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UNO=日昌晶

Author:UNO=日昌晶
日昌晶(ひよしあきら)
小説家にして作家デビュー請負人、ストーリーコミュニケーションコンサルタント
原稿執筆や講演・講義、オタクビジネス・マーケティングのコンサルティングまで幅広く活躍中!
 unokyokai@gmail.com

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クトゥルフ的恐怖の実体験 第1話

1月4日分のつづきになります。
それにしても、この記事を書こうとすると、どうしても何かしら見えない力なのか
書けない事情がつぎつぎに起こるのは偶然だったのでしょうか?

私がクトゥルー的な恐怖を感じてしまった実体験は、まるで『インスマスの影』のようでもあり
『ダニッチの怪』のようでもあった、言いしれぬおぞましさを感じるものでした。

それは、もうだいぶ昔の話のことです。季節は今と同じく冬のこと。
その頃、私は作家としてすでにデビューしていましたが、他にもいろいろなことを経験していました。
なかでもこの出来事と出会うきっかけとなったのも偶然の巡り合わせのようなものでした。
そう、私はなぜか知人の依頼でカップリングパーティーのスタッフをすることになったのです。
しかも東京在住である私が日本海沿いにある雪国の某県のレストランで行われるイベントに……
おわかりのとおり、私との接点はまるでありませんでした。親戚も知り合いもいない。
私にとってカップリングパーティーのスタッフ経験は、これが最初で最後になります。
それなのに知人と連れだって自動車で長駆移動し、そのレストランへと向かいました。

うらびれた町はラヴクラフトの描くインスマスやダニッチのような不気味さは感じられないものの
その当時、とある大規模な天災によって壊滅的な被害を被った地域でもあったので
私が行ったレストラン周辺では、家屋の倒壊など目立った被害は見あたりませんでしたが
人通りは少なく、たまに見かける住人たちもどこかしら生気を感じられませんでした。

レストランはその地域では、なかなか立派なイタリアンレストランで1階と2階が客席で50席以上、
女子高生らしきウェイトレスも5,6人はいました。
厨房に何人いたかはわかりませんが、それなりにいたと思います。
カップリングパーティーはレストランの地下にある団体用個室で行われることになっていました。
参加者数は40人程度と、地方のイベントとしては、それなりの規模でした。
そう、ちょうどバレンタインデーの時期でした。

ここまでのところ、どこがクトゥルーなのかと思うでしょう。
そしてパーティー自体はごく普通に始まり、特に書くこともなく普通に終わりました。
しかし私が戦慄したのは、パーティーそのものではなく、その参加者、それも2人だけなのです。
このふたり、ひとりは男性で、もうひとりは女性なのですが、見たからに普通ではありませんでした。
そう『インスマスの影』において、インスマスの住人がインスマス顔と呼ばれるような奇怪な風貌、
魚とも蛙とも形容される容姿をしていたように、彼らにも他の人にはない特徴があったのです。

(つづく)

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