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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

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投稿予定作品が新刊とかぶってしまったら、どうしたらいいですか?

【質問】
新人賞に投稿を予定したアイデアとよく似た設定の作品が出版されてしまいました。

主観的な判断として、類似度は世界観が75%、ストーリーが40%です。
書きたい方向性はまったく違うのですが、概要だけ見れば『パクリ』と
言われても仕方のない筋書きになってまっています。
パクリにならないよう修正をはかるものの、さすがに大軸はずらせません。

やましいことは一片もないから、胸を張って書くべきでしょうか?
あるいは運がなかったと、次の新しいアイデアを考えるべきでしょうか?


【アドバイス】
小説を書いたり、アイデアを練っていれば、必ず「やられた! 先を越された!」と
思うことが一度ならず起きるものです。これは必然です。
とても悔しいですよね。でも特許と同じく先に発表したもの勝ちの世界ですから
このアイデアは俺のだといっても、しかたありません。ここは潔く諦めるしかありません。

とはいえ、どうしても未練が残りますよね。
どうにか改稿できないかなんてことを考えたりしますが、たいてい徒労に終わります。
なぜなら部分的に書き直したりしていると、各所で不協和を起こしてしまい整合性をとろうとすると
最終的には全面改稿となっていたなんていうのがオチで、しかも思ったほどの出来にはならないものです。

それなら、すっぱり諦めて新しいアイデアで書き直したほうが効率がいいんですね。
無駄になった設定やキャラは、いつか別の作品で使えるかもということにして、とっておきましょう。
それにプロを目指すなら1つや2つのボツネタで挫けるようではやっていけません。
アレがダメならコレ、コレもダメならソレと、これでもかと次々企画を連続してだせなければ
プロとして通用する作家にはなれないんですね。これはエンタメ系クリエイターなら絶対です。

たいてい創作スキルが未熟な人ほど、1つのアイデアに固執してしまって
それがもう最高のモノに見えてしまうわけです。
でも投稿したり、編集者に見せたりすると、あっさりボツ……
しかも箸にも棒にもかからない駄作の烙印が押されます。
自分はちがうと思う人ほど、この罠にはまりがちなので注意してください。

今回の質問の場合は、基本コンセプト的には刊行レベルに達しているのでボツネタではないですが
(ひょっとすると質問者のアイデアが王道テンプレを抑えているだけの可能性もありますが)
大人の事情でボツになってしまうことも多々ありますから、不条理でもそれを受けとめ
さらにバネとして、次はもっとおもしろいアイデアの作品を書くぞという心意気で頑張ってください。
これができるかどうかが、プロとアマチュアを隔てる分水嶺のひとつとなっています。
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