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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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これが幻のUNO本だ! 『図解早わかりUNO』

図解早わかりUNO_イラスト

かつて日本でたった一度だけ数十年前に出版された幻のウノ本を入手することに成功してしまいました。その名も『図解早わかりUNO』です! 日東書院という出版社から1988年に出版されていました。監修は”日本アダルトゲーム協会”ですが、現在は日本ゲーム協会(JAGA)と改称されているようです。どうも”アダルトゲーム”というのは大人でも充分に楽しめるゲームという意味での命名だったんでしょうけど、18禁のエロゲーをイメージされて、あらぬ誤解を受けることも多かったからでしょうか?

図解早わかりUNO_表紙

さて、まずこの本を手にとったときの感想は「薄いわー」です。他の図解シリーズと比べると、この本はかなり薄いです。薄すぎです! なんと百ページにも満たないんですから。だいたい同じシリーズのオセロの半分以下なのですから。逆に考えれば簡単なウノのルールを説明するだけで延々70 ページも語れるというのは驚異的ですけどね。とりあえず目次を見てみましょう。

『ウノ』(UNO)とはこんなゲーム
  アメリカ生まれのカードゲーム
  ウノ・ゲームのしかた
  カードの種類と枚数
さあ、やってみよう!!
  最初に親をきめる
  文字カードの意味と内容
チャレンジしよう!!
  手もとに使えるカードがあっても…
最初に文字カードが出たら
文字カードを出されたら
あがりとスコアの計算方法
 点数計算と勝敗の決定(国際ルール)
 点数計算と勝敗の決定(日本ルール)
こんな遊びかたもある
ウノに似たいろいろなゲーム


ご覧のとおり正式ルールの説明が全体の70%以上を占めています。あとは申しわけ程度にローカルルールの紹介、それに類似ゲーム紹介があるだけです。いいんですかね、こんな内容で? ルール説明はマンガで書かれているんですけども冗長すぎて簡潔に箇条書きのほうがわかりやすい気も……

たとえば、下の例では”青の7”が出ているのに、その下の黄色の7に合わせてカードを出そうとするドジなメガネっ娘なんていうシチュエーションがありますけど、よけいに読者を混乱させたいとしか思えません。こんなうがった見方をする人なんて普通いませんよね。でも、そんなことを言ったら付属の説明書で充分じゃないかってことになって、みもふたもないですけどね。その前に誤植が多すぎですよ、日東書院さんてば……下のシーンの最後の6コマ目に注目。3コマ目の語尾もちょっとちがうような。

図解早わかりUNO_中身

唯一ルール以外のコンテンツである類似ゲームの紹介は、「ウノ・ドミノ」と「ウノ・ワイルド・タイル」。それから「スキップボー」(SKIP-BO)と「オーノー99」(O'NO 99)の4つが挙げられていました。ただしいずれも絶版です。ウノ・ドミノとウノ・ワイルド・タイルは日本未発売です。日昌晶はアメリカのオークションで中古のワイルド・タイルを入手しましたが、すごいクソゲーでした。UNOをボードゲームでやる意味がわからない。そのくせデカい。本体は安かったけど送料がえらくかかってしまいましたがコレクションとして保管しますが、プレーはもうしないかも。スキップボーは20世紀中はUNOと並んで日本でも売っていたんですけどね。UNO以上に戦略的なゲームなのでおもしろいですよ。オーノー99は場に出ている数字カードの合計が99未満にしながらカードを捨ててゆくというNeu(ノイ)と同じ系統のゲームながら高評価でプレミアがついていてます。

本書では元々スキルの要素が少ないパーティゲームなだけにプレイする上での戦略的なアドバイスや勝ち方のコツはほとんど書かれていません。ですからルールを知っている人にはまったく必要ありません。そうなると1980年代後半の日本国民でウノを全く知らないという人は中高齢層を除けば、ほぼ皆無だったでしょうから、この本を必要としている人もほとんどいなかったのではと思わずにはいられません。

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