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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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なぜハルキストはキモチわるいと言われてしまうのか?

今年も恒例の村上春樹ノーベル賞落選の模様が大々的に報道されていました。
そんななかノーベル賞受賞の報を待ち構えていたハルキストなる村上春樹の熱烈なファンがクローズアップされましたが
これを見たネット界隈での感想はというと「ハルキストはキモチわるい集団」みたいなものが散見されるんですね。
これもいつものことで取り立てて変わったことではありません。

ですが、なぜハルキストはキモチわるいと言われてしまうのでしょうか?
そもそも私の持論として「村上春樹の作品が好きな男はモテる」という法則を提言しています。
なぜかというと、それは村上作品の作風のせいなんですね。
村上春樹作品にたいてい共通しているポイントというのがありまして、それが何かと一行で表現するならば

ゆきずりの女とセックスしながら「世界は空虚に充ちている」とかつぶやいてしまう男の物語

というふうになるんじゃないでしょうか。
もちろん、これが村上作品のテーマではないんですが、表層的に捉えると、ほとんどの作品がこんな感じなんですね。
つまり村上作品の主人公というのは「文化系リア充な男」なのです。
これといって目立つこともなく、女にがっついているわけでもないのに、なぜか勝手に女のほうから寄ってきて
いつのまにか不特定多数の女たちとベッドをともにしてしまうみたいな感じなわけですよ。
それでいて烈しい恋愛にはならない。どこか醒めている雰囲気が漂っているみたいなハードボイルドなのです。
こういう男のライフスタイルに共感できる人、憧れる人が村上春樹のファンになるわけです。
で、たいていの文化系の男というのは非モテですから、村上春樹的主人公に共感できないし
自分の人生を真っ向から否定するような作品を前にしては徹底的なアンチに走ってしまう人も少なくないでしょう。
特にネット上で「おまえら」とか呼ばれている層には天敵になるんじゃないでしょうかね。
そうなるとハルキストは「キモチわるい」とか「意識高い系w」とか彼らの嘲笑の的になってしまいます。
結果として一部のモテる文化系男だけが村上春樹ファンになるわけです。
「村上春樹の作品が好きな男はモテる」というより「モテる男は村上春樹の作品が好き」ってわけです。

でまた一般文芸作品というのは男性読者よりも圧倒的に女性読者のほうが多いので村上春樹ファンにも多くの女性ファンがいます。
で、そんなハルキストな彼女たちはこんな文化系リア充男が好みだったりするわけです。
そもそも村上春樹作品に登場する女性というのは、すごい美女というのはあまり登場しません。
いくらリア充男でもしょせん文化系なので寄ってくる女も似た感じの文化系で、どこか地味な印象のある女性が多いようです。
それでいて個性的な女性の登場人物に女性ファンは自分と重ね合わせたりして共感するのかもしれませんね。
実際に映像や画像で見る女性ハルキストもまた老いも若きもそんな雰囲気が漂っているのが多いのもおもしろいです。
なんていうんですかね、特に美人でもないし派手でもないけど普通にモテてます(モテてました)みたいな女性というんですかね。
逆に男性ハルキストはちょっとオサレ系な中高年タイプが多く見受けられ青年層というか若い人が少ないです。
これは今の若い人に女性との交際経験が圧倒的に少なくなってるなんてアンケート結果と何か関係があるのかもしれません。

とはいえ、ライトノベルはというと「現実世界でモテる男(女)は読まない」ので、村上作品とは対極なんですけどねw
文化系のモテる男女の雰囲気みたいなのを感じてみたいという人はぜひ読んでみてください。
ただし村上作品を読んだことでモテるようになることはないので予めご承知ください。



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