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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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デイリーミー化に対するラノベの未来(前編)

みなさんはデイリーミー(Dairy Me)を知ってますか?

電子書籍などが普及してゆくなどしてインターネットに依存する情報ライフスタイルがすすんでいくと
ネット検索やRSSなどの情報収集の過程において、自分の関心のあるニュースなどの情報しか集めず
それこそデイリーミー、つまり”日刊わたし”といったパッケージが個人個人で生まれてきて
個人ごとの情報が偏ってゆくのではないかという、ちょっと否定的な意味で使われている言葉です。

つまり旧来のマスメディアでは、好むと好まざるにかかわらず、浅く広く情報が提供されていたので
まったくスポーツに興味のない人でも、昨日の試合で巨人が勝ったかどうかくらいは知っていたわけです。
それが最近ではスポーツに興味がなければ、パーソナルフィルターによって完全に遮断されてしまい
野球のルールさえ知らないなんて人も、そう珍しい存在ではなくなってきました。
趣味の多様化なんかも関係して、ますますこの傾向は強くなるでしょう。

そういう風潮にあって政治や経済にまったく無関心の人が多くなることが懸念されているんですね。
べつに政治経済に興味なくてもいいわけですが、そういう人は決定的に損をします。
今以上に入手する情報の格差によって貧富の格差がどんどん広がってゆくわけですから
富裕層にとっては搾取する情報弱者が増えるんですから、もう笑いが止まりませんよ。
しかも、かつての奴隷とちがって自分たちが搾取されているなんて露とも思っていないのですからね。

また得をするのは、なにも富裕層だけではありません。
たとえば手取り20万円くらいしか月収がなくて困窮している人はバカを見ています。
行政に関する情報さえ持っていれば、仕事をしないで遊びほうけることで
働いているとき以上の収入を得られるんですよ。みなさんは知っていましたか?
現在の日本では情報さえ持っていれば、飢え死にもしないしホームレスにもなりません。
だけど、お節介な人が情報の有無で結果が大きく異なってくるなんて不公平だよと騒いでいるんですね。

話題がだいぶそれてしまいましたね。
そんな危険性が潜んでいると囁かれているデイリーミーについてでしたね。
今後、新聞やテレビなどの大規模マスコミが衰退するのと反比例して、デイリーミー化が促進されます。
いま現在でも、すでにデイリーミー化して悪循環に陥っている人もいますけどね。
たとえば、ラノベ作家志望なのにフィルタリングでラノベしか読んでないとかですよね。
そういう人はどんなに頑張っても効率も悪いから、なかなか成功できません。
それは前々から言っていることなので、今回はこのくらいにしておきます。

問題は近い将来の読者なんですよね。
その前にデイリーミー以外に問題視されているのが、若者はネット検索しないという現象です。
携帯電話で頻繁にネットにはつないでいるけど、やっていることはメールやSNSで
自分の友達ネットワーク維持に膨大な時間と労力を注いでいるため外部に興味が向かないそうです。
「若者の○○離れ」はよく話題にもなりますが、これはどこから起因しているかというと
20代男女の消費額自体の落ち込みというのは全世代から見て低いので、お金がないというのはウソで
肥大化する友達ネットワークの維持費がかかってしまい、高額商品や嗜好品の購入ができないそうなのです。

つまり昔なら進学して学校が別々になれば自然と疎遠になっていた友達でも
いまでは携帯電話やSNSでつながっているので関係は継続することになり
さらに気軽に連絡先を交換したり、ネットでの出会いもあって、どんどん友達ネットワークが肥大する。
ネットワーク維持には放置は許されず、定期的な連絡やあって遊ぶのは半ば義務化されてゆく。
こうなると人数が多すぎて均等に友達と遊ぶだけでも、飲食だけでも相当な出費になってしまうわけです。
いわば多くの若者が”友達たくさん貧乏”なっているんですね。

メイン読者層である若者は、もう自分の身の回りのことに精一杯になってしまって
趣味以外の外部情報を入手するということにまで、なかなか手がまわらなくなってしまっています。
そうなると彼らのデイリーミーの情報源は友達からの情報のみに依存するようになるでしょう。

さて、このように変質してゆく読者に作品を読んでもらうにはどうすればいいのか?
つづきは次回に書いてゆきます。刮目して待て!
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