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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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プロットは必要ですか?

【質問】
私はプロットたてずに徒然なるままにかくのが主義ですが
最近だとそういう書き方は編集部に嫌われると聞きました。

しかしプロット立てると話が妙にちぢこまる気がして出来ません(実際そうなりましたし)
新人賞では「あらすじ」を提出させて「プロット」を見ることはないとまず思いますが
やはりあらすじを読めば「ああ、この人はプロット立てられる人だな」とかわかるものなのでしょうか?


【アドバイス】
結果から言ってしまうとプロットは必要です。
おそらくプロットを立てないで作品を書く作家はいません。
そしてプロット通りに作品を仕上げる作家も同じくいません。

では、なぜプロット通りに書かないのにプロットが必要かというと
プロットなしで書くと、作品全体の見通しがきかないので
全体的にメリハリがなく、だらだらしてしまう危険が非常に高いんですね。
また伏線も先が見えているからこそ前もって張れるわけです。
それゆえにプロットは作品の進む方向性の指針として必要になってきます。

ですが、プロットはあくまで予定ですから、予定は未定です。
実際に書いてゆくと、もっといいアイデアが浮かんだり、
予定通りに進められない問題が多々生じるのが常です。
それでも無理をしてプロット通りに進めようとすると
どうしても窮屈な作品になったり、キャラが支離滅裂な行動をしてしまいます。

ですから最初のプロットから話が逸れても一向に構いません。
逸れたときは、そこから新たな結末までのプロットを作ってください。
そこからも逸れてきたら、また新しいプロットをという具合です。
そうして全体的に見て、バランスやメリハリがあることを確認しつつ
当初の作品(=主人公)の目的から逸れていないチェックしてください。
ストーリーが逸れるのは全然構いませんが、目的が逸れるのは反則です。
それでも目的を変えたいというときは、別作品という意識で書いてください。

それから一次選考では「あらすじ」が重視されます。
あらすじの上手い下手といったことで評価はあまり左右されませんが
あらすじの上手な作品は読み手に期待されるので、より本文を真剣に読んでもらえます。
逆にあらすじの下手な作品なら、先入観から駄作を前提に読まれがちで不利になります。

そして新人賞の「あらすじ」もまた「プロット」の一種あるいは一部といえます。
あらすじに見せ場や山場を意識して必要な情報が過不足なく書いてゆけば
物語構成にメリハリが出てきて、あらすじだけを読んでもストーリーがわかって
さらに面白そうと思わせることができます。
プロ作家もプロットを編集者に読んでもらい、OKをもらってから原稿にかかるので
いかにプロットを魅力的に書くかが本当に重要になってきます。

誰しも頭の中には漠然としたストーリーがあると思います。
それを形のあるものとして、まとめたものがプロットです。
ですからアイデアを丁寧に整理するためにもプロットを作ってください。
整理しないで書き始めれば、作業効率は悪くなるし、必要なときに必要なものが見つからないものです。

仕事でも勉強をする際に整理整頓は基本中の基本ですよね。
そしてプロットとは自分の頭の中を整理整頓することなんですね。
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