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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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やさしく語れないやつは無理

これは会計士とか行政書士とか士業関係のセミナー講師の話なのですが
こういった資格系セミナーの人気講師の話を同じ同業者が受講すると、
たいてい歯がゆい思いをするそうです。

「人気講師というからには、もっと凄い話を聴けると思ったのに、話の内容は普通すぎてがっかりだ。
これなら俺のほうが、もっと専門的なことまで突っこんだ話ができるぞ」

――なんて思ってしまうそうなんですよ。
でも、いざそういう人が講師をやることになっても、ぜんぜん人気がでないんですね。
それは彼が勘違いをしているからです。
まずセミナーの受講者は同業者のプロじゃないってことです。
受講者はクライアントになるかもしれない素人さんなんですね。
だから、いくら専門的な話をしたところで、そうそう理解してくれるはずもないのです。
難しい話をしても相手がわかってくれないから、退屈だし、人気もでないんですよ。

人気講師というのは、そのへんを熟知しているからこそ、同業者には当たり前の初歩的な話しかしませんが
より理解してもらうために、具体的例やたとえ話などを交えて、おもしろおかしく話しているわけです。
実は人気講師は受講者に対して、プロとしての専門知識をあますところなく伝えるから人気なのではなく
わかりやすく伝える話術ゆえに人気講師たりえるのですね。
そこが人気講師のタレント性なのです。

これは小説にも言えます。
俺はこんなにこの分野に詳しいんだとばかりに専門知識をひけらかしたくなる気持ちは
同じ作者としてよくわかるのですが、それでは読者はついてこないのです。
多くの読者は、よりわかりやすく平易に、よりおもしろいストーリーを紡いでくれる
そんなタレント性のある作者のファンになってくれることが多いんですね。

ですから、もし作家として鍛えるなら知識の量ではなく演出方法を優先すべきです。
あなたの頭の中に演出方法のライブラリーを豊かにすることこそが、おもしろい作品を描く近道となります。
そして素晴らしい演出を駆使することで、いかに深淵で重厚なテーマであっても
読者の興味を惹くドラマチックな展開やどんな読者が理解しやすい平易な文章を使うことで
作者の思惑をできるだけストレートにわかってもらえるように心がけていきましょう。

さて、あなたは読者にやさしく語りかけていますか?
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