L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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自分以外を愉しませる訓練をしていますか?

創作活動における基礎体力というのは、とりもなおさず「いかに自分以外を愉しませるか」といった能力にかかってきます。
このとこは過去に何度も触れていますが、再度ここにも書いておきますね。
読者という自分以外を小説という手段を使って、とにかく愉しませ、その対価として印税を受け取るのが作家としての使命です。
よって創作活動だけでなく日頃の活動でも誰かを愉しませることを念頭に行動できるようにするのは非常によい訓練です。
作家志望者はどうしても、こういうことを苦手とする人が多いのですが、それでも頑張ってほしいところです。
あなたが小説を書くのは自分が愉しむための自己満足ではなく他者を愉しませる奉仕であることを忘れずに!
この基礎中の基礎を忘れてしまうと、独りよがりの駄作しか書けなくなってしまいます。

では具体的にどうすればいいのかというと、彼女(彼氏)をつくって交際することが最も実益を兼ねた訓練かなっています。
恋愛をすると相手に気に入られるためにどうすればいいのか、またよろこんでくれることはなんだろうと考えることになります。
そうやって相手の気持を汲み取ることができることができる人は、なんだかんだいって作家としてだけでなく
他の仕事全般を含めた人間関係を円滑することにもつながるので一石二鳥、三鳥にもなってくれるのでおすすめです。
同性の友達を愉しませるのでもいいのですが、これはどちらかというと相互に利害関係がなくて基本無償的なんですよね。
小説として考えるなら無料のネット小説でのファンを獲得するようなものであり、敷居も低くやはりタイプがちょっと違います。
何かしらの対価(小説では印税)をもらうという利害関係ありきで愉しませる関係は恋愛関係とよく似ているのです。
あまたいる異性の中から、あなたひとりを選んで貴重な時間やお金を消費するに値するほどの愉しさを与えてくれるかどうか
それがつまらなければフラレてしまうだろうし、見合うだけのものがあれば交際は継続されるわけですよ。
友達同士なら人数制限はないし密に交流しなくとも友人関係は続けられます。

逆に考えてみてください。たったひとりの恋人さえ惹きつけられないような退屈な人、嫌悪感を抱かれるような人で、
どうして数万、数十万、ときとして数百万人にもなる不特定多数のファンや読者を獲得できるでしょうか?
あなたは創作という手段によって、アイドルはその容姿や歌手活動によって、お笑い芸人なら話芸やタレント性によって
その手段は異っても不特定多数の熱烈なファンを獲得しなければいないのは基本的に同じことです。
魅力的な人間性を発露することによってのみ、あなたは評価されることになります。

正直、人間的につまならい人、魅力に欠けるような人に作家も含めた人気商売は不向きです。
ただし文才というのは、容姿はあまり関係ないので芸能人のように容姿で売れ行きが変わることは少ないことくらいですね。
とはいえ作家であっても美人、イケメンであれば出版社がそれを利用して売上をプラス補正させている事例は少なくありません。
じゃあ、どういう人ならいいかというと、だいたいパターンがあります。
第一には昔からクラスの人気者だったみたいな誰かを愉しませることが大好きな根っからのエンターテイナー、お調子者タイプ。
第二に人気者とはいえないが極度の変人や破天荒なタイプ。ただし嫌悪感を抱かれるような傾向でないのは必須です。

男性向けライトノベルの主人公に多いような地味で目立たない、特に趣味もない、彼女彼氏もいない人というのは
創作活動においてアイデアのひきだしも少ないし、あまり尖ったアイデアも思い浮かばないので、どうしても厳しくなります。
たとえヒキコモリであっても1日2時間睡眠でオムツを履きながら1年365日ネトゲをしている廃人というのなら
それは人と話すことさえ苦手だとしても、やっぱり創作的には潜在的なポテンシャルが桁違いなんですね。
しかし毎日5時間、ネトゲにハマってました程度では極端に振れていないので、ただの中途半端でつまらない奴でしかありません。
中途半端かどうかの基準としては、知り合いが「こんなアホな奴がいてさ……」みたいに友達に話してみたくなるかどうかですかね。

とはいえ、そんな超変人タイプというのは、素質なくしてはなれないし、なろうと思ってもできません。
そうすると特にそういった変人傾向がない人は、とにかく人好き、誰かを愉しませることを常に考えているタイプになるしかありません。
友達同士、恋人同士で相手より自分が愉しむことを優先させてしまうタイプなら作家より読者のままでいたほうが幸せです。
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俺のウルトラ怪獣20選

ウルトラマンスタンプラリーに参加中の日昌晶です。
現時点での達成度は山手線は半分ウォーキングしながら踏破した感じです。
賞品のピンバッジは午前中に各1万個がほぼ配布終了するほど、かつてのちびっ子たちに大人気みたいですね。
私もどうにか科特隊、ウルトラ警備隊、MATと3種類のピンバッジを入手することができました。

去年と同じく私の怪獣ブームもふつふつと沸きあがり、huluで『ウルトラセブン』全話を視聴してみました。
子供の頃、再放送を観ていたはずで、ところどころ憶えている回もあるのですが『ウルトラマン』ほど憶えてないんですよね。
やっぱり小さい子にはやや難しいストーリーと予算不足で怪獣が活躍しないことが多いこともあり印象が薄いみたいです。
とはいえ、より新しい『帰ってきたウルトラマン』はそれ以上に思い出はないし、さらに後続のエースやタロウ、レオに至っては
あまりの子供だましな内容と陳腐な怪獣デザインのため子供ながら観たいとさえ思わなかったのでした。
でもなぜか怪獣プロレス5分番組(実質2分40秒)の『ウルトラファイト』は再放送が少なかったのによく憶えてるんですよ。
私にとってのガッツ星人とイカルス星人はセブン本編ではなく、よれよれでマヌケ顔をしていたウルトラファイトの彼らなのです。
余談ですがイカルスはエレキングの彼女で、ウーの彼氏という設定です。
……何を言っているのかわからないかもしれませんが理屈とか関係ない世界観が『ウルトラファイト』なのです!

そういうこともあって自分なりの【ウルトラ怪獣ベスト20】を改めて考えてみました。
基準は自分の好みというか印象深さも含めて、一般的な知名度や人気、キャラクターグッズの多寡など総合的に考察して
『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』の4作品の登場怪獣から選んでみました。
ティガ以降の新しめのウルトラマンは観ていないのでまったくわかりません……。

1位 宇宙忍者 バルタン星人
2位 宇宙恐竜 ゼットン
3位 コイン怪獣 カネゴン
4位 宇宙怪獣 エレキング
5位 古代怪獣 ゴモラ


ベスト5は、さすがにグッズなどが作られたとき、ほぼ必ずラインナップに入る人気怪獣たちです。
日本では宇宙人の代名詞となっているバルタン星人は今や川崎の怪獣酒場の店長として働いてますよね。
ゼットンも怪獣とも宇宙人、ロボットともつかない無貌、無機質なデザインと最強設定がたまりません。
白黒だった『ウルトラQ』のカネゴンなんて実際にちゃんと登場回を観たことがある人なんて数少ないんでしょうし
その後もウルトラマンの世界観にはいない存在のため他のシリーズで再登場するということもほぼなかったわけですが
ゆるキャラの元祖みたいな感じで未だ高い人気を誇っています。でもどちらかというと怪獣より妖怪です。
あと『ウルトラマン』というとバルタン星人と並んでレッドキングが紹介されることも多いのですが
ソフビ怪獣などグッズ展開から見るとウルトラ怪獣の中で最も怪獣らしいゴモラのほうが人気あるみたいですね。
対照的に目、牙、爪といった怪獣の強さを象徴するものを凡て排除したことで従来の怪獣の概念をくつがえし
しかも目の位置にある角が回転することで宇宙怪獣らしさをデザインしきったエレキングが大好きだったりします。

6位 宇宙ロボット キングジョー
7位 幻覚宇宙人 メトロン星人
8位 古代怪獣 ツインテール
9位 隕石怪獣 ガラモン/友好怪獣 ピグモン
10位 どくろ怪獣 レッドキング
11位 棲星怪獣 ジャミラ
12位 三面怪人 ダダ
13位 誘拐怪人 ケムール人
14位 亡霊怪獣 シーボーズ
15位 冷凍怪獣 ペギラ
16位 宇宙大怪獣 ベムスター
17位 用心棒怪獣 ブラックキング
18位 カプセル怪獣 ミクラス
19位 磁力怪獣 アントラー
20位 分身宇宙人 ガッツ星人
選外 悪質宇宙人 メフィラス星人
選外 戦車怪獣 恐竜戦車

10位くらいまでは知名度バツグンの人気怪獣が、15位くらいまではグッズ展開としては人気商品にはなりにくいけど
知名度が高く他作品にオマージュされたり、著作権がゆるい時代にはよくカメオ出演したりしてた怪獣たちが多いですね。
ツインテールみたいに怪獣図鑑で「肉はエビに似た味で美味」という解説によってブレークした例もあります。
当時はウルトラマン放送終了後10年経った時代でも、たいていの男の子の家にはウルトラ怪獣図鑑があったんですよ。
ペギラも『ウルトラQ』の怪獣ですが80年代の漫画を読むと頻繁に登場していたので(今は版権的に難しいんでしょうね)
子供だった私の中では本物は知らないけど、漫画やアニメの片隅によく描かれている古い怪獣という認識でした。
『ペギミンH』(森山塔)なんて有名エロ漫画もありましたね。
ペギミンHとはペギラが苦手な物質のことですが漫画の内容は無関係です。
あと江口寿史の『ジャミラおじさん』は特に印象的でした。Tシャツを中途半端に着てるだけの変態おじさんなだけですがw
さらに下位となると、これはもう個人の趣味でいろいろ入れ替わってくるんじゃないでしょうかね。
私もどの怪獣を入れるべきなのかよくわかりませんが、グッズ展開が多いとか印象深いといった怪獣を基準に選んでみました。
こうしてベストを考えてみると、やっぱりセブンくらいまでに怪獣デザインのパターンは出きっていたのかなと思うわけです。
あとはもう奇をてらうかゴテゴテ装飾するかしかなく、シンプルながらも斬新でかっこいい怪獣はあまり登場してこなくなります。

※ガラモンとピグモンは同じキグルミなので同一怪獣としてカウントしています。
細かく見れば、ガラモン2体の胸には個体識別マークがあったり、ピグモンは中の人の関係で脚が少し長いし
設定的にもガラモンはセミ人間が地球に送りこんだ侵略用巨大ロボで、ピグモンは人間より小さな怪獣と全然ちがいますけどね。

エレキング御一行
今年のウルトラマンスタンプラリーによるマイ怪獣ブームの結果、さらにエレキングコレクションが増えましたw
食玩やガチャガチャのフィギュア中心だったラインナップに、現行の定番ソフビ、往年のソフビを再現したミニチュア、
『ウルトラファイト』に登場した角がヘナヘナで垂れたアトラクション用キグルミを忠実に再現したフィギュアの3体が追加!
ウルトラファイト版エレキングはガチャ確率1/40のレアのため、同じく1/40のハサミをはずして素手で棒きれを持ったバルタンを含めて
フルコンプ6種類(他はセブン、ウー、キーラー、イカルス)をプレミア価格で購入したので高くつきました……
そんなこんなで書棚にエレキングたち大小7体(+カノジョのイカルス)が背の順でずらっと並んでいます。



論理的かつ柔軟な思考をしていますか?

小説を書くにあたって基礎的な素養として「論理的」であることと「柔軟」であることが求められます。
しかし多くの人はどちらかに偏ってしまっていることが多いんですね。

まず「理解される文章」を書く、「辻褄の合う物語」を書くには論理的な考え方が必要です。
詩歌ならともかく飛躍しすぎた文章、破綻した物語では読者にとっては意味不明で無価値です。
こういう思考は理系を得意とする人が多いので、男性作家には理系学部出身の人が多いんですね。
作家は文系職業ですが、数学や物理化学がまるでダメという人にはあまり向いているとは言いにくいわけです。

一方で創作である以上は形式張っていたり、常に常識の範疇に収まったようなものでは読者を飽きさせてしまいます。
そこで常識にとらわれないで自由な発想、多角的な視点を持てる「柔軟な思考」というのも同時に求められるんですね。
こういうことを得意とするのも道筋をつけて新発見や発明をする科学者とか技術者のほうが向いていたりもします。

とはいえ理系人間なら誰でも作家に向いているかというとそういうわけでもありません。
なおかつ文学的センスを持ち合わせないといけないですし、小説とは擬人化も含め人間たちの物語ですから
人間の心理や感情をよく把握していないと読者を愉しませたり、感動させたりはできません。

絵画にたとえるなら、画家は自由奔放に絵を描いているように見えるかもしれませんが
実際は遠近法や黄金比、三角系の構図から色彩や光と影のコントラスト、質感や感情の表現に至るまで
下絵のデッサンなど繰り返し研究、研鑽しながら描いているのであって、必ずしも情熱だけで描いているわけではなく
技術と研究を磨き上げたうえでの表現として絵というものに投射しているのです。
観るだけで鑑賞できる絵画でそれだけのことをやっているのに読んで理解しないといけない小説においては
どれだけ論理性が求められ、さらに多彩な表現方法を提示できるかは考えなくてもわかることでしょう。

論理的と柔軟性はどちらがたいせつというわけではないですが、どちらかというと柔軟性は性格由来ですから
確実に訓練や練習で習得できる論理的な思考を鍛える努力をすることが望ましいでしょう。
少なくともおもしろいかつまらないかはともかく意味の通じる物語を書くことができます。
そのうえでおもしろさを追求するほうが良い選択肢だとは思いませんか?

タイムリープに憧れるのは必然性、およびその最適戦略とは?(前編)

久しぶりに【ラノベでモテるんです!】のエントリーです。

最近はとみにタイムリープものが目立ってきていますよね。
それはフィクションだけでなく現実世界にもタイムリープ説なるものが登場したりしています。
発想自体は新しいわけでもないのですが、コンピューターゲームの普及によりリセットの概念が一般化したことで
そういう発想に対して違和感を生じなくなり、かつ何度もやり直せるという憧れめいた感覚が広まってきているのでしょう。
人はだれしも一度や二度「あのときこうしていれば……」といった選択を悔やまれる人生の分岐点があります。
そこでやり直せたら今よりよい結果になったかもと夢想にひたるのも普通のことです。
そういう願望を追体験としてかなえてくれる物語の需要は大いにあり、こうして数々の作品が発表されているわけです。

その時点では気付けなかったことでも、年経ることで人生経験や知識が身についたり、バッドエンドに至る未来予測が立つことで
やり直せれば、そのときは愚かにも選択してしまったコースを回避して、ハッピーエンドになるんじゃないかと思うわけです。
しかし現実世界ではタイムリープできるわけもないのですが、やり直すには何もタイムリープする必要もありません。

一般的な男の子として成功したいことの第一位はまず恋愛関係でしょう。
考えてもみてください。仕事などで成功して富も名誉も思いのままだけど女に無視され生涯童貞の人生を終えるのと
食うに困らない程度の貧乏生活だけど美女に囲まれてモテモテの人生で終えるのとでは、どちらがよいですか?
もしくは100億円もらう代わりに死ぬまであらゆる女(二次元キャラも含む)が存在しない世界で暮すのが条件だったら?
(もちろん、あなたがゲイ等でないと仮定しての話です)
ほとんどの人はお金より女の子を選ぶでしょうし、そもそも男子が富や名誉を追い求めるのも結局のところ突き詰めてしまえば
モテたいとかチヤホヤされたいとかそんなところに行き着くわけです。人間の本質なんてそうそう違いません。
つまり、やり直すなら恋愛がらみのことになるのが多いでしょうね。物語でもそういう傾向が強いです。
たとえ大学受験をやり直したいなんていうものでも、あのときいい大学にさえ入っていたら今よりもっといい未来があったはず、
そして、その明るい未来にかなりの割合で占めるものとして恋愛や結婚といったものが含まれているはずです。

でも一般的な私たちはそう簡単にタイムリープすることで、すべてをやり直すなんて芸当はできません。
しかし、やり直すだけなら誰でもできるはずです。タイムリープは時間を巻き戻して何度もやり直せるわけですが
やり直すだけなら必ずしも時間を巻き戻さなくてもやってのけることはできます。
そして恋愛においては失敗による経験則によって成長するというのが男子には必要な体験となっています。
それこそ何度もフラれることで、女の子にああいうことを言ってはいけないとか、やってはいけないなんてことを学んでいくのです。
タイムリープではないので同じ女の子にフラれ続けるということは稀で、その都度、違う子にフラれることになります。
こうしてモテモテにはなれなくても女性の扱いには慣れてきて、どういう言動をとれば気に入られるか、
あるいは嫌われるかといったことを理解していって、異性とのコミュニケーションスキルを修得してゆくのです。
しかし、ここで問題となるのは回数無制限型のタイムリープと異なり、時間は絶えず過ぎていきますので
この失敗できるチャンスというのは回数の上限が決まっているということです。シューティングゲームの残機みたいなものです。

では上限が決まっているならどうするのがベストの選択なのかということを後編で書いていきたいと思います。
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