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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ネットの普及こそ恋愛を阻むもの【後編】

前編からの流れとして、ネットの普及により時代はネットでの出会いが一気に拡大化しました。
日本はおろか全世界にまで出会いの可能性は広まり、それまでは知り合うことがとうてい不可能であった人たちと交流をもつチャンスを全人類は手に入れたのです。
しかし、ここまで交流ネットワークが広がりながらも、実際には恋愛という意味では阻害されてしまい、従来よりも出会うことが難しくなってきているというのが、この記事の主旨なのです。

では、どうしてこんなことになってしまったのか考えていきましょうか。
そもそも人は恋愛や結婚する相手にどんなことを求めているのかということを考えると、だれでもいいというわけではないですよね。
どんな人にも相手に求める条件があるのです。そして、その条件に満たない相手とは無理に付き合ったり、結婚したいとは思わないわけです。
これに拍車をかけているのは、男性側からするとアダルトコンテンツの氾濫であり、女性側からすると社会的地位の向上だったりします。
昨今は美容整形技術の向上などもあってAV女優(セクシー女優)はアイドルでもおかしくないほどの綺麗な女性で溢れていますよね。
そんな綺麗な女性たちの露わな姿を無料かつ手軽にいくらでも視聴できるわけですから、リアルに付き合わなくても性欲は満たせるのです。
かつて性欲を満たすには高い対価を支払う風俗か、恋愛や結婚するしかなかった状況ですから庶民としては性欲を満たすためにも結婚というものへの意欲が強く、相手女性への妥協も多かったわけですが、それはもはや意味を失ってしまいました。
また女性側としては独身女性が独りでも暮らしていけるだけの収入を得ることが可能な社会となり、昔のように暮らしが立ちゆかないから生活の糧を男に頼るべく結婚を焦るといったことはなくなり、あえて条件の悪い男性と結婚する必要もなくなりました。
また女性向けアダルトコンテンツが充実しだしたのも一要因でしょうか。

男女双方が無理して恋愛や結婚をする必要が希薄になりつつある中、システムとしての【出会い系】は今この瞬間もどんどん拡大していっているわけです。
そうした拡大した環境下で出会うきっかけが誰しも平等に提供されるということは、つまり実社会での身の回りにはいないような高水準のライバルたちもまた自分と同じ土俵に立ってしまうということになってしまったわけです。
相手の求める条件に合わない場合は完全にスルーされてしまうという弱肉強食の性質が強化されてしまったわけです。
出会い系サイトではやはり好みの差はあれどイケメン、美人が圧倒的に有利であり、そんな上位者がネットでは尽きることがないかのごとく無数にネットに現れ続けています。
条件のいい人からマッチングしてゆくと仮定した場合、実社会なら学校のクラス、サークル、会社など限定されていたので数に限りがあったでしょうから上位者ではなくても、そのうちチャンスが順番に巡ってきた可能性が高かった。
しかし圧倒的に上位者が多数いる場合、そこそこの者に巡ってくる順番はかなり厳しく、いわゆるブサイクにとっては永遠に巡ってこない順番待ちになります。

下世話に言ってしまえば、イケメン、美人はネット出会い系においては、その気さえあればウハウハの入れ食い状態となり、その恩恵を最大限に享受できることができるようになりました。
このネットの恩恵はシステムの規模の大きさからそこそこの中位者くらいにまでは従来よりもずっと多くの出会いの場を提供し続け、今後もその傾向は続いてゆくことでしょう。
しかし一方で出会いのマッチングは中位者あたりで打ち止めになってしまうので、下位者にチャンスは巡ってくることはもうありません。

でも理論的にはブサイクなら同じレベルのブサイクと付き合えばいいじゃないかという暴論もあるでしょうが、上でも書いた通り、条件のよくない相手と無理して付き合うこともないという、悪い意味での目の肥えてしまった人たちの「あきらめ」が増加していることからも、お互いにマッチングしようとはしない、かえってそのような相手を嫌悪さえする傾向が見受けられるわけです。
まさに自由主義そのものです。
すべての人に機会は平等に与えるが本人の資質や努力により結果には雲泥の差が生じてもやむなしであると。
反対にお見合い結婚が盛んだった頃こそ、システム的には社会主義的だったんだなとつくづく思います。
双方の家柄や格式などで相手は限定されるものの(同性愛者にですら)半強制的に異性の結婚相手が提供されていたわけですから。

今後もネットも出会い系も衰退することはないでしょう。
その時代ごとに最適の形態をともなって出会い系は進化してゆくことになります。
そしてその甘美な恩恵は上位者ほど優遇され、下位者は完全排除されてゆくことになります。
こうなってしまうと一夫多妻あるいは一妻多夫のような結婚ではない限り歪なマッチングを生じさせ格差を拡げていきます。

あなたはこのようなネットによりますます拡大する恋愛格差をいかに生き抜きますか?
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