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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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三谷幸喜的にストーリーを考えてみる

もうテレビをはじめ、いたるところで三谷幸喜最新劇場映画『ステキな金縛り』の宣伝が目立ちますね。
今回はそんなヒット作を飛ばす三谷幸喜的な作品のパターンを考えてみることで
あなたが創作する際にストーリーをどうやって考えればいいかヒントになるようなことを書いてみましょう。

今回は三谷幸喜研究ではないので、一面的な部分のみをとらえてシンプルに書いてしまうと
三谷作品の基本的なコンセプトというのは2つあると思うんですね。
まず今回の落ち武者の幽霊が裁判の証人になるなど「ありえない設定」
そして「個性的な登場人物たちの思惑で思わぬ方向に進んでしまうドタバタ展開」にあります。

ありえない設定というのは、もうアイデア勝負ですね。
そして読者なり視聴者、観客がこんな設定でどうやって収拾するつもりなんだよと思うくらいでないと
消費者の心を惹きつけることはできません。
つまり「無茶振り」に対して、こんなにもエレガントにまとめるぜという作者の心意気ですね。
しかしアマチュア作家は、自分でまとめる自身がないので「無茶振り」しないんですよ。
だから、どこかで読んだような、それでいて予定調和だけのありきたりな展開になってしまうのです。
ありえない「無茶振り」を自分で自分に振ってしまう、そんなマゾな性格が作家には向いているのです。

つぎに三谷作品のおもしろさに、どんどん最初の予定や計画とちがう方向に進んでしまう展開がありますよね。
たいていの場合、よくもわるくも個性的すぎる登場人物たちの横槍によって主人公は翻弄されるのです。
そして主人公はどうにかして予定路線に戻そうとするのですが、なんとかなりそうになると
つぎの人物がまた変なことをしでかしたり強要してきたりして、おかしくなってしまう。
そして計画からは原型をとどめないハチャメチャなことになってハラハラさせられますが
最終的には登場人物たちの言動が調和していって大団円になるというのがお決まりです。

これもアマチュア作家は苦手ですよね。下手をすれば最初に決めた退屈で一本調子なストーリーラインを
直進させるような展開でやっていこうとして、登場人物にありえない設定に反する言動をさせたりまでします。
もちろん人物設定に反するような言動を登場人物にさせれば、それだけで「物語の破綻」となりますので
新人賞なら一次選考落選の立派な理由になることは、いつも言っているとおりですね。
かといって登場人物を筆が走るままに動かしてしまい収拾できないのも問題外です。
登場人物を活き活きと動かしつつ、それでいてちゃんとまとめる力が作家には必要なのです。

そこまでできてはじめて文章が売れる人間になります。みなさんはその極みに立つためにがんばってください。

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