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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

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なぜドラマチックにしない?

ドラマチック――たしかに最近、あまり聞かなくなった言葉ではあります。
いまさらではありますが論点をしっかりと押さえておきたいので意味を調べてみると

劇を見るように感動的、印象的であるさま。劇的。「―な生き方」

というようなことが書かれています。
劇的ですから現実的ではないというのは、わかると思います。
つまり劇だけでなく、映画も漫画も小説もすべからくストーリー性のある作品には
ドラマチックが必要とされているというのは理解できるかと思います。

しかし、どうも作家志望者が実際に自分で書く作品の多くはドラマチックじゃないんですね。
ドラマチックな展開というものがなく淡々とした展開が続いてゆくか、
あるいは予定調和で意外性のかけらもないかなんてことが往々にしてあります。
しかも本人的には無自覚で第三者的に注意しない限り気付けないなんて人が大半を占めているんですね。
そういう人というのはとにかく破綻がないようにとか伏線を回収しなくちゃとか
作品をまとめることだけに汲々としてしまっていて、
肝心のエンターテイメント性まで頭がまわらず作品をドラマチックにしようという意識が向いていないのです。

どういうものがドラマチックなのかということに対しては今回は説明しません。
いろいろなタイプのドラマチックさというものがありますから自分で考えてください。
今回、言いたいのはストーリーをドラマチックにするという至上命題をプロット段階のときには、
しっかり意識しておいてほしいのです。
そういうことを考えないまま後付でどうにかクライマックスを作ろうとすると、
10人中8人くらいが思いつきそうな、よくある展開でお茶を濁してしまうんです。
「最後の敵を倒す」という骨格までは否定しませんが、
そこに至る理由とか経緯、または方法、葛藤などといった細部まで、
何から何までよくあるパターンのみで構成されていると、とたんに脱力してしまうものです。

ドラマチックな展開にするには物語の根幹の部分につながるようにして盛りあげていくものであり、
とってつけたような展開は読者に易々と見透かされてしまいます。

プロットを組む直前に「読者はこの作品のどこをおもしろがってくれるのか?」ということを
頭の中で曖昧なイメージだけに留めず、きっちり文章にして必ず残しておいてからプロットに挑みましょう。
それだけであなたの作品が退屈なストーリーになってしまうリスクを大きく軽減してくれます。

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