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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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リアルをたのしんでいるか?

更新が遅れてしまったので、すでに今日は2011年最初のライトノベルオフの当日となりました。
なんとか持ってゆくものの事前準備も終わりました。あとは会場へ向かうだけです。

サービス業としての小説


さて今回は「リアルをたのしんでいるか?」と題したように、あなたは現実の生活
もっと大きくいうようなら人生をたのしんでいますかという問いかけです。

小説とは、読者に主人公の生き様を追体験してもらう娯楽です。
つまり主人公の直面する悲喜こもごも、ときに冒険あり、ときに大恋愛ありを読者は共感するわけです。
ですから読者は基本的に受け身です。
空想を自由に拡げることもできますが、ゲームのように何かをしたり、考えたりしなくてもいい。
映画やドラマ、漫画といったストーリー性のある娯楽は、たいてい同じです。
ただし「読む」というアクションが必要なので、映画やドラマよりは若干能動性はありますが。

しかしひるがえって作者はどうでしょうか?
作品を書くときに、なにも考えないで書くなんてありえません。
インスピレーションを得ただけでは作品になりませんので、考えに考えぬき
さらに原稿を書くという苦しい作業をともなわなければなりません。
だからこそ小説を読むことはたいていの人にできますが、短編でさえ完成させられる人はごく少数なのです。
まして他人が読んでもおもしろい作品を書ける人は稀なので、商品としてお金がもらえるわけですね。

そう考えてみたとき、私たち作者は自分の書いた作品を読んでもらうことで
読者にたのしくなったり、感動したりできるかといったサービスを提供できるかが本分となります。
このときに読者がたのしいと感じるもの、感動するものを的確に把握していなければ
読者をたのしくさせたり、感動させたりできませんよね?

そして把握していても、おもしろいネタ、感動するネタといったモノがなければ提供できません。
たとえばニンテンドー3DSがはやっていることがわかっていても、
肝心の3DSの在庫がなければ売れませんし、商売にならないのと同じです。
提供する商品を入荷しなければ、売ることもできないのです。


ネタという名の商品をどこから入手するか


だからこそ重要となってくるのが、ネタの仕入れ先です。
いわば作家というのは無形の存在である「たのしさ」「感動」といった商品を商うセレクトショップなのです。
そして、それら仕入れた商品を作品というかたちにディスプレーして読者をよびこむわけです。
今回はディスプレーについては割愛して、仕入れ先についてのみ考えてみましょう。
あなたは、いつもどこから商品を仕入れていますか?

もっともダメなのはゴミを拾ってきて売ろうとする人です。
何人かは騙されても、そうそう多くの人は騙されません。
小説でいうと、使えないネタで必死に小説を書いている人です。

つぎにダメなのは同業者で流行ってる大きな店から買ってきて、自分の店頭に並べてしまう人です。
仕入れ値も割高なので値段も高くなるし、そもそもセレクトショップのメリットがないですよね。
これはヒットしたライトノベルのネタをちょっと変えて小説を書いている人です。

よいのは異業種では人気だけど、自分の店に来る客層では知られていないものを紹介するかたちで売る人です。
これこそが真の意味でのセレクトショップですね。センスのいいものを取りそろえてこそ店も繁盛します。
これはライトノベル以外の作品のモチーフを使ってライトノベルを書く人です。
最近では反対に一般小説をラノベのモチーフを使って書くのがはやっていますよね。

そして最上なのは、ハンドメイドのオリジナルブランド商品を売る人です。
セレクトショップの域をでたつぎのステップにあるお店ですよね。
サマンサタバサはセレクトショップから出発してオリジナルブランドになったことで有名ですよね。
小説では自分が経験してきたことをもとに小説を書ける人です。
私小説というのではなく、自分がこれはおもしろい、泣けたと自分の経験をフィードバックできる人です。
これができると他の作品とかぶることもない、あなただけの作品を書けるようになります。


リアルをたのしめ!


ですから現実をたのしみましょう。いちどきりしかない人生です。大いに謳歌しようじゃないですか!
自分がおもしろくない暮らしをしているのに、赤の他人をたのしませることがどんなに難しいか?
人は笑顔でいるだけで、他人をも笑顔にすることもできますが、
苦虫をかみつぶしたような仏頂面で他人を笑顔にすることは絶対にできませんよ。

他の人は私のことを見てどう思うかわかりませんが、私にとっては私の暮らしは楽しくてしかたありません。
正直、並みのラノベの主人公なんかよりも、よっぽどたのしく毎日をエンジョイしています。
だからライトノベルを読むよりも、リアルを体験していたいくらいです。
たしかに魔法も使えなければ、超能力もありません。選ばれし英雄でもないです。
しかし日々の生活はそんなものがなくてもたのしいし、小説のネタになりそうなことはたくさん起こります。
たとえば、ずいぶんと昔ですがハーレムラブコメみたいな生活をしていたこともあります。
とはいえリアルである以上、全員が全員、美少女というわけではなかったですけどね。
しかし、美少女ばかりでなかったとしても、美少女ハーレムもののラノベを読むのと
実際に体験するのとでは、どちらがたのしいかといえば、リアルのほうが較べようもなくたのしいです。

だれしも、そこまでラノベ的な生活を送れるとは限りませんが、ちいさなたのしみはいくつも転がっています。
それを見すごさないよう、作者視点でリアルの中のおもしろいこと、感動することを堪能してください。
そうすることによってフィードバックされる、あなたの作品も自然とおもしろくなってゆきますよ!

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