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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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体育教師には一生わからないように

みなさんは運動が得意ですか?
たいてい作家なんてものを志望する人は9割がた苦手だったんじゃないでしょうか。
かくいう私もクレー射撃ではかろうじて全日本学生4位になりましたが、一般的なスポーツは苦手でしたよ。
学校の体育の時間は苦痛で苦痛で。サッカーとかならいいんですが、特にマラソンとか死にそうでした。

そういう私だからわかることなんですが、体育の先生(小学校なら担任)っていうのは運動が苦手な子
いわゆる運動音痴の子に対する指導がまったくできないんですね。
基本的に運動のできる子を前提としているので、まるっきりなっていないわけです。
たいていは繰り返し練習すれば自然にできるように思っているんですが大まちがいです。
運動の苦手な子というのは、たいていは身体の扱い方がわかっていない場合が大半なんですよ。
どういうふうに体を動かしていいかわからないから、わからないまま暗中模索で練習させても
独学でなんとかしろみたいなことになってしまって、ほとんど効果がないわけです。

たとえば小学区での体育の関門のひとつに「さかあがり」がありますよね。
これもたいてい教師の指導はいつも同じです。
「おもいっきり足で地面を蹴って踏みきれ!」
だいたいこんなことを言われるわけですが、できない子はそんなこと言われてもいっこうにできません。
なぜならもっと大切なこと、つまり教師にとっては「当たり前」だと思ってしまっていることを
まるで説明していないので根本的にできないわけです。
それは「鉄棒から体を絶対に離さないこと」なんですよ。
問題は足ではなく腕です。腕の力でいかに鉄棒とヘソをくっつけ続けていられるか
ここのところを教師は、さらっと流すか、まったく指導しません。
なぜなら先生や出来る子にとっては当たり前のことだからですね。
当たり前だから、そこは省略して次の段階となる「足の動き」について指導してしまう。
でも出来ない子は「腕の動き」ができていないから、足をいくら注意しても無駄なんです。
できない子は足にばかり集中して、手はぶらんとしてしまうので体が鉄棒から完全に離れてしまい
さかあがりというよりも足の力だけで大車輪をしようとするかのようなポジションになってしまうのです。
足の蹴あがりだけで大車輪なんて体操選手でも無理じゃないでしょうか。
でも教師はできない子にそれを強要しようとするんですね。

ほかに足の遅い子に対しても、腕の振りを大きくとか、腿をあげろとか指導しますがまったく無意味です。
そもそも足の遅い子はたいていドタドタ走っていることが多いわけで、それはなぜかというと
走るときにカカトを完全に地面に着地させてしまってるからなんですね。
だから、まずは走るときにはカカトを地面につけない、あるいはベッタリとはつけないようにということを
まず練習させておかないことには、いくら手を振ろうと、腿をあげようと遅い子は遅いのです。
水泳でもクロールで手をパーの形にして泳いでる子とか普通にいるのですが
そういう子に指は閉じて泳ぐようになんていうことは、まず指導されないんですね。

できる人にとっては、ごく自然であり、当たり前のことをわざわざ指導するってことは
まず気付くのが難しいし、さらには当たり前を説明するのはとても難しいことなんですね。
だから名選手が名監督になれないのも、そのあたりが関係してきます。

小説についても同じです。
はっきり言って書ける人は、今まで読んできた小説から全てを学びとって
誰に教えられるまでもなく、淡々と書けてしまい、プロになってゆく人がいるわけです。
しかし誰もがそんなセンスはないので、私のように教える講師がいます。
私自身は特に誰かに教わることもなく、受賞レベルまでは書けてしまった口ですが
デビュー後から苦労してきたので、できない人のどこができないかはだいたいわかるんですね。
それは自分ができていなかったところ、弱かったところを、そういうところだったりします。
つまり自分の経験を当てはめて教えることになります。

ところがまったくできない人というのも稀にいます。
才能がないわけでもないんでしょうが、いくら教えても習得してもらえないんですね。
これは自分の指導に限界を感じてしまうときでもあります。
たぶん私自身が理解できる「できない」よりも、もっと前段階の「できない」レベルにあって
それを上に引きあげるための指導方法が確立できていないんだと思います。
さかあがりの例でいえば、私の理解がおよぶのは「足の動き」までであり
それ以前の「手の動き」ができていないことについてまで理解できてないんですね。

しかしできないからといって、放置するわけにもいきませんから
私も指導にあたって、できるだけ基本を解体し、細分化して、再点検するようにしています。
いったい基本のどこでつまずきやすいんか、そしてどうすればわかってもらえるようになるのか
これは作家ではなく講師としての戦いだったりします。
おかげで自分自身についても基礎に立ちかえることができて、いろいろ学ぶことも多いですよ。

さて、あなたはどこまで自分ができているか、チェックできていますか?
自分の弱点はどこにあるのか、そして克服するにはどうすればいいのか?
なかなかひとりで執筆している人には気付きにくいことですよね。

また友達などに作品を読んでもらうにしても実力がない素人判断も危険です。
友達に評価してもらっても、せっかくのあなたの長所が潰されてしまったりなど、
誤った方向に誘導されてしまうことも多いんですよね。
友達や知り合いに評価してもらうにしても新人賞でいえば、3次選考突破以上くらいの人にしましょう。
それ以前の段階の人は「一読者」と同じだと思ってください。

以前ブログにも書きましたが、読者は「おもしろい」か「つまらない」かを判断するのは得意です。
しかし「どこがどうおもしろいのか?」については、かなりあやふやになってしまいます。
さらに「なにがつまらないのか? どこをどう直せばいいのか?」については、ほとんどわかっていません。
ですから読者には○か×かの判断以上のことをアマチュアに求めないようにしてください。

もしも友達に3次選考突破者なんていないよという場合は、私に訊いてみてください。
毎月、オフをやっていますので、作品のプロットか一部抜粋した原稿を持ってきてもらえれば
あなたにとって何が長所なのか、そしてどうすれば、よりよくなるかについて教えることができます。

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