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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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架空クラスの座席表を考えたことありますか?

今や少年向けライトノベル主流といえば学園モノとなっています。
さてさて作家志望であるみなさんは、その舞台となる学校で主人公が所属するクラスについて
主要キャラクター以外の同級生やその座席表についてまで考えたことがありますか?

小説の場合、そこまで考えなくても作品は書けるのですが、これが視覚的効果を伴う
ドラマや映画だとそうはいきません。セリフのない生徒たちも画面に映りますからね。
そして、これらの座席の位置については、ちゃんとした意味があることを知っていましたか?

そんな学園ドラマの代表格である『3年B組金八先生』シリーズを参考にして
今回はどのように生徒が配置されているかを分析してみましょうか。
教室内には優等生もいれば不良もいるという具合にいろいろなタイプが存在しています。
そして、そんなタイプごとに教室での指定位置がきっちりと決まっているのです。

最初に目立つのはお調子者の生徒です。
彼らは事あるごとに教室で騒いだり囃したてたりするタイプの生徒ですが
そんな彼らの指定席は、教室でもっとも廊下よりの縦一列になります。
カメラアングル的にはいちばん奥に映る位置なので、騒いで立ちあがったりしても
後ろは壁ですから他の生徒を隠してしまうということがないんですね。

それとは対照的に窓際には、真面目な生徒が集中して配置されることになります。
こうすることで動と静で二分される教室の対立模様を対照的に映しだすことができるんですね。
さらに窓よりの前のほうは常にガリ勉君の指定席となっていて、たいてい眼鏡の生徒が座っています。

教卓からもっとも離れている最後列は伝統的に不良悪ガキがいるのはお約束です。
ここで注意してもらいたいのは、先ほどの縦のお調子者ラインと横の不良ラインが交叉する場所
そこにはたいてい委員長が座っていることが多いんですよ。
「静かにしなさいよ!」と注意するシーンをとるときに、どちらに対しても画面の構図をとりやすいんですね。

教室の中央はというと、ここはクラスの中心的人物、まとめ役、世話役といった生徒の指定席です。
ここからなら廊下側のお調子者と窓側の真面目を仲裁できて、加えてクラス全体に話しかけやすいのです。
よく美少女の生徒がポニーテールを揺らしながら右に左にと顔を向けて力説するシーンとかありますよね。
この中心的生徒の周囲には、勉強が出来ない生徒素行に問題のある生徒がちらばっています。
中心的生徒は、そういう生徒の面倒見役としてのポジジョンを明らかにするのです。

教卓前は先生に従順だったりなついている親衛隊の女生徒が陣取っています。
廊下側の最前列には、おとなしい内向的な生徒がいて騒ぐ生徒に困ってしまう場面を浮き立たせます。
建前を言う女子の委員長の横(ひとりふたり置いて)には本音を言う不良っぽい女子がいたりするのも
両者の対立構図をわかりやすくするためには欠かせない配置ですね。

こんな感じでなんとなく席順なんて決めているようでいてそうではないんですよ。
各種のシチュエーションを想定していて撮影に都合がいいように配置されているんですね。
小説で画は必要ありませんが、あらかじめどのようなシチュエーションが考えられるか
そしてそのためにはどんな生徒をあらかじめ配置しておくべきかなど参考になると思います。
みなさんも漫然と学園ドラマを観るのではなく、撮影する側になって考えてみるだけでも実力が向上しますよ!

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