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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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コスプレしてもダメなものはダメ! AKR48作家修業日記(11)

こんにちは、夢見照子です。

でし夜さんがパンツを被るというネタに走っているので、私もネタに走ります。
これです。

涼宮テルコ

ふはははは、ハルヒコスです。ぎゃーはははは!←ヤケ
決してネタのために用意したのではありません。実は照子はレイヤーだったのです。どーん。
これは一生涯秘密にしようと思っていたのに、でし夜さんが、でし夜さんがパンツなんか被るから……!
対抗しようとしたら私にはコスプレ暴露しか道は残されていなかった……!

さてさて、前置きはこのくらいにして。

今回は久々のレポです。
主人公設定を練っては自主的に没、作っては自主的に没。
やっとこさひとつだけ出来ました。
その製作過程を徹底レポート!

では行きますよー。魅力ある主人公作り、第4弾!

師匠や知人に「コンセプトを決めてから作らなきゃダメ」と言われたので、まずはコンセプトから作ります。
そして軽く世界観の設定を決めます。あくまで軽く。

【コンセプト】
魔界の存在が明らかになって15年後、魔界のプリンセスと出会ってお家事情に巻き込まれる主人公の話。

【世界観設定】
15年前に魔界の存在が明らかになった、という架空の設定がある日本が舞台。
魔界の存在と同時に人間にも魔法が使える事が発覚。人間界で魔法戦争が勃発。
また、魔族狩りのような者が裏で存在する。


次に主人公の性格の設定。
前回のレポで上げた「主人公の条件である『優しい』『エロ』『見栄っ張り』『賢くない』で浮かぶ、
過剰書きでの設定」から選出。
そして掘り下げた設定(そうなった理由・それについてのエピソード)と、
それらから考えられる肩書きを書きます。

【性格(要素ごとにポイントのみ列挙)】
(優しい)→人の痛みが分かる。騙されやすい。面倒見がいい。頼まれると断れない。
(エロ)→妄想癖。
(見栄っ張り)→弱さを恥じる。我慢強い。小さい事を気にする。愚痴を零せない。人によく思われたい。
(賢くない)→勉強ができない(頭の回転は速い)。騙されやすい。

【性格掘り下げ(理由)】
・人の痛みが分かる理由
 →戦争孤児で孤独な幼少期を過ごす。
・騙されやすい&頼まれると断れない&人によく思われたい理由
 →人恋しさから誰か心を許せる相手を欲していて、ついつい「この人とそうなりたい」と期待してしまう。
  そのため気に入られようと無理をしてしまう。
・妄想壁な理由
 →女性との交際経験がないため。
・弱さを恥じる&我慢強い&愚痴を零せない理由
 →孤児として、哀れみの目で見られる事を屈辱と思うので。弱みを見せず、辛いことがあっても我慢する。
  誰かに愚痴を聞いてもらいたいが、聞いてもらうほど仲のいい相手がいない。
・小さい事を気にする理由
 →人の目を異常に気にしている。また、他人へ勝手に自分の理想を求めてしまう。
  そのために「こうでなくては」というこだわりが多々出来てしまっている。
・勉強ができない理由
 →育った環境により、ろくな教育を受けていないため。
・頭の回転が速い理由
 →苦労して育ってきたので、人生経験が豊富。

【掘り下げについて整理(矛盾などを調整)】
・「騙されやすい」と「人生経験が豊富」の矛盾
 (解決方)→「頭の回転も遅い」に変更。
 (追加)→「学習能力がない」を追加。

【性格についてのエピソード(理由と重複あり)】
・人の痛みが分かるエピソード
 →その人物が厳しい状況で育ってきた、もしくは現在そうであると知ると、自分の事のように胸が痛くなる。
・騙されやすい&頼まれると断れないエピソード
 →心ない人間に騙される。
  (具体例)→親友だと思っていた相手に騙されてその人間の悪事の片棒を担がされ、
        そして全てを自分の仕業だという事にされる。
・人によく思われたいエピソード
 →親切さをアピールしようと「いい人」を演じてしまい、
  自分に損が生まれてしまおうとも困っている人を助けてしまう。
・妄想壁なエピソード
 →「誰かに追われて困っている女の子を助けてそのまま同居してうふふふ。
  一人暮らしだからいつでも準備は整ってるぜ!」と妄想している
  (→のちに似たような状況に当てはまるものの、妄想と食い違い現実を知る)
・弱さを恥じる&我慢強い&愚痴を零せないエピソード
 →文句があっても口に出せない。非公開設定のブログにひたすら愚痴を書き連ねる。
・小さい事を気にするエピソード
 →玉葱を炒めていないカレーはカレーと認めない。
・勉強ができないエピソード
 →魔法を操る訓練は裕福な層が積極的に受けているが、主人公はろくな訓練を受けておらず、
  使いこなせていない(→のちに莫大な魔力を秘めていると発覚する)

【これらから生まれる肩書き・設定】
・(ピックアップ)戦争孤児&のちに莫大な魔力を秘めていると発覚する。
 →死んだ親が鍵を握る(※詳細は後述)
・(ピックアップ)念願の同居ものを体験するが妄想と食い違い現実を知る。
 →女性に妄想的な理想を抱いている。
・養護施設で育つ。
 →施設には男のみ。スタッフしか女性はいない。
 →幼小中高と男子校。
・今は施設を出て一人暮らし。
 →政府から「孤児支援金」を貰っている。
・フリーター生活。
 →体力仕事な派遣型アルバイト。魔法関係(使役的ではなく管理的・補佐な仕事)

※後述。鍵を握る親の設定
候補
・魔界の存在発覚に絡んでいる。
・魔法戦争勃発に絡んでいる。
・魔界の人間である。
・魔族狩りである。
・何らかの理由から処刑(※さらに後述)
 →実は生きている。
 →(魔界に行く展開前提)魔界で両親の事を知る。

※さらに後述。両親が処刑or蒸発の理由。
候補
・魔界出身の母が人間界に追放。父と出会う。
・父が魔法界へ迷い込む。そこで姫君の母と出会い、駆け落ち。
 そのため魔界は母の捜索のために存在を人間界に知らせる。つまり魔法戦争の発端は両親のせい。
 →父処刑・母が魔界に戻された後、主人公(子供)の存在が発覚。そのため、
  更に「人間にも魔法が使える」という情報を流す。
 →両親が処刑もしくは蒸発した後に、主人公へ追っ手が向かわぬよう、
  人間も魔法が使えるという情報を流して主人公の能力を埋もれさせる。

後述系のまとめ(加筆修正あり)
・魔族狩りとして人間界に存在する魔族を捕らえていた父は、魔族を深追いして魔界へ迷い込んでしまう。
しかしそこで姫君の母と出会い、魔族にも命や人格がある事を知る。
そして味方の援軍から逃れるため、母と駆け落ちする。
二人は魔界からも魔族狩りからも裏切り者扱いされており、生まれたばかりの主人公を残し逃亡する。
息子を巻き込むまいと世間的には死んだ事にしている。
裏切り者二人を探し出すため、魔界は人間界に存在を知らせ、
同時に魔族狩りは「人間界にも魔法を使える者がいる」という情報を流す。
魔界は世間体、魔族狩りは自分たちの存在を隠すため、二人の詳しい情報は伏せている。
二つの勢力の告白により、人間界では魔法戦争が勃発。多くの人間が死ぬ事となる。

【以上を踏まえて生まれてくる主人公設定】
・魔族としても魔族狩りとしても力を持っている。
・魔族にも魔族狩にもその身を狙われている。
・自分が孤児だと思っていたものが、実は両親のせいだったと知り、本当の戦争孤児に罪悪感を感じる。


ここまで上げて、オリジナリティに乏しい事に気付きました。
なので追加設定。

【オリジナリティに富んだ特殊設定の追加】
・両親に魔力を封じられていて、誰もが使えるはずの魔法を使えない、特殊体質とされている。
・両親に記憶を隠蔽されていて、夢の中で真実の記憶に触れられる。
 →魔界についての重大な秘密を隠蔽された記憶の中に抱えている。
  →その記憶の存在を知った者は、安易に彼を殺せないという事を見越しての防衛策。
   →同じく彼の記憶を解く鍵としての力を封じられたのがヒロイン。

※矛盾→特異体質にしてしまってはかえって目立つため、(両親が情報を流した場合)意味がなくなる。
 むしろ逆効果に。
 ↓
※改善策
特異体質はたまに存在する一種の障害のような存在。その裏では、
主人公を守ろうとする両親が生まれてくる命に魔力を封じたり、記憶を隠蔽する行動を取っている。


本当にオリジナリティに富んでいるのか危ういですが;;
とりあえず今までの設定を総まとめ。加筆修正ありです。

【総まとめ】
・作品コンセプト
魔界の存在が明らかになって15年後、魔界のプリンセスと出会ってお家事情に巻き込まれる主人公の話。

・世界観設定
15年前に魔界の存在が発覚する。同時に人間にも魔法が使えるという事も分かり、
人間界にて魔法戦争が勃発する。また、魔族狩りのような者が裏で存在する。

・主人公設定
15年前の魔法戦争によって戦争孤児となった少年。魔法の使えない特殊体質のため、
周りから浮いてしまっている。度々不思議な夢を見る。幼少期は養護施設で暮らしていたが、
特異体質のため孤独な日々を送る。そのせいで心を許せる無二の存在を求めている。
無二の存在へと発展しそうな人物には自分を良く思ってもらおうと必死でアピールするが、
そこを狙われて人に騙される事も多い。それでも同じ事を繰り返してしまう。
特に女性との交流の機会は極端に少なく、妄想の中でしか触れ合えない。現在は施設を出て一人暮らし。
派遣型のアルバイトをしている。
仕事の大抵は魔法ついての調査をしている団体の系列で、主に体力仕事をしている。

・主人公の裏設定
実は、両親は魔族狩りの父と魔族の母。駆け落ち騒動があり、
両親と主人公は魔界からも魔族狩りからも追われている。両親は主人公の身を守るため、
主人公に魔界の重大機密を伝えた上で、記憶と魔力を封印した後に彼を残して逃亡する。
魔力のない人間として主人公を追っ手からくらませるためと、
追っ手が主人公を突き止めた際重大機密への存在へ気付かせて簡単には殺せないようにと配慮している。
また、主人公への追っ手を減らすため、逃亡生活の中で無関係の人間にも魔力の封印と記憶の隠蔽を行っている。
そして、ヒロインに主人公の封印を説く力を込めている。

・今後の展開(候補)のあらすじ
15年前に魔界の存在が発覚する。同時に人間にも魔法が使えるという事も分かり、人間界にて魔法戦争が勃発。
それによって戦争孤児になった主人公は、ある日魔界の姫君であるヒロインと出会う。
同居生活を送る事になったヒロインに振り回される日々。
しかしヒロインは魔族狩りに追われ姿を消す。彼女を助けたいと思った主人公は魔界に赴く。
そこで、自分の真の出生と、両親のしでかした事を知り……。


と、このようにして設定が生まれました。
取りあえずここまでで1回分のレポートを書きます。

師匠、フルボッコ待ってます。


<日昌晶師匠からのコメント>
たった今、この主人公設定について電話で指導したばかりなのですが、ええ、フルボッコでした。
師匠たるもの弟子のコスプレ写真などには惑わされません……たぶん、きっと、もしかしたら、おそらく……

ということで指導で最初に喝をいれたところは主人公の魅力を考えてもらう課題のテーマから逸れて、
世界観設定などに逃げたところです。これはいけません。どんどん悪い方向に向かっています。
照子はでし夜とちがって、少年向けレーベルをめざしているので、男の子の感性がないといけないぶん
ハードルが高くなってしまっているのはしかたないところもあります。でも、だからといって手加減しません!
ということで、ひとまずキャラから離れて(男目線の)”男の格好よさ”について考えてもらうことにしました。

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