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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

ラノベ創作塾日誌~研究生来たる?

早いもので9月となり朝夕は涼しくなりました。きょうは重陽の節句です。
さて8月は夏休みということで自由参加ということで、参加するもしないも自由ということにしましたが
参加する人は毎回来るし、参加しない人は来ないということで明暗がわかれましたが
9月は平常どおり毎回参加がお約束ということになっています。

9月現在の塾生は、赤川くん、上野くん、遠藤さん、尾崎さんの4名が正規の塾生として登録されていますが
ここに来て、どうしても参加したいという希望者がいましたので、とりあえずAKB48ではないですが
まずは研究生みたいなかたちで参加してもらおうということにしました。
仮名は命名規則に則り「か」から始まるので影山くんとでもしましょうか。
研究生とはいえ1次選考通過経験があるということなので、もしかしたら実力的には一番上かもしれません。

やっぱり1次選考通過経験があるとないとでは、運がよかっただけではすまされない実力の壁があります。
ジャンプのバトル漫画なんかでもよくあるじゃないですか。
A級だとかB級だとか特に根拠があるわけでもなく決まっている階級がわかれてるアレと似ています。
そして主人公級のキャラクター以外は決してその階級の壁を越えられないことになっているわけですが
創作においても、1作2作では評価が逆転することもありますが、やっぱり10案も出すようになれば
コンスタンスに平均値が高いのは1次通過経験者なわけです。
そして2次通過者になるとどんな駄作プロットでも通過経験のない者の出してくる最高のプロットよりマシです。
これは長年教えてきた経験上、ほぼ例外がなかったことで、これが厳然とした実力差なんですね。

さて、この研究生の到来で、新しい刺激を受けて、互いに切磋琢磨してくれるとよいのですが、どうなるでしょうか?
そして8月は自由参加できたが、9月以降は平常活動になりますので、参加率があまりに悪い塾生は卒業もありえます。
やはり毎回参加が条件の最速!ラノベ創作塾というふれこみで募集していますからね。
なあなあになってしまい他の塾生までたるんでしまう避ける意味でも厳しくいきたいと思います。

そうそう、先週の進捗としては「物語の葛藤」の設定の仕方について詳細に説明していまして
今週(明日)の指導では、再提出となった葛藤シチュエーションについて添削を行うことにします。
先週、なんの指導もなしに課題で葛藤シチュエーションを書いてもらいましたが……やっぱりよくわかってないようで
このブログを読んでいる人でも実は体系的によくわかってない人も多いんじゃないかと思いますが
葛藤こそは物語において大きな比重を占める大事なファクターですので、その構図をよくよく見極めてください。
どういう点に着目すべきかなどは次回の更新のときにでも書いていこうと思っています。



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ラノベ創作塾日誌~葛藤を生みだせ

物語を作ってゆくうえで、はずせない要素が主人公の「葛藤」です。
これがない作品もギャグ一辺倒のジャンルでは稀にではありますが
基本的にはコース料理でいうメインディッシュな美味しいところなのです。
つまり葛藤のない作品はどちらかというとスナック感覚で気軽に食べたいときのものであり
じっくりと楽しみたいというときには、やはり葛藤がないと全体が締まりません。

さて、創作塾では塾生に葛藤シーンについて考えてもらうべく、葛藤のあるシチュエーションを課題として提出してもらいました。
しかしどうしても浅くしか考えていないようで、構造的にシンプルなものしか出てこなかったんですね。
ここでは紙面の都合上、かなりの部分を割愛して単刀直入に説明してしまいますが
塾生が主に考えてきたのは「するべきか、せざるべきか、それが問題だ」といったハムレット的な葛藤なんですね。
べつに悪くはないのですが、これだとシンプルすぎるきらいがあり、また盛り上がりに欠けてしまうのがわかりますか?
つまり葛藤というのは悩みですから、悩んで決断しきれないまま時間が経過してしまうと上記の葛藤であると
自動的に主人公は「しない」という選択肢を強制的に選ばされてしまうことになってしまうのです。
これだと緊迫感や切迫感を演出したい場合にどうしてもいまひとつの効果となりやすいのです。

ではどういう葛藤が良いのかというと「Aを選ぶべきか、それともBを選ぶべきか」といったYes↔Noではないものが便利です。
悩んで時間が経過すればAも得られず、Bも得られずといった二兎追うものは一兎も得ず的なパターンになるので
いつまでも悩んでいるわけにもいかず、主人公は意識して決断を迫られることになるわけですね。
このほうが主人公のキャラを立てるのにより効果的なのはおわかりのことでしょう。

また主人公が選択肢を選ぶ際には、Aを選んだときのメリット/デメリット、Bを選んだときのメリット/デメリットと
4つの理由が存在し、これを比較検討したときに、ヤジロベエのように均衡するからこそ葛藤が生じるわけです。
特に双方のデメリットの比重が大きいほど葛藤もまた重厚なものとなってゆくわけですね。
メリットだけだとどちらかに傾きやすいので、メリットよりもデメリットが悩ましいわけです。

こういう葛藤の構造をどうやって物語に組込むかというと、たいていクライマックスの前に入ります。
バトルものでいうと最後のバトルに入る直前になることが多いですね。
ここで主人公に圧倒的な不利だとかいろいろと問題があるが、最終的に戦うという決断をするところが
物語のクライマックスなわけで、実際に戦うシーンというのはどちらかというと読者サービス的なもので
映像的には見せ場になっても、実は物語的(特に小説では)にはクライマックスの余韻みたいなものなのです。
なので、このクライマックスを盛りあげるためにも、ぜひ効果的な葛藤を主人公に与えてください。
ギリシア神話なんかにはふんだんに盛りこまれているので参考になるでしょう。

そして現在、塾生にとりくんでもらっているのは、よりコアな部分を考えなおしてもらっています。
突き詰めると自分がどんな作品を書いていきたいのかよくわかっていないので
ここのところの曖昧にしてしまっているものを明文化し、これからの創作においてモットーにしてもらう予定です。
物語を書く際には、必ずそのモットーを見なおして、それに則しているのかどうか判断しながら
本質を見失わないようにしてもらえると創作方針の軸がブレない創作になるんですね。
詳しくは次回に書いていきますので、おたのしみに。



ラノベ創作塾日誌~執筆経験がないときつい?

最速!ラノベ創作塾では、いま自分の作品の方向性の軸を決めてもらっているわけですが、
ここにきてどうにも上手く噛みあってこないのが、女性塾生の遠藤さんなんですね。

遠藤さんは他の塾生とはちがいラノベ志望ではなく、一般エンタメ志望ということになっているのですが
実際のところはどういうジャンル、コンセプトの作品を書きたいかということがまったく決まっていません。
決まっているのでは題材(とある業界もの)だけであり、それ以外についてはまったくの白紙なんですね。
ここまで数ヶ月、休みがちではありましたが、毎回どのような作品の方向性を目指すのかということを質問していたのですが
今になってもまだ決めかねている様子で、このままだと参加していてもあまり身になりません。

本人は小説というものを書いた経験が一度もないので、よくわかってないというのも無理ないかもしれませんが
その程度の基礎の基礎は自分で自学自習で見つけてくれるかなと期待していましたが、残念ながら無理だったようです。
そこで先週あたりから、自分が書きたいものを明確化するためにも、どの新人賞に応募するのかというのを
調べて決めるという課題(?)をだしましたが提出されたのはいくつかの新人賞の「応募要項」をプリントアウトしただけ……
受賞作をいくつか読んでくるようにも伝えましたが時間がないとといって一冊も読むことなく
新人賞のサイトをコピペするにしても肝心のその賞の歴代受賞作や作家については一切書かれておらず
締切日や賞金額などが書かれただけのものを悪びれることなく提出してくるのは、さすがにこれではまずいなと。

また作品のジャンルやコンセプトが定まっていない状態で、主人公キャラ設定の添削をしてくださいとも頼まれたのですが
悲劇なのかコメディなのか、はたまた恋愛小説、もしかしたらミステリーなのかさえわからない状態の段階では
こちらも人物設定の評価なんてものはできないわけですが、それもわかっていないようです。
こちらとしては、たとえばホームコメディの主人公として考えた場合、その設定は活きるかどうかといったことはわかりますが
前提条件がない場合、キャラ設定を読んだとして好悪の基準がないので「ああ、そうですか」としか言えないのです。

このままだと埒があかないので、とりあえずどの新人賞に応募するか決め、その新人賞の受賞作はどのようなものがあるかを調べて
さらにその賞の傾向を鑑みて自分はどのようなコンセプトで作品を書くかを決めてもらい、
まずは短編でも長編でも応募原稿を1本書いてもらおうと考えています。
やはり一度も書いたことがないと、私がここをこうやって工夫するとより効果的に演出できるよなんて
実践的な指導をしても今はほぼ理解することができていないのが、自分で苦労することで実感できるようになってくれるでしょう。

たとえ駄作であろうと、経験として悪戦苦闘、もがきながら作品を紡ぐ経験は無駄にはなりません。
苦労すれば苦労するほど、自分の欠点やつまずきやすいポイントが見えてきます。
そうすることで、改めて指導を受けると自分にたりなかったものに注目できて、それを得ることができるんですね。
はじめっから何もない状態で、ちょっと指導を受けたらすべて吸収できるような天才は
自動など受けるまでもなく、何冊かお手本の作品を読めばさっさと傑作を書いてしまいます。
もし何冊か読んで本質とコツを理解し、すぐ受賞レベルの作品を書き上げられる天才でなければ
できるだけ苦い執筆経験によって、自分の欠点を洗いだしてみましょう。それこそが次回作の成功の鍵になります。



ラノベ創作塾日誌~9月までの総括

早いもので5月にはじまった最速!ラノベ創作塾も毎週欠かさず開催して9月も終わろうとしています。
途中、1名が卒業し、あらたに2名が入塾して現在の塾生は5名となっています。

ここまで開催してきて思うことを今回は書いていきたいと思います。
まずかつては一度に60人以上ということもあったくらいの大勢を教えていたときと比べてひとりひとりをよく見る機会が増えたことで
塾生がどこでつまずきやすいのかといったことがより詳しくわかってきました。
なんといっても気になるのは、とにかく読書量が絶対的にたりません。
それは読書だけにとらわれず、マンガ、映画、ドラマなんでもいいのですがストーリー性のある作品に触れることが少ない。
私の方針としてはラノベ作家を志すなら、もう他作家のラノベは参考資料くらいのものとして読むべきであって
あまり1ファンとして楽しまないほうが、自分が創作するときに有利になると教えているわけですが
やはりラノベ作家になりたいという人の多くはラノベ好きなので、それ以外の作品というのには疎いようなんですね。
読書などが好きで、その一環としてジュブナイル、ライトノベルも好きだという人は少数派なんですね。

さらに作家志望の人の年代もどんどん若くなってきているため、どうしても昔の作品を知らない人が多くなってきました。
なにも今の作品よりも昔の作品がいいわけではないのですが、昔のほうが変にひねくれていないストレートな作風なので
そのエッセンスを吸収したり、お手本として勉強するにはうってつけなのです。

以上のことから、どうしてもどの塾生たちの基礎体力が貧弱だというのが、教えてきた私の結論です。
基礎ができていないと応用することもできませんから、なかなか飛躍的に成長するってことがないんですね。
さすがに原稿用紙の使い方みたいな基礎の基礎からは教えることはしませんが
最初の想定よりもだいぶ初歩的なことから説明していっている感じになります。
ただ塾生ごとの理解力の差もあるので、いつもあまり初歩的すぎる解説をしているわけにもいかず
遅れている人にはもっとがんばってほしいのですが、いかんせん理解力が高い人ほど努力しているので
差が広がってきてしまっているというのが実情です。

そして、この創作塾は月謝をもらっているわけではないので、落ちこぼれをださないよう懇切丁寧になんてことはありえません。
ある程度のケアはしますが、最終的にはついてこられる人だけがついてこいという方針です。
さて、今後どれだけの塾生が食らいついて作家デビューへの厳しい道程を進めるか期待しています。



最速!ラノベ塾生追加募集1名のみ

懸念したことではありましたが、遠藤さんが諸事情によりこのたび卒業ということになりました。
元々が毎週参加することが唯一のルールとしてやってきましたが、遠藤さんの出席率は2/3程度であり
かつ塾生では唯一の小説作品を書いたことのない未経験者ということもあって他の塾生との格差も生じてしまったようです。
残念ではありますが、遠藤さんには実際に作品を書く経験を積んでもらうことで、小説とはどういうものかということを
書き手の立場から実感していってほしいと願ってやみません。

ということで創作塾の欠員が1名できましたので、急いではいませんが追加募集を告知しておきます。
今回の条件としては、遠藤さんがいなくなると女性は尾崎さんのみになってしまうので
女性同士でも切磋琢磨をしてもらいたいので、女性限定とさせてください。

もうひとつの条件は他の塾生は執筆経験があるので今から未経験者が入っても遠藤さん同様厳しいと思うので
短編でも長編でもいいので少なくとも1作は新人賞投稿用の小説作品を書いた経験がある方とします。

その他として、ライトノベル以外の一般エンタメ小説をめざしているという方でも大丈夫なのですが
他の塾生はライトノベル志向が強いので、ライトノベルやマンガにある程度の知識があること
さらに一般エンタメ作品についてはちゃんと読みこんでいることを条件とさせてもらいます。
正直なところラノベより一般小説のほうがハードルが高いです。
よく最近のラノベとは感性が合わないからという理由だけで、一般小説をやってみようという人もいるのですが
そういう安易な考えではまず成果はでないので注意してください。

今回の募集条件をまとめると以下になります。
毎週水曜夜18:30~20:30(ある程度時間の融通はつきます)に渋谷にて参加できることを最低条件として
いずれかの新人賞に小説を投稿した経験のある女性の方を募集します。
以上の条件でも構わない。絶対に作家になりたいという方は当ブログ(画面左)にあるアドレスに
志望動機を添えてメールしてください。上の条件を満たしていれば先着順で受け付けます。


【補足】
創作塾は毎週参加がタテマエですが事情により休むこともあるでしょう。それは仕方ありません。
目安としては月1回の休みまでは大目にみますが、同じ月に2回休んだらアウトとします。
ただし皆勤賞に近い状態で参加し続けていて、たまた月に2回休むことになってしまったような場合は
もちろん配慮しますが、当たり前のように毎月休んでいて月2回休むような場合は認めないことにします。
あまりゆるゆるなルールでやっていると他の塾生のモチベーションに影響しますのでご承知ください。




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