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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ラノベ創作塾日誌~「書きたいもの」は「思いつき」ではない!/【告知】青空文学カフェ計画

ここ最近、創作塾日誌を記事にしないのは、正直言って塾生の進展があまりないからです。
当塾は最速を謳っているわけなので、独学なら長編小説を3作、4作と書いていくうちに、
数年間かけて段々と気づいてゆくことを指導3回目にははっきりと突きつけてしまうんですね。
塾生のためにはこれが一番の最短経路なわけですが、どうも衝撃が強すぎて堪えられない人が多いのも事実です。
たしかに突きつけられる壁は大きく高いですからね。いきなりこの壁を超えろと言っても難しいのもわかります。
とはいえ、独力で数年間かけて壁にぶちあたるまで放浪するか、道案内してもらってすぐ壁の前に来るかのちがいで
壁のサイズはまったく変わることはないので、壁を乗り越えられない人はどっちみち無理です。
ただ独力で壁にぶち当たった人というのは数年間、ひたすら報われずに努力できる根性がある人だけが残っているので
壁を乗り越える努力にも堪えられる人が既にふるいにかけられて残っているというだけにすぎません。

では、ここでいう「壁」とはなんでしょうか?
それはこのブログでも再三指摘していますが「自分が本当に書きたいもの」です。
なんだ、そんなことかと思う読者も多いでしょうが、これを乗り越えることができないんですね。
塾生のほとどんどが、自分が書きたいと思うものが特にないんですよ。
前にも書きましたが「(作者として)自分が書きたいもの」=「読者をどう楽しませたいか」ということです。
このとき作者の趣味趣向については作品の端々にちりばめるのは自由ですが、それは本質や本筋とはなりません。
となると、もう塾生の全員がうーんと唸ったまま黙ってしまうのです。
私としてはいろいろと誘導尋問するんですが、誘導するとそのまま乗っかっちゃって、その気になるのはいいんですが
結局はよくわかってなかったり、本当は自分の求めているものではないので挫折してしまうので
あまり誘導しすぎるのもよくないので控えめにしていると、今度はほとんど先に進めず足踏み状態になってしまいます。

要は商業デビューしたいのにお客さんのことを考えてこなかったんですね。
読者にお金を払って自分の妄想を買ってもらうわけですから、対価に見合うサービスを提供するのは当然ですよね?
そこのところをまったく気づいていないで作品を書いているうちはエンタメ小説は書けません。
純文学であれば、これはもう自己表現芸術ですので、どうぞお好きにお書きくださいとしか言えません。
純文学に関しては完成した作品を他者が認めるか認めないかという結果論だけがあるだけです。
でもライトノベルをはじめエンタメ小説、大衆小説といったものは読者あっての作品ですから
自分の訴えかけたいものとか主義主張よりも読者をたのしませることが第一義となるのは当たり前です。
それができない、厭なら趣味で書くべきでしょう。

まあ、ここまで堅苦しく考えなくてもいいんですが、普通、作家になりたいというからには
書きたいものの3つや4つは常にあるものだと思っていたんですが、塾生はそうではなかったようです。
捻りだすなら10や20のおおまかな構想くらいぽんぽん出ないとプロとしてはつとまりません。
何を書こうかと悩むのではなく、あれもこれも書きたいけど時間的にどれを優先させるか悩むのがプロレベルです。
本音を言えば、私としては作家を志している人はたいていそういうものだと思っていたのですが
実はまったくそんなことはなく1本のアイデアを出すのさえ四苦八苦しているのが実情のようです。
逆に言えば、ぽんぽん読者を楽しませるアイデアがでる人は圧倒的なアドバンテージだと思っていいでしょう。

つまるところ、何で作家志望なのに書きたいものが見つからないかというと単なる「思いつき」のアイデアをもってして
これを題材にして書いてやろうとしか思っていないようで、どうもアイデア出しを軽く見てるからなんですね。
当然ですがそうではありません。いかにして読者の興味をひかせ、引き込み、楽しませるかということを
緻密に計算したうえで出てくるものだけが「作家が書きたいもの」といえるものです。
算数の問題と同じです。途中式を書いたりして、やり方なり手法などがわかるようになっていれば答えが間違っていても
ヒントも出せるし、計算ミスも指摘してあげられますが、何も考えずに直感だけで答えだけを書いた生徒に対しては
学力を向上させるための適切な指導はできないと思いませんか?
たしかに「1」とか「2」とか解答欄に適当に書いておけば、稀に正解することもありますが、それは運の話です。
たとえれば誰でもわかりきってることでも、いざ小説のことになるとみんなできないのです。
みなさんもよくよく考えてアイデア(問題の答え)を見つけていってください。

【告知】
そして、ここで告知です。
新学期直前ということで、新企画をやってみようと考えています。
その名も「青空文学カフェ」――作家志望者が集って語り合う場所を提供しましょうというものです。

そして青空というのでもわかるように経費削減のため屋外(都内公園)なんかでやってみようと思ってます。
とりあえず第1回は花見シーズンも落ち着いた4月11日(土)か12日(日)を計画しています。
好評なら隔月くらいでやってみたいですね。そんなに大人数にもならないと思いますし。
参加費等は完全無料です。ドリンク(アルコール、ソフト)やフード類などは日昌晶が自腹で用意します。
手ぶらで参加できます。もちろん差し入れは大歓迎です。
小説を書いている、書いていた、これから書いてみたいといった人であれば老若男女だれでもOKです。
詳しくは続報をお待ちください。

それと、最速!ラノベ創作塾についても新メンバーを近いうちに募集する予定です。
今回からは毎週ではなく隔週くらいの頻度で試してみようと考えてます。
条件としては経験不問で25歳以下の男女3人ずつの募集を予定しています。

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