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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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アニメ絵の髪が色とりどりな理由

日本のアニメに出てくるキャラクターは、どうして白人ばかりなのかという海外の意見があるそうで
その中のひとつに日本人キャラなのに金髪が多いなんていうのがありました。

実際には金髪だけでなく緑もあれば紫やピンクと実際にはなかなかお目にかかれないヘアカラーのキャラが
やたらと氾濫している日本アニメなんですが、よくよく考えてみると、それほど昔からではないんですよね。
古いアニメを見ると、まあ白黒時代はともかくカラーになっても日本人なら黒色か茶色が主流です。
意外と奇抜な髪のキャラっていないんですよね。

それで派手な髪色のキャラをどれだけ遡れるか考えてみたんですね。

赤・黄など:如月ハニー 『キューティーハニー』1973
赤:神崎メグ 青:響ノン 『魔女っ子メグちゃん』1974
緑:ラム 『うる星やつら』1978
紫:則巻アラレ 『Dr.スランプ』1980
桃:ミンキーモモ 『魔法のプリンセス ミンキーモモ』1982

で、なんとなく有名どころで思いあたるのが上記のような感じなのですが、もうお気づきでしょうか?
そうです。上記のリストにいわゆる普通の「人間」はひとりもいないんですね。
ハニーとアラレはアンドロイド、メグとモモは魔法少女だし、ラムは宇宙人なんですよ。
そして、これ以外にロボットアニメなんかにも登場するキャラなんかをふりかえってみると
宇宙人とかアンドロイドたちは銀色や水色とかそういう色味が多かった気がします。

つまり歴史的に見てみると、アニメで多彩なヘアカラーのキャラが登場してくるのは
1970年代くらいからで、基本的には普通の人間でないことを示す「記号」として多用されてきたんですね。
この傾向は今も受け継がれていますので、多くの例が見られると思います。

しかし一方で普通の日本人(宇宙人でもアンドロイドでも魔法少女でもない)でも
赤、青、黄、緑、桃とまるで特撮戦隊みたいに多彩な髪色のキャラも跋扈しているのです。
それはなぜかというのをちょっと調べてみますと、最初の出典はどうやらゲームなんですね。
特にパソコンが普及したことでアダルトゲームが誕生したとき、当時のCGでは表示色が非常に少ないし
繊細な表現というのも不可能な性能でしたから、キャラの描きわけが難しかったようなのです。
しかしアダルトゲームの場合、たくさんの美少女キャラを登場させる必要がありました。
そこで戦隊モノと同じく髪色に変化をつけることで美少女キャラを差別化していったようです。

消費者サイドもアニメでは当然のようにカラフルな髪型のキャラ自体は一般的でしたから
そこに「普通の人間ではない」という記号の意味合いが抜けてしまっても抵抗は少なかったのでしょう。
その後、『同級生』や『ときめきメモリアル』のような恋愛シミュレーションゲームが全盛となり
当然のように普通の日本人だけどカラフルな髪色のキャラが浸透していったと私は考えています。

アニメでは『美少女戦士セーラームーン』(1991)あたりが
カラフルな髪型の普及に一役買ったのではないかと思っていたりします。
セーラームーンは従来どおり魔法少女系キャラなのでカラフルな髪色ともとれますが
恋愛シミュレーションゲームのごときたくさんの美少女キャラが登場し、個々の髪色がちがうというのは
かなり斬新な設定であり、後続のアニメに大きな影響を与えたのではないかと考えています。

今ではライトノベルのイラストでも髪の色が黒茶系ではないほうが多いくらいなわけですが
最初からそういうものだったわけではなくて、いろいろと過程があったこと、
そして意外とその歴史はまだ浅いことがわかったのは、ちょっとした収穫でした。

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