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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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ライトノベル創作教室ラノベりあん 中二病でも書けるライトノベル教室♪

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素材を活かせる目を持とうか

今夜の夕飯はかれいの煮つけでした。
それでかれいを食べていて、ふと思ったのがカレイとヒラメのちがいです。
カレイは煮つけ、あるいは唐揚げにしてよく料理されますが、ヒラメのように刺身って聞かないですよね。
でも見た目は薄っぺらい魚で姿かたちはよく似ています。左ヒラメに右カレイなんて言いますしね。
まあ、この右向きとか左向きというのは日本近海にだけ当てはまることらしくてですね、
それ以外の海域では種類によって逆の場合も多かったりするようなので、一概に断言はできないんですよ。

それでは、そもそもどうしてカレイは煮物でヒラメは刺身にするのでしょうか?
似ているのなら逆があってもしかるべきだと思いませんか?
でもね、それには明確な理由があるんですよ。カレイとヒラメはまったく肉質がちがうからです。
カレイは身がやわらかいので煮物に向きますが、ヒラメは身がしまっているので刺身に向いているのです。
だからカレイを刺身にするとだれてしまうし、ヒラメを煮物にすると身がかたくなってしまうのです。

カレイとヒラメ、似たもの同士の肉質がどうしてそこまで異なるのでしょうか?
それは食性がちがうからです。どちらも肉食は肉食なのですが、食べているものがちがいます。
カレイは海底に待ち伏せて小魚やカニなんかを食べていますが、
ヒラメはというと泳ぎ回って、わりと大きな魚を追いかけて食べているんですね。
だからヒラメのほうが泳ぎ回っているぶんだけ身がひきしまっているわけです。
それと口を見てもらうと一目瞭然ですが、ヒラメの歯はかなり鋭くて長く、カレイは非常に小さい。

ぱっと見ただけでは、よく似ていても調理するためには、
些細なちがいをよく見極めないと料理がだいなしになってしまうでしょう。
小説も同じです。非常によいアイデアやネタといった素材をどう料理するかは
料理人と同じく作家の腕の見せどころとなるわけですが、素材の特性を見極められないと
せっかくの作品が目もあてられないような駄作に終わってしまうんですね。

このような例は非常に多く見てきました。
せっかくの思いつきもまちがった料理法で調理して失敗するのは損ですよね。
アマチュア作品の失敗例の多くは、料理のいろはができてない人がほとんどですが
中にはこれはこのジャンルの作品に使うべきネタじゃないよねというのがあるんですね。
新境地とか新ジャンル開拓いうことで、あえてやっているのならいいのですが
自覚もなくミスマッチなことをやってしまうと、まずまちがいなく失敗します。

だからこそ素材の特性をよく見極めてください。
とはいえ、言われてすぐにできるようなものでもありません。
そのための訓練を意識の有無を問わずやっていないといつまでも上達はしませんよ。

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