L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

アオシマ合体プラモ、20円ガチャ、ケイブンシャ大百科のイベントへ!

2月21日土曜夜に開催された「80年代子どもカルチャーサミット!!」なるイベントに参加してきました。
今回は80年代に子供たち(特に男の子たち)のあいだで席巻したチープなオモチャおよび書籍ということで
合体プラモのアオシマ、20円ガチャガチャのコスモス、怪獣怪人大百科のケイブンシャ、そして超合金のポピーを振り返る内容です。
『アウトサイダー・プラモデル・アート』『よみがえるケイブンシャの大百科』『愛しのインチキガチャガチャ大全』『超合金Walker』
の4冊の発売記念ということで、それにまつわるウラ話など盛りだくさんの内容でした。



そして今回、あのアオシマのオリジナル”アトランジャー”さんもイベントにかけつけてくれました。
耳?がはずれかかっているのも壊れやすい合体プラモの特徴を如実にあらわしています。
その勇姿をご覧ください。短いソードと小さいシールドもしっかり再現されていますよ。
アトランジャー_コスプレ

かつてのパチモンサミットは60年代70年代のあやしげな無版権オモチャの数々を紹介してくれるイベントでしたが
今回は時代が下って80年代ということで、私にとっては最も身近な時代のオモチャの紹介になります。
さすがに80年代になると零細企業が勝手に作ったパチモンというわけではなく、ある程度名のあるメーカー品になり
パチモンにしても版権に抵触しないよう工夫されている時代となっていきました。
青島文化教材社とポピー(バンダイ子会社)は現存しますが、残念ながら勁文社とコスモスは倒産しています。
それでも最盛期には自社ビルを構えるほどであり、それぞれ一時代を築いた企業だったのです。

私はというと、特にアオシマのミニ合体プラモというのをよく買っていたんですね。
このシリーズはロボットのプラモデルが頭、腕、胴、脚と4分割され、それぞれ100円で販売されていて
各モデルは付属パーツ(余剰パーツ)と組み合わされ、いちおう独立したマシーンという建前なのですが
画像検索して実物を見てもらえばわかるように台車の上に生首が乗っかってるみたいなアバンギャルドなデザインでした。
成型色も水色、白、赤、黄とサイケな感じのものが多く独特なカラーリングが特長的でしたね。
それでもガンプラ登場までは主流で、ロボのプラモといえばこの合体シリーズか同社のおやこマシンシリーズだったのです。
アトランジャーやゴダイガーといったオリジナルだけでなくアニメの版権物も多く扱ってはいましたが
原作の設定をほぼ無視した独自色(設定と微妙に違うデザイン、原作にはない武器など)が今となってはおもしろいですね。
昔は超合金でもなんでもそんな感じだったんです。ガンダムの超合金を見てもらえればどんなものかわかるでしょう。
それでも実車であるランボルギーニ・カウンタックまで4分割されて、それぞれ4台のマシーンにされていたのを見たときは
非常に違和感を感じないわけにはいきませんでしたが、今ではそのセンスに脱帽です。
もちろんアニメでは3体合体ロボであろうと5体合体ロボでだろうと、お構いなしに4分割されます!
そういうわけもありまして、私はいつも頭マシーンだけを買っていたのでした……
なぜかというと腕や胴を買おうとしたときには、すでに母に頭を捨てられていたので再び頭を買うしかなかったんですね。
たぶん頭だけを10個以上買いましたが、ちゃんと4体合体させたのは1度きりでした……
そして5歳児のとき初ガンプラ「1/144シャア専用ザク」を作ってからは、もう子供っぽいアオシマには戻れませんでした。
しかしその後にもガンガル、ガルダン、ザ・アニメージなどパチガンプラの数々を作ることになるのですがその話はいずれ。

ちょっとした裏話として面白かったのは実はアオシマにはプラモ界の覇権を握ったかもしれないチャンスが3回あったというもの。
はじめに宇宙戦艦ヤマト、つぎにガンダム、そしてエヴァンゲリオンのプラモ化権利についてのエピソードです。
ヤマトのときは一社員が独断で申請して通るものの本放送は打切決定のアニメだったので会社に反対されボツに……
ガンダムのときは「合体」の登録商標をクローバー(ガンダムの超合金を製造)が貸してほしいとのことで
バーターとしてプラモ化の権利をあげるとまで言われたのに、やはりガンダムも打切決定となっていたため
次回作『無敵ロボ トライダーG7』のプラモ化権利をもらってしまうことに……
(このときバンダイは様々な反対や障害を乗り越えて普通ではおりないプラモ化権利を獲得)
で、ガンプラのヒットに触発されて今度はイデオンのプラモ化権利獲得するも売れ行きは微妙という結果に。
最後にエヴァのときは、あまりの先進的作品にどこもスポンサーがつかず、最終的にアオシマが頼みこまれるも
すでにロボットアニメのスポンサーはやっていないということで断ってしまった……
つくづく運がなかったのですが、実際にこのどれかの権利をとっていれば時代はアオシマだったかもしれません!
ヤマトもガンダムもエヴァもみんなカラフルな4分割で生首プラモが巷にあふれかえっていたことでしょう。
(アオシマにもヤマトのヒットに便乗したレッドホークヤマトとかあるんですけどね。もちろん4分割です)

ケイブンシャの大百科は怪獣怪人大百科とかガンダム大百科とか何冊か持ってました。
とにかく判型が小さく、紙が厚いせいもあって分厚いのが印象的な児童向け書籍でした。
しかし月4冊ペースで刊行していたため、結構いきあたりばったりだったり、適当だったりして裏話はもっとも興味深いものでした。
惜しむらくは、すごく奥が深い世界なんですが貴重な資料は倒産で散逸してしまったとのこと。
ちなみに宜保愛子(霊能者)の本は大ヒットしたのに松田聖子の本はさっぱり売れなかったとか。
あの当時の子供たち(ぼくら)は何を思って美少女アイドルよりオバさんの本を選んだんでしょうねw

20円ガチャの最大手コスモスについては実はあまり記憶にないんですよね……
というのも子供時代はコスモス製品と認識してガチャを回してなかったので、あとでコスモスだと知ったもので。
でも、あの微妙なラインナップとかハズレの数々は今もちょっとしたトラウマだったりします。
200円ガチャが登場したとき高いなと思いましたが「ハズレなし」ということに凄い衝撃を受けましたから。
しかし100円ガチャ用にゲームウォッチ(液晶ゲーム機)を完全オリジナルで作っていたくらいに商品開発力は高かったんです。

それと超合金はたくさん持ってました。というか買ってもらいました。
完品で今も残っていれば一財産作れたとは思いますが、子供でしたから遊び倒して壊してごみの日に……
たいていロケットパンチを紛失するので腕がないんですよね。オークション出品でも腕なしが多いみたいですよ。
当時の超合金はたいてい原作設定にはないけど、マジンガーZのように腕がバネで飛びましたからねw
やはりこういうものは大人になって買い集めた人のコレクションでしか完品が残ってないんですよね。
ソフビだと壊れにくいので足の裏に「たけし」とか名前が書かれてるくらいの美品が残っているのですが。

というわけで80年代は”物体”としてのオモチャが栄えた最後の時代だったんじゃないでしょうか。
その後、時代はカードやシールといった物であるけれど二次元的なオモチャがどんどん台頭してきて
さらにファミコンの登場からデジタルデータに移行してゆき今に至るわけで、私としては淋しい限りです。
そして今現在、ミニチュアゲームなんかをやっているのもこうした子供時代の影響なんでしょうね。

また機会があれば、このようなイベントに参加してみたいなと思います。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/1021-63602914

HOME
広告: