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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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文化・風俗ついて考えよう2

きのうの続きです。

異世界ファンタジー作品の世界観を考えるときに、なにが必要でしょうか?
まずはひらめきでしょうね。きらりと光るものがなければ、どうしようもありません。
やはりアイデアなしにいい作品は作れないのは、わかりきったことです。
そして、そのひらめき、アイデアを設定として確立するのに必要となってくるのが
文化や風俗に関する専門知識になってくるんですね。


専門書を読もう


ところで、あなたはどこの国でもいいですし、いつの時代でも構いませんが
文化や風俗について書かれた専門書を読んだことがありますか?
そしていろいろと文化とはなにか、風俗とはなにか、と考えたことがありますか?
もしも今まで1冊も読んだことがないというのであれば、ちょっと困りましたね。

世界観設定というのは頭でっかちも困りものですが、反対に頭がスカスカでも困りものです。
設定というのは知識の下支えがあってはじめて確立できるものですから
その土台となるべき知識がなくて、ずぶずぶと地盤沈下で沈んでしまうようなら
まともな設定が作れるかどうかは、推して知るべしだと思いませんか?

やはり自分が書きたいのが西洋異世界ファンタジーであれば、
中世ヨーロッパや近世ヨーロッパの文化や風俗について勉強してください。
中華異世界ファンタジーなら中華圏の文化や風俗ですね。
ここでちょっと注意を促しておきますが、歴史とか制度ではないので誤解しないでくださいね。
作家志望者にもその国や地域の歴史に詳しかったり、社会制度や政治制度、軍事制度などなど
そういうものについては、やたら勉強熱心で詳しい人も多いんですよ。
でも、ここで言っているのは文化や風俗なんですね。あるいは風習、民俗などと言ってもいいでしょう。
こういうものについて知らない人が本当に多いんです。興味がないというか気付かないんでしょうね?


創作に文化・風俗の知識を流用する


たとえば、自分が詳しいと思っている、とある地域のある時代について考えてみてください。
そこに暮らす人々はどのような暮らしをしていましたか?
日々の生活や風習にはどのようなものがありますか? どんな仕事して、なにを食べていますか?
日常の信仰形態は? 年間行事や祭礼にはどのようなものがあって、どういう意味がありますか?
異世界ファンタジーの場合、近未来的な世界観というのはまずないので、
たいてい昔の時代に準拠しているはずですから、生活の中心は宗教にありますよね。
どんな教義ですか? そして正式な教義と民間信仰との差異はどのくらい?
たとえばキリスト教では偶像崇拝は基本的に禁止しているけれど、実際は聖像を作ってますよね。
さらにカトリックでは古代宗教の大地母神信仰と混淆した聖マリア崇拝が濃厚だし
東方教会のギリシア正教やロシア正教では立体の聖像ではなく絵のイコンですよね。
ちょっと考えただけで、そういうことがいろいろとあるわけですが
あなたの考えた世界観では、このようなことはいったいどのように考えていて処理していますか?

たしかに考えたところで、その微細な設定を使う機会はあまりないのですが
こういうものを用意してあるのとないのとでは大違いなわけです。
そして、たとえそこまで設定を用意していなくても、知識としてリアル世界の知識を知っていれば
おおまかなところは流用してしまうなり、アレンジしておけば、たいてい通用させられます。
だいたい、こんな細かいところまでイチから作ってられませんよ。
あらかじめベースとなる知識を用意しておくほうが適切でしょう。


まとめ


要するに架空世界の設定には細かいところまで決めておかないと深みがでない。
しかし、そんな細かいところまでイチから設定していては時間がいくらあってもたりない。
ならば既存のモノを巧くアレンジして小さな穴もきっちり埋めてしまおう――ということです。

さしずめ専門書をまだ読んだことがない初心者に、おすすめなのは「知のビジュアル百科」シリーズとか
視覚的にわかりやすい図鑑形式の書籍がけっこう出版されていますので、それを眺めるだけでも
自然といろいろな知識がみについてきますので、図書館などでぜひ探して読んでみてください。

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