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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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第2回課題「主人公を考えよ」(夢見照子の場合)

【第2回課題】
第1回課題のベスト20から自分の好みを客観的に判断して、自分が書きたい作品の主人公設定を複数考えよ。
その際、世界観設定やストーリーは極力言及せず、ひとりの人間として魅力が伝わるように書くこと。

※今回の課題は非常に膨大だったので、一部を省略して掲載します。

◎汎用主人公◎

1)男一人で生活、家事は万能で嫁に欲しいまでのスキル。
 →家事が駄目な少女との同居物。

2)優柔不断で何事も「コイントス」「サイコロ」で物事を決める他力本願な男。
 →自分でも気付かない密かな願望から外れてどんどん望まぬ方向へ進んでいく。

3)嘘八百で人生を乗り切る男。言葉巧みな話術で人心を操る。心理学的な事に聡い。
 →嘘が通じない相手に出会って困惑。
 →嘘を嫌悪する女性に恋。
 →同じく嘘を得意とする相手と心理戦。
 →ついた嘘が何故かどんどん本当のものとなってしまう。

4)勉強(仕事)は出来るが恋はからきしの奥手&女性に不慣れな主人公。
 →(変な成り行き、もしくは依頼などで)恋人ごっこをする。
 →好きな子に告白するまでの単純な話。

5)ヘタレ眼鏡呼ばわりされる草食系男子。
 →コンタクトにしたが、好きな女子が「眼鏡萌え」と知ってすぐに眼鏡に。
 →ヘタレイメージ払拭のために色々頑張るお話。

  (以下略)


◎現実世界系主人公◎

A)妄想癖が激しく、常にウフフアハハなことばかり考えるものの、
  実際の女性には『俺の理想と釣り合わない!』とケチをつける痛い男。
 →理想(妄想)以上の女性への変態的な片思いとか(もちろん妄想祭)

B)高校入学しても友人がいない主人公。親に嘘をつくため架空の友人を作成。
 →変なクラスメイトに目を付けられ変な事態に巻き込まれるとか。
 →その架空の友人がどんどん実体化して現れるとか。

C)ギャルゲーに夢中で、夢はゲームの世界に行くこと。
 →実際にゲームの中にトリップして選択肢を選びながらENDを向かえ元の世界に帰ろうとするとか。
 →ゲーム機に人格を持ったキャラが現れてリアル恋愛とか。

D)死別した初恋の女性を忘れられない主人公。
 →初恋の女性にそっくりなのに性格がまるで違う少女とのラブコメ。

E)双子の弟で、自分の兄に恋するヒロインの事が好きな主人公。
 →兄に成り切ってデートして~とか。でも彼女はすぐに気付く。
  しかし兄に叶わぬ恋をするヒロインはかりそめのデートを楽しむために気付かぬ振りをして、
  結果的に弟を利用する。

  (以下略)

◎ファンタジー系主人公◎

い)王子だけど仕事嫌い、城を脱走して城下町で遊び倒す。
 →そこで出会う問題をクリアするため、素性を知らせていない友人を失う事を覚悟しながらも
  王子として解決、とか。
 →ありがちな身分差の恋とか。

ろ)異世界に人違いで召喚された主人公
 →文句を言いながらも(それが主人公にもプラスになるため)世界を救う
  「別に誰も望んじゃいないメシア」の話。

は)逆トリップ。二次元のキャラが三次元に出現。
 →出現した場所(コスプレ会場)で「完コス主義なんですね! それにしてもクオリティ高いです!」
  と言われる。コスプレ会場には自分や仲間、ライバル達の格好をした人が沢山いて戸惑う。
  その後も二次創作でBLにされてるなどのショックを受ける。

に)旅をする考古学者。古代に滅んだとされる「魔法」を使うと同時に、
  そのルーツ(発祥から発展、廃れるまで)を探す。
 →「魔法」を禁断の力とする一族の末裔である少女が敵対してくるも、
  徐々に距離は縮まり一緒に旅をするように。

ほ)大魔法使いに弟子入りして、更には超えてやろうと企む主人公。
 →魔力では全く敵わず、人間としても師匠の人を食ったような性格に勝てずにいる。

  (以下略)

  ・汎用→15
  ・現実世界系→20
  ・ファンタジー系→15
  ・合計→50

展開のバリエーション、61通り。


<日昌晶師匠からのコメント>

なんと50通りの主人公設定を考えたということで、照子のやる気は評価します。
複数用意しておくように言っておいたので、10~20人くらいかなとは思っていたのですが、
まさかここまでたくさんだとは予想外でした。なかなかできることではありません。
言われたことだけをやるのは当たり前のことで、真に実力アップしてゆく人というのは
勉強でも仕事でも言われたこと以上のことをやってのけるものです。

しかし残念ながら、ほとんどのキャラ設定は基本的なところがなっていませんでした。
照子本人には厳しく指導して、再提出を課しましたが
ブログ読者のみなさんには、どうしてダメなのか、わかりますか?

前々からアドバイスしているように、上のような人物設定というのは
定番キャラ設定のタグをペタペタ貼りつけているだけで
まったくもって血の通った人間にはなっていないんですね。いわば人形です。
これでは主人公の魅力もへったくれもあったものではありません。

では、どうすれば魅力的な主人公設定となるのでしょうか?
つぎの照子の再提出課題を例に、そのことについて説明していきたいと思います。
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