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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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知識を伝えるのではなく魅力を伝えよう

みなさんは創作のために、いろいろな知識を仕入れてきてインプットすることも多いはずです。
好奇心をもって、いろいろなことを知ることはとても素晴らしいことですが
ここでも注意すべきことがあるので、きょうはそのことについて書いていきましょう。

とかく新しく仕入れた知識というのは、作品の参考として調べたりすると
なにがなんでもたくさん作品の中に織りこみたくなってしまうのが人情です。
ここで情報量の調節をしなければいけないというのは以前にも書きましたが
今回、気をつけるべきことは作者の方向性なんですね。

解説書じゃないんですから、仕入れた知識を羅列してしまっては、読者はたのしくありません。
中には解説書好きな読者もいるので、そういうのを好きな人もいますが、たいていはちがいます。
知識そのものは味気ないものなのです。そこに作者の情熱は見られません。
では、どうすればいいでしょうか?

まずその知識に作者が興味をいだいてなければ、その知識は活用できません。
小さなことでも必ず興味をもってください。そこから知識は作品の中で芽吹くことになります。
つぎにできれば体験をともなって自らその知識を体の中で消化しましょう。
そうすることで自ら知識を醸造して、魅力をかもしだすことがでるようになるのです。
本で読んだだけ、人から聞いただけ、それではまったく役に立たないどころか害となります。
作者にとって「わかった気になること」や「生半可な理解」が最も危険です。
この誤解によって思わぬ落とし穴にハマってしまう人って多いんですよ。

本を読んだだけで、なんでも書けてしまうなら作家は苦労しません。
知識をいかに自分の血肉にするかが求められるのです。
この心構えがなければ、いかに博学になろうとも知識の宝庫は死蔵するか
陳列に失敗して失笑を買ってしまうことになるでしょう。
知識とは、あなたの経験の一部になってはじめて魅力を伝えることができるものなのです。

これからは覚悟して資料を探してください。
表面だけなぞって知識を集めるだけなら、しないほうがずっとマシですから。

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