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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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AKB商法のなにが悪いのか?

マスコミ報道ではアイドルオタクを食い物にする秋元康ゆるせんみたいな論調もありますが
ここはあえてAKB商法の擁護をしてみたいと思います。

まずAKB48には、TO(トップオタ)なる数千万円から消費する熱狂的ファンがいるのは事実です。
彼らは何百回と公演に足を運んだり、”推しメン”というひいきのメンバーを盛りたてようと、
今回の総選挙でもCD付き投票券を何百枚と購入したりといった異常消費が
マスコミによってクローズアップされて、非難されているわけなのですが、はたしてそうでしょうか?

今のAKBファンは昔のアイドルファンとはちがって推しメンに何千万円注ぎこもうと、
絶対に付き合えないし、まして結婚なんてできないということも承知のうえです。
結婚や交際をちらつかせて散財させるなら法的にも道義的にも問題がありますが、そうではありません!
すべて承知のうえで、それでも多額の消費活動を行っているのです。
彼らはどちらかというと育成ゲーム的、あるいは女性のホストへの入れこみに近い感覚で
自分の力で推しメンをトップに立たせてあげたいという応援の気持ちから消費しているだけなのです。

それにちょっと前までは新人女優などにはパトロンというのが長い間つきものでした。
これは洋の東西を問わず、芸者だろうとバレリーナだろうと、みんなパトロンがいたんですね。
パトロンは人気が出る前の女優などに多額の支援を行い、ほとんどの場合、男女関係もありました。
倫理的にいけないと叫ぼうが、それがずっと昔から続いてきた伝統だったわけです。

しかし最近になってアイドルを売り出すための資金はプロダクションが肩代わりすることになってきて
ようやくパトロンの影というものが薄れてきたわけなのです。
もちろん新人プロモーションにかけるお金が、すでに個人では担えないほど高額になってしまったために
特定のパトロンだけでは資金を負担しきれなくなってしまったという側面もあるでしょう。

ところがネットの普及によりCDの販売数も減り、音楽業界の収入も激減してしまいました。
せっかく築いた従来の方式も体力的にもつらくなってきてしまったわけです。
そこで自然発生的ではありましたが、新時代のパトロンとして登場してきたのがTOなのです。
とはいえ、億単位でかかるプロモーションを支えるほどの財力はありません。(1人を除いて)
ですから、ここで競馬には前々からある”一口馬主”のようなものとして
TOもまた推しメン1人を共同負担する”一口パトロン”となってきているのです。
一口パトロンである以上、ミニ株に株主優待がないのと同じく、かつての男女関係もありません。
そのかわりサインや握手、一緒に写真撮影などの代替行為が用意されているのですね。

つまりAKB48の熱狂的ファンについては、単なる一顧客としてとらえるのではなく、
数多い献身的なパトロンのひとりであることを前提とした視点で見るべきでしょう。
顧客として考えれば、たしかに「搾取」だったり「カルト宗教的」に見えるかもしれませんが
パトロンとして考えれば、億からかかる資金を、多数でシェアすることで
たった数十万、数百万といった少額からパトロンになれるなんて昔に比べたら夢のようではないですか!

従来の視点からのみ物事を見ず、常にあらゆる視点から物事を多角的に認識しようとすれば
都合のいい偏向ばかりのマスコミ報道にも騙されることなく、事実が見えてくるでしょう。
これは小説を書くときにも応用できる技術なので、ぜひ習慣として身につけてくださいね。
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