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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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体験することの重要性

今日は年に1度の”銃検”でした。
普通の人には、まったく縁のない言葉なので、なんのことやらわからないとは思いますが
「銃検」とは「銃砲刀剣類の検査」の略でして、銃砲刀剣類所持等取締法第13条(10条の6)の規定に基づき
年に1回、住所地所轄の警察署に所持している銃器を持っていって、検査を受けなければいけないんですね。

検査項目としては、主に変造をしていないかを調べるためにミリ単位で銃全長と銃身長を計測します。
これをやらないと銃身を切り詰めたり、ストック(銃床)を切断したりと、隠し持てるようにして
犯罪に使われたりすることもあるのを防ぐためらしいですね。
他には銃そのものを盗難などで喪失していないか、ちゃんと射撃実績はあるかなども確認されます。

銃検は所持している銃を全て警察署まで持ってゆかなければいけないわけで、これがまた重い……
私の場合は、競技用銃と軍用銃の2挺だけですが、2挺だけでもガンケース込みで10kgくらいと
かなりの重量になるわけで、電車に乗るにも動きが制限されてしまうんですよ。

よくFPSなどのゲームでは、銃を持って跳んだり跳ねたりしてますが、実際はそんなことは難しいわけです。
安易に弾丸も拾えたりして、ゲームの中でバンバン撃てたりしますが、実際には銃以上に重いのが、この弾です。
私の場合はライフルではなくて、ショットガンなので、特に装弾が重くてかさばります。
競技用は鉛玉の量が24gとかなり少ないとはいえ、たった300発で優に10kgを越えてきます。
しかもかさばるので、300発も背負うと、他のものが背負えないくらいです。

ですから5kg近くもある鉄の塊である銃を担いで、たった100発の弾を携行して
これで山野を動き回るのは本当に大変なんですね。歩くだけでかなりの重労働です。
携行できる弾数も少ないので、戦場での1発の価値の重みもちがってきます。
軽い銃を振り回せて、重さがなきに等しいBB弾を無尽蔵に使用できるような
サバイバルゲームなんかではなかなか伝わらないと思います。

それに一日に200発も撃ってると、確実に肩が痛くなってきます。
撃つのが下手というのもありますが顎にもアザができたりもします……
それでも反動の少ない競技用弾での話です。軍用はさらに反動が強くなります。

終始、こんな感じですからハリウッド映画みたいな銃撃シーンと現実はだいぶちがうわけです。
往年の西部劇で使用される拳銃のホルスターなんて早撃ち用に特化してデザインしていたので
普通に歩くだけで銃が落ちてしまうという実用品としてはとんだ欠陥品なんて話もあります。

つまり実際と虚構の世界は随分と違うわけです。
しかしどこが虚構かわからないまま虚構を描くのと、現実をわかっていて敢えて演出的に虚構を用いるのとでは
天と地とほどの差があり、ちょっとしたシーンのリアリティが見違えてきてしまいます。
今回は銃ネタを例に出しましたが、他の武器についてもそうですし、それは日常生活においてもそうです。
浮気を見破る修羅場シーンを書くにしても、実際に浮気を見破ったor見破られたことのある人の描くシーンと
そういう修羅場体験がいっさいない人では、どうしても描くものの真実味に越えられない壁がでてきます。
しかし、それはしかたないことです。
そして、こういった実体験の有無を自分の長所にするか、短所にするかも自分しだいなのです。

まあ、ライトノベルにおいては、敢えて体験しないことによる妄想を極限まで高めることにより
理想的なシチュエーションを描写するという高等テクニックもありますがw
これについては、また機会を改めて書くことにしましょうか。

さて、ずいぶんと話も長くなってしまったので、今日のまとめです。
書籍による知識もたいせつですが、実体験ほど詳細に緻密に理解はできません。
作家を志すなら、できるだけ多くの体験を積むことを是非おすすめします!
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