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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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結局、ぼくらはヒーローを求めている

最近ではすっかりプロ野球人気は衰退してしまい、サッカー日本代表戦にとってかわられてしまいました。
これも時世なのでしょう。プロ野球が唯一最大の国民的スポーツだった時代は終わったのです。

しかしプロ野球はずっと国民的スポーツだったわけではなく、その歴史は意外と浅いと知っていましたか?
そもそもプロ野球が隆盛を極める以前、日本でもっとも人気があったのはプロレスでした。
まだテレビが一家に一台にない頃、街頭テレビに映しだされるモノクロ画面に日本国民は一喜一憂していました。
巨漢の白人レスラーを空手チョップでバッタバッタと薙ぎ倒す力道山こそは
米軍に完膚無きまで打ちのめされた日本にとって、まさに日本人(実際は朝鮮人)のヒーローだったのです。
その後、力道山がチンピラに刺殺されたことで、馬場の全日と猪木の新日に分裂したりしたこともあり
プロレスはプロ野球に国民的スポーツの主役を明け渡すことになりました。

しかし野球のなかでもプロ野球が最初から人気があったわけではありません。
もともと戦前から野球といえば、東は六大学野球、西は甲子園の高校野球の人気がダントツで
遊びを金儲けにしているといったイメージのあったプロ野球は二流あつかいだったんですね。
しかし1958年、プロ野球に最大の転機が訪れます。
六大学野球史上最大のヒーローだった立教大学の長嶋茂雄がプロ入りしたのです。
この長嶋のジャイアンツ入団により、プロ野球は名実ともに国民的スポーツの第一に躍りでるのです。
誤解している人も多いかと思いますが、そもそもは巨人が人気だったというよりも
長嶋個人の人気のが高かったわけで、彼が六大学野球からプロ野球に移ったから
長嶋ファンがこぞってプロ野球、特に読売ジャイアンツに流れていったといってもいいくらいなんですね。

しかしプロレスはジャイアント馬場、アントニオ猪木というふたりのヒーローが長く君臨したことで
国民的なヒーローを生みだすことができず、一時はゴールデンタイムで週に3本もあった
プロレス番組は、たまに深夜にやっている程度にまでなってしまいました。
野球も同じく不世出のヒーロー長嶋茂雄をひきずりすぎたために、今のような状況になってしまいました。

ここでスポーツに、あまり関心がなさそうなライトノベル作家志望の人にも考えてほしいのは
人々は常にヒーローを求めているのであって、そのヒーローの活躍する舞台にはこだわらないということです。
スポーツである必要もなく、戦時にはもちろん軍人がヒーローとしてもてはやされます。
そもそもヒーローとは「英雄」であり、神話などは常に英雄について語り継がれてきたわけですよね。

さて、あなたの書く作品には読者に熱狂的に支持されるようなヒーロー(ヒロイン)がいますか?
読者はあなたの物語を支持するよりも、登場人物を支持するのだということを忘れないでください。

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