L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

塾生が6人に! ということで指導方法も変わります

創作塾の塾生は散発的に応募が来ていまして、現在のところ再び6名になりました。
当初は火曜と木曜の2回に分けての指導でしたが、ここのところ欠席者も多いこともあり火曜のみの開催となっています。
ところが全員が参加することになると、やはり時間の関係上、指導しきれないという事態も考えられます。
ということで指導方法の変更について塾生にお知らせします。

【課題に対しての指導について】
現在のところ課題として提出されたプロットについては全て講評を加えているのですが
前のエントリーでも書いたように完全に「ボツ」レベルの作品について指導してもあまり意味はないんですね。
そこで今後は基本的に課題のプロットは評価基準で「C+」以上のもののみ指導対象とします。
よって「C」「C-」「F」といった低評価のプロットについては、その評価レベルのみ示します。
(入塾して間もない塾生については猶予期間として配慮します)

そういうわけですから塾生の皆さんにはがんばってC+以上のプロットを提出してください。
ただしコンスタントにC+を書くの難しいかもしれません。今のところ塾生の提出してくる課題プロットの約9割はC以下です。
ですから1回の指導にプロットを1本しか提出しないというのであれば、確率的にC+を獲得するのは至難です。
そのため指導は隔週ですから2週間の期間があるわけですから、5本、10本と数で勝負していくようにしてみてください。
さすがに10本もプロットを書けば、そのうちの1本くらいはC+以上の評価は獲られるはずです!

また、これにより事前に課題を提出する必要はありません。言っても提出してくれないので。
当日、書いたプロットを全て持ってきてください。10や20と数が多いとその全てを読むことはできないかもしれませんが
その中で塾生自身が自信のあるプロットを優先的に読んで評価をしていきます。

ちなみにプロットの評価レベルについては以下のようになっています。
【A 】文句なしの傑作、すぐに執筆に入るべし
【B+】若干の修正のみで大丈夫、良作
【B 】改変を加えればOK、及第点、商業作品の最低レベル
【B-】大幅な改変をすればどうにかなりそう、無料で他人が読むに堪える最低限のレベル
【C+】基本Cと同様のボツだが、商業的に売れる要素があったり、独特な作家性に輝きが見られる
【C 】ボツ、どう改変しても受賞レベルにはならない
【C-】物語として破綻している、盗作レベルの類似作品があるなど
【F 】プロットのフォーマットを満たしていない、評価するだけの情報量がない

【読書リストの提出について】
それと指導日から指導日までの2週間に読んだ本の読書リストを書いて持ってきてください。
これは印刷するよりも手帳などにどんどん書名を書き連ねていくとよいでしょう。
最低でも「書名」と「著者」を、可能であれば出版社、出版年、一言感想などを加えるとより効果的です。
この読書リストには小説だけでなくマンガでも雑誌でも専門書でも構いません。
ただし小説(ライトノベルを除く)を年間100冊を目標に読んでいきましょう。
ということで週に2冊を目安とした読書習慣を身につけてくださいね。
これを苦に思うようでは、残念ながら作家という職業には向いていません。
一般的に小説家になるような人は読むなと言われていても年100冊くらいは読んでしまうものです。

それでは今後とも頑張っていきましょう!
また絶対に作家になってやるんだという強い意志のある人の参加も定員を定めず今後も受け付けています!
詳しくは過去のエントリーにある募集要項を読んでください。
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【塾生向け】プロット量産指南です

今後、指導方法が変わってゆくということで、プロットを量産しないといけなくなりましたよね。
そもそも実力を伸ばすには、思いついたアイデアをカタチにする練習で数をこなしていかないといけません。
珠玉のプロット1本を時間をかけて丁寧に書くより、玉石混交でも大量生産する練習のほうが何倍も実力が伸びます!
四則計算などの基礎的なことは難問を1問解くよりも、ひたすら計算ドリルをたくさん解くほうが身につくのと一緒です。
このポイントを理解できると人とできていない人、努力できる人と怠ける人では大きな差がついていってしまうんですね。

とはいえ、なかなかプロットを量産するというのは骨が折れる作業ですので、今回は少し楽をする方法を教えます。
まず、プロットの書き方については過去のエントリーにも書いてありますので、下記を参照してもらいましょう。

小説登竜門NEOプロット書式(改訂版)

プロットの項目は「テーマ・コンセプト」「登場人物」「世界観・舞台設定」「あらすじ」の4項目を書くように指導していますが
量産プロットにおいては以前から塾生にも言っている通り「あらすじ」はなくても構いません!
そもそも評価レベルは「テーマ・コンセプト」と「登場人物」まで読めば8、9割方はだいたい判断がついてしまうんですね。
じゃあ、「世界観・舞台設定」と「あらすじ」は何のために書かなければならないかというと、
評価レベルでB以上が確定したときになってはじめて「B」「B+」「A」のどれに該当するかを判断するときに読んでいます。
つまりB-評価以下のプロットについては、ほとんど流し読み程度でほとんど参考にもなりません。
テーマやコンセプトがぼやけていて、キャラに魅力もなかったら、もうそれだけでボツ確定なのです。
評価B+以上になったら次回までに書いてきてもらうようにしますので初回提出では不要です。
ですので、時間がない場合は「あらすじ」は書かなくてよろしい。
ただし、どういうストーリーの流れになるかは自分の頭の中に描いておくか、テーマ・コンセプトに軽く触れておいてください。

また「世界観・舞台設定」についても特にどうしても書きたいことがなければ省略してください。
この項目は最も重要性が低いので、作品の根幹に関わる重要かつ特殊な設定でない限り初回は不要です。

さらに「登場人物」は3人までとなっていますが、これも特に必要がなければ「主人公」と「相手役」の2名で問題ありません。
無理してどこにでもいそうなテンプレ仕様の敵役なんて書いてこなくてもいいです。
当然ですが5人も6人も書くのは禁止です。それだけで評価レベルCかFになるのがほぼ確定しますよ。
ただし、この項目が一番たいせつですので自分の考えたキャラの魅力については存分にアピールしてください!
プロットとは小説のプレゼンであり、キャラクターはプレゼンの中心なのです。

その代わり「テーマ・コンセプト」には、ちゃんと自分の作品が「商品」として読者にどんな「サービス」を与えられるか
従来作品とは「どこがどう違うのか」ということと、読者を惹きつけるための「魅力」「キャッチコピー」は必ず書きましょう。
勘違いしないでほしいのは純文作品ではなくエンタメ作品、それもライトノベルなのですから
作者の「伝えたいこだわり」とか「訴えかけたい思想信条」などは書かないでください。
テーマ・コンセプトというのは、あくまで小説という商品を売り出す際のマーケティング戦略の意味です。

以上の点を注意して書いてもらえば、実質プロット1本の文章量は半分以下になるはずです。
そうは上手くいかないでしょうが単純計算なら2倍のスピードでプロットを書いていけるでしょう。
毎回の指導での提出プロットは最低5本、努力目標10本でやっていきましょう。
コピーライターや構成作家、広告代理店社員なんかは1日で企画100本のノルマを課されるときもあるわけで
それを考えれば2週間でプロット10本なんていうのは、それほどきついノルマじゃないですよ。




自分が書きたいものではなく、読者が読みたいものを書きなさい

今日のエントリーで言いたいのはタイトルのとおりですし、以前にもたびたび触れていることですが今一度!
わかっている人は当たり前のことですが、こんな基本がわかっていない人できない人があまりにも多くいます。
塾生に対しても常に言っているんですが、なかなか提出課題に反映されていません……

とはいえ、自分が書きたくないものを書けというものではありませんよ。
しかしあなたが書きたいと思うものは、往々にして読者が求めているものではないことが多いのです。
ですので、自分が書きたいものをメインディッシュにしてしまうと読者はつまらないと思ってしまうのですね。
自分が書きたいものについては、あくまで作品の添え物、サイドメニューにしてください。

では、読者が読みたいもとは何でしょうか?
それがわかれば困りはしません。みんなベストセラー作家になれてしまいます。
天才肌なら皮膚感覚でわかってしまう人もいますし、膨大なデータを基に分析で割りだす人もいます。
実際には天才である可能性は非常に少ないし、ビッグデータを入手することも難しいわけですから
一般的には可能な限り手に入る量の情報を基に分析しつつ、足りないところは自分のセンスで補うことになるでしょう。
ところが、この情報が決定的に不足しているというかほとんどゼロの人も少なくないのです。
しかもそれを乏しいセンスで補ったらどうなるか……考えなくてもわかるでしょう。

一般論で言えば情報とは読書量に比例します。あとは人間や世の中で起きていることにどれだけ興味があるのか。
またマニアックな知識は物語に深みを与えることに寄与しますが、作品の根本的なおもしろさや娯楽性は与えません。
人生でどれだけ読書を積み重ねてきたのか、より多くの物語に触れてきたのか、そういうことが基礎体力になります。
いま流行っている作品について考えるにしても、その源流はいつの時代のどの作品の影響が色濃いのか
そして当初の作品からどういうところが変わっているのか、それはどういう世相や風潮を反映しているのか
そういった知識があるのとではないのとでは、次の流行りはどうなるのか、また今の人々は何を求めているのかといったものが
なにも知らない人よりも判断する材料が多くなり、的中する確率、成功する確率は飛躍的に高まるでしょうね。
あなたは何ら装備もないまま、暗闇の中でレーダーや暗視装置を装備した敵と戦って勝てるかどうかを考えてみましょう。
読書量こそが完璧でないにしても暗中模索の創作に対して適切なヒントを与えてくれるレーダーであり暗視装置なのです。
これで多少のセンスのなさもカバーできます。

読書量で武装したあなたは次にセンス、つまり直感に従って前進すべきです。
ただし武装していないなら安易に突き進むのは無謀です。地雷原を幸運だけで突破できるかどうかを試すようなものです。
創作するだけなら死ぬことはないので何度でも再チャレンジできますが、それでも勝機は高いとはいえませんよね。
武装した後は、どうすれば作品がよりおもしろくなるかが直感的にひらめくよう、その霊感や嗅覚を研ぎ澄ましてください。
手に入る情報は完璧ではない以上、最終的な決断は第六感的なものに委ねなくてはならないときがくるものです。
ここで注意すべきは「あなたがおもしろいと思うもの」は必ずしも「より多くの人もおもしろいと思うもの」ではないこと!
エンタメ作品におけるセンスを磨こうとするなら「どうすれば人を楽しませられるか」について常に考えていきましょう。
よきエンターテイナーたらんとするには自分はどうあるべきか」を心に留めておいてください。



間違いだらけの創作の順序→成功する確率を最大化しよう!

ここのところ塾生たちの指導でよく話していることがあるのですが、それは創作するときの順序です。
これを間違った順番でやってしまって、プロット段階ですでに落選確実の作品にしてしまっている人が多いです。
たしかに、これが正解という創作方法なんてありませんが、効率の悪い方法もあれば、良い方法もあるのです。
そして大半の人がおそらく効率が最悪の方法を選んでやってしまっているんですね。困ったものです。

では、どういう間違った方法をやっているのかということを説明していきますね。
第一歩となるアイデアをプロットに落としこむ段階からして、すでに大失敗しているわけですが具体的には――
まずキャラの肩書やら物語の進行といった枠組から考えはじめてしまうというミスを犯してしまっているんですね。
そして後からキャラの個性的な性格を付与しようとしたり、物語のウリとなるシーンを考えようとしたりするのです。
イメージ的にはあらかじめ物語における容器や箱を作ってから、その容器に入るサイズの内容物を作っている感でです。

でも、それって良くない手順だってなんとなくでもわかりますよね?
まず普通の商品というものは製品が完成した段階で、化粧箱をその内容物のサイズに合わせて作るものです。
製品のサイズが決まっていないのに、どうして箱のサイズ(縦・横・高さ)を決められるのでしょう?
なぜ小説創作のときだけ反対の手順でやろうとしますか?

あなたが創作において、まず優先して考えるべきことは作品の本質であり、枝葉末節の部分ではありません。
作品の本質(=製品)の形やサイズが決まってから、用意する箱(=枠組)のサイズを適切に指定してください。

具体的には、あなたの考えた主人公の個性、つまり従来作品にはなかったような際立った性格設定が決まった段階で
そのキャラを演出するには、騎士がいいのか、それとも魔王か、はたまた高校生なのかと最適な設定を決めましょう。
まず「騎士」だからと決めてしまってから後付けで個性的な性格を付けようとしてもそう簡単にはいきません。
初級者はもっと詳細なキャラ設定やキャラの相関関係を決めてしまってから、キャラに個性を付けようという無謀なことをやります。
そういう順番でキャラを考えようとすれば、大胆な性格設定を付けようにも他の諸設定が邪魔して整合性がとれず巧く収まらなくなり
結局は無難に小さくまとまった設定になってしまって、たいしてキャラの魅力が引きだせないのは当たり前ですよね。

今の時代、キャラも物語もいかに「尖った個性」のあるアイデアを出せるかが求められています。
ですから大事な個性を殺さないようその尖った部分もきとんと収まるような箱を後から採寸して作りましょう。
けっして事前に作った箱のサイズに合わないからと、せっかくの尖った部分を切ったり削ったりしないように!

そして「尖った個性」を考えるのは並大抵の難易度ではないので、つらく厳しい試練だと覚悟してください。
なので逃げで考えるのが簡単なところの設定(今回でいう箱の部分)から作ろうとする誘惑に乗らないように!





プロットの数のみが実力アップの秘訣!

12月から塾生にはより多くのプロットを書いてもらう指導に切り替えていっています。
ひとえに塾生の成長促進のためなのですが、これでどこまでがんばってくれるかを期待しています!

なぜプロットを数多く書くことが実力アップにつながるかといえば、なにより1本あたりが短時間で書けるからです。
なにしろ1本の長編小説を書くとなると、なんだかんだで数ヶ月はかかってしまいますよね。
1次や2次で落選するような作品というのは、もうプロットの段階で落選が決定となるミスを犯しているわけですから
まるまる失敗作品を書き上げてしまうのは、かなり無駄な時間を費やしてしまっていることになります。
そして一般には失敗を多く繰り返し、反復学習することが大事だと言われていますし、これは創作活動においても同様で
プロットをたくさん書いて、たくさん失敗を積み重ねることが一番効率のよい実力アップにつながります。

ただ自学自習している人にとっては、自分の書いたプロットが良いのか悪いのか自分で判定できないんですね。
自分で良し悪しがわかるくらいなら最初から失敗しないし、それはも受賞レベルに達しているということです。
そこで私はかねてよりブログに並行して対面式の指導を行って、プロットを軸にした指導をしているわけです。
これが「最速!」を謳うこの創作塾の最もウリとなっている所以です。

とはいえ塾生たちは、せっかくの機会なのに慣れてくると2週間でプロット1~2本しか書いてこないんですね。
これは大きな機会損失になっているということに自覚を持ってほしいのです。
私の指導はいつも言うようにナビゲーターでしかないので、塾生自身が課題を多くこなすことでしか成長はありえません!
毎回プロットを10本書いてくる人は、1本しか書いてこない人の10倍以上の成長速度になります。

そしてプロットをたくさん書くときに心がけてほしいのはボツ作品に固執しないことです。
ダメと判定されたら、その作品のことはすっかり忘れてしまいましょう。
ヒット作品を連発するような作家というのは大ヒット作品でも書き終わると、もうまったく興味をなくしてしまい
主人公の名前さえ覚えていないなんてことはざらで、常に新作のことしか考えていない人も多いのです。
ヒット作さえ忘却の彼方へ去ってしまうのに、どうしてボツ作品に執着して足踏み状態になる理由がありますか?
あなたの作品へのこだわりが強ければ強いほど読者にとってはただただウザいだけだということ忘れないでください。



第1作スターウォーズを改めて観て、自分ならこうしたかったなと思うポイント

世間では最新作『スターウォーズ フォースの覚醒』が公開されて、いろいろと騒がれていますね。
期待されすぎているシリーズだけに今作の評価は微妙なものが多いようですが実際のところはどうなんでしょうか?
私としてはこれを機会に第1作(エピソード4)を改めて観なおしてみたんですね。
ストーリーはほぼわかっているので、細かいところや全体の流れなどについて注目してみたんですが
今更ながら「あれっ?」これでいいのと思うところがいくつかありました。

物語の主人公は青年ルーク・スカイウォーカーであり、世界観の重要なキーアイテムは光る剣ライトセーバーです。
作中でも父の形見だというライトセーバーを渡され、宇宙船ミレニアム・ファルコン内で修行というか訓練をしているわけですが
敵要塞デススターに潜入してからはというと敵兵ストームトルーパーから奪ったブラスターしか使ってないんですよね。
作中でライトセーバーで戦ったのはオビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーのふたりだけなのです。
第1作公開時はシリーズとしてではなく1本の作品と考えた場合、ルークはキーアイテムを実戦で使っていません。
このシークエンスはかなりマズいですよね。映画のポスターだってルークはカッコよくライトセーバーを掲げているのに……

そしてもう1点、これはやはりマズいなと思ったのはルークは敵役のダース・ベイダーと絡みがありません!
ルークは逃げる途中にオビ=ワンと戦うベイダー卿を目撃したのみで、いっさい言葉も交わしてません。
またデススターを攻略しに宇宙戦闘機Xウィングで出撃しても、ベイダー卿のTIEファイターと空中戦もしてません。
ルークは終始、デススターを破壊するのに夢中であり、それを阻止しようとするベイダー卿を退けたのは脇役のハン・ソロでした。
やっぱり単発作品として見た場合、主人公と敵役との戦いというポイントでは、かなり消化不良でした。
次回作『帝国の逆襲』以降でこれらの点はしっかり解消されてはいるので、シリーズとしては問題ないんですけどね。

制作費と撮影スケジュールの大幅超過でオミットされた結果なのかもしれませんが、普通に物語としてどうすればいいのかというと
やはりルークはダースベイダーと剣を交える必要があり、そこでフォースが使えず未熟ゆえに窮地になったところで
師であるオビ=ワンに助けてもらうも、本編通りオビ=ワンは倒されてしまうという流れがベストだったでしょう。
また宇宙戦闘でもルーク自らが陽子魚雷攻撃に専念するのではなく、雷撃する僚機(Mファルコンとか)の護衛として
これを迎撃せんとするベイダー卿と空中戦を繰り広げた上で、ベイダー卿を破って味方の攻撃を間一髪で成功させるというのが
現在の物語セオリーとしては教科書的だったんじゃないでしょうかね。

他にもレイア姫が口汚くプリンセスらしくないのもどうかなとか、説明不足で変に唐突なシーンもあったりしましたが
このあたりは大筋として気になるものではなかったかなと。全体としてはやはり今も色褪せない楽しい傑作でした。

――なんてことを考えながら鑑賞してみたわけですが、作家志望の人は映画でも小説でもいいのですが
漫然と鑑賞するのではなく、ここはよかった、いや自分ならここを改変すればもっと良くなるなと考えながら観てください。
そして、自分なりの改善点はただこうすればいいんじゃないかとフィーリングだけで思うのでなくて
他の作品ではこうやっていたし、物語のセオリーとしてはこうだから、やはりセオリー通りにやるべきだとか
いやケレン味で敢えてセオリーを外したほうがいいとか、そういうふうに説明ができるよう理詰めで考えてくださいね。
物語作りは囲碁や将棋のような棋譜を作ってゆくのに似ています。ただし2人ではなく独りで完成させる棋譜です。
駒はルール通りに動かねばならず、定石を無視した手は棋譜の美しさを損ねますし、妙手は個性や創造性を発揮します。

これは創作の訓練としてとても実践的で実力アップにつながりますよ。
ただし少なくとも物語の王道やセオリーをよく理解できていないと意味がないので、普段からの多読は必須です!




【お得な支援】恐竜で福島を応援!

現在、クラウドファンディングで福島支援の寄付を募集しています。もちろん私が発起人じゃないですし、ただの紹介記事です。
どんな支援かというと広野町役場に展示していたチンタオサウルスの全身復元骨格が、東日本大震災で破損してしまい
見た目以上に状態が酷く補修程度では直らないため、これを大規模修復するのに400万円かかる費用のうち
アメリカからの寄付50万を除く350万円の寄付を広く募集するというものです。

対象となるのは特に学術的に意味のある実物化石ではないマイナーな恐竜の模型、しかも最新学説とは異なる頭部の形状復元だし
恐竜骨格を修理しても被災者の暮らしが楽になるわけではないのですが、普通なら寄付なんてしない人でも特典のオマケにつられて
寄付してくれるのなら、それはそれで意義のあるものじゃないのかなと思っているわけです。

そう、これはクラウドファンディングを通しての寄付なので、寄付金額によって特典がかなり多く付いてくるんですね。
ちなみに特典は以下のとおりです。

  1000円:お礼のメール、広野町に名前プレート
  2000円:さらに恐竜博2016の招待券(東京/大阪)1枚(=1600円)
  3000円:さらにチンタオサウルスのハンカチ
  5000円:招待券が2枚に(=3200円)、さらに恐竜博2016公式図録こどもガイドブック
  10000円:招待券が4枚に(=6400円)、さらにチンタオサウルスのオリジナルフィギュア
  30000円:さらに恐竜博2016開会式招待(東京) ※開会式招待は3万円コースのみ
  50000円:さらに寄付者限定恐竜博2016特別鑑賞会招待(東京/大阪)
  100000円:さらにチンタオサウルス組立作業見学招待(東京)


お手頃な5000円か1万円コースだと特典のほうが寄付金額を上回っているんじゃないでしょうか。
恐竜博2016はティラノサウルスとスピノサウルスの白亜紀2大肉食恐竜の共演ということでかなり注目されていますし、
東京会場なら科博常設展(半券で入場可)と合わせティラノサウルス4体以上が一堂に集結することになります!
特に1万円コースなら招待券4枚、ハンカチ、書籍2冊、フィギュアと恐竜グッズも盛りだくさん。
しかも市役所に自分の名前が残りますよ。いかがでしょう?
恐竜博に行こうと思っている人がいたなら普通に鑑賞券を買うよりもお得だし善行にもなりますよ!

修理するチンタオサウルスは地震の揺れで頭部が落下したことで頭骨のダメージが最も大きいのですが
おそらく全面的に作り直しになるんじゃないかと思われるので、同時に最新学説に則った頭部になるかもしれません。
ちなみに旧復元ではユニコーンの角のようなトサカということで特徴的な恐竜だったのですが
新復元では普通に板状のトサカで他の近縁種と大差ない平凡な姿になってしまうのですけどね……

【詳細と寄付は下記リンク先へ】
恐竜でフクシマを応援しよう 震災で壊れた全身復元骨格を修復、全国巡回させ里帰り

【追記】
後日、私も5000円だけですが寄付させてもらいました。
フィギュア付きの1万円でもいいかなと思ったのですが科博友の会に入っているので
恐竜博の招待券は元々もらえるため、さすがにもう4枚は持て余しそうなのですみません……



【読者プレゼント】ワイン展ペアチケット(国立科学博物館)

当ブログのご愛読に感謝して、今回はプレゼント企画を用意しました。

現在開催中の【ワイン展―ぶどうから生まれた奇跡―】の招待券2枚(3000円相当)を1名様の方にプレゼントします。

会場は東京上野の国立科学博物館で開催期間は来年の2月21日(日)まで。
今回のワイン展ではワインの歴史から製法、食文化に至るまで実物や標本、パネル、動画で紹介しつつつ
ぶどう踏みや撹拌作業などワイン醸造工程を擬似体験できるコーナーなど盛りだくさんです。
また、この特別展の半券で常設展も見学できますので、日本屈指の実物恐竜化石数を誇る展示スペースや
忠犬ハチ公にパンダの剥製、海中から引き上げてきた本物のゼロ戦などワイン以外も見どころ満載です!
作家志望者たる者、見聞を広めることは今後の創作活動において何かと役に立ちますよ!

応募方法は、氏名、年齢、当ブログの感想を添え、ブログの左側に表示されているアドレスまでメールしてください。
当選者には追ってメールしますので、折り返し住所を教えてもらったら普通郵便でお送りします。
応募期限は2017年1月3日24:00まで。応募多数の場合、独断でより面白い感想を書いてくれた方を当選者とします。
また招待券は金券ショップに持って行っても二束三文なので転売はしないで必ず会場に足を運んでくださるようお願いします。

ワイン展





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