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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ネットの普及こそ恋愛を阻むもの【前編】

最近はネット婚活なんていうサービスも多くなってきてきました。
そんなニュースを聞くと、ネットの普及により出会いの幅が従来より拡がっているように思えて、よくよく考えてみるとインターネットの普及は結局のところ男女間に出会いにおける格差を生んだだけなのではないかと思えてなりません。

昭和の頃はいわゆる「全婚時代」というくらい適齢期になると結婚するということが当たり前で、その割合は本来同性愛者が占めているべき割合(8%程度)を越えての90%以上の高水準でしたから、たとえ同性愛者であってもしかたなく結婚していた時代でさえありました。
どんなヤバい人でもなんとか結婚できた最後の時代だったわけです!

翻って現在はどうでしょうか?
インターネットが若い世代にとっては当たり前のものとなり、SNSなどにより一昔よりは圧倒的に人と人とのつながりは増え、またつながりやすくなっています。
その昔は、それこそ学生時代の友人関係が職場関係の人間、およびその紹介くらいしか男女の出会いってなかったわけです。
趣味の会とかナンパで出会うというのは今も昔もあるにはありましたが、今よりもずっとマイナーでした。
ナンパをするにしても繁華街あるいは夏のビーチ、冬のスキー場といったスポットに足を運ばなければなりませんでした。
かつて猫も杓子も海水浴やらスキーやらをやっていたのは、物理的に男女が出会うチャンスをできるだけ増やすことが主要な目的で、べつにみんながみんな海水浴やスキーが好きだったわけではなかったんですよ。
よってナンパするのにネットにより物理的に集まる必要がなくなるのと反比例して、これらのレジャーは一気に下火になりましたよね。

そして、さらにそれ昔となると、お見合い結婚ということになりますが、お見合い結婚が恋愛結婚と逆転するのは遅いのか早いのかわかりませんが1960年代半ばです。
現在は恋愛結婚が95%に対してお見合い結婚は5%ほどと圧倒的に少数となっていますし、本来の近所の世話焼きおばさんや親族の勧めによる「お見合い」は80年代には既に死語となってしまいました。
いまお見合いというとTV番組『ねるとん紅鯨団』によって一般化した”お見合いパーティー”(後のカップリングパーティー)や結婚相談所のようなものじゃないでしょうか
。この出会いのかたちもネット全盛の今ではすっかり下火になってしまいましたが……婚活市場では細々と続いているようです。

さて、ほぼ全ての若者が携帯電話を持ち、Eメールを使うようになり、iモードなど手軽なインターネットコンテンツが普及すると、まず最初に盛り上がったのは、もちろん「出会い系」でした。
それまでも文通やテレクラやダイヤルQ2などの出会い系サービスがありましたが、その手軽さ、敷居の低さには勝てるはずもなく一気に衰退してしまい、今では出会い系といえば「ネット」を利用したものを意味しているくらいです。
余談ですが最初の大規模な出会い系ツールはリクルートの雑誌『じゃマール』でした。
当時はもうケータイこそ普及していましたが、まだネット環境はほぼなかったので、数百円でこの雑誌を買って、そこに掲載されている何千名もの個人やサークルなどの「友達(仲間)募集」の記事(基本無料掲載)から気になる記事に対してリクルート宛に手紙を送ると相手に転送して届けてくれるという今のネット出会い系と同じながら完全にアナログなシステムでした。
この雑誌も後続のネット出会い系に押されまくり、その後、紙媒体からネットに移行しましたが今はもうありません。

そんな過渡期の時代を経て、恋愛結婚が主流となり交際相手は自分からゲットしてゆくことが求められる時代を協力に後押しするようにインターネットは誰にも平等にそしてどこまでも広く出会いの場を提供してくれました。こ
の傾向はmixiが廃ったいま、FacebookやTwitterが他のSNSにとって代わられたとしても普遍であり続けるでしょう。
なぜなら男女の出会いを求めるニーズは絶対なくならないからです。

しかし、そんなネットによる出会いの拡大化は万民を幸せにすることなく、逆の結果を生み出す結果になってしまったのです。
どうしてネット出会い系は多くの人を不幸にすることなってしまったのかという理由は次回に述べたいと思います。

つづく


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