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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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照子的ヒーロー・ヒロインの条件 AKR48作家修業日記(3)

夢見照子です。10月2日。某所にて師匠との初・ミーティングでした。
まずは先日提出した「好きな作品ベスト20+83作品」の検証です。

照子熟考中

ベスト20の好き好きポインツを見るに、どうやら私は以下の要素が好きなご様子。

1「心に傷を抱えたキャラがそれを乗り越える」
2「伏線」
3「頭脳線や心理戦」
4「泣けて笑える」
5「キャラクターが魅力的」


ざっとこんな感じらしいのです。

師匠「じゃあそれを具体的に書き出してみようか」

ということでレッツ・ライティング。
いそいそとルーズリーフ1枚分を書き終え、師匠に見てもらうことに。

師匠「まだ漠然としてるね~」

何だって……!?
なので、今度は師匠と一緒に更なる具体的な考察をする事に。

まずは1。心に傷を抱えているキャラ。
これは、見た目のコンプレックスというものが使えないライトノベルにはなくてはならないものだとか。
性格でコンプレックスをつけるしかないそうです。
性格コンプレックスの例としては「優柔不断」「勇気がない」「内気」「弱い」などなど。
私が好むのは「過去や生い立ちでのトラウマ」の「心の傷」なのですが、
それらは性格コンプレックスの原因にもなるので割と無関係ではありませんね。
性格コンプレックスを重視する場合も、どうしてそれを抱える事になったのか?
そしてどうしてそれをコンプレックスに思うのか? と考えるとキャラクターに深みが出そうです。

2の「伏線」は特に掘り下げません。

ということで3。頭脳戦や心理戦。
基本的に、文字で読ませるライトノベルに「必殺技を駆使して華麗に勝利!」は向いていません。
そういう意味では頭脳戦・心理戦はライトノベル向きかもしれません。
弱点を攻めたり、特技を逆手に取ったり、自分と相手の相性を考えて戦術を練るなどと、
読み合いが大切なのです。つまり、天才的要素が必要。
確かに、月とLみたいな天才的な読み合いは見ていて楽しいですものね!(漫画ですが)
そして自分の力を最大限に利用する、つまり「地の利」も必要となります。
これはキャラクターの設定を詳しく考える事により、更に戦術の幅が広がりますね。

次に4-A。笑えて。
「笑えて」とはどういう要素か。
ルーズリーフに書いた1部には「馬鹿で間抜けな人物、言動」「変な人達の掛け合い」とありますが、
師匠は更に「じゃあ馬鹿で間抜けとはどんな行動か。
変な人とはどんな人物か」と訊ねてきました。そこで一緒に考える事に。
まず、「馬鹿」「間抜け」「変」とは知的レベル(学力)が低いのかどうか。
劣等生キャラは数多くありますが、私が挙げたこの3つに学力は関係ありません。
どちらでもいいとも言いますか。特に「馬鹿」「間抜け」は両方で出来ます。
むしろ「馬鹿」「間抜け」という言葉に語弊があるのかもしれません。「天然ボケ」と言い換えましょう。
「天然ボケ」はバカテスの明久みたいな勉強の出来ない真正の「バカ」と、
同じくバカテスの姫路さんのような「勉強が出来るけどどこかおかしい」など、
色々とバリエーションがある訳です。またはメインのキャラクター性ではなくとも、
レギオスのレイフォンのように「優等生だけど色恋沙汰に超鈍感」なども「天然ボケ」に含まれるかと。
テンプレにもなっていて具体例を挙げる必要のない「ドジっ子」も「天然ボケ」ですね。
「ドジっ子」を少し掘り下げます。彼女(女性の方が萌えるので「彼女」でw)はどうして笑えるのでしょうか。
究極にドジを踏んで「どうしよう~、人を殺しちゃった☆ わざとじゃないんだけどね!」
と言われても笑えないので、ひとつに「スケール」が挙げられます。
「失敗がリカバリー出来るものかどうか」も必要でしょう。

ドジっ子の何が笑えて、可愛いのか。「この子にならドジ踏まれても許しちゃうよ!」
と思わせるものは何でしょう。
それを許してしまうまでの「人柄」や、天然キャラに共通する「悪気がない」も必須条件。
悪気があったら天然ではなく小悪魔キャラですからね。
ただ、ドジっ子が笑えて可愛くて萌えてしまうのは、やはり彼女の「一生懸命」なのではないでしょうか。

ここで、師匠の例題。
「普通に歩いていて転んだのと、メイドがお茶を運ぼうとして転んで台無しにする事の違いは何か」
答えは「目的がある(けど失敗した)」でした。
つまり目的があるから「一生懸命」になるのですね。「じゃあ常に一生懸命なキャラは?」
という疑問が浮かんだかもしれませんが、それは常に誰かのためになりたいから一生懸命なのです。
意外と見過ごしてしまうけれど、非常に重要な特徴です。
だから、ドジっ子は笑えて可愛くて萌えてしまって俺の嫁にしたくなるのですね。
ちなみに「変な人」は「勉強が出来るけど変人」のケースが圧倒的ですね。

4-B。「泣けて」
さて、どういうシーンに泣くのか。
まあ鉄板は「愛している人との死別」ですね。
スケールは小さくなりますが「恋人や友人との別れ」なども物悲しいでしょう。
その悲しみを更に強調させるには「目に見えるもの」が必要です。
元々「死」は目に見えないので、その対比として目に見えるものが必要です。
「死別」なら遺品。もしくは「生前いつもいた場所にいない」など。
恋人との別れなら「2本の歯ブラシ」などがよくあるアイテム。
目に見えるものを通して「ああ死んだ(もしくはもういない)んだな」と思わせるというテクニックです。
そして他の泣けるシーンには「すれ違い」なども。
思い込みが原因だったり、相手を思って相手の知らないところで身を引く、などなど。
後者はフルーツバスケットのリンと春なんてまさにそうですよね。
そして読者はもどかしく思いながら「どうやって誤解は甲斐性されるのか?」とそこに興味をもちます。
もしくはキャラクターが可哀想で誤解が解けるよう心から祈るなど。
すっきりと解決された際には「おめでとう」と涙しますね。
他にも「泣けるシーン」には「感動的な話」「人情話」なども。

最後の項目、5。魅力的なキャラクター。
主人公を「憧れタイプ」か「共感タイプ」にする、というのは良く言われる事です。
まずは憧れタイプを掘り下げます。
「何故、彼(今回は少年レーベルを書くための考察なので「彼」で)に憧れるのか」
師匠に問われうんうん唸って考えました。
「こうなりたいから(答えになってませんね)」「かっこいいから(同じく)」
他にも色々と考えましたが、答えは「自分には出来ない(けどやりたい)事をやってくれる。
つまり読者の願望を代わりに叶えてくれる」「カタルシス」でした。
なるほどなるほど。つまり「憧れタイプ」を書く時は単純に「何でも出来てかっこいいキャラ」ではなく、
「こうなりたいと思えるキャラ」を書かなくてはいけないのですね。
共感タイプは「1」で挙げた性格コンプレックスなどを抱えているキャラなど。
共感タイプも、憧れタイプの「読者の願望を代わりに叶えてくれる」は必要でしょうね。
むしろ等身大であるが故に、憧れとは多少違った方向でも、
彼が成長しヒーローになれる様子に胸がすく思いを覚えるのですね。
ちなみに女性が「可哀想な私可愛い」と思うように、男性は「辛い事に耐えている俺かっこいい」
と思うらしいです(師匠曰く) それを癒してくれるヒロインに萌えるのです。
そしてどちらにも共通する「ヒーローの条件」は「優しさ」です。
世の女性に「好みのタイプ」を訊ねた場合も「優しい人」は多いですよね。それだけ優しさは魅力なのです!
冷酷無比なキャラは主人公より悪役に向いていますからね。
ピカレスクロマンじゃない限り主人公は優しさを持っていないといけないようです。
冷たく見えて、実は不器用なだけで本当は優しいキャラ――なんて、女の子がきゅんとくる要素ですよね☆
まあそれは少女レーベル向きですが。

ちなみに「男子に好かれる少女キャラ」も師匠と共に考察してみました。
まあ、まずは美少女キャラでしょう。
必須ではないにしろ、どうせフィクションなら美少女と恋愛したいものです。
でも美少女ではなくても魅力あるキャラクターを書けるのも、文字が主体のライトノベルの醍醐味です。
ですがラノイトノベルはジャケ買いも大きな購入理由になるので、ビジュアルはやはり大きいです。
少なくとも一人は美少女キャラがメインに欲しいですね。可愛いは正義!
しかし「美少女」よりも重大な要素。それは「主人公を好きになってくれる」です。それも「一途」に。
例え主人公が「A子ちゃんとB美ちゃん、どっちを選べばいいんだ~!」
と迷うプチ二股でも、ヒロインは一途でなくてはいけません。

あと、中古もいけませんね(中古の意味が分からない人はそのままでいてね!)
昔書いた作品を知り合いの男性に読んで頂いたところ、ダブルヒロインの片割れが彼氏持ちだったので
「彼氏いなければ好きになってた」「こぶ付きを好きになっても報われない」と言われました。
むむむ、好きなキャラに恋人いたら駄目なのですね。
かく言う私も好きなキャラが子持ちと知って死のうとしたことがあります☆
あと、もはや王道になっている「ツンデレ」はテンプレになるくらいですからやはり人気なのです。
ちなみにツンデレは大概一途で、しかも人当たりが悪い(ツンツン状態)なので
浮気の心配なしという魅力が(師匠談)

それと綾波・長門タイプの無口キャラが人気な理由も師匠からお聞きしました。
なんと……「自分の言う事を何でも聞いてくれそう」「自分色に染めたい」だそうで
(ここには書けない卑猥な理由も語ってくれました☆) 後者はロリコンにも共通。
ですが、アニメ媒体である綾波とは違い、ラノベ媒体の長門は無口だと
どうしても台詞が減り出番の少なくなるという欠点が。
なので、無口キャラがラノベでメインヒロインになるのは難しいとか。
やはりラノベではハルヒのようなキャラがメイン向きなのですね。

以上、第一回のミーティングはこれにて終了!

照子と誓約書
日昌晶師匠と弟子入り誓約書をかわす夢見照子でした

まとめ(重要箇所のピックアップ)
・ライトノベルは見た目ではなく性格のコンプレックスを持たせるべし。
・ドジ・馬鹿キャラは「目的があって頑張ったけど失敗した」という前提が必須。
・目に見えない「死」は「目に見えるもの」で悲しみを強調すべし。
・憧れキャラは「読者の願望を代わりに叶えてくれる」事が大事。
・「ヒーローの条件」は「優しさ」
・「ヒロインの条件」は「一途に」「主人公を好きになってくれる」
・無口キャラにメインヒロインは向かない。


<AKR48とは?>
アイドルグループのAKB48とは、いっさい関係ありませんが元ネタです。
今のところ弟子メンバーは2人しかいませんが、将来的には48人がそろう予定です。
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コメント

ごぶさたしております

from 大尉
日昌殿、ごぶさたしております。
なんと我が社の陸大面接みたいなことしているんでござるな!(うちは圧迫ですが)そのやりかたは実力が付きますね。将来の精鋭執筆家の育成のため、日昌殿の勇戦敢闘と夢見学生の大成を祈念しております。

Re: ごぶさたしております

from UNO=日昌晶
コメントありがとうございます。
訪問者のわりにコメントが少ないのでありがたいのです!
弟子ともども、これからもよろしくお願いします。

from あーさん
なにコレ…ものすごく役にたつwww

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