L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

【注意】書く人よりも読む人のほうが能力を求められます!

作家志望者の中には自分の作品を友達に読んでもらうことが多いかと思います。
ところが、この行為は非常に高いリスクを含んでいるのを知っていますか?

なぜリスクが高いかというと、友達の感想ほどアテにならないものはないからです。
ここでいう友達というのは単なる読書好きとか同じ作家志望者とかそういう人たちです。
プロ作家や編集者の友達がいて、その人に読んでもらっているような場合は除外します。

どうしてアテにならないかというと、まずどこがおもしろいのか、またどこがつまらないか
そしてどうすればおもしろくなるかといったことが指摘できるほど理解しているくらいなら
その人が作家なり、別のジャンルのクリエイターなってることでしょう。でも、たぶんちがいますよね?
つまり素人考えをまじめにうけとってしまうことになるわけですから、これほど危険なことはありません!

たいてい素人の意見というのは本質的な部分とは関係ないところを突っこんでくることが多いのと
結局はその人の好き嫌いを非常に全面的にだしてきますので、その人だけに向けて書いているのならともかく
より多くの読者を対象としているのであれば、特化しすぎて一般ウケしないことが多いのです。
小説に対する楽しみ方は千差万別ですから、すごく読書量が多い人であっても普通ではない楽しみ方しているかもしれません。
極端な例では誤字脱字を見つけることが無上の楽しみだという人だっているわけです。
そんな人に感想を訊いて「君の作品はおもしろかった(つまらなかった)よ」と言われたとして
それはあなたにとって何か得るものがあるでしょうか?
しかも、そういう人は「誤字脱字の多寡」をおもしろさの判断基準にしているとは言ってくれません。
さすがにこれは極端すぎますが「エロシーン」があるだけで満足、「ツンデレヒロイン」がでなければ全否定なんていう
読者は少ないわけではないということをよくよく心に留めおいてください。

あと文章の読みやすい、読みにくいなんていうのも、その人の読解力に左右されがちです。
低年齢層向けラノベや児童向け作品を狙っているのなら役に立つかもしれませんが
たいてい文章表現についてのみ、いろいろ言ってくる人の意見はトンチンカンな場合が多いですね。
なぜならその人はストーリーについて語るだけの能力がなくて、なんとか意見を求められると
どうしても目に見えやすい文章そのものの感想を言ってくる場合がほとんどです。
作家志望のオフ会などで回し読みなんてすると、助詞の使い方などどうでもいいことで
不毛な論争が起きたりするのを経験したことがある人もいると思います。
そしてどちらが正しいかではなく、たいてい声の大きい人が論争に勝つのです。
実際のところは完全に意味不明の文章でなければ、ラノベではさほど文章は問題視されません。
文豪でも読みにくさが逆に味があると言われたり、逆に美文すぎると読者が眠くなるなんてこともあるのです。

では、友達に感想を求めるのは意味がないかというと、まったくそういうわけではありません!
読んでもらえる知人友人がいるなら進んで読んでもらいましょう。
そのとき注意するのは「おもしろかった」か「つまらなかった」かの全体評価のみにすることです。
たとえば「この大ヒット作品を5点満点としたら、ぼくの作品は何点くらいだった?」
と訊いてみるのがいいでしょう。それ以上のことを求めてはいけません。

素人のおもしろい、つまらないだけのの二元的評価はすごくアテになります。
なぜなら読者の99%以上が素人だからです。
しかし、彼らのほとんどが作家や編集者にはならないし、その技術の才能もありません。
よって彼らにアドバイスを求めてしまうのはやめておくほうがよいでしょう。

どこを直せばいいか判断してもらいたいなら、少なくとも3次選考までいった人に読んでもらうべきです。
そこまで言っている人であれば、基礎技術的なところは理解していることが多いので
基礎部分について欠けているところがあれば教えてくれるはずです。

あなたは自分の作品を誰に読んでもらっていますか?




関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/1036-9cc7fb04

HOME
広告: