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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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作品の個性とは己のコンプレックスを表現すること

こうして長年、小説の書き方などをたくさんの指導してきているわけですが、その中で伸びる人と伸びない人がいます。
その違いは何かというと、端的に言ってしまえば「カッコつけた」とか「ええカッコしい」ものを書こうとする人はまず伸びません!

べつにカッコいい物語を否定しているわけではなくて、創作する際の作者の姿勢がカッコつけているような人という意味です。
具体的に言葉で表現すると難しいのですが、作品を通して「こんなことを書くオレってカッコいいだろ?」的な雰囲気が漂うというのか
作品の中で作者が見栄を張っているような感じというんでしょうかね。こういうのは残念ながらモノになりません。
どう体裁をよくしても優等生的なおもしろみのない作品にしかならないんですね。
作品そのものが漫画に出てくる「真面目ガリ勉キャラ」みたいな感じなので、人気者になるようなタイプにはならないわけです。

では、どんな作品が面白くなってゆくかというと、個性的な作品には可能性が大いにあります。
そして、その個性とはどこから来るかというと、それこそが作者の「コンプレックス」にあるといっても過言ではありません。
しかし普通の人は自分の弱みを見せるようなことは嫌いますし、それをおおっぴらにするなんてことしませんよね。
でも、こと創作において作者にはそれが大いに求められていて、それができる人は可能性が高くなるのです。
いくら作中で自分のコンプレックスを表明しなさいと言われても一定数の人はプライドが邪魔して絶対できないんですよ。
人それぞれの性格なのでそれが良いも悪いもありませんが、あいにくそういう人は作家には向いていないだけのことです。

たいていの自慢話より失敗談のほうがおもしろいしウケるのと一緒です。
作者の持つコンプレックスをいかに作品の中に織りこんで、それを笑える話、哀しい話などにもっていくかが勝負なのです。
そして、あなたの描くコンプレックスに読者たちが同調することでキャラなりストーリーなりに感情移入してくれるのです!

そもそも学校のクラスなどで中心になるような人気者の話って、そもそもそういう失敗談をからめたものが多くないですか?
ときに自分は傷つきたくないので、その役目を一方的に「いじられキャラ」に押しつけてしまう中心人物もいるでしょうが
真におもしろい人だと思われているような人は、たいてい自分の失敗談やらコンプレックスをあけすけに語ることで
周囲の人たちの笑いをとったりしています。それでいて失敗しているからと蔑まれるどころか一目おかれてますよね?
逆に話のおもしろくない人というのは逆に弱みを見せようとしないで話すため、笑いのないつまらない話になりがちです。
自分の弱みを見せないことはできても誰からも尊敬されるどころか軽く扱われてしまったりするわけですよ。

友達同士の会話も小説も根本は同じなんですね。
要は聞き手や読み手の関心をどうやって得るかにかかっているわけです。
あなたは話のつまらない人間に、そして書き手になっていませんか?
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