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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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マニアウケするものは一般ウケしないけれど……

きょうは池袋に遊びに行ったら、ビックカメラでニンテンドー3DS体験会をやっていたので
ついでながら、興味があったので、ちょっと体験してきました。
それ以前にグラスレス3Dテレビを見ていて裸眼視立体映像がどんなものかはわかっていたし
なんだかたいしたことがないかなと思っていたのですが、3DSの立体映像はなかなかのものでした。
液晶画面との距離が一定に保つことができるし画面も小さいので、思いのほか立体に見ることができました。
実際にやってみると、FPS好きの私としては、ついついほしくなってしまいました。

ネット評価はマニア評価


ネット上で見てみると、この3DSとPSPの後継機となるNGPのどっちがシェアを獲るか
下馬評をくだしていたりするわけですが、ソニーのNGPひいきの意見が多いように見えます。
これは当然ながら、発売前のゲーム機について意見を戦わせようなんてマニア層にとっては
よりマニアウケする超高性能機のNGPのほうが好かれるわけです。
これでNGPの評価が低かったら、もうどうしようもないです。


実際に売れるには


で、実際に3DSとNGPとどちらが売れるかといったら十中八九、3DSでしょう。
これはもう一般ウケするのは立体映像という、とてもわかりやすい目玉となる特徴があるからです。
NGPのほうがスペック的に解像度とか処理能力とかが凄いわけですが、
マニアではない一般人には、はっきりいってどうでもいい性能なわけです。
それほど興味をもたれないんですね。なので一般ユーザーにはウリが乏しくなる。
これはPSPがDSに負けたときと同じ理由です。

他にもいろいろと理由はあるでしょうが、宣伝文句として、これは大きな差となるんですね。
ゲーム機のみならず、いかなる商品にもいえることで、小説も例外ではありません。
特に売り文句はないけれど地味に凄く面白い作品と、衝撃的で印象的な売り文句のあるそこそこ面白い作品と
どちらが売れるかといえば、売り文句のある作品なんですね。
これは消費者の特徴ですので、しかたないことです。

とはいえ、あまりに一般ウケしかしない作品というのもつらいものがあります。
最初に商品を買ってくれる層というのは新しいもの好きなマニア層なんですね。
これをマーケティング用語では、アーリーアドプターなんていいます。
ですので、最初に流行るかどうかのきっかけを作ってくれるのは、やっぱりマニア層になるわけです。
なので、どうしてもマニアにも受け容れられるものがないとダメなんですよ。

今回のゲーム機の場合は、どうかというと、
3DSは世界初ではありませんが立体映像ゲーム機として革新的なものなのでマニアが注目します。
NGPもまた今までにない超高スペック機としてマニアが注目しています。
そして一般ウケしないと全体の5%未満のアーリーアドプター層の購入が一巡すると
売上が落ちてしまい、そのまま消えてしまうことになるのですが、
NGPはそこらへんがマーケティングが弱いんですね。


小説の場合


それをふまえて小説について考えてみると、どうしてもマニアが興味を持つような
目玉となる特徴や、売り文句が必要だということがわかってくるでしょう。
そして、ヒットにつなげるためには、一般ウケもしないといけない。
なかなか難しいですよね。でも、それができてはじめてヒットする作品が書けるのです。
そういうのが本能的に書ける人ならそれではいいのですが、できていない人は
よくよく考えて、そういう要素を組みこんでいかないといけないんですね。

なにがマニア心をくすぐるのか? どこが一般に支持される普遍性をもつか?
この2点について、あなたの作品の演出をよく考えてみてください。

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