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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

あなたの作品のレベルを判定するセフルチェックを紹介!

いろいろ私事で遊んでいましたら、一ヶ月以上も更新してませんでしたね……。
そこで今回はこのブログが放置されたとしても、自分で自分の作品のレベルを自己評価できるように
基本的なチェックポイントを示しておきますので、ぜひ自分の書いた作品、書こうとした作品のチェックに使ってください。
以前にも似たようなエントリーがあったと思いますが、より簡単にわかりやすくを目指しました!

★ストーリーに関するチェックポイント
【1】あなたの作品は既存の人気作品とどこまで同じで、どこが違っているかを3行で簡潔に説明できますか?
【2】その違いは想定する読者にとって、なぜ面白いと考えますか?
【3】その違いはストーリーに影響を与えていますか?
【4】ヤマ場(クライマックス直前)のシーンを中心に物語を構成しましたか?

★キャラクターに関するチェックポイント
【1】あなたの作品は既存の人気作品とどこまで同じで、どこが違っているかを3行で簡潔に説明できますか?
【2】その違いは想定する読者にとって、なぜ面白いと考えますか?
【3】真の主人公(男性向けラノベならたいていヒロイン)のキャラクターは、その性格でないと物語が成立しませんか?
【4】キャラクター設定を考えたとき、まず個性的で魅力的な性格を中心に物語を選択しましたか?

初心者から中級者までたいていの人が足を踏み外すポイントはだいたいこのあたりですね。
私が教えている創作塾の塾生もこのあたりでよくつまずきまくっては起き上がれない人もいます……
今回は便宜的にストーリーとキャラクターをわけましたが、実際には不可分で表裏一体なものですので
どちらかができていればいいというわけではありませんが、ジャンルによって比重は異なってきます。
本格SFならキャラの魅力とかは二の次とか、ライトノベルならキャラ7割とかそんな感じです。

さて補足として説明を加えておくと、両方とも【1】と【2】は同じ内容です。
これはどちらにとっても当たり前のことだからですね。
既存作品、特に人気作品と同じ部分を持っていなければヒットする要素がないということですから
自分の作品がどこまで人気作品のエッセンスを持っているのか自覚が必要です。
でもそういうことをまるで考えていない人が多数いるので、これを考えているだけでも相当あなたは有利になれます!
さらに人気作品とまったく同じでは意味があないので、どこでオリジナリティをだすかもポイントです。
ただし既存作品がどうなのか、しっかりわかっていないと比較対象もわからないのでどれがオリジナリティかさえわかりません。
またオリジナリティが読者ウケしないなら、それはオリジナリティではなく、ただ誰もが思いつきはしたけどやならかっただけです。
客観的に見て、自分の作品のどこを読者が気に入ってくれるのかも判断材料のひとつです。
特に独り善がりの人が多く、自分の面白いと思ったものはなんでも面白いと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

そして【3】では、せっかく考えたオリジナリティも枝葉末節のどうでもいい設定では意味がありませんよね。
オリジナリティが物語の、そしてキャラ設定の重要な根幹を担っていて、常に物語に影響を与えているのかをチェックしましょう。
よい設定は常に物語に影響を与え、特にキャラクターはその性格でないと物語が転がらないことが絶対条件です。
もし別の主人公(それもあまり特徴のないキャラ)の「性格」に置き換えても、ストーリーが進行できてしまう、
つまり主人公交替が可能ならそのキャラもストーリーもつまらないものであることは間違いありません。
少なくとも新人賞を受賞することはないでしょう。
この置き換えて考えてみる方法をチェックのときにわかりやすいので、ぜひ試してみてください。

【4】は効率的な創作術のひとつで、初心者が誤りやすいミスを防止するのに適切な作法です。
ストーリーは常に逆方向で考えてゆくのが基本で、まず結末であるゴール地点を決めてから物語を逆算すると
無駄もなく、迷走もしないで最短距離が求められるんですね。とても効率的です。
生真面目にスタート地点からはじめてゴールはどこかわからず、どうにもならなくなった経験は誰しもあるでしょう。
そしてゴールとは、いわゆるエピローグでもラストバトルのシーンでもありません!
たとえば主人公が何かの「きっかけ」で最終決戦に挑む決意を固めたところがクライマックスです。
あとに続くシーンはクライマックスを受けての受動的なシーン、つまり演出や表現の違いがあるだけで
どの作品も本質的にはほぼ差はないルーチンですから、ここをゴールにしてしまうと迷走してしまうので注意してください。

さらにキャラについてはまず大胆とかエキセントリックとかそういうリアルな人間にはないほどに
誇張した性格設定を付与してあげるところからはじめるのが、ストーリー同様やはり得策です。
まず性格ありきで、他の付随的な容姿とか能力とかを考えてあげましょう。
まず容姿とか特殊能力なんかを考えてしまうと、たいてい枠が決まってしまうので拡がりがなくなり
どこにでもいるような陳腐なキャラにしかなりません。こういう例は本当に多く素人の作品で見てきました。
まずは、これはという凄い性格設定を見つけましょう。そしてそれは前にも書きましたが最難関のハードルです。
しかし、このハードルから逃げて他の考えやすい設定から考えはじめると、たとえるなら助走距離がどんどん短くなるようなものです。
助走距離無制限と目の前1メートルから跳べというのとでは、どちらが成功する確率が高いか自明ですよね。

そんな感じで新学期となりましたが、改めてセフルチェックしてみて、ダメなところについては最初からやり直してみましょう。
根本的な土台からダメなら、部分的な修正は更なる混乱を生むだけなので、イチからはじめることをおすすめします!
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