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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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絶版回収へ 俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長

つい最近もラノベりあんでも話題にしましたが、例の盗作騒動は絶版回収で決着がついたようです。

ときを同じくして、パチモンサミットにも参加していた日昌晶なわけですが
昔のおおらかな著作権意識から、時代の流れとして厳しくなってきています。
ここで、今回のどこが盗作だったかなどの検証は他のサイトに任せまして
今回は将来的な著作権な方向性について書いてみたいと思います。

今後はフリー時代を迎えるにあたり、著作権ビジネスは確実に希薄になってゆきます。
小説を含め、漫画もアニメも映画も著作権だけでは儲からなくなるのです。
現在、その最先端をゆくのが音楽業界というのは、ご存じかと思います。
昨日、ニュースにもなっていましたが、HMV渋谷店も8月に閉店になるとか。
1枚の原価が数十円でしかないアルバムを3000円といった値段で売ることで成り立つ
音楽業界の著作権ビジネスは崩壊に向かっているのです。
中国やブラジルが先鋒となり、アメリカにも浸透しつつあるように音楽は”無料”になってゆきます!
そしてCDという存在は、もうそれ自体が商品ではなくなり、販促ツールとなってゆくのです。
正規品だろうが海賊版や違法DLだろうが、その音楽をできるだけ多くの人に聴いてもらい
そのアーティストのファンになってもらい、ツアーやライブの入場料、またはグッズ販売によって
利益をだすという新しいビジネスモデルに移行しています。

書籍も紙から電子書籍になることでコストが極限までゼロに近づいてゆき、
さらには違法DLの圧迫もあって、やがて無料へと移行するでしょう。
もうこれからは出版社は本を売ることで儲けることはできなくなるし、
そうなれば作家も出版時の印税では食べていけなくなります。
出版社も作家もビジネスモデルを大きく転換してゆかなければならなくなるでしょう!

かつて明治時代、まだ本がベストセラーになったところで1000部やそこらの同人誌規模だったころ
往年の文豪たちはどうやって稼いでいたかというと、もちろん印税ではありませんでした。
ひとつは夏目漱石のように新聞での小説連載といったかたちで仕事を請け負うこともありました。
また芥川龍之介のような人気作家ならば、日本全国を飛びまわり各地で講演して稼ぐ人もいました。
あるいは事業として版元になって小説雑誌を編集、出版するという手もありました。
今では作家といえば、あたりまえのような印税生活ですが、ずっとそうだったわけではありません!

ビジネスモデルは時代によって常に変化してゆきます。それは出版業界も同じです。
来たるフリー時代には、もう知的所有権を持っているだけで、お金が入ってくる時代は終わります。
マネタイズするには、著作権だけでなく、もう一工夫しなければいけなくなるのです。

とはいえ、著作権がなくなることはありません! なくなるのは今の著作権ビジネスです。
無料化時代には正規品も海賊版もゼロ円だからビジネスとして意味をなさなくなってしまうわけですが
それだけに将来の著作権は無断コピーではなく、無断改変や剽窃に対して厳しくなってゆくでしょう。
作品は今のような商品としてではなく、作家自身のブランド力そのものとなるのですから当然です。
なにせ盗作者は特定しやすいので、不特定多数の海賊版の取締とちがって確実に処罰されますよ。

くれぐれも盗作はやめましょう。すぐにバレて身を滅ぼすだけです。
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