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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

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あなたの目に映るものは世界にひとつだけ

ライトノベルには、それほど情景描写が重要視されませんが、それだけに得意な作家も少ないんですね。
であるならば、きれいな情景描写ができるならば、それはあなたの武器となってくれます。

それでは、どんなふうに描写すればいいのかという問題になりますよね。
しかし、思うほど難しくはありません。
同じ時間に同じ場所で何人か並んで同じ風景を眺めたとしても、
それぞれの人の見ているものはまったくちがっているわけです。

まずは注意を向けている対象がちがいます。
ある人は遠くのものを、またある人は近くのものを見ているかもしれません。
また同じものを見ていたとしても、その人の経験や知識によって感じ方がまったく違います。
ある人はある飛行機を見たときに「飛行機」としか認識できないかもしれませんが
航空機に詳しい人なら、その機種や所属、はては性能、行き先までわかるかもしれませんよね。

そういった感じで、人それぞれまったくちがうのですから、それを文章で表現すれば
さらにまた異なったものとなってくるはずですよね。
しかし、それができない人がいます。悩んでしまう人がいます。どうしてでしょうか?

それは見えている「モノ」を「記号」に変換して見てしまってるんですね。
特にライトノベルの人物設定を考えるのは記号化が重要だったりしますので
そのクセで風景まで記号化してしまうと、まったく味気ないものがなってしまうのです。
記号表現は概念をあらわすものであり、個々の個性を省略する性質があります。
抽象的なものを簡便に表現するのにはとっても便利なものなんですが、
具体的なものを詳細に表現するには向いてないんですね。

虹は当たり前のように「七色」だとか思っていませんか?
実際にプリズムは無段階の色調ですから7つに明確に分類できませんよね。
世界的に文化によって5色だったり、3色だったりする国もあります。
つまり虹が7色なんて根拠はなくて、慣習的に日本では7色であるといわれているにすぎません。
いわば虹というものを「7色のアーチ」という記号としてとらえているんですね。

そういう当然だと思われていることに自分の見解を持たず、疑問を感じないでそのまま表現するなら
それは小説の文章としては創意工夫がなくなってしまいます。
ですから、あなたなりの虹を感じてください。
そして虹だけでなく、あらゆるものに対して既成概念にとらわれず独自解釈をしてみてください。
それがあなたの情景描写を上達させるポイントとなるでしょう。

当然ですが、あまり突飛すぎる発想では、読者がついてこられず、狂人の戯言になってしまいますから
そのあたりのさじ加減には注意してくださいね。

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