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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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文章表現:空間を描ききろう

きょうは珍しく文章表現についてです。
中級者になれば言われなくてもわかっているとは思いますが、頭でわかっていてる人でも
7割は実行できていないのが文章での空間処理なんですね。

話は簡単で「読者が登場人物の立ち位置が明確になるような文章を書く」というだけのことです。
しかし、これがなかなか執筆中に思い及ばないわけです。
たとえば、2人の登場人物がいて、このふたりのいる場所くらいは示されているわけですが
どういう距離関係にあるか、その周囲の状況はどうなっているのかなど、そういったところまで
作者の意識が行き届いていないので、ときに「この主人公はいったいどこにいるんだ?」みたいな疑問を
読者にいだかせてしまうことも、たびたびあります。

そういう人は、シーンごとに図を書いてください。
室内でも屋内でも、どことどこに登場人物がいるのかなどを、しっかり書きこんだ図です。
ちょうど演劇の舞台を上から見たいな略図で構いません。
そうすれば、互いの距離がわかって、実際には手が届かない距離にいるはずなのに
なぜかいきなり相手を殴ってしまうなんて空間移動超能力が主人公に芽生えてしまうこともなくなります。
それと、その登場人物の位置から、何が見えて何が見えないかも重要な情報になります。
真後ろの位置にあるはずなのに見えているとか、そんな不思議なことも起きなくなるし
なにより空間を意識していない人は、あたかも登場時文物が真っ白い空間に浮遊しているかのように
ひたすら会話を羅列しただけの文章になってしまいがちなのですが
空間を意識して文章が書ける人は活き活きと情景も挿入しながら書けるので文章もよくなりますよ。

とはいえ、文章で何行にもわたって、しつこく状況を説明するのは野暮ったいですよね。
その空間が物語にとって重要な意味を持っていれば別ですが、
どうでもいいシーンなのに、その部屋の詳細な見取図を説明して、
登場人物がどことどこに立ってるだの座ってるだの詳細に書かれていても
読者の注意は右から左に抜けてしまうか、さっさと読み飛ばしてしまうにちがいありません。

文章としてもくどくなく、それでいて読者にも位置関係をわかってもらうにはどうすればいいでしょうか?
ひとつは「アリモノ」を使ってみることです。
たとえば学校の教室といえば、たいてい大きさも構造も決まっているし、何があるかもわかりきっています。
だから「教室」だと書くだけで、当たり前の情報としてかなりの説明を省略できてしまうんですね。
反対に未知の異次元空間なんてものを書くとなると、いちいち説明しないといけませんよね。
まあ、特殊な空間の場合は物語にとっても重要なので、詳細に説明しても問題ないですけど
なんでもかんでも読者のイメージしにくい場所ばかりを書くと読者は疲れてしまいますよ。

そして、もうひとつは登場人物などの(    )を基準に距離感を示す方法があります。
いわゆる格闘技なんかの「間合い」と言いかえてもいいかもしれません。
これなら、いちいちキャラAとキャラBの相互位置関係は1メートルの距離を保って離れているなんて
説明調に書かなくても、あっさりと流しつつ、それでいて読者にも理解しやすくなります。
(    )内はいつものことですが、自分で考えてみてください。
ときどきは自分で答えを見つけてもらいたいので創作クイズということにしておきます。

ということで、慣れないうちは原稿を書く際、そのシーンの見取図を横に置いて書いてくださいね。

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