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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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#とら婚 話題のオタク婚活とら婚を徹底解剖(2)

今回はとら婚以外のオタク婚活について紹介してみましょう。
オタク向け結婚相談所は【とら婚】のみですが、婚活パーティ形式は2社、婚活サイトは1社が中心となっています。

■オタク向け婚活パーティ

まずは婚活パーティですが、オタク専門をうたっているのは【アエルラ】と【アイムシングル】の2つです。
特徴としてはアエルラは評判も良い感じで秋葉原を拠点に東京中心に週末や平日夜に婚活パーティを開催しています。
アイムシングルのほうは評判もまずまずで全国展開しているので地方在住者には強い味方でしょう。
どちらも婚活パーティのシステムや進行方法は一般的な婚活パーティとも大差はないようなのですが
参加した人の感想ではサービスの質では今のところアエルラのほうが上回っているという意見が多かったです。
個人差があるので、どちらがよいかは参加してみないとわからないですし、参加してる人はたいてい両方とも行っているようです。

オタク向けを含め一般的な婚活パーティの進行としては以下のような流れになります。
たいてい参加者の年齢で参加できるパーティが決められており、さらに趣味や職業などで分類されて開催されます。
参加者数はたいてい男10人、女10人の定員なのですが、女性のキャンセルが目立つ傾向にあるそうです。
参加費は男性で5000~8000円くらいで、女性は数千円なのですが割引などで実質無料になることが多いようです。
ただし男性が医師・弁護士・経営者限定みたいな特殊なパーティだと参加費は男女逆転します。要は需要と供給の関係です。
進行としては、事前に記入した年収や趣味などを記入した自己紹介シートを手にしながら
いわゆる「回転寿司」といわれる異性全員と5分ほど会話するトークタイムが設けられていまして、
そのときの印象から好意がある、興味のある異性の番号を専用のアンケート用紙に記入して提出します。
その結果をパソコンなどで集計して結果をプリントした中間結果の紙を各参加者に渡して後半戦がスタートします。
中間結果の紙には誰が自分の番号を書いてくれたのかということと、自分が指名した相手がどのくらい人気があるのかなどが
記入されているので、これを参考にフリータイムで誰と話すのかを決める判断に使います。
フリータイムは10分程度を3~4回くらい行うことが多いようですね。連続で同じ人に話しかけないなどのルールもあるようです。
そして最後にまた紙に希望する相手の番号を3人まで記入して、双方が合致すればめでたくカップリングということになります。
カップリングの確率はだいたい2~4割くらいが多いようですね。男女10人ずつなら2~4組といったところでしょう。
ただし男性は会費も高いこともあり3位までとりあえず埋めますが、女性の場合は気になる人がいないと白紙提出も多いようです。
またたいして好意はないけどひとりで帰るのは寂しいということでとりあえずカップリングだけするなんて人もいるとか。
とはいえ、たいていはカップリングしたら帰りにお茶くらいはすることが多いようですね。
ですからカップリングしたといえど、この段階では恋人ではなくまだお友達程度の関係といえるでしょう。

オタク婚活パーティは大人気のようで、予約は1ヶ月前でもすぐに枠が埋まってしまうようです。
ただしドタキャンで人数が一定数を下回ってしまうと一部返金で対応していることが多いようです。
オタク向けパーティだと参加者層は女性は地味めだけど普通の感じの人が大半だそうですが
男性は地味ながらオタクっぽくない感じの人と見るからに漫画にデてきそうなオタクと両極端な感じが多いとか。
『ルポ中年童貞』によると、10年くらい毎回欠かさず婚活パーティに参加している人もいるんだとか。
ちなみに1回もカップリングはしていないとのこと。さすがにそれは極端な例ではありますが
行き慣れてくると、この前も見かけた男女の常連がわかってくるらしいですね。
この前、カップリングしてたのにまた来てるよみたいな感じとか、一度カップリングしてダメだった人と
また回転寿司のときに話さなければいけないとか、なかなか苦しい場面もあるようですねw

■オタク向け婚活サイト

オタク向け婚活サイトとしてはパーティのアエルラと同じ運営の【アエルラ】があります。
インターフェイスは一昔前のmixiライクなSNSっぽい作りで男女とも読んだりコメントできる日記を書くこともできます。
基本操作は興味のある異性にアプローチ(SNSでいう友達申請、マイミク申請)をすることで
それが相手に受け容れられると双方でメッセージ交換をすることができるというシンプルな仕様です。
ただし自分からアプローチをするには有料会員である必要があり、男5000円、女2000円の月会費がかかります。
そのため男性はほとんど有料会員ですが、女性はアプローチを受けるのみの受け身な無料会員のほうが多いようですね。

オタク向け婚活サイトということでアニメやゲームなどの趣味を記入するプロフィール欄が豊富なのが特長でしょうか。
それ以外はこれといって他の婚活サイトと画期的に異なるポイントはなさそうですね。
システム的には異なりますが、中の会員は結構オタクの特徴が出ているという話も聞きます。
基本的に交際経験がない男女が多いのと、一般的な婚活サイトより年齢層が男女とも若いそうです。
ただそれだけに婚活サイトとは言いながらも、すぐにも結婚したいというような人はそれほど多くなく
どちらかというと結婚も視野に入れながら恋愛したいみたいなのんびりした雰囲気があるようですね。
実際に会うまでの段階に進む人は男性なら7割くらい、女性なら望むならほとんどの人が可能でしょう。
そこから付き合う確率となると確率は1割未満となるかもしれません。手軽ではありますが成功率はあまり高くないようです。

■オタク婚活のコストパフォーマンス

主要な婚活媒体である3つのスタイル(結婚相談所、婚活パーティ、婚活サイト)のコストパフォーマンスについて比較してみます。
まずはどのくらいの費用が実際にかかるかについて算出していきましょうか。

とら婚の場合、無料プランや格安プランがありますが、どちらかというと婚活パーティ、婚活サイト的なサービスでしかないので
標準的な結婚相談所のサービスの受けられる「オタク応援プラン」を基準に計算していきましょう。
活動期間は1年間と仮定してみますと、まず入会金と月会費が12ヶ月分、そして成婚料がかかりますので
男女とも入会金15万円、12ヶ月分の月会費が18万円、成婚料(ペア1組につき)20万円となります。いずれも税抜き価格です。
とら婚では他の結婚相談所にあるお見合い料(1回1万円程度)のようなものは記載されていないので無料なのでしょう。
ただし他で相手が見つかったときの返金制度はないので途中解約のような払い戻しはないようです。
他にプロフィール写真は通常プロに撮ってもらうことが多いので別途1~2万円くらいかかるようです。
そうすると、成婚料抜き、つまり出逢えなくても男女とも税込み40万円くらいの予算が必要になります。
そして成婚料はペア1組につきかかる費用ですが、たいてい男性が払うことが多いそうですので、
以上から算出すると、相手が見つかった場合は、だいたい男性で約60万円、女性で約40万円くらいお金がかかるようです。
その代わり出逢える確率は5~6割くらい他の媒体と比べると格段に高確率の設定になっています。

パーティ形式のアエルラでは1回の参加は男性は7000~9000円、女性は2000円で割引を使えば実質無料になります。
週末を中心に月に2回、1年間参加し続けたとするなら計24回の参加費は男性約20万円、女性は0~5万円となります。
その間、出会える異性の数はキャンセルや重複を考慮するなら200人前後になりそうです。
とら婚の上記プランだと紹介される上限値は156人なので人数的にはほぼ同じくらいと考えて差し支えないでしょう。
ただし結婚相談所の場合、自分が興味ある異性や相談員がおすすめする異性についてのみの人数ですが
婚活パーティでは完全にランダムですから回によっては好みの異性が1人もいなかったなんてこともあるかもしれません……
それを考えると好みの異性が平均してパーティ参加者全体の3割くらいとすれば約70人とかなり少なくなってしまいます。
単純に料金を人数で割るなら、とら婚は1人2500円、アエルラ(男)は1人2800円ということで大差ない感じですね。
女性なら時間さえ都合がつけば非常に格安で活動できるので、かなり活動しやすいスタイルとなっていますよ!

婚活サイトのアエルネの場合は、男性は月会費5000円、女性は2000円、別途ポイントが課金制となっています。
ポイントはログインするだけでももらえるようなので、特に購入しないといけないものではないようですのでここでは無視します。
同じく1年間の活動で男性は6万円、女性は2.4万円と最も格安で活動できるのがウリとなっています。
ひたすらアプローチを待つだけの無料会員もありますが婚活としての成果は期待できないでしょう。
写真も結婚相談所とは異なり、自撮りやスナップ写真くらいでよいので特に月会費以外のお金はかかりません。
アプローチする人数に制限はありませんが、システム的に必ず会えるという保証はありませんし
アドバイスしてくれる人もいなければ気にしてくれる人もいませんので完全に自己責任で独力で活動することになります。
そのため会える人(特に女性)は手に余るほど会えるようですが、会えない人はまったく会えないらしいです。
結婚相談所や婚活パーティと比較してみると婚活成果の格差は一番大きいかもしれませんね。
24時間好きなときにいくらでも活動できる反面、アクティブに動かないと何もはじまらないという性質もあります。
要は恋愛や友達作りが目的ではない結婚目的の有料出会い系サイトですので料金相応のサービスでしょう。

以上の結果からコスパだけで考えるなら男性は結婚相談所も婚活パーティも大差ないのでサポート体制を考慮するなら
圧倒的に結婚相談所のほうがお得感が感じられると思います。相手が見つかれば成婚料だって喜んで支払えるでしょう。
また女性はやはり婚活パーティに参加するほうが料金がほぼかからない分だけ断然お得感があります!
ただし時間の余裕がある場合に限りますし、意外と毎回着ていく洋服でそれなりのお金を費やしてしまうかもしれません。
婚活サイトは料金的にお手頃でもあるし、婚活初心者がお試しでやってみるにはいいと思いますね。


次回はさらに突っ込んでどんなタイプの人がどのスタイルの婚活に向いているかについて考えてみたいと思います。
最近、ラノベ創作とはかけはなれてはいますが、ラノベファンが高齢化する中で婚活が題材となるラノベも出てくるでしょう!
実際に現実の婚活とは趣きが違いますが、婚活がテーマの作品もすでに登場していますし、知っていて損はないはずです。
自ら体験してみて、それを作品にするのもいいと思いますよ。婚活体験記のコミックはかなり増えていますしね。



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