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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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たくさん経験していますか?

最近は弟子を教えているときに痛感するのが経験の有無だったりします。
たくさんの経験がないと創作においていろいろ不利になることは前にも書きました。

特にライトノベルでは学園を舞台とする作品が多いので、学校行事や生活の経験はほしいところです。
イベントとしては入学式、卒業式、文化祭、体育祭、合唱コンクール、修学旅行などなど
学校生活としては、授業やテスト、部活にはじまって、登下校、昼食、たわいもない会話など
最低限、一通りの経験をしておいたほうが創作において有効です。

まあ、平均的に暮らしていれば上記のような体験はこなしているのですが
いかんせん小説家、それもラノベ作家を志そうという人は、意外と経験していないことが多いようです。
ちなみに弟子ふたりも、そういう意味では、このようなイベントを通過してないんですよね。

実体験していないと、どこが困るかというとアイデアをエピソードに落とし込むときにつまずきます。
アイデアというのは、それほど経験や体験に依存しないところがあります。
しかし、ひらめいたアイデアを具体的なストーリーとしてエピソードにしようとするときには
実体験がないものは、なかなか話がふくらんでいかないものなんですね。
たとえば、体育祭のエピソードを書こうとしたとき、体育祭実行委員の経験がない人だと
競技や演目はわかっていても、体育祭の準備でなにをするのか、まずわからないですよね?
なんとなくわかっているだけでは物語で使えるような「おもしろ体験」も拾えません。
すると少なくとも体育祭のエピソードを体育祭準備という側面から描くのは難しいわけです。
あとできることはといえば、他の作品から類似のシーンから借用してくるくらいです。
しかも原典にするのが同じラノベだと目も当てられない惨状となるのは、いつも書いているところです。

こういう未体験のことは他者へのインタビューなどで補完できるところもありますが
ライター出身の作家でもないと、なかなかインタビューできる能力というか度胸がないんですよね。
ということで、体験が少なければ少ないほど、自分が描けるエピソードなりシーンの幅が狭くなります。
まさか帰宅部で家に帰ってゲームして、深夜アニメ観て寝るだけの主人公なんておもしろくないですよね。

昨今、少年向けレーベルでは「生徒会」や「部活」を舞台とするライトノベルが多いわけですが
それらの作品の顕著な傾向として生徒会の仕事や部活動をしない設定が多いですよね。
これは推測の息ではありますが、作者は本当の生徒会にも部活にも参加していないか
それに近い消極的な参加でしかなかったのではないかと思うのです。
だから具体的な活動について、内情などをおもしろおかしく描けないのではないかと、
だから毎日だらだらと集まるだけの集団として描くしかないのではないかと思います。
読者がそういうシチュエーションを望んでいるという側面もあるでしょうが
書こうとしても書けないという作家の都合も多分にあるはずです。

それならまったく経験しようもない異世界ファンタジーはどうなんだという意見もあるでしょう。
しかしながら異世界ファンタジーとはいえ、その登場人物は、あくまで人間ですよね。
その生活様式もかつての(特に近世西ヨーロッパ諸国の)社会制度や風習風俗を参考としながら、
しかも現代人の価値観を持ち合わせているような人間なのですから、まったく異なるわけではありません。
たいていの登場人物は現代人と同じように恋愛をするし、剣を手で持って戦います。
単性生殖したり、足で剣を持って戦うわけではありません。
作者の恋愛の経験や剣道、フェンシングなどの経験は知っていて無駄にはなるものではありません。
そういう現代における経験を活かせる部分は無限にあるのです。

そういうわけですから、もしあなたが学生なら面倒だとか、つまらないとか言わず
これも創作のための経験として、学校行事や部活動は一度くらい体験してみてほしいですね。
あとで創作以外のところでも後悔することになりますから。もちろん私もそのうちのひとりです。
もしも不幸にもすでに大人になってしまったというのなら、それを補うべく他の経験を積んでもらいたいです。
その場合は、他の人が滅多にやらないようなこともいいでしょう。

ということで、最近は私もいろいろなところに足を運ぶことにしています。
ちなみに来週は夏に続いて「パチモンサミット2010冬」に参加します。
その翌週はらき☆すたで有名な鷲宮での「オタ婚活」には出席こそしませんが
同じ日に同じ場所で同じ内容のクローンイベントを主催する予定でいます。
残念ながら参加者は今現在で2名しかいませんが……
さらにその翌々週には西武鉄道の「メイドトレイン」に乗ってくる予定でいます。

まあ、このようなイベントに参加したからといって、いい作品が書けるわけではないですが
参加することで、そこでしか得られないなにかを体験を通して得られるわけですから
いつの日にか作品に活かせるときが来るかもしれません。
ただ机にかじりついているだけなら絶対に得られない知識がです。
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