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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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バトルブレイクはブレイクするのか?(1)

バンダイから『バトルブレイク』なるトレーディング・フィギュア・バトル・ゲームが発売されました。
そして販売網が大手ではイオン、イトーヨーカドー、ビックカメラとかなり限定的で
イエローサブマリン(ゲーム専門店)にはあってもトイザらスには置いていないながらも
販売数はなかなか好調なすべりだしのようです。

販売チャンネルとして、スターターセット(\1260)と拡張パック(\315)は普通に店舗販売ながら
並行して量販店に設置されたガシャポン(\200)でも販売しているのが功を奏しているようです。
ちなみに箱売りの拡張パックとガチャガチャの価格差はゲームで使用するコイン1枚の有無の差です。

バトルブレイクのジャンルは日本国内では国産、外国産問わず失敗し続けているミニチュアゲームです。
唯一、欧米での売上を背景に日本で橋頭堡を保っているのは、私がたまに記事にも書いている
『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』と『ウォーハンマー40000』くらいなんですね。
しかしウォーハンマーはプラモでもあり、さらに多数の駒を使う戦争シミュレーションゲームであって
トレーディング要素があり、成形彩色済みで少数の駒を使う将棋的ゲームとはちょっとちがうんですよね。
似た感じの海外ゲームとしては、かつてラノベでおなじみの富士見書房が輸入販売した『メイジナイト』や
ティム・バートン監督で映画化するらしい『モンスターポカリプス』なんてものもあるにはるのですが
一般人はおろか、並みのオタクでも知らないゲームばかりでしょうね。
国産ゲームも惨憺たる結果で、ちょうど去年の今ごろは同じくバンダイがリリースしていたのが
ドラゴンボールZの金属製フィギュアを使った『メタルショーギ』なんてものもありましたよね。
1年前で、しかも結構CMもやっていたはずなのに今や知る人も少ないでしょうか。
バンダイはガンダムでもミニチュアゲームをやって失敗していまして、
オリジナル世界観のバトルブレイクは三度目の正直ということになります。

ですがカードゲームと比較してミニチュアゲームが流行りにくい要因は多々あります。
まず初期投資が高額になりがちなんですね。子供にはつらいものがあります。
つぎにかさばって持ち運びにくいことをあげる人もいますが、
ベイブレードやミニ四駆などは、もっとかさばるので、それは子供的には、さして問題ないでしょう。
持ち運びに関して困るのは、たいていが大人の問題です。
強いて言えば学校にこっそり持っていきにくいていどの不便さでしょうね。

流行らない最大の要因は、周りで遊んでくれる友達の有無なんですね。
これは初期投資額の問題もありますし、そもそも販売店の少なさもあるのですが
いくらおもしろそうだと思ったり、実際に体験してみておもしろいなと感じたとしても
アナログゲームの宿命として相手がいないことには、おもしろい以前の問題となってしまいます。
なので多少おもしろくなくても友達がより多く遊んでいるゲームに流れるんですね。
トランプで「大富豪」(大貧民)ばかりが流行るのは、誰もがやっているからという理由が大きいのです。
本当はもっとおもしろいトランプゲームはいくらでもあるんですが、
たいてい誰でも知っているのでルール説明の面倒さがなく、人数調整の容易さもあって
大富豪は日本で最も遊ばれているトランプゲームにおさまっているわけですよね。

ですので、とかくチビッコたちのあいだでは、すでに誰かが遊んでいるかどうかが重要になってきます。
つまり新しいもの好きな生徒がキーとなって、そのゲームを持ちこんで
うまいぐあいにデモンストレーションができればクラスのなかで圧倒的な支持を得られるんですね。

かくいう私もいくつかゲームを学校に持ちこんで、クラス中で流行らせたことがありました。
小学校のときは「軍人将棋」を流行らせたことがありまして、いまだに同窓会などがあると
私と軍人将棋のことを話しはじめる元同級生がいるくらい印象的だったようです。
とはいえ本当に最初に軍人将棋を持ちこんだのは同級生のS君だったのですが
彼が持ってきたのは大型の駒が23枚制の軍人将棋で、これに似たのと同じようなのが家にあると
私が持ちこんだのが、同じ軍人将棋でも駒が15枚制のミニ軍人将棋だったんですね。
ルール的にも枚数が少ないほうが小学生が遊びやすいし、なにより中休み、昼休みといった
数十分の休憩時間でプレイするにはミニ軍人将棋のほうが都合よかったんですね。
ということで一時期、我がクラスだけの局地的ブームとして軍人将棋が遊ばれていました。

それから高校のときはチェスを持ちこんで、これまたクラスで流行らせたことがありましたね。
持ちこんだ私がすっかり飽きてもまだやっている人がいたのでなかなか人気がありました。
これは私がフランス製の駒とイタリア製のボードを持ってきていたので
ちょっとした高級感を味わえるというのも人気の秘訣だったように思います。
このチェス人気にあやかってか他の同級生もダイアモンドゲームやバックギャモンを
持ちこんだりしましたが、どういうわけか流行らなかったんですね。
ダイアモンドゲームは微妙ですが、バックギャモンは素人的にはチェスよりおもしろいと思うのですが。
私の大学時代には、後輩の別荘にバックギャモンがあって、かなりハマった思い出があるくらいです。

まあ、当時は自覚していなかったのですが、やはり流行るかどうかというのは
そのゲームを持ちこんだ人物のデモンストレーション能力に左右されるのではないかと思うのです。
いかにそのゲームが魅力的か、おもしろいかということをプレーや話を通して説明する力です。
たぶん私はこの能力に長けていたんでしょうね。
当時はまったくわかっていないし、そもそも最初にどうやってやろうと誘ったのか
またどうやってクラス中に人気が拡がっていったのかさえ憶えてないわけですが
あしたは、そのことについて、もう少し深く考えてみたいと思っています。

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