOVA用にデザインを今風にアレンジしてしまったことにより、後の設定と整合性を合わせるため
普通のF型ではなくF2型という特殊な型式番号が振られていたりもするんですよね。
さらにF型は宇宙戦用で重力下での陸戦用はJ型というのがメカニックの基本設定なんですが
このF2は劇中でなぜかオーストラリアのトリントン基地で使われてたりとよくわからないです……

で、オフで作ったのが、そのF2型ザクⅡになります。組み立てただけで何もしてない素組みです。
(ただしモノアイだけは光ファイバーとクリアパーツを使って照明で微発光するように改造してあります)
1体だけだと、ちと淋しいのでベストメカコレクションのシャア専用ザクも一緒に記念撮影です。
プラモデルの進化ってすごいですよね。30年でここまで完成度が変わるんですね。
私が最初に作ったのも、このシャアザクで当時はガンダムなんて知らずに作ってました。
『プラモ狂四郎』でもネタになっていましたが、初期のガンプラは足首が一体成形で可動しないとか
なんとか動く関節でもあまり大きくは曲がらないので格好いいポージングができないんですよね。
とはいえレトロな趣きがまたいい味出しているので、これはこれで好きなモデルです。

ガンプラを作ろうオフ

このザクはもう少しいじって、スミ入れや専用デカール(購入済)、あと部分塗装、ウェザリング(汚し)を
くわえてあげて、久しぶりによりリアルな仕上げにしてみたいと思ってます。
ミニチュアゲームのウォーハンマーをはじめたおかげで塗装技術はだいぶ上達しているはずなのでw

ちなみにオフのときのガンプラ集合写真は残念ながら自分が撮影したのはピンボケばかりだったので
店長の撮影した写真をご覧になりたい方は、ROBO太の「メイドロイド日記」をご覧ください。
さすがに4時間では1/144サイズとはいえ、バイアラン・カスタムとかユニコンガンダム・フェネクスなんかは
1/100スケールのMG並みにパーツ数が多いので完成させられず、建造途中での撮影となってました。

このガンプラを作るオフはハッピーマンデーに開催するとのことなので次回は12月23日予定だそうです。
今回は自分の持ってきたガンプラを作りましたが、次回はクリスマスということでプレゼント交換方式に
ガンプラを参加者で交換しあって、その場でもらったガンプラを有無を言わさず組み立てるみたいです。
ネタっぽいガンプラがたくさん集まりそうで、おもしろそうなので次回もぜひ参加してみたいと思ってます。
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【中華】パチもんワンダーランドが帰ってくるぞ!【イベント】

今週日曜日に【パチもんワンダーランド ちゅうかなパチパチ2】が阿佐ヶ谷LoftAで開催されます!

ちゅうかなパチパチといえば、中国に氾濫する著作権無用の珍妙な玩具を紹介するイベントです。
しかも紹介するだけでなく、行くだけでもらえるソフビ人形(ただし先着50名まで)もあれば
飲食してもらえる抽選券で当たるプレゼントに、ここでしか買えない即売会もあります。

尖閣問題もPM2.5もなんのその、大陸奥地にあるという玩具問屋街に買いつけに行き
物が物だけに違法すれすれで日本に持ち帰った珍妙な中華アイテムが大集合ですよ!
去年の模様は過去にブログ記事に書きましたので、第1回ちゅうかなパチパチ体験もご覧ください。

今回も紹介&即売&プレゼントされるのは、どこかで見たことのある有名キャラたちのありえないオモチャたち!
前回の主役だった「タイサーマスク」のつぎに登場するのは、どんなキャラでしょう?
ちなみにタイサーマスクとは「タイガーマスク」のようなプロレスラーのボディに
某機動戦士の赤い人の頭が付いていて、それが歌って踊って光るという凄まじいオモチャなのです!

そして中華を席巻していた何でも「機関車トーマス」に絡めてしまうブームは過ぎてしまったのか?
トーマスが合体変形して巨大ロボになったり、光線銃になったりと正規品では絶対に許可がおりないであろう
トンデモなコラボや改変が跳梁跋扈しているんですね。

ほかにもどう見ても某機動戦士なのに三国志や水滸伝の登場人物の名前のついたプラモデルたち、
その名も「贋プラ」はさらに進化したのでしょうか?

ちなみにこうしてブログ記事を書いたのは、きょう前売り券を購入したのですが
整理番号がまだ1桁ということで、今後の継続を願って今回も宣伝させてもらいました。
前回も似たような番号だったけど、結果的にはほぼ満席だったので、それほど心配することもないでしょうけれど。

当日になってからでも充分参加できると思うので、中国やパチモンに興味のある方はぜひどうぞ!

【冬コミ3日目 西ま26a】サークラ同好会東京支部【会員募集】

以前にもとりあげました京都大学のサークルを母体とする「サークルクラシュ同好会」なわけですが
紆余曲折を経まして、このたび私、日昌晶が東京支部の代表を務めることになりました。

つきましてはメンバーも募集していますので「サークルクラッシュ」や「サークルクラッシャー」「サークラ」
あるいは「オタサーの姫」「ゲーセンクィーン」「粘着湯気女」などに興味があるという方は
ぜひ参加してみてもらえたらなと思っています。

活動内容としては基本的には研究をメインとしたいと考えています。
ちょうど関西本部が冬コミに当選して会誌第2号を頒布するのに便乗させてもらいまして
東京支部単独で小冊子を編集、刊行するのを目標にしたいと思っています。

少し前までは「東京支部」ではなく「関東支部」が存在していたのですが残念というか
理念通りというか同好会自体がサークルクラッシュしてしまいまして、再建されたのが東京支部です。
関東支部はどちらかというと、メンヘラなどサークラとして糾弾されやすいような行きどころのない人の
居場所といての機能が色濃くでていたので、どうしても崩壊しやすかったのですが
従来のこの機能は新関東支部に任せ、東京支部ではシンプルに研究したい人の集まりにします。
研究は主に「実地フィールドワーク」「聞き取り」「文献収集」の3つが軸となります。
要するに社会学的、民族学的なアプローチでサークルクラッシュ現象やサークラさんに接してゆきます。

とはいえ難しいことは考えず気軽に参加してもらっても大丈夫です。
コミケに作り手として参加してみたい、何か書いてみたいという人も大歓迎ですよ。

ツイッターなどを通して募集して現在までに3名ほどから参加したいという申し出をもらっていますが
もっと多くの人にサークラ研究について考えてほしいので、このブログでも募集してみました。

合言葉は「サークラ同好会でワンチャンあるよ!」です。

【中華玩具最前線】ちゅうかなパチパチ2参加レポ

さる11月10日、ちゅうかなパチパチ2に参加してきました。
中国の版権無視なおもちゃを紹介してゆくという愉快なイベントです。
今回はこのイベントの参加レポートを書いてみたいと思います。
しかし辛口評価になってしまいますが今回のパチパチはちょっと物足りなかったです。
どうしてかというと、今回のイベントでは新作の目玉商品がなかったんですね……
これまでの商品は書籍化されて紹介されてますし、なかなか新製品を開拓するのは
難しいとは思うのですが、1年ぶりのイベントなのでもう少しがんばってほしかったなと。

ch01.jpg

そもそもパチモンの魅力は正規品とはちょっとちがうユーモラスさがおもしろいわけです。
昭和の国産パチモンがそうであったように、版権逃れのための微妙なデザインの改変や
技術力の拙さによる完成度の低さによって作られた本物とはどこかちがうけど
胡散臭さ満点の愛嬌のある製品がよかったんですよね。
ところが中国についてはどうかというと、もともと知的財産権についての認識が甘く
版権逃れなんて面倒なことを考えず完全コピーに走りやすいんですね。
しかも下手に技術力も高くなっているので精度もホンモノに限りなく近いときている。
そうなのです、コピー商品とパチモンはまったく異なる存在なのです!

ch02.jpg

ですが今回紹介された玩具というと、オリジナルの縮小や拡大コピー商品とか
「シールドマシーン」の超精巧なミニチュアは中国の地下鉄では公認する正規品だけど
機械を作ったコマツの許可はとっていなさそうという無許可商品とかですね。
即売しているのも中国限定正規品のウルトラマンのソフビ人形とかでしたし。
どうしても狭義の「パチモン」とはちょっとちがうんですよね。
写真のパチモンたちは手前からは故宮観光を楽しんできたというおなじみ「タイサーマスク」
「ガンダムっぽい男」(胸のプロペラが回転しながらガンダム風マスクがオープンするとイケメンの顔が登場!)
「機関銃トーマス」「機関人トーマス」「ニヤけたパンダ」となります。
ちなみにパンダは動いたり光ったりはせず、基本的には内蔵ICレコーダーによりオウムがえしに返答する玩具ですが
体の各所を触ったりして条件を満たすと初音ミクの声で歌いだすそうです。しかし発動条件不明で偶然で作動するのみ。

とはいえイベントでは少々脱線しながらも楽しく進行し、いろいろ裏話も聞けました。
たとえば30年近く前の第一次ガンプラブームのときにバンダイはこっそり
韓国アカデミー社製のコピー商品ガンプラを輸入し、箱だけバンダイのオリジナルに詰め替え
出荷していたロットもあったなんていう裏話はおもしろかったですよ。
けっこう昔はなんでもありだったんですね。
ちなみに韓国製の正規ガンプラはかなりプレミアが付いているようですw

ちゅうかなぞうさん

そして今回のイベントでは来場プレゼント「ちゅうかなゾウさん(メス)」をもらいました。
これで青いオスと白いメスで雌雄一対が揃ったわけですね。
改めて書いておきますが、元ネタのドラえもんと思いきやゾウさんのハッピードラマーキャットという電動玩具は
中華パチモンの魁となったオモチャでして、そのオリジナル?も青と白のカラーバリエーションがあります。

中国版新幹線玩具

そして抽選会でも当選しまして、もらってきたのがコレです。
中国版新幹線(先頭車両のみ)のオモチャです!
安全性を無視して高速走行していて脱線事故を起こした挙句、事故を隠蔽するため
車両をまるごと地中に埋めてしまい、非難を浴びてまた掘り出したアレです。
ちゃんと版権許可を得ているとは思えませんが厳密にはパチモンでもないわけですが
中華電動玩具らしく、元のデザインと関係なくLEDが色鮮やかにピカピカと明滅し
やかましいほどの電子音(走行音など)が鳴り響きます。
そして電車なのに直進することなく前後左右不規則に迷走するのが
ある意味、実車輌の迷走ぶりを揶揄しているかのような気分にさせてくれます……

男朋友

それとなぜか売られていたのが中国のBL雑誌『男朋友』です。
小説と漫画が掲載されていて、ちょっとエッチなミニうちわも付録についてきましたw
北京語は簡体字のクセさえ覚えれば、それなりに意味がわかってきます。
BL関係はよくわからないのですが、もしかしたら日本作品の元ネタがあるのかもしれませんね。
内容的には検閲が厳しいお国柄なのでそれほど過激ではないのですが、
現地のイベント案内や日本人歌手のインタビュー記事なんかもありましたよ。
ちなみに彼女はスポンジボブのお面を購入していましたね。

男朋友うちわ

中国もまたパチモンが消えつつあるようですが、今後もパチモンサミットは続けてほしいですね。
個人的にいまマイブームは中華プラモなので、そっちの特集なんか期待してます。
オリジナルロボ(日本の影響が強いけど)のプラモとか超高性能みたいなのですが、
タイアップ用のアニメ作品のクオリティがまだまだでパチモンっぽいんですよねw

最初のツンデレキャラに関する考察

少年向けラノベといえば「ツンデレ」美少女。
ツンデレキャラなくして現在のラノベは語れないほどに市民権を得た属性なわけですが
その元祖といえば、いったいどの作品のどんなキャラでしょうか?

調べてみると、手塚治虫の『リボンの騎士』(1953)のサファイア王女あたりが初出ではないかとありました。
天使チンクのいたずらにより女の体に男と女の両方の心をいれられ、しかも王位継承は男のみという掟により
ひとり娘のサファイアは幼い頃から王子として育てられたというのがサファイアの設定です。
基本的に男まさりな性格ですが、後半になると隣国のフランツ王子に対して女の子っぽいリアクションをとるので
ツンデレの元祖的なキャラとされているようですので、たしかに元祖だったでしょう。
しかしサファイアの設定はまだプロトタイプ的なものであり、今のツンデレとはまたちがっていて
どちらかというと”男にデレる”というより”乙女”なところを演出することに重点が置かれたものでした。

またサファイア以降の少年漫画やアニメに登場するキャラにおいてもヒロインというのは少女漫画系を除けば
ヒーローの添え物としての存在であり、主として委員長キャラかおてんばキャラの2通りの類型でしかなく
ツンデレ的シーンがないわけではないですが、それをウリにしているわけではなく、
どんなヒロインにも見られるお決まりのリアクションだったわけですね。

そうした流れに対して転機となったのらは『うる星やつら』(1978)のラムというキャラであり
主人公アタルに対して一方的に熱烈的に好意を寄せるというタイプが一世を風靡することになりました。
このときままだツンデレというわけではなく、人前でもどこでも常にデレていて
非常に嫉妬深いという性格も同時に持ち合わせていたんですね。
もちろん主人公以外は眼中にないので、他のキャラに対してはツン状態でありました。
『ストップ!! ひばりくん!』(1981)のヒロインである絶世の美少女だけど性別は男という大空ひばりもまた
もうひとりの主人公である坂本耕作に対して一方的な愛情を示すものの、男同士というタブーにより
それが引き起こす混乱とズレを笑いにしたりとラブコメとの親和性の高さが認められてゆきます。


これがふたりっきりになったときのみデレが発動するようになったキャラとして特筆すべきは
『めぞん一刻』(1980)の音無響子であり、『うる星やつら』と同じく高橋留美子作品でした。
設定的に未亡人と浪人生(後に大学生から社会人)という青年漫画であったため
現在のラノベのようにあからさまなシーンはなく、あくまで控えめなツンデレではありましたが
ツンデレを意識して全面に推しだしたキャラとしては、ここに完成されたといっていいでしょう。
そして『きまぐれオレンジ☆ロード』(1984)においてツンデレキャラは金字塔を打ち立てます。
週刊少年ジャンプ連載という最もメジャーな媒体において発表されたヒロインの名は鮎川まどか。
当時人気絶頂だったアイドル中森明菜をイメージして設定されたこのヒロインは
不良少女のレッテルを貼られているけれど実は心優しく繊細な美少女であり、
主人公の春日恭介(中学→高校)の前でだけ、その淋しい素顔を見せたり、艶っぽいシナ見せることで
男心をすくぐりドキドキさせるキャラとして未だに根強い人気があるようです。
ただのツンデレではなく同級生だけど大人っぽい色香を漂わせるお姉さん的キャラも持ち合わせていて
いまのラノベで主流なウブで純情なだけのツンデレキャラよりもキャラ設定に深みがあるんですよね。

これ以降も数々のツンデレキャラが産みだされてゆき、今のようにラノベやラブコメでは標準仕様となりましたが
反対に標準搭載属性になっただけに試行錯誤の結果、読者に最も心地よいステレオタイプがテンプレ化してしまい、
ツンデレ自体の設定にはあまり工夫が見られなくなり、オプションでキャラの特長を見せるようになってきたのが
ツンデレキャラの現状ではないかと考えています。
よってもうあらゆるタイプが出つくしていると思われているように思われているツンデレタイプですが
実はオプションの付け替えばかりが多くなっているので、根本的なところに工夫をこらせば
まだまだ個性的なツンデレキャラを創出する可能性があると思います。

もしあなたが少年向けラノベを書きたいのなら、ヒロインは必須ですし、そのほとんどはツンデレでしょう。
そのときあなたはどんな魅力ある斬新なツンデレを読者に提示できるでしょうか?

腕時計が欲しくていろいろ考える

なんとなく腕時計がほしいなと思ったわけです。
それで、つれづれにいろいろと自分なりに考えてみたことをまとめてみます。

まず現在の腕時計は大別して4種類に分類することができるでしょう。

【1】オートマチック
ゼンマイで駆動する機械式の中でも、装着中の手の振りで自動的にゼンマイが巻かれるタイプ。
もっとも古い機構ながら高級腕時計の多くで採用されている。

【2】クォーツ
セイコーが世界で初めて実用化させた水晶発信器と電池の電気で駆動するタイプ。
機械式よりも精度が高く、部品も少ないいので故障しにくく価格面も安価に抑えられる。

【3】デジタル
時を刻む方式はクォーツと同じ水晶発振器と電池だが、表示方法が液晶画面のタイプ。
アナログ表示のクォーツ時計よりもさらに故障しにくく安価に提供できる。

【4】電波ソーラー
クォーツ時計を改良型で、必要な電力をソーラー発電で賄うことで電池交換を不要にし、
さらに定期的に標準電波を受診することで時刻の誤差を修正する最新式のタイプ。
現在では比較的リーズナブルな価格帯でも提供できるようになった。

以上の4タイプの時計には、それぞれメリット、デメリットがあると思うわけです。
その中でも使い捨てではなく長く愛用することを前提で考えてみると、
デザインや機能面だけでなくメンテナンスや修理のことも気になってくるわけです。
ソーラー時計なんかは電池交換なしに半永久的に駆動するようなふれこみで売られていますが
実際に使用するとなると、光発電した電力を蓄電する二次電池が内蔵されているわけで、
電池である以上わずかずつですが経年劣化してゆくことは避けられないんですよね。
他にもアナログ表示の場合は歯車などの摩耗や潤滑油の酸化劣化などもあって
最高の状態で使用するならば5,6年ごとにメンテナンスが必要らしいんですよね。
オートマチックの場合も5年に1度はオーバーホールで分解清掃が必要なので、
費用的には割安かもしれませんが最新の電波ソーラーでもそれほ優れてはいないようです。

あとは機械式の場合、メーカーの保守期間が終了してしまって部品が手に入らなくなっても
どうにか腕のいい時計職人に部品を自作してもらえるので修理の可能性は高いようです。
クォーツになると電気的部品は自作できないので、メーカーが打ち切ってしまうとそこまでですし
デジタルの場合、壊れにくいし頑強ですが、液晶画面の寿命があるので実は数十年単位で使うことはできません。
もともと世代を超えてまで使うことを想定していないので、それでいいんでしょう。
しかし高級クォーツでも生涯修理対応しているメーカーもあったりします。

そうすると機械式のほうがよいような気もしますが、精度のほうは限界があり、
クロノグラフなど複雑になるほど部品数も多くなってどうしても故障もしやすい構造になっています。
定期的なメンテナンスを怠ると壊れてしまう確率も高まるのでランニングコストは高いですね。
その点、クォーツなら月差15秒といった誤差で作動し、電池交換も3年くらいは持つわけで
機械式よりもメンテナンスとか余計なことを考えず、かなりぞんざいな扱いにも耐えられます。
まあ、高級クォーツには年差20秒とかいった製品もありますが構造が複雑かつ繊細なため
電波時計が登場した現在となっては故障確率を高めるだけになってしまいました。

数十年単位での使用、定期メンテナンスのしやすさ、修理のしやすさから判断すると
まず液晶画面が寿命でダメになってしまうデジタルは除外されてしまいます。
機械式なら定期メンテナンスの頻度が高く費用もかかりますが、後年になっての修理の可能性は最も高い。
クォーツや電波ソーラーなら定期メンテナンスは低頻度で安上がりですが、百年後に修理可能かというと
たぶんいろいろな電気的電子的部品の調達が不可能になってしまうので、まず無理でしょう。

私の場合、いくら高級品でも数十年も使えればいいと思うし、そこまでの価値ある時計は買わないので
定期メンテナンスに悩まされないクォーツかソーラー電波がよさそうかなと思うのです。
また電波ソーラーも10年、15年に一度は二次電池の交換やメンテナンスが必要だし
まだ登場して間もないタイプでありますが、ソーラーパネルもどのくらい持つのかまだ未知数で
デジタルの液晶画面よりは長寿命かもしれませんが時計本体よりは長持ちしそうにないのも気になるところ。
そうなると普通のクォーツのほうが意外といけるかもしれませんね。シンプルなら故障も少ないでしょうし。
数年おきの電池交換のとき、ついでに潤滑油を注すこともできるので時計にもやさしそうですし。
ただ個人的に秒針の動きはクォーツのカチカチより機械式のチチチッと動くほうが好みなんで
その点だけがクォーツに対する不満なんですよね。
クォーツでもできないことはないそうですが、あっという間に電池がなくなるそうです。

まあ、宝飾品や工芸品として考えた場合、割りきって5年、10年と中期スパンで効率よく使う場合など
どこに重点を置くかといった場合で評価はまたがらっと変わってきます。
前者ならブランドのオートマチックがいいだろうし、後者なら電波ソーラーがいいんでしょうね。
とはいえ具体的にどんな時計がほしいかは未だよくわかっていないのでした。

ちなみにいま私が使っている腕時計はというと、精密な星座盤(文字盤部分)が回転する天文時計が2つと
中堅海外ブランドのクロノグラフが1つで、合計3つを気分で使いまわしています。
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