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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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こだわりと執着

作家志望者の中には構想十年の構想があるとか、発表しないまま書きためた大長編があるとかいるんですね。
そういうものがあっても、いいとは思います。いいとは思いますが、私の知る限りでは
たいていそういう作品というのは煮ても焼いても食えないような作品であることが多いんですね。

それはなぜかというと、本人的には「こだわり」のある作品のつもりなんでしょうが
客観的に見ると、それは単なる「執着」でしかないんですよ。
私が考える「こだわり」というのは、向上心を持っていかに作品の品質をよくしていくか
より面白くするためにはどうすればいいのかということを追求してゆく方向性のことであって
「執着」というのは、作品そのものについてしがみつく姿勢だと思っています。

こだわりのある作品なら、いつもよりおもしろくしたいと思っていますから
テーマや根幹は不変であっても、新しいアイデアを採りいれてゆくことで
見た目はまったくちがうものになっていって、結果的にコロコロ変わっていきがちです。
対して執着している作品では、作品的にはほとんど変化することなく
ただただ付加的な設定だけが雪だるま式に増えていってしまいがちです。
そして膨大な設定によって、がんじがらめになって柔軟さを欠いてしまうようになります。

あなたは、こだわりと執着を誤解していませんか?
もし自分が作品に執着してしまっているのだとしたら、すぐ捨てろとは言いませんから
いちどお蔵入りにして、すっかり忘れてしまいましょう。
そして新しい作品の方向性を模索してみるべきです。
とはいえ、執着しているわけですから、そういう人はいつまでも捨てきれないんですよね……
もうちょっと変えればいいだろうとか、小手先の解決を試みるわけですが
結果的には駄作に膨大な設定だけを積み重ねた作品を後生大事に温めてしまう。

以前やっていた小説登竜門NEOでは、出版を前提にしていた企画だったので
編集者さんによってC評価がついた作品については、ボツとバッサリ斬られてしまうので
しぶとい執着を断ち切るいいきっかけとなったのですが、
ひとりで執筆している人はというと、なかなかすっぱり決断できないですよね。

私もプロットなどをよく拝見させてもらいますが、やっぱりダメな作品をすっぱり切れません……
どうにかして、いいところを見つけてあげて、そこを伸ばしてあげたくなるんですよね。
実力のある人に対してなら、次回以降よりよいものを考えてきてくれることがわかってるので
気分も楽にバッサバッサと辛辣に斬り捨てられるんですけどね。
あとは何度言っても同じことの繰り返しになってしまう人には少し厳しくなりがちですが。

さて、あなたに「こだわり」はありますか? それとも「執着」ですか?


<近況報告>
きょう「テコンV」のDVDが届きました。さっそく観てみました。30分後には寝てました……
つぎはちゃんと最後まで起きていられるよう頑張りたいと思います。
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