L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

あなたのキャラは動いていますか?

よくキャラが勝手に動いて、ストーリーを動かしてくれるなんて表現ありますよね。

あなたの作品では主人公キャラはよく動いてくれていますか?
「はい」と言ってもらえると、今回は特に教えることもないのですが
ちょっと勘違いしている人もいるので、今日はそのことについて書いてみようと思います。

キャラが動いてくれるという意味は「暴走」ということではない!

わかってるとは思いますが、暴走しちゃってる人のほうが多いんですよね、残念ですが。
一見すると区別がつかないんですが、暴走している作品はつまらないのが特徴です。

まず暴走している作品は作品のメインテーマやストーリーラインに関係ないところで活躍しだします。
主人公のどうでもいいシーンでキャラが立ちすぎちゃって、本筋に戻すのが大変だったなんてことは
長編を一本でも完成させていれば経験することかと思いますが、これは明らかに暴走です。
そして読み返してみると、あれだけノリノリで書いていたはずなのに、
自分が情けないくらいつならないシーンだったりしますよね。そういうものです。

キャラ立ちするならストーリーの核心部分であるほうが望ましいですし、
いわゆる遊びのシーンであっても本筋に即したものでなければなりません。
なぜ、こういうことが起きるかというと、いちばん多い原因は主人公と物語が合ってないから。
もっと言うなら主人公の設定が曖昧だったり凡庸だったりしたがために
軸がブレてしまってストーリーラインに上手く乗らず、そもそも適合していなかったというわけです。

ちゃんとキャラ立ちする主人公が設定できていれば、普通はそれに見合った面白いストーリーが
おのずと思い浮かんでくるものなんですが、その基本ができていないんですね。
列車の設計で車軸の幅さえ決まっていない段階で、レールを敷設して、
その上を走らせようとすれば脱線するのは目に見えているわけですよ。

キャラが動いてくれるという意味は、べつにキャラが勝手に面白いストーリーを作っていってくれるなんて
他力本願で安易な方法ではないということは、しっかりと認識してください。
「キャラが動く」とは、別の言い方をすれば「キャラの選ぶ選択肢に法則がある」ということです。
エピソードのポイント、ポイントにおいて困難に陥る主人公が選択することができる行動は
作者的にいくつか提示できるわけですが、「キャラが動く」となんの迷いなく一択なんですよ。
このキャラが、こういうシチュエーションに直面したら、もうこの言動しかありえない。
だから、そう動かさざるを得ないんだ、という確信によってキャラが勝手に動くと表現しているんですね。

まちがっても作者の思いつきでキャラがその場しのぎの行動や会話をすることを
作者がノリノリで書き進めてゆくということではありませんよ!

もしまちがった認識をしていたとしたら、今日から改めてください。
そして、もう暴走させないようにしてくださいね。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/148-ac820358

HOME
広告: