L'Anovelién

UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

SEARCH

CONTENTS
LATEST
LINK
BOOKS

RSS
COUNTER

ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

小説の楽しい書き方講座ブログ 毎週開催の創作塾と連動中!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

売れ残りのプラモを語る

まずは、この写真を見ていただきたい。

1/100 ディラノス

これは1/100スケールディラノスのプラモデルです。
まあ、普通は知らないでしょう。4クール放送予定のところ2クールで打ち切りになってしまった
ロボットアニメ『魔境伝説アクロバンチ』の敵メカ、しかも四天王グロイジ専用機だったりします。
ガンダムで言えば、きっとシャア専用ザクに相当するような機体ですね。
とはえい、このロボットの搭乗者のグロイジがどんなキャラなのか検索してみたのですが
画像はかすりもしなかったので、まったくの不明です。どんなキャラだったんでしょうか?

これでも1/144スケールでは、他の四天王専用機も発売されていますが、
1/100スケールと、さらにクリアパーツを用いたメカニックモデルが発売されたのはこれだけなんですね。
以上のことから、きっとグロイジはライバル級の格好いい設定だったように思います。
他の四天王については女がひとりいること以外わかっていませんが、当時の傾向を考えれば
クールな二枚目ライバルタイプ、妖艶な女幹部タイプ、脳みそ筋肉猛将タイプ、卑屈で狡猾なタイプ
といったところだったんじゃないでしょうか。あくまで想像です。

なにしろ裏番組が驚異的視聴率をたたきだしていた『Dr.スランプアラレちゃん』でしたからね……
ヒットの瞬発力的では同じ鳥山明先生の『ドラゴンボール』を凌いでいたくらいの社会的ブームでしたから
ほとんどのチビッコたちは、このアクロバンチを観ていなかったんじゃないでしょうか?

とはいえ、ヒットを当てこんで作られてしまったプラモが発売され、そのまま売れ残り
このたび私が格安で買い取って、12月オフのクリスマスプレゼント、および1月お年玉プレゼントに
提供したものの誰もほしがらないので、ついに自分で素組ながら製作してみました。

この当時のプラモ状況はどういうことかというと、ガンプラがリアルタイプモデルを発売していた頃のようで
ディティールアップ用のデカールが同梱されていました。
しかも、この当時としては画期的なポリキャップが数少ないながら使用されています。
ただし、せっかく間接にポリキャップを使っているのに可動範囲がほぼゼロなんで動かせません……
あと写真に写りこんでいるように厚紙製のカラーパネルも附属していました。
パネルはガンプラ以前の古いタイプの高級プラモによくおまけでついていたと記憶しています。
しかも両腕は金属のバネでひっぱられるようにつながっているという独自構造となっています。

※リアルタイプ:成形色を地味なミリタリーカラーにし、デカールを附属しただけの割高なガンプラ

なによりも凄いのが、このクリアパーツと内部構造が見えるモデリングですよね。
ガンプラではガンダムとシャアザクにメカニックモデルが発売されていましたが、
それはどちらかというと理科室の人体模型みたいな構造になっていて、
クリアパーツで中が透けるというような趣向ではなかったし、そもそもほぼ無可動モデルでした。
ところがこれはクリアパーツを用いながらも、一応可動を前提として作られています。
このメカニックモデル版は通常版にクリアパーツを追加しただけなんですよ。
なのでパーツとしては通常版とまったく同じなのです。

驚くべきことにガンプラで、このディラノスと同じ方式が実現したのは去年くらいからなんですよ。
しかも限定版(懸賞)として、おまけのクリアパーツを追加するというものでした。
それを同じことを30年前に打ち切りロボットアニメで実現しているとは、なんとうアオシマの先進性!
しかるに最近の若い人には、この素晴らしさが、きっと理解できないのでしょうね。

ちなみにメカニックデザインは『伝説巨神イデオン』と同じ樋口雄一なので
イデオンの敵キャラと同じく珍しい三本足タイプとなっています。
劇中ではトカゲのしっぽ切りのごとく真ん中の足を切り離せるそうですが、
プラモで再現すると、とんでもなく格好悪くなってしまいました……やはり3本あってのディラノスです!



……と、まあ引き取り手のなかったプラモについて語ってみました。
本当はこの20倍は軽く語ってみたいところですが、読者も興味が薄いでしょうから、このへんで終わりです。
なにが言いたかったかというと、こんなプラモひとつだろうと、いくらでもネタがつきないってことです。
もっとメジャーなものだったり、資料が豊富だったりしたら、もっといろいろ語れるでしょう。
おそらく、こんな知識はまず小説で使うことはないはずですが、創作の素地になるんですよ。
こういった知識の土台なしで新しいことをやろうとしても、なかなかできるものではないのです。

あなたは、なんでもないモノについてでも、いつまでも語れるくらいの話題や専門知識をもっていますか?

Check
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://lanovelien.blog121.fc2.com/tb.php/350-a8a62410

HOME
広告:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。