L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ライトノベル作家は絶滅する!?

 インターネットの普及もあり、動画サイトが合法も非合法も花盛りとなった昨今、既存メディアの収益構造は大きく変化してる。例えば、アメリカでは新聞社が次々と潰れてる。わざわざお金を払って新聞(しかも大半は夕方に郵送されてくる)を購読しなくても、新聞社のサイトに行けばリアルタイムでより多くの情報が手に入るのだから当然だ。日本だって新聞社の赤字経営が明るみになった。購読者は減り続けてゆくなかでネット広告は巧く機能しておらず、新聞社が効率よく収益をあげられるビジネスモデルを未だ確立できてないのだ。

 これはテレビ局も同様、民放では放送事業自体はどこも大赤字だ。不動産事業などサイドビジネスでどうにか黒字を出している局があるくらい。なんといってもCMが売れない。投げ売り価格なのにぜんぜん売れないのだ。そういえば最近、北朝鮮関連のニュースが少ないと思わないか? 一時期はどうでもいい北朝鮮ネタがニュースにワイドショーに取りあげられていたのに、ここにきて「すわテポドン発射か!?」かという重大ニュースがあるのにテレビではどうでもいいWBC報道ばかり。ちょっと考えればすぐわかるけど、このCMが売れない時代によく流れているCMは何かってこと。この前までガンガン流れていた消費者金融も年利40%の暴利を貪っていたのが法改正で18%まで引き下げられ、さらには過去にさかのぼっての過払金返還訴訟、追い打ちかける金融危機で資金調達まで苦しくなってCMどころではなくなってしまった。そして今の時代に流れているのは携帯電話と……そう、アレだw そしてあの産業の経営者の7割以上が北朝鮮籍の方だ。残るほとんども韓国籍で、中国・日本籍の経営者は数パーセントしかいない。だからテレビ局も数少ない大事な大事なスポンサー様を刺激するようなことはしないわけだよw

 閑話休題。ここで本題になるけど、出版事業の収益構造だって今後めまぐるしく変化するだろう。amazonは目聡くアメリカで電子ブックKindle2を発売、さらにiPhoneにKindleのアプリまで提供することになっている。Kindle2は通信機能があって本をダウンロードやWikipediaへのアクセスにかかる通信費はamazonが全て負担するとか、常に連携するiPhoneとのしおりの同期機能もあるようだ。当分、日本での発売は未定なんだけどね。つまり違法アップロードも含めて将来的には書籍も電子媒体への流れが強まるだろう。もし書籍電子化が一般化された場合、誰もが印刷コストをかけずに気軽に出版することが可能になるわけだ。売れ残りの心配もないからリスクもほとんどなし! これにより今まで出版社と作家が独占していた書籍化、書店販売の権益が崩れてしまう。ちょっと前からのケータイ小説ブームなんかがその兆候を見せているよね。出版社を通さないで一個人によるベストセラーが登場する可能性もあるってことだ。

 それとライトノベルに特に関わってくるのが、もう一つ! アニメもそうだけど書籍も違法アップロードが横行すると、当然のなりゆきとして本が売れなくなり、印税も激減……。これでは作家は生活できなくなり、必然として作家は絶滅するしかないだろう。これはお隣の韓国に実例がある。そう、韓国のゲーム機産業はコピーの氾濫で壊滅してしまったのだ。今でもDSのマジコンが小学生にも一般化していて普通にゲームソフトを買うやつはバカだと思われている。中国だって同じ。残念ながら、この流れは規制強化しても変えられない。悪いやつはどんなことをしてでもタダでできる方法を見つけだし、あっというまにネットに情報が広がってしまうのだ。これを規制しても”いたちごっこ”でしかない。

 では、どうすればいいのか? 行き着く先は、もう創り手も無料提供するしかないだろうw アニメもマンガもラノベも完全無料! コアなファンだけが、これまでどおりDVDなり本を買えばいいという姿勢だ。じゃあ、どうやってクリエイターは儲ければいいのかということになる。この答えを韓国のゲーム会社はネットゲームとうかたちで出した。基本無料のネトゲーだ。これなら違法コピーする必要もない。そして特別なアイテムなどに課金することで収益をあげ、そこそこビジネスモデルとして成功した。また中国でもアニメ産業が盛りあがっているが、やはり違法動画が花盛りなので、日本みたいにDVD販売はまったく期待できない。では、どうしているかというと、キャラクターグッズだ。『クレヨンしんちゃん』の版権がパチモノのほうが正規品として認可されてしまった事件を知っている人も多いと思うけど、中国でのアニメ制作会社の収益は、とにかくグッズ、グッズ、グッズ! 子供の日用品、学習用具、衣類、その他キッズが手にするであろうあらゆる物にアニメキャラが付けられるのだ! そうしてコピー商品が市場に出回る前に正規品を大量投下し、パチモノにつけいる隙を与えない。そして、これが現在の中国アニメの主な収入源となっているのだ。ある意味、ディズニー商法とも言えるよねw

 日本のアニメやラノベもそういう収益構図の劇的な転換期が遠からずやってくるだろうことは想像に難くないというか、すでに変化の渦に巻きこまれているのだ。ならば、どうすればいいのか? ギリギリまで追いつめられてから考えていたのでは遅すぎるのだ。著作権の概念さえ皆無の百戦錬磨のアジアのパチモノ軍団にどう対抗してゆくか、今から次世代の斬新なビジネスモデルを考えておく必要がある。そう、ライトノベル作家が絶滅しないためにもだ!
関連記事

コメント

from うーりゃん
上巻だけ発売して、「続きはブログで!」とかw

最近は打ち合わせ時にイラストレーターの人も参加するらしいですね。
まあ、グッズが売れても作家は儲かりませんが。

兼業のラノベ作家ってどれくらい居るんでしょう。

Re: タイトルなし

from UNO
コメントありがとうございます。
グッズに対するパテントは少しですが入ってきますよ。
大量に売れてくれるとバカにならないんですね。

それとライトノベルの場合は専業作家は多くて1割くらいですかね。
よほどのヒットメーカーでもない限りは兼業してるようですよ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/17-2597fe06

HOME
広告:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。